Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「あわてず、いそいで、正確に。」

2010-11-30 23:59:59 | Weblog

 ←投票よろしくお願いします!

明日12月1日、実写版『宇宙戦艦ヤマト』が公開される。
このテのリメイクは大概「観てガッカリ」というのが相場だが、
今回に限っては、ずいぶん前評判が良いようだ。

さて、ヤマト世代の小生としては、
アニメ版ヤマト(正確には『さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち』)の中に、
印象に残る(“感動的”とは別の意味で)セリフがあるので、
ここで紹介しておきたい。

場面は終盤、彗星帝国の動力室にて。
爆弾をセットしている真田技師長に向かって、
動力室入り口で敵からの銃撃を防いでいる斎藤隊長が言うセリフがそれだ。
「技師長。慌てず、急いで、正確に、な。」

このセリフは、実は、非常に奥が深い。
「慌てるな」も、「急げ」も、「正確に」も、
無論、一つ一つ正しい指示に違いないが、
それら3つを同時に求めるのは、なかなかできるものではない。
このシーンのライターは、
西崎義展なのか、舛田利雄なのか、松本零士なのか、三浦清史なのか、
ともかく、シナリオのセンスに脱帽する。

しかし、考えてみれば、
これは車の運転にも共通することでもある。
「慌てるな」と「正確に」は言うまでもなく、
運転免許の試験で直接的に「急げ」とは言われないまでも、
「ノロノロ走るな」とは指摘されるわけで。
しかも、これらを同時にやらなければならないのも同じ。

さらに考えを巡らせてみれば、
日常の仕事や勉強でも、あるいは趣味の分野においても、
「あわてず、いそいで、正確に」
の3つを同時に求められることは、ままある話だろう。
そんなことまで思わせてしまう、名セリフの一つと言える。

今回の実写版ヤマトにも「斎藤始」が登場することになっているが、
同じような場面で同じセリフを言うのか、楽しみにしたい。
(沖田艦長と斎藤隊長とが同じ作品内に登場するのが不自然ってのは言わない約束?)

※ちなみに、「パイロットアカデミー」は、アニメ版ヤマトを制作した「オフィス・アカデミー」とは無関係です。(笑)


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2010/11/30 23:30現在、自動車カテゴリーで第16位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教習所のコースのような道も実在します

2010-11-28 22:54:46 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

教習所内のS字コースやクランクコースを走ると、
「こんな道は実際には無いですよね」
と言う教習生が、少なからず、います。

いやいや、そんなことは無いですって。
教習所の狭路コースより狭い道など、いくらでも実在しますよ。

東京の中野や世田谷の古い町には
ブロック塀や板塀に囲まれた狭い路地がまだまだ多く残っていますし、
少し郊外に出れば、
田んぼの畔道のような所を走ることだって珍しくありません。
かく言うパイロットアカデミーの車庫(都内某区)だって、
大通りを外れて三百メートルほど、
道幅2メートルくらいの狭い道を走った奥の方にあるので、
そこを、ほぼ毎日走っているのですよ。

もっとも、S字やクランクの課題は、
「速度を調節すること(MT車では半クラッチや断続クラッチを利用)」と
「車両感覚(車体がどう動いていくのか)を把握すること」の2つを
練習の主眼に置いています。
狭い道を通過すること自体は“二の次”ですから、
教習所のような道が実在しようがしまいが、
実は、教習には関係ないのです。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2010/11/28 22:30現在、自動車カテゴリーで第18位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、引き続き1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

府中・鮫洲では「2」にしなくても良い

2010-11-26 21:57:17 | Weblog

 ←投票よろしくお願いします!

他の試験場でも通用するのか確認しきれていませんので、
少なくとも東京の府中または鮫洲では、と前置きしての話になりますが、
普通仮免許の技能試験でコース内の坂道を下る際に、
AT車のギアを「2」にする必要はありません。

そもそもAT車の変速は、
速度が増すに連れて高いギアに入る仕組みになっていますから、
「D(ドライブ)」のままで坂を下ると、
どんどんどんどん加速していってしまうのです。
そのため、勾配の急な下り坂では、
自動的にギアが上がっていかないように、
「2」・「1(またはL)」のレンジを使ってください。

しかし、府中試験場も鮫洲試験場も、
場内の坂道は緩やかなカーブを描いているため、
それほどの急勾配ではありません。
ですから、「D」のままでも、
ドライバーの意図しない加速をすることはありません。
むしろ、
「2」に変えることに気を取られて前を見ていなかったり、
坂を下り終えた後に「D」に戻し忘れてしまったり、
という心配もありますので、
余計なシフト操作はしないのを、一応お勧めしておきます。

もちろん、「2」で下っても構いませんよ。
と言うより、それが本来の正しい操作なのですけどね。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2010/11/26 21:30現在、自動車カテゴリーで第22位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合格おめでとうございます!

2010-11-24 16:17:05 | Weblog

 ←※投票よろしくお願いします!

10109様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

当初のご予算より少し多めに教習を受けていただきましたが、
結果として、仮免も本免も1回で合格できたので良かったです。
お勤めの方が試験場で受験するには会社を休んでいただくようなので、
受験回数が少なく済んだのは何よりだと思います。

この後は、免許取得時講習を受講すれば、
念願の免許が手に入りますね。
免許取得後も、油断無く、安全運転に心がけてください。

おめでとうございました!


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2010/11/24 16:00現在、自動車カテゴリーで第21位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バイクは減速が苦手

2010-11-22 20:53:43 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

乗ったことの無い人は理解しづらいかも知れませんが、
二輪は、ブレーキが苦手なのです。

四輪や歩行者からは、ちょこちょこ走っているように見えますが、
実は、二輪のブレーキングは四輪以上のテクニックを要します。
二輪の教習には「急制動」という項目があるくらいです。

そもそも二輪車は、
タイヤが転がっていれば安定するものの、
その回転を止めようとすると途端にバランスを崩す
という特性を持っています。
車重が軽いことも手伝ってタイヤがロックしやすく、
下手をしたら横倒しになります。

また、最近多くなってきたスクーターでは、
ブレーキで体が前のめりになった時に
ニーグリップ(膝で踏ん張る)を効かせることができないため、
ライダーが路上に放り出されることも、珍しくありません。

さらには、ライダーがそれを怖がって、
ブレーキをためらいがちになるのも、危険です。

二輪車が前や後ろにいる時は、
こんなことにも注意して走りましょう。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2010/11/22 20:30現在、自動車カテゴリーで第20位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、引き続き1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人気ブログランキング、「ブロ画」(笑)で迷走

2010-11-20 23:59:25 | Weblog

 ←投票よろしくお願いします!

前回の記事(こちらをクリックすると新しいウインドウで開きます)は、
実験的にデザインを変えてみました。
その理由は、この前後数日間、当ブログも参加している「人気ブログランキング」のページデザインが変わったからです。
どんなふうに変わったかと言うと、
ランキングページ内の各ブログ名の直前に、
「ブロ画」(「ブログに添付されている画像」の意味らしい)を表示するようになったのです。

サイトの運営側は、ページの見た目が華やかになるので良いと思ったのでしょうが、
そうされてしまうと、
当ブログのように画像を添付していないブログは、
ランキングページの中で目立たなくなってしまいます。
本当はブログに写真でも載せれば良いのかも知れませんが、
記事を投稿するのが夜なので(別に「夜」と決めているわけではないですけど)、
また、教習中に写真を撮るのも憚られるので、
すぐに用意できる出来合いの画像を添付してみたという次第。

しかし!
「絵日記」を書く人が多くなっているのは事実ですし、
「絵の無い日記」よりも楽しく読めることも認めますが、
それが“スタンダード”と言えるほど成熟しているのでしょうか?
また、ランキングページを開くのに、
画像を取り込むため、余計な時間が掛かるようになってしまいました。
重いのは、小生、自宅ではナローバンドなので非常に困るのです。
第一、「ブロ画」というネーミングに、センスの無さを感じます。
「ブロガー」(ブログを書く人)とも混同しますし。

きっと、このような批判意見が多く寄せられたのでしょうね。
現在は「人気ブログランキング」のページデザインは元に戻り、
「ブロ画を表示する」は、オプションで選べるようになっています。

なので、当ブログのデザインも元に戻しました。


※当ブログは、件の「人気ブログランキング」に参加しています。
2010/11/20 23:30現在、自動車カテゴリーで第18位です。
文句を言いつつもランキング順位が上がると書き手のモチベーションも上がりますので、
ぜひ応援クリックをお願いいたします。(1日1回のみカウント)

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ABS装備で停止距離が長くなる

2010-11-18 21:53:50 | Weblog

現行の国産乗用車は、ほぼ(小生の知る限り)すべての車種が
ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)標準装備となっています。
これによって、急ブレーキでタイヤがロックせずに車を安全に停めることができるので、
それ自体は喜ばしいことと言えます。

タイヤがロックした状態の危険性(“怖さ”と言うべきでしょうか)は、
実際に体験してもらうのが一番良いのですが、
残念ながら(?)
パイロットアカデミーの教習車もすべてABSを搭載しているので、
口頭で説明するしかありません。

昔のABSを搭載していない車では、
急ブレーキでタイヤがロックしてしまったら、
ドライバーは、足の力を少し緩めてロックを外し、
それから再びブレーキペダルを踏み込む、という動作を繰り返していました。
言わば、それを機械で自動的に行うのがABSというわけです。

どうもこれを勘違いして、
「ABSだと急ブレーキが掛けられる」と曲解しているドライバーの多いこと。
しかも、それに輪を掛けて、
「ABSだから車間を詰めて走っても大丈夫」と思い込んでいる人までいますね。
ABSを装備しているからと言って、
特段ブレーキの効きが良くなるわけではないのです。
むしろ、熟練ドライバーがABS無しでブレーキを掛けるよりも
停止するまでの距離は長くなります。

こういったABSの性能を正しく認識して、
慢心せずに、充分な車間距離を保って走ってください。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2010/11/18 21:30現在、自動車カテゴリーで第20位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

 人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨上がりの路上教習にて(ライブ調)

2010-11-16 17:26:40 | Weblog

←投票よろしくお願いします!

東京では、昨晩は冷たい雨が降っていました。
雨は夜半には止みましたが、
今日も、大通りを少し外れると、まだ道の所々に水たまりが残っています。

指導員「それでは、質問です。こういう雨上がりの道を走行する際の注意点は?」
教習生「水をはねないように、歩行者との間隔をいつもより多めに空けるか徐行する。」
指導員「はい、正解。それから?」
教習生「水たまりに入らないように走る。」
指導員「それも大事なことかも知れませんが、必ずそうするものでもないですよね。他には?」
教習生「他には思い付きません。」
指導員「そうですか。今『水たまりに入らないように』と答えたのは、この車が、という意味ですよね。」
教習生「はい、そうですけど。……あっ!」
指導員「気が付きましたか。」
教習生「歩行者も水たまりを避けて歩くってことですか。」
指導員「大正解。そういう歩行者の動作を予測して、車の方が配慮してあげましょう。」

歩行者に限らず、他の交通の動きを予測して先回りして対処することは重要ですが、
雨の日や雨上がりには、注意すべき事が増えてしまいますね。
でも、それもまた、路上教習の目的の一つなのです。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2010/11/16 17:00現在、自動車カテゴリーで第21位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時間の無い人こそ予習復習を

2010-11-14 23:07:30 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

自動車運転の教習でも、
学校の授業と同じように、予習・復習は大切です。
(「学校の授業は予習復習なんかしたことない」って話は置いといて)

パイロットアカデミーでは、
原則として、次回の教習項目をお伝えするようにしていますので、
技能教本の該当ページぐらい読んで来てくださいね。
そうすれば、教習中に車を止めて説明する時間が少なくなり、
実際にハンドルを握って練習する時間が多く取れます。

また、教習が終わったら必ず(「必ず」ですよ)、
その日に教わったことを思い出して書き留めておいてください。
教習生の性格にもよるのでしょうが、
後で見返して参考にできるように綺麗なノートをまとめるのも結構ですが、
殴り書きのメモでも充分です。
“思い出す”ということが大事なのですから。
記憶の定着を図り、あるいは何が分からないのかを整理するのが目的です。
そして、疑問点は次回の教習で指導員に尋ねてください。

そうした予習と復習をして来ていただくと、
教習そのものが充実します。
「忙しくて予復習する時間が取れなかった」という話をよく聞きますが、
こう考えれば、
忙しい人こそ予習復習が必要なはずではないでしょうか。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2010/11/14 23:00現在、自動車カテゴリーで第22位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、引き続き1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害物と“バットの素振り”

2010-11-12 23:36:22 | Weblog

 ←投票よろしくお願いします!

障害物の横を通過する際には、
その障害物の陰(向こう側)の安全確認をしてください。
所内コースではポールやパイロンが立っている程度かも知れませんが、
路上での駐車車両をイメージして、
その陰に歩行者がいないか、というのを確認するのです。

所内コースでは障害物の向こう側が見通せていたとしても、
障害物を通過する時に首を左に向けてください。
ちょうど、ミラーの死角を確認するのと同じような動作になります。
まあ、言わば、「試験に合格するための演技」ですけど。

そういう“演技”をすることに抵抗がある人もいるかも知れませんが、
でしたら、これは“バットの素振り”だと思ってみてください。
仮免の技能試験では、
試験官が受験者の“素振り”を見て、
「このスイングならバッターボックスに立たせても大丈夫だろう」
と思える人に、「仮免許」を与えてくれるわけです。
だから、そのための練習が必要なのです。
そう考えれば、スッキリするでしょう。

それに、実際に路上を走る時には、
障害物の陰に歩行者がいてドキッとすることも珍しくないので、
そういう練習はやっておかなければならないことですし。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
2010/11/12 23:30現在、自動車カテゴリーで第22位です。
皆さんのご支援に感謝するとともに、1日1クリックの応援をお願いいたします。

人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする