Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

“勇気”を持って追い越しを中断

2018-10-30 19:51:20 | Weblog

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前の車を追い越そうと、
安全を確認して、対向車線にはみ出して、「さぁ加速!」という時に、
前方から対向車が来たとします。
こんな場面に遭遇したら、あなたはどう対処しますか?

もちろん対向車の速度と距離にもよるところですが、
基本は、「追い越しを中断する」のが正解と覚えてください。

追い越しは、障害物回避とは違って、
容易に元の車線に戻ることができます。
というのは、
追い越そうとしていた相手も走っているわけですから、
自分が速度を落とすだけで、
元の車線に自分が戻るスペースができるからです。

ところが、
こういう場面でのドライバーの心理としては、
「対向車が来る前に追い越しを完了してしまおう。」と思いがちで、
つい、逆に、加速してしまうことが多いようです。

…で、一番速度の上がった状態で正面衝突!
あるいは、急ハンドルを取って左側の原付を巻き込む!
という最悪の事態になるわけです。

一度「追い越そう」と思ったのを中断するのは難しいでしょう。
また、もしかしたら、追い越す相手がずっとのろのろ走っていたため、
イライラしていたのかも知れないことはお察しします。

でも、そんなのには関係なく、
勇気を持って、危険を回避するための行動をとってください。



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トンネルを完全に出るまで消灯しないで

2018-10-28 10:59:03 | Weblog

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急に日が短くなってきましたね。
気が付いたら暗くなっていた、ということの無いように、
前照灯は早めに点けるようにしましょう。

ところで、昼間でも、
トンネルやアンダーパス等の暗い所では、
ライトを点けて走ってください。

交通量がそこそこある所はトンネル内の照明が整備されていて、
暗くて道が見えないということは無いでしょうが、
それでも、対向車からこちらが見えていないのが危ないからです。
自転車の前照灯は、
ライダー自身の視界を確保するためというより、
自転車の存在を認識させるために点灯するのと同じですね。

そういう意味もありますから、
トンネルの出口が近づいて明るくなってきたからといって
前照灯を消さないでください。
これからトンネルに入って来ようとする対向車にしてみれば
トンネルの中は真っ暗で様子が分かりませんから、
こちらは、トンネルから車体全部が完全に出るまでは
ライトを点けたままにしておきましょう。


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下り坂のカーブが怖いという人

2018-10-26 12:59:04 | Weblog

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この週末は、
紅葉狩りに行こうと計画している人も多いのではないでしょうか。
日光いろは坂は大渋滞との予想だそうですが、
ゆっくり紅葉が鑑賞できるとでも思って、
あんまりイライラしないようにしてくださいね。

さて、渋滞だとそんなでもないですが、
車が流れていると、
山道、特に下り坂が怖い、ということを言うドライバーがいます。

そういう人に大体あてはまるのは、
「ブレーキを踏みながらハンドルを回している」ということです。

ドライバーは怖いからブレーキを踏んでいるのだと思いますが、
見方を変えれば、
カーブ進入時のスピードが速すぎるということでもあります。
それじゃあ、怖いわけです。

そういう人は、
「カーブの5m手前までに減速を終わらせておく」という基本を
思い出してください。
そして、カーブの外側ラインを目でなぞりながらハンドルを回し、
カーブの出口に向かって加速するのでしたね。
もっとも、下り坂なら、
アクセルを踏むまでもなく重力にまかせて加速していけば良いでしょう。

教習の第1回目で教わったとおりに運転することで、
山道も、それほど苦にならずに走れると思います。

どうか基本を守って安全運転を!


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エンジン音を聞かずに半クラッチを作る

2018-10-24 09:59:02 | Weblog

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MT(マニュアル)車の教習では、
発進時(坂道発進を含む)における半クラッチについて、
「エンジン音が変わるのを聞いて判断しなさい」
と教わっている人が多いのではないでしょうか。

事実このように教えておられる教習所様もあるので書き方が難しいところですが、
お叱りを覚悟で書かせていただくならば、
運転の実践場面では、
「音を聞いて発進」なんて、ナンセンスです。
路上走行でそんな発進をしていたら後続車をイライラさせるばかりですし、
試験では「空ぶかし」で減点されやすいですよ。

教習を始めたばかりの人なら、
エンジン音を聞いて半クラッチを作るのも一つの練習方法でしょう。
でも、その段階は早いうちに卒業してください。

パイロットアカデミーでは、
音を聞くどころか、アクセルを踏まないで発進する練習をしています。
アクセルを踏まずにクラッチをつないでいき、
半クラッチを“足”で感じたら、そこからアクセルを開いていくのです。

この練習では、当然、最初は何度かエンストします。
でも、それで良いのです。
「ここまでクラッチペダルを上げるとエンストするんだな」
というのをつかんでもらうのも、この練習の目的の一つだからです。

練習でいっぱいエンストして、
その代わり、免許(あるいは仮免許)を取って路上に出たら、
スムーズに発進するようになっていてください。


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はみ出すなら遠慮せずに

2018-10-22 16:59:05 | Weblog

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障害物回避のため対向車線にはみ出す際に、
遠慮がちにホンの少しだけセンターラインを越えて走る人がいますね。
でも、それは、
障害物のすぐ側を通過することになり、却って危険だったりしますよ。

確かに状況によっては、
センターラインを少しだけ越えて走るべきケースもあります。
対向車や(複数通行帯がある道路で)右隣の車と譲り合って通行する場合などがそうです。
こういう場面では、それこそ遠慮しながらはみ出して走行し、
そのために障害物との間隔が狭くなる(概ね1m以内)ときは、徐行してください。

しかし、そうでない場面では、
障害物との安全な間隔を充分にあけて、
速度を変えずに(これもポイント)回避するのが基本です。

まれに、「センターラインの色がオレンジだったから」という理由で
はみ出し量の少ない人がいますが、
オレンジラインは、「追い越しのための右側はみ出し禁止」の意味でしたよね。
障害物回避は“追い越し”ではないので、関係ありません。

また、「対向車が来たから」という理由を聞くこともあります。
いや、対向車が来たなら、原則として、
障害物より手前で、対向車が通過するのを待っていてください。
対向車が明らかに譲ってくれているときにこそ、
「譲り合って通行」という話になるのであって、
基本は、「対向車が来ているなら待つ」です。

そして、対向車が来ていないのが確認できたなら、
ヘンな遠慮は無用です。
思い切って対向車線にはみ出して、障害物を回避してください。


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車の運転にも「選択と集中」を

2018-10-20 16:59:12 | Weblog


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初めて路上を走った時、すごく疲れませんでしたか。
それは、
目に入って来るすべての物に注意を向けてしまうからです。

これが、運転に慣れてくると、
「特に危ない(危なそうな)点」や「いつもと違う点」に
気付くことができるようになり、
言い換えれば、
神経を向けるべき所と、少しラクできる所との
メリハリを付けられるようになり、運転に余裕が生まれます。

そして、その生まれた余裕を、
より広く視野を持つこと(横への拡がり)や、
相手の気持ちまで汲み取ること(深掘り)に費やせるのが、
真の「ベテラン・ドライバー」なのではないでしょうか。

経済学者ドラッカーが唱えた「選択と集中」は、
企業経営やマーケティングに関する専門用語というより、
われわれの脳が自然にやれている作用と言えるでしょう。
車を運転しながら五感を通して入って来るいろんな情報について、
瞬間的に要否を判断し、
必要な所には神経を集中させることで、
“ラク”で“上手”な運転ができるようになります。

「選択と集中」により、スマートな運転を心がけたいものですね。


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カーブの向こうから近づいて来る直進車

2018-10-18 11:09:21 | Weblog

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周回トラックのカーブ出口近くに突き当たる交差点、
…と言っても分かりにくいですかね。
東京の府中試験場をご存じの方は、
小高い築山から東向きに坂道を下った所をイメージしてください。

そういう所では、
カーブの向こうから近づいて来る車に注意しましょう。

突き当たった交差点の右後ろの方にカーブが続いている場合、
カーブの向こうから近づいて来る車が、
(“右横から”でなく“右後方から”というのが曲者で)
こちらが交差点に進入する時にはよく見えていないのです。
特に府中試験場のように、こちらが下り坂の場合は、
路面(下)ばかりを見つめてしまっていると、本当に見落としますよ。

周回コースを走っている車は、
カーブを曲がっていても「直進車」という扱いです。
こちらが一時停止であれば尚のこと、相手を妨害してはいけません。
形ばかり首を振るのでなく、
左右それぞれ車線の先までしっかり確認してください。


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信号待ちではブレーキ踏みっぱなし

2018-10-16 13:39:33 | Weblog

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信号待ちなどで停車している時は、
必ずブレーキを踏んで待っていてください。
車が自然に動き出してしまうのを防ぐとともに、
もし後ろから追突されても玉突きで前の車にぶつからないように、
という意味もあります。

なお、赤信号が長くなりそうな場合は、
サイドブレーキを引いて、ブレーキペダルから足を離しても構いません。
しかし、これをやると、
どうしても発進が遅れ気味になりがちなため、
受験生にはお勧めしません。

サイドブレーキで代用する目的は、
足が疲れないようにするだけのことだと思いますが、
試験を受けている20分くらいは我慢しましょう。
余計な手間を掛けて発進出遅れの減点を被るリスクに比べ、
メリットが少なすぎますので。

ブレーキペダルを踏んで、
ギアを、AT車なら「D」に、MT車なら「ロー(1速)」に入れた状態、
すなわち、「発進体勢」で信号待ちするのが基本です。


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その教習所、技能試験免除になりますか?

2018-10-14 09:59:14 | Weblog

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世間一般的には、「自動車教習所」と聞けば、
公安委員会から指定を受けている、いわゆる「公認教習所」のことだと思うでしょう。
しかし、「自動車教習所」を名乗っていても、
公安委員会から指定を受けていない教習所(「非公認教習所」と呼ばれる)も
多数存在するので、注意が必要です。

非公認教習所では、
試験場での技能試験に相当する「技能検定」が実施できません。
そのため、そこに通っている教習生が免許を取得するには、
学科試験だけでなく、技能試験も、試験場で受験する必要があります。
(もちろん、受験するだけでなく“合格”しなければなりません)

しかし、このことを入校希望者に正しく伝えていない非公認教習所も
まだ見受けられるようです。
さすがに「技能試験が免除になる」と嘘をつくことは無いと思いますが、
詳しく説明しなかったり、
お客さんの無知に乗じて別の言い方をしたりして、
それを理解しないまま入校する教習生が少なからずいるのは事実です。
数年前に当局の指導が入って、一時期は改善されたようですが、
今でも、たまにそんな話を耳にすることがあります。

パイロットアカデミーも公認教習所ではありませんが、
「試験場で受験しなければならない」ことは真っ先に説明しています。
そして、そのシステムを理解していただいた方だけをお客さんとして迎えています。
お互い商売ですから営業は一生懸命やるべきと思いますが、
フェアな競争を心掛けたいものです。


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「あの車が通過したら」と心の準備を

2018-10-12 19:09:31 | Weblog

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いつまでも発進できずに
路端に停まったままでいる人がいます。

そういう人から話を聞くと、
どうも「車列が途切れたら発進しよう」と思っていることが多いようです。
あながちそれも間違いとは言いきれませんが、
それよりも、
「あの車が通過したら発進しよう」と思うようにすると、
発進のタイミングは、ぐっと計りやすくなりますよ。

「車列が途切れたら」と「あの車が通過したら」とでは、
似ているようで、異なります。

「車列が途切れたら」というのは、
自然、「周囲の環境が整うまで待つ」という受け身の姿勢になりがちです。
それに比べ、「あの車が通過したら」は、
「発進しよう、発進しよう」と身構えている状態なので、
タイミングを逸することが少なくなります。

また、「あの車が通過したら発進しよう」と思っている人は、
自分が発進した図(成功した姿)をイメージできていることが多いです。
これこそが大事なポイントかも知れません。

そして、いざ発進の時には、
その通過した車を追いかけるようにしていけば良いわけです。
「前見て加速!」ですね。


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