Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

一時停止するべき3つのパターン

2021-07-30 12:59:04 | Weblog

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一時停止しなければならない場所は、
大きく分類して3パターンあります。

その第1は「踏切」。

これは言うまでもないでしょう。
停止線の手前50cm~1m(採点基準では「概ね2m以内」)の所で停まって、
左右それぞれ線路の遠くの方を確認してください。
ちなみに、東京および近県の路上試験コース上に踏切はありません。

第2は「標識や信号で一時停止が指示されている場所」です。

これも言うまでもない…、と言いたいところですが、
標識を見落としたり、赤の点滅信号の意味を失念していたり、
“うっかり”停止しないことが、結構よく見られます。
鮫洲の路上コースで言うと、
八潮橋の側道から橋を越えてくる本線への合流地点に
「一時停止」の標識があります。
この標識を見落として停まらずに合流し、涙を呑んだ受験生が
どれだけいたことでしょう。

第3に「歩道の直前など」です。

歩道を横切る直前では歩行者保護のため一時停止することになっています。
同じ考え方で、
交通整理されていない横断歩道の直前でも一時停止します。
ただし、横断歩道の場合は、
横断しようとしている人がいないことが明らかであれば停まらなくても良い、
という例外があります。
「原則は一時停止。例外的に停まらない場合がある。」と理解しておきましょう。
なお、他にも歩行者保護のために一時停止するべき場面はいろいろありますが、
ここでは、代表的なものだけを挙げて説明しました。

さて、これらの場面で一時停止しなかったら、
試験ではどれだけ(何点)減点されるか、ご存じですか?

実は、減点されないのです。
なぜなら、その場で「試験中止」だからです!
(似たようなナゾナゾもあったっけ)

そして、意外に(ある意味、意外ではないかも)、
過去に免許を所持していた人が、
これで一発不合格を食らうケースが多いようです。

くれぐれも油断の無いように、
これらの場所では、しっかり停止して(速度ゼロです)
安全を確認から再発進するようにしてください。


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合格おめでとうございます!

2021-07-28 18:29:38 | Weblog

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21072K様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

今日の午前中にも練習して、万全の態勢で試験に臨めましたね。
試験で走ったのは、今朝練習したコースではなかったようですが、
道順を覚えるのが路上教習の目的ではないので、
そのこと自体は大した問題ではなかったはずです。

これまで何度か不合格を繰り返していたそうですが、
初めからパイロットアカデミーの教習を受けていれば
そんなに苦労されなかったでしょうに、勿体なかったですね。

特定教習を修了されているので、既に免許証が交付されたとのこと、
今後、安全で楽しいカーライフを過ごされますよう、お祈りしております。
(教習期限が残っている間はペーパードライバー教習を受講可能です)

おめでとうございました!


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直進対向車が見えにくい交差点

2021-07-26 12:59:06 | Weblog

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路上を走っていると、
直進の対向車が見えにくい交差点を通るのも珍しくありません。
そんな交差点で右折する時には気を付けましょう。

例えば、ちょうど坂の勾配が変わる所にある交差点。
坂の頂上にある交差点がその典型ですが、
相手(直進対向車)が坂を登ってくるのが見えにくかったりします。
ということは、
相手からもこちら(右折車)が見えていないかも知れないので、
お互いに注意しないといけません。

また、道が直交していない交差点も要注意です。
ずれていたり、あるいは斜めに交差していたりすると、
相手は直進のつもりで(事実直進なんですが)進んで来るのに、
こちらがそれを「直進」と認識しにくくなります。

それから、交差点の設計上、
右折ガイドに沿ってハンドルを切ると、
左前のピラーが直進車(特に二輪車)を隠してしまう所もあります。
二輪車に関しては、
右折対向車の陰に隠れて見えないということもよくあります。

ここに挙げたような所では、
たとえ直進車が来ていなかったとしても、
漫然と右折してしまうのでなく、
「もし直進車がいたなら…」と意識しながら曲がるようにしましょう。


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自主練習はリスクだらけ

2021-07-24 13:59:14 | Weblog

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教習生の中には、たまに
「親の車で自主練習してきます」と言う人がいます。

それ、もし親御さんに教えてもらおうと考えているなら、
大抵がケンカになるので、やめるべきです。
車の運転ごときで人間関係を壊すのって、つまらないですよ。

また、もし広い敷地で自由気ままに運転しようと考えているなら、
それもやらない方が良いでしょう。
と言うのも、
指導者無しで字面どおり本当に“自由気まま”に走るのは、
変なクセが付いてしまうリスクが高いからです。

アクセル加減や、進路変更時の目視確認や、右左折の方法などを、
“自己流”で繰り返すことで、そのまま身に付いてしまうのが心配です。
そうなると、そのクセを取るために
余計な練習が必要になってしまいますよ。

やはり、教習料を払ってでも、
悪い所を「悪い」と冷静に指摘してくれる人を隣に乗せて
練習されることを強くお勧めします。

もっとも、練習に使える車があるのでしたら、
「車を停めた状態でペダルを踏む練習」や
「ハンドルを持ち替える練習」くらいは
やっていただいて問題ないでしょう。


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曲がれれば良いという課題ではない

2021-07-22 15:00:08 | Weblog

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クランク型(屈折型)やS字型(屈曲型)の狭路課題は、
「車両感覚」と「速度調節」を目的にしています。

ハンドルをどう回せば車体がどう動くのか、
前輪と後輪とで軌跡の描き方はどう違うのか、
さらに言うなら、切り返しをする時の車体の動きはどうなるのか、
といった車両感覚を、
そして、
MT(マニュアル)車なら半クラッチと断続クラッチを、
AT(オートマ)車ならクリープの体感と微妙なアクセル加減を、
狭路を通過しながら身に付けてもらうのを目指しています。

なので、パイロットアカデミーの教習では、
「ここでハンドルを回し始めてください」というような目標は、
少なくとも初めの段階では敢えて教えません。
ある程度ご自分で車を誘導できるようになった後か、
教習生によっては、最後まで目標を教えないことも少なくないです。

車両感覚と速度調節がうまく出来ていれば、
ハンドルを切り始める目標なんか知らなくても
クランクは難なく通過できるはずですし、
逆に、目標を使って狭路を通過することを覚えてしまうと、
上に挙げた教習目的が達せられなくなる心配もあります。

クランクやS字は、
曲がれれば良いという課題ではないことを
どうかご理解ください。


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譲るか自分が先に行くかの判断は?

2021-07-20 12:59:12 | Weblog

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“譲り合い”は、
ドライバーの心構えとしては正しいですが、
仮免許で路上練習している人や免許取り立ての初心者などは、
ともすれば、自分が譲るばかり(「譲り合い」ではない!)
になってしまいがちです。

なので、皆さんは、
まずは、
法規上の優先順位を念頭に置いて走ってください。

そのうえで、
「自分の後ろに車列が続いているかどうか」によって
譲るか、自分が先に行くか、を判断しましょう。

言い換えれば、
自分1台が譲らなかったために円滑な交通が損なわれてしまうのか、
自分1台が通過する時間だけ相手に辛抱してもらえば良いのか、
ということです。

そのためには、
後ろの状況を常にルームミラーで把握しておく必要があります。
咄嗟の瞬間に見るのではなく、
普通に走っている時から常に見ておくのがポイントです。
そして、譲ろうか譲るまいか迷ったら、
「自分の後ろに続いていたら譲る」と覚えておきましょう。

“互譲の精神”は、
「法規上の優先順位」・「状況の把握」・「円滑な交通」
の3つともが理解できている前提での話なのです。


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失敗せずに失敗経験を積む

2021-07-18 14:58:46 | Weblog

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人生の出来事すべてがそうとも言えそうですが、
こと運転技能に関しては、
失敗すると次には上手にできる、というのを実感します。

しかし、
すべての課題ですべての失敗パターンを経験するのは無理ですし、
「いつまでに運転免許が必要」といった納期がある場合は、
失敗を繰り返している時間がもったいないこともあるでしょう。

そんなときこそ、プロに頼ってください。

わたしたち、プロの指導員は、多くの失敗事例を持っています。
運転技能に関しても、
免許取得手続きに関しても、
いろんな教習生のいろんな失敗を見聞きしてきています。
「こんな場面ではこんな失敗をしがち」というのを知っているので、
それを踏まえたうえで説明してくれるはずです。
(少なくとも、パイロットアカデミーではそうしています。)

教習を受ける皆さんは、
他人の失敗事例を聞くことで、
「自分が失敗せずに失敗経験を積める」と思って、
真剣に聞いてください。

そういうことが、
“独習”には無い最大のメリットですので。


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一呼吸置いてからハンドルを切る

2021-07-16 10:22:48 | Weblog

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右折は、
交差点に直近マークや右折のガイドがあればそれに沿って、
直近マーク等が無ければ“交差点の中央付近”を、
左前輪が通るようにして曲がって行きます。

なので、右折では、交差点の中まで車を進めてから
ハンドルを回し始めることになります。

一方、左折では、
左後輪が縁石から離れないようにして曲がって行きますが、
かと言って、
ハンドルを慌てて回し始めると、
内輪差で後輪を縁石に載せる危険性があります。

つまり、
右折も左折も、
一呼吸の“ため”を置いてからハンドルを切るのが“肝”というわけです。

もっとも、
「慌てずに心を落ち着かせて動作を起こす」というのは、
右左折だけに限らず、車の運転すべてに共通する話ですけど。


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狭い道でだって寄せて走りますよ

2021-07-14 09:59:45 | Weblog

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左折の前には車を左に寄せて走ることは
皆さん、よくご存じだと思います。

ところで、ある教習生から、
「狭い道では寄せなくても良いですか」
と質問されたことがあります。
訊かれた小生は「何を今さら」と思い、
「いや、寄せて走ってください」と返答しました。
(自覚していませんが、おそらく、ぶっきらぼうに)

すると、
「でも寄せられないじゃないですか」と、不服そうな教習生。
恥ずかしながら、それでようやく質問の意味が通じました。
つまり、その教習生さんは、
「進路変更しなくて良いか?」の意味で尋ねられていたのですね。

そうならば、
「既に寄っているなら、それ以上の進路変更は必要ない」
と答えるのが正解でした。

大事なのは、
30m手前までに左に寄った状態を作っておくことです。
狭い道では、ずっと道路の左端から離れずに走っているでしょうから、
さらに左に寄せて行くまでもありません。

「寄せ」の動作が必須というわけではないので、
その点、誤解なさらないようにしてください。


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目視確認時に車をふらつかせる人

2021-07-12 08:59:07 | Weblog

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進路変更前などの安全確認では、
特にミラーに映らない死角部分をしっかり目視してください。

ところが、この目視確認をしている時に
車をふらつかせてしまう人がいます。

この症状が出るのは…

まず、見る場所(方向)の問題がありそうです。
もしや、後ろを振り返るように見ていませんか?
それだと、サイドミラーに映る(死角ではない)所を
見ている可能性がありますよ。
目視すべきなのは、そんなに後ろではなくて、
“真横より少し後ろ”ぐらいの所ですよ。

また、
首と一緒に肩も動かしてしまっているかも知れないですね。
たしかに「首を振っただけではダメ」とは言われますが
それは「自分の目でしっかり見なさい」との意味であって、
「肩まで動かせ」ということではありません。
肩は動かさずに、首だけで斜め後ろを見るようにしてください。

加えて、
ハンドルを握り締めていることが原因であることも多いです。
目視確認中は言わば“わき見”状態なのですから、
ハンドルには余計な力を加えないでください。
肩と腕の力を抜いて、正しい運転姿勢を保持したまま、
首だけを斜め後ろへ向けてください。

そもそも、車がふらつくのは、
ドライバーがハンドルに頼りすぎている証拠とも言えます。
車の運転で最も重要なのは「安全確認」であり、
次いで「加減速」であり、
「ハンドル操作」は、二の次(「三の次」と言うべきか)でしたね。
確認中だけの話ではなく、普通に走行している時にも、
ハンドルを握り締めないように、心がけましょう。


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