Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

横断者が渡り終わるまで待たなくても

2016-09-30 13:49:31 | Weblog

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信号の無い横断歩道で横断しようとしている人がいたら、
また、横断歩道でなくても、現に横断している人を見つけたら、
その横断を妨害してはいけません。
そこまでの距離によっては減速するだけで足りるケースもありますが、
基本的には「停止するもの」と覚えておくべきでしょう。

ところで、停止した場合、
横断者が道路を完全に渡り終えるまで停まったままでいる人がいますが、
そこまでは求められていませんよ。
横断者を妨害しなければ、
例えば、道路の左側から渡り始めた横断者が自分の目の前を通り過ぎたら、
まだ渡り終えていなくても、発進して構わないのですよ。

しかし、その逆に、道路の右側から渡ろうとしている横断者が
まだ自分の前まで来ていないからと言って発進してしまうのは、危険です。
直接的には妨害しなくても、
歩行者が心理的に横断しにくくなるなら、
それは、やっぱり「妨害」に該当するからです。

ただ、それにも例外的なケースがあって、
横断歩行者がこちらに気が付いて譲ってくれた場合など、
こちらが停まり続けることで却って邪魔になってしまうなら、
(無論その横断者に注意を払いながら)進んでしまった方が
安全であることもありえます。
そこは臨機応変、ケースバイケースで対処してください。


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信号待ちの列なのか路上駐車が並んでいるのか

2016-09-28 18:49:07 | Weblog

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片側2車線の道路で、左側車線に車列ができているとき、
それが信号待ちの列なら、自分もその後ろに続きますが、
それが路上駐車だったなら、自分はそれを避けて右側を進むことになります。

この区別が難しいと言った教習生がいましたので、
どんなポイントに着眼したら良いのか、整理してみました。

A:「信号待ち」である可能性が高いケース
・運転手が乗っているのが見える
・ブレーキを踏んでいる(ブレーキランプが点灯している)
・車間がまちまち(じりじりと進んだりしている)

B:「路上駐車」である可能性が高いケース
・ハザードランプを点滅させている
・道路の左端まで寄っている
・車間が詰まっている
・信号が青になっても進まない(そりゃそうか)

でも、ここで「可能性が高い」という言葉を用いたように、
必ずしもこれらによって区別しきれるわけではありませんが、
一応、ご参考まで。

でも、そもそも、車列に近づいてから
「信号待ち? 路上駐車?」と迷うのが間違いなのです。
そこに行き着くまでに自分の前方をよく見ていれば、
それまで動いていた車(信号待ち)なのか、
ずっと停まっている車(路上駐車)なのか、
判ると思いますよ。
判るようになってほしいです。


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見えない所の危険を察知するように

2016-09-26 16:39:02 | Weblog

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進路変更に際して、バックミラーに他の車が映っていたなら、
それに注意しながら、行く・行かないの判断をすることになりますが、
それよりも、ミラーに映っていない所に車がいるかどうかには、
もっと気を付けなければなりません。
教習では、ミラーの死角を必ず目視で確認するよう、
口酸っぱく言われているはずです。

これは、ミラーだけの話ではなく、様々な場面で、
見えない所を意識して見るべきことを、示唆しています。

他の例を挙げてみましょう。
一時停止の交差点で、
停止して左右を見るのは当然として(これすら出来ていない人もいますが)、
見えていない所、例えば路駐車両や電柱の蔭も、見ようとしていますか。
そういう所から自転車が突然(のように思えます)現れて驚かされることがありますよ。
こちらから見えていない所は、
相手からもこちらが見えていないわけで、
非常に危険だということを覚えておいてください。

他にも…
道を譲ってくれた対向直進車の横を二輪車がすり抜けようとしていないか?
渋滞中の車列の間から歩行者が飛び出して来ないか?
上り坂の向こう側に障害物は無いか?
こういった“見えない所”に潜む危険を察知するようにしましょう。

ある程度の経験は要りますが、
そういう意識を持って路上を走っていると、
だんだん「ここが危ないんじゃないか」というのが判るようになってきますよ。


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サンキューハザードは「サンキュー」の意味

2016-09-24 10:59:02 | Weblog

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合流する車を入れてあげたりしたときに
ハザードランプ(非常点滅灯)を出すことがあります。
これは「サンキューハザード」と呼ばれ、
これから免許を取ろうという人には無用の知識ですが
(そもそもハザードを用いる場面自体、免許の試験にはありません)、
実際の路上ではよく見る合図です。

道を譲ってもらったら、
本来は、会釈をするなり片手を挙げるなりして
お礼するのが基本です。
しかし、後ろの車にはそれが見えないことが多いため、
初めは大型トラックがハザードを用いたのが
これの起源と言われています。

今では、普通車でも、あるいは二輪車ですら、
ハザードを使って謝意を表現することが慣習になっています。

ところが、これを勘違いしてか、
無理やり割り込んで来て、ハザードを出す車も、
たまに見かけます。

サンキューハザードは
「お先にどうぞ」に対する「ありがとう」の意味であって、
「ごめんなさい」ではないはずです。
まして、割り込んで来る車は
「ご免なさい」とすら思っていないように感じてしまいます。

ハザードは“免罪符”ではないのです。


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前照灯はハイビーム(上向き)が基本

2016-09-22 18:49:07 | Weblog

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秋の日はつるべ落とし。
「秋は夕暮れ」などと感傷にひたっていられる時間は短く、
あっと言う間に真っ暗になります。

昔の車は前照灯とメーターパネルが連動していたので、
暗くなってメーターが見づらくなればライトを点ければ良かったのですが、
最近は自発光メーター装備の車(しかも高級車≒黒っぽい車に多い)が増えたためか、
自分が無灯火であることに気づかずに走っている車が目立ちます。

ですので、ドライバーは、
「暗くなったらライトを点ける」ではなく、
「暗くなる前にライトを点ける」と意識するようにしましょう。
今の時季は、日没はだいたい6時ごろですので、
「5時を過ぎたら点灯する」くらいのつもりで良いでしょう。
(もちろん季節が下ったら点灯も早めていきます)

ところで、
走行中の前照灯は、ハイビーム(上向き)が基本ですよ。
取説にも「メイン」と書かれています。
ロービーム(下向き)は、
先行車や対向車の妨げにならないよう減光措置を講じるためのものです。
街中での走行は自ずとロービームばかりになってしまいますが、
でも、それは、あくまで“例外”なのです。

暗い夜道で歩行者を早めに見つけて対処するためにも、
「ハイビームが基本」と覚えておきましょう。


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合格おめでとうございます!

2016-09-20 13:59:09 | Weblog

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16078様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

仮免も本免も一発合格できて、良かったです。

ところで、
仮免も本免も受験後の講評で何も指摘されなかったと喜ばれていたのに
水を差すようで恐縮ですが、
試験官は、
合格者には多少の減点があってもそれを言わないことが多いのです。
必ずしも満点合格だったとは限りませんので、
これで油断することなく、今後の安全運転に勤しんでください。

ま、憎まれ口はほどほどにして、
ともあれ、おめでとうございました!


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「JK21=高輪?」で「新橋からの五七五」崩れる!

2016-09-18 13:49:22 | Weblog

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JR東日本では、東京オリンピックの開催を見据えて、
「駅ナンバリング」を10月1日から順次導入するとのことです。
これは、路線記号と2ケタの数字で構成され
(例えば山手線の各駅は「JY01~JY30」で表示)、
既に私鉄や地下鉄では導入済のシステムですね。

さて、詳しい方は「あれ?」と思われたかも知れませんが、
山手線の駅は29しか無いのに、なぜ「JY30」まであるのでしょうか?
いや、“詳しい方”ならご存じと思いますが、
品川(JY25)と田町(JY27)との間に新駅が予定されているため
「JY26」が空番となっているからです。
京浜東北線でも「JK21」が空いています。

ところで、その京浜東北線ですが、
鉄道唱歌よろしく新橋駅を出発すると、
北へ向かうと「有楽町、東京・神田、秋葉原」と、
南へ向かうと「浜松町、田町・品川、大井町」という具合に、
駅名が「五・七・五」に並んでいるのはご存じでしたでしょうか。
ついでに南方面を続けると、
「大森・蒲田、川崎・鶴見」と、「五・七・五・七・七」の短歌になっています。

このリズムが、新駅(※)の開業で崩れてしまう、というのが、
今回の記事のタイトルの意味です。
つまらない話ですみません。
日曜なので、こんな雑談もお許しください。

※)地元では「新駅の駅名は『高輪』に!」という運動が起きていますね。


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断続クラッチではアクセルを踏まないのが基本

2016-09-16 18:29:20 | Weblog

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狭路内(※)での速度は、
「人が歩くくらい」と言われます。

※)ここで言う「狭路」とは、
「クランク(屈折型)コース」と「S字(屈曲型)コース」を
イメージしてもらって結構ですが、
広義の「狭路」、すなわち「方向変換」や「縦列駐車」や二種免許課題の「鋭角コース」、
あるいは、路上で人込みを通るときなどにも使える話ですので、
参考にしてみてください。

そして、その速度調節は、
MT車の場合は、断続クラッチを用いてください。
クラッチをつなぎっ放しでも減点されませんが、
アイドリング状態でも意外にスピードが出ますし、
それでハンドルを回すのを慌ててしまうのは
いかにも「車に操縦されている」ので、本末転倒だからです。
また、断続クラッチを練習することでクラッチミートの感覚が磨かれるので、
パイロットアカデミーの教習では、
狭路内では基本的に断続クラッチを使うよう、指導しています。

ところで、その際、
左足は当然、クラッチを切ったりつないだりしているわけですが、
右足は、アクセルを踏んでおくのでしょうか。
これに関しては、車によって多少の違いはあるものの、
アクセルを踏まなくても車が進むなら、「踏まない」ことを推奨します。

そもそも、なぜ狭路で「人が歩くくらい」の速度で走るのでしょうか。
それは、
物や人にぶつかりそうになったらすぐに停まるため、
さらには、万が一ぶつかったとしても衝撃を最小限に止めるためです。
そう考えれば、
狭路通過中、右足は、
できればブレーキペダルの上に載せておきたいのです。

もちろん、それで車が進まければ、その時はアクセルを踏んでください。
「アクセルを踏んではいけない」と言っているわけではないので、
その点、誤解の無いようにお願いします。


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「前の縁石」と「前の車のタイヤ」の共通点

2016-09-14 14:59:03 | Weblog

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ここのところタイトルにかぎかっこ(「」)の付く記事が続いていますが、
たまたまです。他意はありません。


クランクコース(屈折型狭路)を通過する際に
ハンドルを切り始める目標を「前の縁石」に置いている人がいますね。
すなわち、「ボンネットが前の縁石を隠す寸前にハンドルを切る」というものです。

ドライバーの体格や運転姿勢やもちろん車によって見え方が違うので
一つ覚えにしてはいけませんが、
教習をスムーズに進め、自信を持ってもらうために、
こういう“目安”を設定するのも、頭ごなしに否定はしません。
(ただし、その段階は早いうちに卒業してくださいね)

ところで、信号待ちや渋滞で前の車に続いて停車する時の車間は
「概ね車1台分」と言われます。
この際に、「前の車のタイヤが見えている所」という目標を取る人がいます。

そもそも停車中に前の車と一定の車間を空けるのには、
「玉突き事故の防止」と「前の車が立ち往生した時に避けて進める」という
2つの意味がありました。
このうち2つめ「前の車を避けて進む」のは、
「クランクでポールにぶつけずに通過する」のと通じることに
お気づきでしょうか。

つまり、ボンネットから路面が見えているうちにハンドルを切れば、
避ける相手が「前の車」であれ「クランクコースのポール」であれ、
それで通過できるということなのです。

上に書いたように、あくまで“目安”としてですが、
覚えておいても良いかと思います。


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「障害物回避」は「進路変更」の一つと覚えましょう

2016-09-12 16:49:04 | Weblog

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進路上の障害物を回避するには、
右の安全確認をして右にはみ出して走り、
障害物を過ぎたら、
今度は左の安全確認をして左に(元の車線に)戻ります。

中には、
はみ出したらすぐに左に戻ろうとする人もいますが、
それだと、すぐに左に戻れない時(路上駐車が並んでいる所など)には
動作を変えなければなりませんし、
第一、普通のスピードで走行している時(路上ではほとんどそうです)に
それをやるのは難しいですよ。

右にはみ出したら車体をまっすぐに(道路と平行に)向ける、
すなわち「進路変更」であれば、
左に戻れなければはみ出したまま走れば良いですし、
障害物があるたびに減速する必要もなくなります。
また、対向車や障害物との間隔によって
うんとはみ出す時もあれば、自分の車線の中で寄せる程度の時もありますが、
それらは進路変更する幅が異なるだけで、やる動作としては同じになりますから、
教習生の皆さんは、
「障害物回避は進路変更」と覚えておきましょう。

進路変更の手順は、
「1.合図、2.確認、3.前見て加速!」でしたね。
これは、
「発進」や「右左折の寄せ」でも同じ動作になります。
そりゃ、いずれも「進路変更」なのですから、
同じで当然なのですけどね。


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