Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

新春放談の管弦楽団指揮者

2025-01-16 | 文化一般
新年にあたって、ペトレンコの内輪のインタヴューが出されたようだ。シーズン途中で、本年の計画や指揮者としての心構えなどがその経験からも語られている。

五年間を経て、ベルリナーフィルハーモニカーとの時間を長く感じるかどうか?

全くそういうことはなく、その前の三年間もある。それでもいつも新鮮に驚きをもって最初の日のようである。長い関係で各々が感慨を持つような関係にはならないと思っている。お互いの協調関係は双方向なものだと感じている。いつも絶えず新たな要請を引き出す様なもの。

その要請で一体なにが生じるのか?

私自身からは管弦楽団にいい意味で限界まで探ることを要請しなければいけない。それは楽な領域から離れて、極限まで探るということになります。演奏会では一歩下がるということもあり得る。然し基本的には管弦楽団の尽きぬ潜在力を引き出すことが、最重要課題の一つと考えています。

同じく管弦楽団があなたから引き出すという様に?

表現に各々が全てを賭けるものでということ。一つのフレーズをどのように演奏するかで様々な見解がある。時間を掛けて為そうとする者、効果的に処理しようとする者。多くのオファーを受け取って、それを総譜の形に添って一つの形にしていかなければなりません。

管弦楽団の想いがあなたの想定するものと異なったらどうしますか?

練習に向かう時に悉くはっきりさせて挑みます。そうしなければ偉大な奏者の前で敗北となります。そこで合成されます。楽員の意見を入れるとして、練習で話し合います。打ち込む者ほど、より満足感も感慨も持つようになる。出来ることを示す可能性を持つことに自分自身の価値観を置きます。それを作曲家が授けたものに結びつけることです。

楽団を限界まで持って行くのに定まった技術があるのか?

楽団員を挑発するように試みます ― 特別な楽団であるということを絶えず意識させます。どのプルトにも才能豊かで輝きのある楽員が座っています。それを引き出すことこそが使命だと感じています。総譜から、作曲家の意志をまだまだ多く引き出さなければいけません。練習に挑んてよく言います、「あなた方の潜在力から一歩安全なところでいてはいけない」、そこに楽員は意欲付けられていきます。

今迄の協調関係であなたの理想とする演奏となったことがありますか?

それは、ある時は練習で、ある時は演奏会であります。奏者から大変多くの期待をしていて、それは反対方向と同じようにです。それでも私の美や統一への期待は未だ上回るということになります。それはある個所で完璧ということではなく、それは作曲家の要求、奏者の可能性を網羅するということです。仄かな幸福の時で、勿論毎晩体験できるものではないです。(続く



参照:
Kirill Petrenko über seine Arbeit mit den Berliner Philharmonikern, DCH, Januar 2025 
ドライには戻れない 2024-12-04 | 生活
決して邪魔させてはならぬ 2025-01-01 | 文化一般
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解析にはそれなりの経験が

2025-01-15 | 雑感
どうやらブログのアクセスが開通した。本年初めての完全投稿となる。この間も基本的にはハノーファー行への準備を進めてきた。来週の事になる。インフォテイメント機能は未だ完全把握はしていないが、今回の旅行には十分な準備はした。まだまだ切り替えたり即座に出来ないので危なっかしいが、重要なのは異なる安全運航の把握である。

慣らし運転は復路で終えることは確実なのだが、宿から日曜日の午後を地道をハーメルンを通って走って、アウトバーンに乗る頃には慣らしから本格的な高速運転に入りたい。冬タイヤの限界時速210kmへとゆっくりとした加速が出来ればいいと思う。時速140kmを上回ることでアウトバーンは一挙に走りやすくなる。ニーダーザクセンからヘッセンへの走りは時速190kmまで余裕があれば十分だろう。フランクフルトからの帰路に若干タイヤ限界まで走れれば、試乗車で運転した時との比較がしやすい。燃料がどの程度余っているかにも拠るが、給油の必要性も見ながらハイオクガソリンで綺麗に慣らしたい。

今回の公演の音楽も一昨年にも書いていたが、兎に角難しい。表面上はフリージャズの様でしかなく取り分け無理なコード進行もない様に思われ、ミニマルのように緊張を強いられることもないのだが、複雑で構造が分かりにく。リズムの動きについていけないということで思い出すのはペトレンコ指揮のマーラー交響曲七番で、なるほど作曲者が優れた音楽家であるときにあり得るかと思う。その意味では、今回の公演でもう少し踏み込めるようにはなるだろうが、今日のグスタフ・マーラーとミヒャエル・ヴェルトミュラーは呼べるかもしれない。共通点はやはりそこからの音楽の心理ということでの明白性だろう。同じようにブラックメタルのガンターが今日のブルックナーとすればその相違は明らかだ。

追々、少なくとも二種類の放送録音をアップサムプリングにして、新たに購入した携帯ストレージの中にコピーしたので、それを繰り返し繰り返し聴いていくしかないと思っている。もう一つはシュピルバークの2005年作「ミューニック」の内容を把握しておくことだろうか。1972年のテロ事件は知っていても、その背後は事件のその当時の報道以上にはよく知らない。シュタイヤーの演出自体も突き放した視点からというからにはその辺りも把握しておく必要はありそうだ。

給油に13km走らせた後残量は64%になっていた。ほぼ同じ距離をバイパスを通って違う方向へと走らせたら56%になった。坂を上る必要はなかったのも大きいだろうが約半分の消費である。

興味深いのは左後輪のタイヤ圧が今度は5kPa増加していて、上限を超えている。前輪も両方とも5kPa増えている。気温による誤差もあるだろうが、陽射しのものと時速80km程迄の速さで走ったことで温まったのだろうか。アウトバーンでどれぐらい上昇するのかも興味深い。

センサーが沢山ついていて、監視可能なのも嬉しいのだが、それだけにたとえそれが誤差の範囲としてもその意味を解析するにはそれなりの経験が必要になりそうである。



参照:
エントロピー制御の作曲 2023-12-26 | 音
鏡を翳す様な仕事ぶり 2025-01-13 | 音
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最初からの期待の程度

2025-01-14 | 文化一般
ストレージが届いた。予想以上に軽く扱い易そうだ。太いコードがついていて、その上に無理なく立つ。既に二種類のオーディオファイル6GBとヴィデオを20GB以上コピーした。全部で30GBほどを使った。転送速度はとても早く数分かからない。

週末に日本で最も有名な独逸のワイン地所シャルツホーフベルクのリースリングを開けた。2012年物でこの醸造所としてはまだ初期のグローセスゲヴェックスであって、購入する時からそれ程期待していなかった。なるほど万人が飲んでも美味しいとしか思わないワインで、風味もあって悪くはないのだが、その一等地にしては全く構成感もなくて、VDPのテロワールを活かしたグランクリュとしては物足りない。なるほどエゴンミュラーの様な甘口ではないので食事にも合わせやすいのだが、奥行きがないとなる。当時はミュラーさんのところで一緒に会食などを頻繁にしているオーナーも醸造蔵親方もなにも分かっていなかったのは確かである。

私がそこに通い出したのもそうした醸造の仕方の是正へと影響力を行使するためであって、現在は真面なグローセスゲヴェックスへと品質が上昇してきている。昨秋はこちらにもゲストとして招かれていたようだが、忙しくてオーナーに挨拶しに行く事もなかった。顔を見たら嫌なことを言われると思うだけだったかもしれない。

80%迄充電したので、先ずは走りに行ってから燃料が安くなるころにスタンドに向かった。外気温は氷点下だったので、戻ってきたら64%迄消費していた。途中で1%回生していたりしたが、ストレージを試すために森の暗闇で30分ほど駐車していたら消費した。その途上で溜まったワイン瓶をコンテナに投げ込み、帰りには安めにE5を入れられたので良かった。来週にはハイオクで初めて満タンにするつもりだ。50リットルであるから、100ユーロにはいかないが、それでも安くはない。然し、同じ量でもハイオクならば長い距離を走行可能と思うので、慣らし運転の終わりにいい回転も期待したい。冬タイヤの速度限界でどれほど静かに走れるかの評価は重要だ。

四輪駆動でも坂を上ったりすると、トランクの瓶が鳴った。トランクスルーのシートの関係からか可也音が通る。前の車はスキー用のスルーしかなかったのでやはりトランクとの遮音は大分異なる。ハッチバックではない程でも便利なだけの妥協はある。仮眠やインフォテーメンとなどすべてを思うように使いこなさない限り、注文の価値は取り返せない。

SSDは若干熱をもつのだがそれ以上には上がらない。そして転送も安定している。ハイレゾ、高画質も全く問題がない。ボードのモニターも素晴らしいと思う。音質に関してはマイバッハの後部座席で使うようにノイズキャンセルのヘッドフォーンしかないと思う。これでハノ―ファ行の道中のメディアは事足りる。

タイヤ圧は、氷点下で一旦後輪は295kPaまで下がり、前輪右も255kPaまで下がった。そして今、又最初のように300kPaと260kPaに戻った。気温だけとも言えず、これぐらいの誤差は走らせても出ることが知れた。高速でタイヤの温度が上がったりした時にまたどうなるのか、走り性能や感覚などに素直に反映されるのかどうかも興味ある所だ。

兎も角、知らない情報が沢山あって、把握して自己消化する迄にまだ暫く時間が掛かりそうである。



参照:
鏡を翳す様な仕事ぶり 2025-01-13 | 音
音楽的な制作の切り味 2025-01-04 | 文学・思想
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鏡を翳す様な仕事ぶり

2025-01-13 | 
ハノーファー行きの準備をしている。最も肝心の制作内容であるが、先ずはヴェルトミュラーの音楽を改めて審査している。エンゲル指揮ではドナウエッシンゲン演奏会での放送録音がある。残念乍ら同地での開催がコロナ禍で中止となって、改めて2020年に百周年記念への演奏会で指揮していたプログラムで「七つの組曲」としたものだ。そのプログラムが改めて「ザブレードダンサー」を〆として無観客で演奏されていた。創作家本人がコロナ時代に反対に活き活きとしたものを書いたとしていた。自分自身が出かけようと思っていなかったので下記の翌年の公演を含めて二つの演奏会のプログラムの関係は十分に把握していなかった。抑々コロナ最終公演での「ボリス」の放映成果から旧友エンゲル指揮の公演に出かける様になったので、SWRの楽団から案内は貰っていても出かけていなかった。
Michael Wertmüller: The Blade Dancer (2020)


どうもオリジナルのプログラミングが無観客のそれになって、フライブルクで収録されて、2021年に改めてフライブルクのスタディオで公開演奏会として行われて、その一部は準備の時の収録が使われて、その他は観客入りで収録されたようだ。

だからヒンデミートなども二種類の演奏が存在しているようで、ここではホリガー作「ヘルマ」、ストラヴィンスキー、ノーノ、ポッペと充実した古典的なプログラムとなっている。

無観客の方は制作録音と同じでとても高品質な演奏となっていて、恐らくSWRの代表的な録音となるだろう。ラングの「イオーニッシェスリヒト」もこれだけ効果的に演奏されると説得力が違う。

一昨年にボッフムで初演を聴いた「シュリマーゼル」は今回の素材に近いとは思われるのだが、音楽劇場作品としては2019年に大成功したバーゼルでの初演「ディオダーティ」の批評だけは読んでおく必要があった。作曲演出指揮と同じトリオ(ミヒャエル・ヴェルトミュラー、リディア・シュタイヤー、ティテュス・エンゲル)による新制作であり、リズムセクションもスイスのトリオ「スティムボート」が根幹を担う。既にその練習風景には言及しした。
Michael Wertmueller - Shlimazl (fuer Sinfonieorchester und Bigband), Uraufführung Ruhrtriennale 2023


大絶賛のその公演もジャズのイデオムを使った音楽劇場作品ということでアロイスツィムマーマンの作品と比較されていて、「ディゾルダーテン」となるのだろうが、その多層性とは別にその扱いを今回の公演で見極めて来なければいけない。正直管弦楽曲の複雑さは、道中でも何回もイヤフォーンで聴き把握に努めなければいけないとは思うが、音楽劇場作品でその作風の背景は明白になると期待している。創作家にとってもそうした明確化が為されるのだろう。そこに仲介者エンゲルの鏡を翳す様な仕事ぶりが音楽創作にも影響を与えるということになるだろう。

その他旅行の準備も整える。気が付いたのはこれまでの宿泊では大きな課題であった充電が車内で解消されることで、ケーブル類が無用に若しくは軽微になることだ。大きいのは今回は持参しないタブレットだが、同じく持ち歩いていた部屋をとりまわす3mのものと複数のUSBアダプターである。勿論下車するときには100%充電のスマートフォーンの為には必要無く、イヤフォーンも必要ならば車内で充電しておけるので、USBを使う必要もない。髭剃りも旅行用のものに充電池を変えたので十分で、厳冬期でも二三日は必要無い筈だ。

衣裳入れに靴も入れるので、その他食料品以外ではお泊りセットと少々の着替えだけとなる。通常のアタッシュに衣裳入れも書類鞄も入るので移動時以外は食料品の籠とアイスボックスのみか。内履きを帰路の移動時にも履けば宿の出入りへの荷物は減る。搬送の時間が半減する。



参照:
律動こそが全ての源 2024-12-15 | テクニック
エントロピー制御の作曲 2023-12-26 | 音
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一部のお客様でアクセスできない場合がある

2025-01-12 | SNS・BLOG研究
2025/1/10 16:40 追記

現在、引き続き調査中となっているのは以下の事象です。

・外部サイトへの共有の際、OGPのサムネイルが表示されない
・記事投稿時に、一部サイトのリンクが挿入できない
・メール投稿がエラーになる場合がある

また、現在一部のお客様でアクセスできない場合があることを確認しております。

現在、多くのお客様よりお問い合わせをいただいており、ご返信にお時間をいただいております。
最新情報はこちらのスタッフブログを更新いたしますので、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

■【暫定復旧】gooサービスにアクセスしづらい事象について
https://help.goo.ne.jp/help/article/2851/

ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。復旧まで今しばらくお待ちください。

https://blog.goo.ne.jp/staffblog/e/a28fd96c4a75faf7c7ecab5ddebddcea?_ga=2.42252133.1334583118.1736636103-1804130608.1736636103
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左後輪の空気圧が⁉

2025-01-12 | テクニック
早朝は零下だった。ベットでも寒かった。陽射しが出るようになって走りに出かけた。脚が厳しい。下肢が固まって仕舞っている。誰にも合わなかった。霜柱は膨らんでいて、対岸の崖では陽射しを浴びて石が落ちだしていた。平素は崩れていないのだが、霜柱で押し出されたものが落下するのは、岩壁に陽射しが射した時と同じである。それまでに上部岩壁に至っていない限り事故となる。

車は充電残量36%から27%で乗り終えた。気温からすればまずまずなのだろう。二度エアーコムプレッサーを使った割にいい方ではないか。少なくともドアを開けると動くエアコンを切っていたので、ハンドルも温まることはなかった。その代わり暫く室内にいるとガラスが曇って来た。この辺りの使いこなしは考えた方が良さそうだ。

今回は充電80%からなので月曜日に車を動かす際までに再充電すると、一番充電池が長持ちする領域で運用することになる。日曜日の夜に充電準備で、中断を挟んで月曜日の乗車前に80%まで上げる様な充電が望ましいだろう。

燃料も残量が5%になったので、そろそろ10リットルは入れておかないといけない。充電と同じように若干早めに動いておいた方が長い目で見てお得かもしれない。今回初めて気になったのは右の300kPaに対して左後部のタイヤ圧が295kPaと5kPa落ちている。これは0.05Barに相当して、摂氏10℃での変化率0.1Bar則ち10kPaの半分である ― 因みに前輪は260kPa。摂氏5度の変化率に相当。運転席側であるから何かを踏んでいたら分かる筈だが全く記憶にはない。旅行前に上げるだけであるが、週明けにもにでも上げといて、様子を見るのも一つかもしれない。これからは気温が下がるので、アウトバーンを走るのであればやはり相当分は補給しておくべきだろう。週明けに零下5度までは落ちそうなので、いい機会かもしれない。

同時に気になるのは洗浄液の不凍液濃度であるが、恐らく摂氏零下18度ぐらいまでの対応にしている筈なので、スキー場にでも行かない限り大丈夫だろう。中期予報では25日頃にそれ程冷える予想は出ていない。

宿泊地での日曜日のパン屋を調べた。小さな店で週末に力を入れている店が車で8分の所にあった。これは試す価値がありそうで、朝からガッツリと買えれば、復路のピクニックの準備を整えられて楽になる。バターとかハム類を持参すれば、じっくり時間を掛けて戻って来れる。珍しく遅い12時30分までの宿のチェックアウトも活かしたい。その代わりチェックインが遅いので、最大冷蔵庫用の荷物を下ろすだけとなる。

復路は体調や天候、交通事情にもよるのだがアウトバーンの内側を走って、ハーメルンからパーダーボルン辺りに抜けてもいいと思っている。時間だけでなくて距離も伸びるかもしれないが、どこかで給油が必要ならばそれはそれでいいと思っている。疲れたら横になれるのがいい。厚いフルコートを持って行けば布団代わりにも使える。



参照:
情報不足で試行錯誤 2025-01-03 | テクニック
間隙を縫って稼ぐ 2025-01-04 | テクニック
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機動性への事始め

2025-01-11 | アウトドーア・環境
就寝前に階下にいく必要があった。そこでついでに車庫に寄った。ハンドルヒーターに関して気になっていたドアを開けた時のエアコンの作動を止めておいた。どう異なるのかは試してみないと分からない。

戻ろうとすると、ボンネットのワイパーの根元に茶色いものを見つけた。谷に停めていた時に振り落ちた葉っぱである。そこには前の車も溜まって、最終的にはクズがこびりついていた。手が届き難く、指も入り切らないので、面倒で放っておく傾向がある。ボンネットを開けて、隙間に入るスポンジを使ってほじり上げた。

エンジンルーム内を含めて合計で七つほどを取り上げた。燃えたりするのも嫌なので、可能な限り回収をする。それにしても最初の灼けた匂いはあったのだが、まだまだ新品のように綺麗である。

前の車の時も最初から必要最小限にはボンネットを開けていたと思うのだが、今回のようにぎっしりと詰まっていると、正直、まだまだブラックボックスである。出来るだけ眼が入るようにはしておきたい。塵はただの塵であるが、そうした目配りが最終的には安全走行へと繋がるだろうか。

タイヤ圧などは通常は問題がないが、駐車位置の斜度とか多くのセンサー情報がボードだけでなく、ネットでも伝わることは得難い。ここまで管理されていると容易には勝手には他人が車を使うのも難しいだろう。

さて試したかったのは、いつも使っているハイデルベルクに留学していた医師が置いていったマホービンの蓋がどこに置けるかだ。ホルダーに入るかどうかをウィスキーカップも試してみた。双方とも無理だったが、蓋の大きい方は、無接触充電場所と鍵置きの間に巧く収まった。急ブレーキとかでは零れて困るだろうが、普通の走行には使えそうだ。

それを確認したので一月もそこに熱いお茶を入れて運べる。発注したカモの籠が後部座席の助手席の後ろの前に床に置ける筈なので、そこにピクニック食料を入れて運転中にも取り出せる筈である。今迄のトウの籠は30㎝以上あったが、今度は25㎝なので余裕だろう。

これで多くのことは決まる。その籠に助手席の足元に置くアイスボックスに入れないもの、水筒以外に乾燥ソーセージ、パンとか握り飯とか、調味料やキッチンタオルなど道中に平らげるものを中心に運ぶ。衣装の問題はまだ考えていないが、着替えの時間だけの問題で、往路はどちらでもよい。気が付いたのは宿での内履きである。これは今迄のが流石に草臥れているので洗濯の価値もなければ放棄して、違う使い古しを使おうかと思う。穴は開いていてもまだまだ散歩やハイキングには使えるものだ。底がしっかりしている方が内履きにも使いやすい。運転にも使いやすいと思う。濡れているところも歩きやすい。これで余分な旅行靴は無用となる。

可能な限り荷物を減らすのが今回の目標である。そこから今後の無宿泊の機動も追及して行けると思う。ここ10年程はそれが出来なくなったのは、夜更けのスピード違反のタ発からだった。アクティヴなナヴィと自動運転、そしてドライヴスルーでの仮眠などを通して、そして何よりも高速で移動距離を延ばすことが最終目的となる。それが今回の新車の目的であり、ハノーファーぐらいは道路条件さえよければ十分に日帰りコースとなる。



参照:
実存のそのピクニック 2021-10-05 | アウトドーア・環境
本拠地でのグーラッシュ 2024-12-14 | 雑感
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間隙を縫って稼ぐ

2025-01-10 | テクニック
雨の間隙を縫って走りに出かけた。その間は数十分しかなかったがそれほど濡れずに下りて来れた。流石に誰にも合わなかった。充電量49%で出かけて最終的には36%で下車した。

今回は所謂アンドロイドカーを使って、フォーンに入っている「エレクトラ」を鳴らしたり、メールにぶら下がっているPDFを開けようとしたが不可能だった。前夜考えていたのは、今後旅行にもタブレット無しでフォーンだけで用が足りるかどうかである。現時点ではボードのモニターで開く方法は映像化しないと難しいと思った。

1月のハノーファー行きは楽譜は要らないので、タブレットも要らない。然し今後は楽譜を見ることからすれば、フォーンだけでは無理である。そのことは考えなければいけない。最終的には新しいタブレットが必要になる。

ベットに入ると期間限定安売りになっていたSSDのことが気になった。それも必ずしも緊急性はないのだが、車輛に必要になってくるのはフォーンの128GB容量からして当然で、今後これといったアプリケーションを増やして更にヴィデオなどを撮ると、音楽ファイルなど別途容量を確保しないといけない。SSDは250GBあり、速度早く且つ熱もあまり持たない様にしてあるので本格的に旅行用に使える。

39ユーロは独逸市場で最も安かったが、そこから15%引きで34ユーロとなるとクリスマスに逃したそのブランドの質の低い28ユーロとの差額以上の価値がありそうだ。平素は車内において、旅行からの帰宅時には写真やヴィデオファイルをコピーしておいて直接PCに移すか、旅行中にWLANからクラウド経由で移してもよい。宿などではフォーン経由でも観聴き出来る。すると問題は楽譜だけだ。

序に買い物籠を発注した。コロナ時に行きつけのスーパーから回収されてしまってワゴンで買い物をしていたら時間が掛かって仕方がない。自前で16ユーロ、それは旅行用に今まで使っていた籠代わりにピクニック食料品を持ち運べる。出来るだけスーパーでも床に置かない様に使いたい。

下り来て戻る時に雨が降り出して、フロントウィンドー曇って来たのでエアーが吹いて来ると思ったらハンドルまで加熱されていた。その椅子と共にオンをするスイッチは切っていたのだが、訳が分からない。言葉で命じても反応がなかった。戻ってから調べてみると同じ質問をフォールムでしている人があって、どうもドアを開けると自然にエアコンが入る様にしてあると条件でオンになってしまうらしい。気温は摂氏三度だったが若干寒気もあったのでそうした判断になったのか、ストップさせるスイッチはないようだが、避ける方法はありそうだ。

いつも走る谷の向こう側の斜面には羊が放牧されている。何時か可笑しな声が聞こえたのはそれらが夕方になった唸っていたからだろう。羊のところにバムビが来たらどうなるのか、エサを咥えていくのかはよく分からないが、少なくともイノシシがのさばるよりも獣臭くなく、喜ばしい。

車の走行距離が伸びないので来週にでもどこかに用事を探して距離を稼ぎたい。片道500kmしかないので、復路は高速走行を試してみたいと思っている。その為にもう少し。



参照:
車中のお勉強準備 2024-12-24 | テクニック
年末年始のアドミン作業 2024-12-23 | 生活
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限界あるヴィヴァルディ

2025-01-09 | SNS・BLOG研究
前日のカンカン照りから雨になり積雪となった。二日続きで走れなかったことを恨むよりも、体調を崩した。気温は週末からすると上がって下がっただけであるが辛い。まるで山の気象のようである。

引き続きヴィヴァルディである。先ずはPCでそこにアドオンをインストールした。その心はそこからボードコムピュータでもそれが使える可能性があるかと考えたからだ。同調の意味はそこにある。その為に個人情報まで出してアカウントと作ったのだ。然し結果はウイルスなどの影響を極力避けてメールのDLすら制限がついている。たとえ安全設計の系列と別けていても外部からの進入で幾らでも破壊できるからだろう。それを確認した。

LINUXシステムとしてはインターフェースを通せばすべてのことが可能になるからだが、メールで責めてPDFぐらいは開けたい。これも改めて試してみなければいけない。多くのことを試してみないと可否が分からないのである。敢えてそうした情報が出されていないのが分かる。同時にアップロードもされて進化型になっていると聞いている。

ハノ―ファ行までに押さえておきたいことは少なくない。上で試したかったのはネット放送などをどのように録音録画などが可能かでもあったが、それ以前にデジタルオーディオブロードキャストが全域で入るのかと思っていたらその地域のものしか入らないことを知った。つまり先ず最初にヴィヴァルディにそれらのアドレスを入れておかないと直ぐに呼び出せないことが分かった。

つまり旅行当日には劇場のあるNDRの文化波を入れておかないとあり得る指揮者エンゲルらのインタヴューなどの情報番組を聞き逃す。YouTubeも当夜の生中継がオンデマンド化されるオペラヴィジョンもお気に入りにしておかないといけない。勿論翌日には朝の番組でも公演が報告される。

先日BBC3から始めたが、そうなるとSWR2,HR2,Bayern4,WDR3,RBB3,SR2,DeutschladKultur,MDR3など独国内、OE1, SRF2, FranceMusique, RAI3などの中欧の各局は加えておかないといけない。こうした作業をデスクで済ましておく必要がある。

同時に考慮しているのは狙いをけているストレージが15%引きで出ていることだ。今回の旅行ではあまり使う予定がない。それでも幾つかの録音などは道すがら聴いてみたい。なによりも作曲家ヴェルトミュラーの作品をエンゲルが振ったもので少なくとも二種類は重要だと思われる。今回の作品にも関連しているのは一昨年にボッフムで初演された作品かもしれない。ファイルの大きさは知れているのでスマートフォンにも入るが、出来ればあまり容量を使いたくないと思っている。序にならば演出のシュタイヤーの「影のない女」全曲の舞台となるか。

容量といえば80%充電から一度買い物に行って、走りに行って、車内でごそごそしていると残量が50%にまでなって仕舞った。兎に角消費は早い。冬場は本当に効率がいいのかどうかはよく分からない。

一つ進んだのはプロフィールにいつものロゴを入れて同調させたことだろうか。



参照:
ネットは無用のパッド 2025-01-08 | Weblog-Index
春夏秋冬の祭典 2024-10-09 | 音
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海外からのアクセス不可

2025-01-08 | SNS・BLOG研究
以下の様な事情で、noteの方への全面移転を検討中。

https://note.com/pfalz




2025/1/7 12:36 追記

以下の不具合については、現在解消しております。
・リアクションボタンが正常に動作しない(表示されない)

もし上記不具合が継続している場合は、以下ページの「こちらよりお問い合わせ」よりを問い合わせしていただきますようよろしくお願いいたします。

■【暫定復旧】gooサービスにアクセスしづらい事象について
https://help.goo.ne.jp/help/article/2851/

ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。深くお詫び申上げます。復旧まで今しばらくお待ちください。
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ネットは無用のパッド

2025-01-08 | アウトドーア・環境
パッドが届いた。早速開けてみた。印象としては思っていたよりも柔軟性がある。則ち持ち運びが容易だ。バンド二本で留めてあって、そこが食い込んでいたが直ぐに戻ったようだ。軽さも311gは偽りなさそうだ。

床にひいて寝てみると、思ったよりも短く感じた。但し床で枕もないとやはり緊張感の方が高い。そして一か所を折り込んで車内でどうなるかを試したかった。早速試す。

先ずは計測していなかった幅がどうかと思ったが、後部の60%分の座席を倒したところで綺麗に入った。残り40%まで倒して一人で使うつもりはなかったので、これは偶然に助かった。

車庫で壁に発泡を貼り付けたが十分には後部ドアを開けられないので入り難かったが、椅子の背に座ってもミシミシはしない。やはり使いやすい。そこからトランクの方へ足を入れる。座席折り目の一番深くなったところよりも腰ぐらいを二重折りにして、脚を出すと足が出た。もう一つ背中方を折ると上手く平坦に横になれるようになった。決して余裕はないので180㎝の人は別な使い方をしないと使えないと思う。

腰は横には出来ないが通常の寝返りには問題がない。重要なのは小柄である事よりもそこに足を入れれる身体の柔軟性と太りすぎていないことの両方は条件だ。大柄でも頭をヘッドレストで支えることは可能だが、そうした柔軟性がないと使えない。大抵の女性は問題なく使えると思う。

現状では車にも若干匂いがあり、発泡剤も若干匂う。今直ぐにでも熟睡は可能だが、アルコールが入っていると気持ち悪くなると思う。天井を開けるなりの条件もあると更に良い。薄い膝掛など使うと四季折々と熟睡可能だろう。

もう一つハノーヴァー行へと向けて、ブラウザーを調整した。ヴィヴァルディというもので、使えそうなのでPCでもDLして車と同調させることにした。最初はテレコムのサイトに問題があってログイン出来なかったが、後にメールサイトなども完全に入れた。これでフォーン無しに車載でメール可能となった。その前にBBC3 を入れてみた。まさかスーパーの駐車場の車からネット放送が聴けるとは思わなかった。今後なにを入れて同調させるか検討する。これだけで大きな前進で、事務系なり、その他有用なサイトさえ見つかれば、アプリケーションがなくても多くのことが車内で作業可能になる。それ以外にはあまり要らないということにもなりえる。

欧州各国の放送もその地域でFMでいれるよりもネット配信を流した方が安定するかもしれない。車を走らせると画面は消えるが音は出ているのは、映像のストリーミングの場合と同じなので、容量を考え乍ら使ってみたい。音質もAACの160kbsのデジタルオーディオブロードキャストDABよりもいいものも少なくない。音質に拘る時はフォーンの方で受けてイヤフォーンに流すことになるだろう。

上のパッド、平素はトランクルームの敷台に使うことにした。抑々カロセッリーが揺れない所にこの上に置いておけば余程の急ブレーキがない限り動かない。ネットは無用。兎も角、要らぬものは車に乗せない様に同時に旅行荷物の軽量化簡便化もはかりたい。



参照:
パッドする為に 2025-01-06 | 生活 
ブッキングコムログイン 2025-01-07 | 生活
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ブッキングコムログイン

2025-01-07 | 生活
晴れ間に一っ走りした。その前に車庫の壁に貼る発泡素材を仮留めしてみた。幅20㎝で2mの長さがありロールしてあるので、試してみないと分からない。肝心なのはドアを開けた時に、前席は下部のドアの角が、後席は上部の膨らみ当たることだ。則ち二カ所のショックアブソーバを貼る必要がある。

車庫の最後部に停めた時に後部ドアを開けても当たらない事、前に停めても前のドアが当たらないことなどを確認して、本格的に貼る。抑々ロールの切り方が真っ直ぐでないことはこの価格からすれば減点である。自分で切り直す程の意志もない。それでもまあまあに貼れて、余程入り口を叉んで停めない限り当てないだろう。発泡素材の表面も20年ほどはボロボロ落ちて来ずに、接着も剥がれて来なければ合格である。

一昨日の積雪から晴れ間のあとに雨と気温差も9度ほどあるので、谷を駆け上がる時にも5メートルほどの枝が折れて、大きな音を立てて落ちて行った。何時もの駐車場も上を確認しておいたが気が気ではなかった。下りて来ると車から数メートルのところに大きな古木の枝が落ちていた。枯葉のようなものを幾つか除去したが無事だったようだ。

ボードコムピューターにブッキングコムをインストールしてログインまでした。ログインで苦労した。理由はメール受信がそこで出来なかったからだ。そこで漸くブローザーを使った。普通に使えそうなので、そこでメール落とせるようにしたい。これで、そこからネットラディオも聞ける筈だ。安全の為に制限はあるだろうが、利用方法は広がる。

ギャラクシーはストレージを拡大できないので本格的には外部にC型USBで繋ぐしかないのだが、ハノーファー行ではそれ程持ち歩くファイル類はないので、上手にネットを使えるようにもしたい。

今回は初めて充電量を80%迄にあげた。然し、一度走りに行くと数キロで10%使って、ネットログインなどをしていると1%更に失った。つまり69%しか残っていない。此処からどこ迄保てるか?実は日曜日19時15分ごろから充電を始めようとすると、最初になかなかロックせずに充電しなかった。理由は分からないのだが、同時に電力消費をしていたからではないかと思う。最終的に10%から80%に達したのは月曜日の正午過ぎだった。17時間程掛かっていた。寒さも影響したのではないかと思われる。

やはり旅行先で車内で休もうと思うと20%ほどの余量は欲しい。つまり出かける前にはやはり90%に近い充電をしておく必要があるのかもしれない。出かけに上げて、其の儘車を動かすのがいいのかもしれない。

車輛のことで暮れに気が付いたことがある。それは洗濯屋の帰りに回収してシャツを引っかけた時である。以前は手すりのところにしかなかったのだが、今はBピラーのところにもついているので、そこに掛けておくと以前の様に外れて落ちない。揺れ幅も違うのだろうが、やはり合理的だ。そして窓を不透明にしたので外からは見られないので、これからはスーツなどを掛けておいても色々と安心である。

抑々車の挙動が左右前後しないので、トランクに普通にタンクや傘を置いておいても横に滑っていない。やはり時代が違うという気がする。荷物ネットが要らないのである。



参照:
パッドする為に 2025-01-06 | 生活
事前空調の威力は如何に 2024-12-29 | 雑感
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パッドする為に

2025-01-06 | アウトドーア・環境
仮眠用のパッドを発注した。急ぐ必要はなかったのだが、ウイッシュに入れておいた赤の35ユーロに対して緑の30ユーロで手が出た。残り9が一日で5になるともう釣られるしかなかった。アマゾンマーケットもので送料無料も嬉しい。

既に言及した様に10代の時に購入したものの後継品が欲しかったからだが、こちらは長いので、リュックサックには入りにくい。もしこれを山に持って行くとすれば12折りの7ぐらいで切断するかもしれない。脚や肩から上は他のもので代用できるからだ。

まあ、それは後のことで先ずはこれで車中仮眠が完璧になるかどうか。今月は使うことはないと思い、冬場に仮眠もしていれられないと思う。また試飲会シーズンが始まればどうするかは決まらない。抑々3時間程の仮眠ではアルコールが抜けない。数時間快適に仮眠できるのかどうか。この辺りも早めに見極めておきたい気持ちもある。前の車の新しい時はまだまだ試飲会よりも買い付けに重点を置いていたのでその相違もあまり参考にならない。

一番使いいのは、夜中1時30分ごろからぐっすりと一時間でも熟睡できれば、残りを夜明けに安全に走れると思う。それ以外では渋滞や積雪、氷雨の時に高架の下でとも思う。

また、車内で作業をしていたので蓄電残量が12%まで落ちてしまった。この調子なら毎週一度の充電が必要になる。あまりにも少なく充電していると充電回数が増える。それならば80%まで上限を上げようかと思う。ハノ―ファ―に出かける前は90%まで入れて直ぐに出発もいいかと思う。

兎も角ボードのインフォテーメンシステムなどもまだなんともまだ分からない。自分が使いたいようにのその調整もまだできていない。例えばYouTubeのクロ―ムストリーミングも使える可能性があるのかどうか。

そんなことを考えていてワイン地所から下りてくるときに車を上げていたのに下がっていたことに気が付かなくて、一般路面に出るところで右の顎を擦った。勿論プラスティックのカウルなのだが、古いパッドを引いて横になって、そこでフォーンのライトを照らして調べてみた。擦ったところは剥がれていたが、その他にも数カ所あって、気をつけていたのにも拘らず、擦っていたのだ。やはり一月もしないでももう新車とは違ってきている。

ワイン地所の道でのすれ違いでワインの方に寄せると、警報が鳴る。下草の枝などを感知するからだ。それだけで傷を避けれればよいのだが、顎のカウルには何一つ非常ブレーキも掛からない。二輪車のカウルの場合は一番目立つので横倒しするととても痛みが大きいのだが、四輪のこれの場合はあまり問題とはならないのだろう。上げないと見えないというのが正しい。

500MBほどホットポインツの調査で動かした時に使っていた。やはりDCHでもアーカイヴをハイレゾで動かすと直ぐに消費する。今月はまだ14,5GBの余裕があるので、その使用の仕方で今後の使い方も知れてくるだろうか。

朝から本格的な積雪となったが、午後には消えた。出来たら道路が乾くまでは走りたくない。初洗車予定まではまだ期間があるので、出来る限り悪い影響は与えたくない。



参照:
イスラエルでの祈り 2024-12-21 | 雑感
事前空調の威力は如何に 2024-12-29 | 雑感
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貝の道はまだまだ長い

2025-01-05 | 雑感
新年最初のランニング。気温は7度と暖かかった。そこで一寸試したのは、先ずは車内介デュール帳を自宅でも使っているグーグルと同調させた。仕事用にもあるのだが、室内用との同調の方が価値がある。要するにグーグルの違うアドレスで登録した。その過程だけでも本人確認とか可也のコレスポンデンツとなるのだが、やっておく方が後々便利である。

則ち、公務員ではないので、業務のPCの中にUSB経由ではなくて其の儘プライヴェートも入っている。場合によっては強制調査で一般に裸にされるのだが、それはそれで仕方がない。その分NASなども含めて複雑なアーカイヴ機構になっている。

もう一つ試したのは新年になってギャラクシーにイントールしたDCHのアプリだ。ただ券がまだ数時間活きていたので、先ずは森の中で再生してみた。それも車のWLANで落として結局無料のものを聴いた。それをブルーテュ―ス経由で車載スピーカーで流した。興味があったのは、その再生で以ってハイレゾと標準の差が出るかどうかだ。オベロン序曲を流したが、全く異なった。同じブルーテュ―スでもノイズキャンセルでも差が出るのは当然知っていたが、昔の様なカーラディオステレオでどれほどの差異があるのか、予想以上にハイレゾは明白だった。そしてドルビーアトモスも試してみた。何か籠った感じになった。更に若干歪が入る。

然しこれだけで分かったのは、標準装備のカーオーディオで明らかにハイレゾが楽しめることで、音が冴えないのは音源次第だと分かった。更に自宅でアトモスが作動するように試すと、結構な臨場感が出るが喧しくなる。但しイコライザーをクラシック音楽にするとホールトンが増えた感じになって、走行中には使いにくいと思った。車のスピーカーで早速もう一度試してみたい。この辺りの使い勝手はこのギャラクシーで良かったと思う。

さて二度目の走りを終えてから、時間を掛けた。3時間以上試しただろうか。先ずは、ドルビーアトムとハイレゾを切り替えても何も起こらなかった。つまりビット変換は起きなかたっということだろう。よく分かるハイレゾ効果を確認した。そこからイヤフォーンなどの切り替えて試聴が上手くいかなかった。つまり車載WLANが機能していてもDCHの無料アーカイヴが落とせなくなった。勿論フォーンの方でネット接続すれば流れるのだが、外すと駄目だった。時間が掛かり寒くなって来たので陽射しのあるワイン地所の中に停めて試みたが変わらなかった。ホットポイントからの距離ではなさそうだ。車庫入れしてからも変わらなかった。

車載WLANが機能することも分かっていたので、容量の少なくネット放送などを流しても繰り返すと切れる。そこで気が付いたのは、少なくともこの車載WLANのオンライン契約は1Tとかの膨大な量なのだが、どうも一か所で長く使えない様になっている様だ。少なくとも走行しているとか場所が変わらないと容量オーヴァーになるのだろう。

なるほどキャムピング場でもなく自宅にネット回線がなくても、これさえあればネットに入れるという車上生活紛いの人がいるとすれば、それは明らかにこの契約の目的とは異なる。車載でYouTubeやZDF観放題にしてもその使い方というのは限られるという事でしかないようだ。アンドロイドオーディオなどまだよく分からないことが沢山ある。



参照:
魚テリーヌの買い出し 2024-12-22 | 暦
歳末の片づけを一通り 2024-12-30 | 生活
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音楽的な制作の切り味

2025-01-04 | 歴史・時事
年末年始の食材は悪くなかった。但し時間を掛けて何かを作る時間も余裕もなかった。やはり疲れ気味で、厳寒での運動が堪えて体調が今一つだったことが大きい。それでも暮れのアルザスでいつもとは違うカニなどを見つけられたのはよかった。今回は簡単にブイヤベースで食したのだが、ものは悪くなかったので色々に使える。然し専用食挟みは必要である。価格も身の割にはと思うがソースなどに使える。最後に海老とでパエリアにする。それで十分だ。五つ買ったホタテも比較的安かった。

週明けからは平常で肉屋も開くので、それ迄に全て平らげる。クリスマスの栗も沢山いいのが入っていた。ギリギリでなく発注しておくと、素材を吟味できるようだ。大きな胃袋で作ってもらう時にはトリュフ入りもいいかと思う。

そろそろ月末の準備も必要である。ニーダーザクセン州の唯一の州立劇場の様だ。確かにそれ以外には聞いたことがない。1851年にプロイセンの力で建設されたと記されている。楽団の質などが悪いことは知っているのだが、劇場の外見は同地に一週間ほどいた時にも何回も通り、近くで車を停めて見に行ったような気もする。

演出はどうなっているのかは知らないが、表題にミュンヘンのオリムピック襲撃の1972年が大きく「エコー72」とされている。映画「ララ」の主役が登場するようで、演出からすると音楽演奏行為とスポーツを並べていて、練習映像で出ていたリズムセクションのその技が軸になるようだ。多重空間を舞台で示すことから何時ものその方向性が想像される。

演出のシュタイヤー自体はハノーファーで幾つも制作をしているようだ。エンゲルはマーラー七番を振ったことは知っているのだが、今回は大きく取り上げられている。

興味深いのは訪問者への注意がリスト化されていて、この演目の場合は暴力と血となっている。スポーツを音楽と並べることから、音楽の運動性の方が先行するのだろうか。

予算はジーメンス協会もスイスからも出ているので可也大掛かりな舞台になるのではないかと期待もしている。

初演はYouTubeで生中継されるようである。生映像は観れないが其の儘アーカイヴされる様なのでこれはまたこれで楽しみである。

あらゆる意味で可也の注目を集める公演となることは間違いない。原作のシムメルペニッヒは、フクシマ禍を浜辺の人々を描いて、突き放したところからその環境をそして破局でのそれを描き出して東京新国で初演としたが、その日本での評判は聞かないでもマンハイムのドイツ初演でその出来はよく分かった。

恐らく今回のそれも人々の身体の動きにその脈動に全てが表現されることになるのだろう。作曲家ヴェルトミューラーの音楽への理解も演出家シュタイヤーとの協調においても決して誤った判断をすることはないエンゲルの指導にとても期待したい。とても音楽的な制作となっている筈だ。



参照:
不可逆な無常の劇空間 2016-01-18 | 文化一般
律動こそが全ての源 2024-12-15 | テクニック
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