Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

最初からの期待の程度

2025-01-14 | 文化一般
ストレージが届いた。予想以上に軽く扱い易そうだ。太いコードがついていて、その上に無理なく立つ。既に二種類のオーディオファイル6GBとヴィデオを20GB以上コピーした。全部で30GBほどを使った。転送速度はとても早く数分かからない。

週末に日本で最も有名な独逸のワイン地所シャルツホーフベルクのリースリングを開けた。2012年物でこの醸造所としてはまだ初期のグローセスゲヴェックスであって、購入する時からそれ程期待していなかった。なるほど万人が飲んでも美味しいとしか思わないワインで、風味もあって悪くはないのだが、その一等地にしては全く構成感もなくて、VDPのテロワールを活かしたグランクリュとしては物足りない。なるほどエゴンミュラーの様な甘口ではないので食事にも合わせやすいのだが、奥行きがないとなる。当時はミュラーさんのところで一緒に会食などを頻繁にしているオーナーも醸造蔵親方もなにも分かっていなかったのは確かである。

私がそこに通い出したのもそうした醸造の仕方の是正へと影響力を行使するためであって、現在は真面なグローセスゲヴェックスへと品質が上昇してきている。昨秋はこちらにもゲストとして招かれていたようだが、忙しくてオーナーに挨拶しに行く事もなかった。顔を見たら嫌なことを言われると思うだけだったかもしれない。

80%迄充電したので、先ずは走りに行ってから燃料が安くなるころにスタンドに向かった。外気温は氷点下だったので、戻ってきたら64%迄消費していた。途中で1%回生していたりしたが、ストレージを試すために森の暗闇で30分ほど駐車していたら消費した。その途上で溜まったワイン瓶をコンテナに投げ込み、帰りには安めにE5を入れられたので良かった。来週にはハイオクで初めて満タンにするつもりだ。50リットルであるから、100ユーロにはいかないが、それでも安くはない。然し、同じ量でもハイオクならば長い距離を走行可能と思うので、慣らし運転の終わりにいい回転も期待したい。冬タイヤの速度限界でどれほど静かに走れるかの評価は重要だ。

四輪駆動でも坂を上ったりすると、トランクの瓶が鳴った。トランクスルーのシートの関係からか可也音が通る。前の車はスキー用のスルーしかなかったのでやはりトランクとの遮音は大分異なる。ハッチバックではない程でも便利なだけの妥協はある。仮眠やインフォテーメンとなどすべてを思うように使いこなさない限り、注文の価値は取り返せない。

SSDは若干熱をもつのだがそれ以上には上がらない。そして転送も安定している。ハイレゾ、高画質も全く問題がない。ボードのモニターも素晴らしいと思う。音質に関してはマイバッハの後部座席で使うようにノイズキャンセルのヘッドフォーンしかないと思う。これでハノ―ファ行の道中のメディアは事足りる。

タイヤ圧は、氷点下で一旦後輪は295kPaまで下がり、前輪右も255kPaまで下がった。そして今、又最初のように300kPaと260kPaに戻った。気温だけとも言えず、これぐらいの誤差は走らせても出ることが知れた。高速でタイヤの温度が上がったりした時にまたどうなるのか、走り性能や感覚などに素直に反映されるのかどうかも興味ある所だ。

兎も角、知らない情報が沢山あって、把握して自己消化する迄にまだ暫く時間が掛かりそうである。



参照:
鏡を翳す様な仕事ぶり 2025-01-13 | 音
音楽的な制作の切り味 2025-01-04 | 文学・思想
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする