Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

対向車の渋滞は“最後尾の後ろ”にも注意

2019-01-30 19:59:12 | Weblog

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対向車が渋滞しているときには、
その間から歩行者が渡ってくることがありますので、
あまり加速せずに(必ずしも徐行でなくても良い)
注意しながら進みましょう。
もちろん、実際、歩行者が飛び出して来たら、
ブレーキを掛けてください。

さて、そんな話をすると、
対向車が渋滞している間はスピードを落として走り、
車列を通り過ぎるや否や、加速を始める人がいます。

うん、確かに「対向車が渋滞しているとき」とは言いましたが、
こちらから見て“車の向こう側”、
つまり車列の最後尾から横断者が飛び出すこともあります。
と言うより、むしろ、歩行者の立場からすれば、
車と車の間を渡るよりも、
渋滞最後尾の後ろで後続車が来る前の方が、
心理的に渡りやすいものです。

ちょっと言葉遊びっぽくなってしまいますが、
「対向車の渋滞中」だけでなく、
「渋滞の最後尾」まで、
しっかり注意しながら走ってください。


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一度に複数の車線を移動しない

2019-01-28 11:59:02 | Weblog

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例えば、片側3車線の道路で、
一番左の通行帯を走っている状態から
右折しようとする場合には、どうしますか。

一番右の車線を走らなければならないので、
つい、一気に2車線を移動したくなるかも知れませんが、
それは危険です。

と言うのは、
隣の車線はサイドミラーに写っていても、
もう一つ向こうの車線は遠くの方しか見えていません。
目視で安全が確認できれば良いわけですが、
通常の目視は、ミラーに写る範囲は安全であることを前提に、
ドライバーの真横しか見ていないはずです。

それを、すべて目視で安全確認しようとすると、
長い時間、前から目を離してしまうことになりますし、
多くの場合、
そこまでの確認をせずに車線変更してしまいがちです。

このことは、
逆に、2つ隣の車線を走行している車から
こちらがよく見えていないということでもあります。
さらに、一気に車線変更してくるとは予想しにくいこともあって、
ヒヤリとさせてしまい、ブレーキを踏ませてしまいます。
そうなると、試験なら「他車妨害」で即中止です。

ですから、
車線は1つずつ移ってください。
もちろん、その都度、合図と確認が必要です。
なお、合図(ウインカー)は、
車線変更が終わるごとに一々消さなくても、出したままでOKですよ。


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ペーパードライバー教習は乗る予定が出来てから

2019-01-26 19:29:06 | Weblog

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パイロットアカデミーではペーパードライバー教習も行っていますが、
お問い合わせをいただいた時に必ず、
「乗る車は決まっていますか」と尋ねることにしています。

別に、どんな車に乗るのかを知りたいわけではありません。

これは、
教習を受けようとしている動機をお尋ねしたいのと、
一方、ご本人には、
ご自身がその車を運転している図をイメージしてもらいたいからです。
それによって、教習への取り組み姿勢・真剣みが変わってきます。

実際、ペーパードライバー教習を受ける人の多くが
仕事や家族の関係で“乗らざるを得なくなった”人です。
そういう人は、教習で、うまくできない場面に出くわすことがあっても、
「何くそ」という根性で乗り越えられますよね。

そこへ行くと、
運転する予定が無いのにペーパードライバー教習を受ける人は、
ちょっとの事でへこたれて続かない人が多いように思います。
(もちろん、そうでない人もいますけど)

「当面は乗らないけれども運転を忘れないように」という動機を
全否定するつもりもありませんが、
できれば、乗る車が決まってから教習を受けた方が効率が良いと思いますよ。


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駐車車両だけが障害物ではない

2019-01-24 21:59:03 | Weblog

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障害物を回避する際には、充分な間隔を空けて通過してください。
「充分な間隔」とは、
不動物(建物や人が乗っていないことが明らかな駐車車両等)は「50cm以上」、
可動物(対向車や人が乗っていることが予想される駐車車両等)は「1m以上」
とされています。
やむを得ず近くを通る時は、スピードを安全な速度まで落としてください。
(必ずしも“徐行”でなくてもよい)

ところで、特に路上走行中には、
コース内にある障害物(駐車車両を模したものが多い)とは
イメージの異なるものにも遭遇するので、注意しましょう。

例えば、車線減少箇所におけるガードレール。
これも「障害物(不動障害物)」ですから、
基本的にはガードレールから50cm以上離れて走るべきで、
その間隔が空けられない場合は、速度を充分に落とさなければなりません。

さらに例えば、渋滞している通行帯の隣の通行帯を走る場合、
その渋滞を作っている車だって「障害物(可動障害物)」ですよ。
ですから、1m以上の間隔を空けるか、
さもなければ速度を落として走ってください。
車線(通行帯)が異なるからと言って、配慮なしで通過するのはいただけません。

障害物との間隔が充分に保っていないまま普通に走ってしまうと、
厳しい試験官は、「危険行為」として、
その場で試験中止にすることだってありえますよ。


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合格おめでとうございます!

2019-01-22 13:59:02 | Weblog


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18126K様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

年末年始期間中に路上練習を進められたのは
効率が良かったですね。
そして、技能試験の受験予約を早めることができたのも
ラッキーでした。
年明け早々、ついていますね。

取得時講習はこれから受講されるようですが、
今度の免許は更新忘れのないように気を付けてください。
元号が変わるので、うっかりしないように!

おめでとうございました!


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「クレーム」と「コンプレイン」

2019-01-20 20:19:38 | Weblog

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“常識的”なメーカーでは、
自社の製品を購入してくれた客からの意見を、
それが良い事であっても、悪い事であっても、
大事にしています。
特に、低価格製品を製造している会社では、
「製品に不満があったので次からこの会社の製品は買わない」
と思われるのが(ありがちですが)一番怖いようです。
なので、わざわざ意見を言ってくださるお客さまは、
まさに「神様」のような存在らしいです。

ところで、お客さまからの(悪い事に関する)意見は、
「クレーム(苦情)」と「コンプレイン(不平)」
とに区別されます。
例えば、
「このボールペンは書けない」というなら「クレーム」であり、
「このボールペンは握りにくい」というのは「コンプレイン」という具合。
どちらも、より良い製品を作るための貴重な意見には違いありませんが、
クレームは、製品として機能していないのですから、
緊急に対策を打たなければならない大問題です。
一方、コンプレインは、今後の改善につなげていければよいものですし、
もしかしたら使い手によって感じ方が異なるかも知れません。

これを教習に置き換えて考えてみますと、
「教習中に指導員が居眠りをしていた」とか
「間違ったやり方を教えた」というのは、クレームですよね。
しかし、
「教え方がヘタだ」とか、
まして、「試験に合格できなかった」というのは、
コンプレインに属する性格のものでしょう。

もちろん、
「コンプレインだから対策を打たない」と考えているわけではないので、
教習生からのご意見は、
クレームであれ、コンプレインであれ、
忌憚なく言っていただけるとありがたいです。


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ドライバーの目が“泳ぐ”症状

2019-01-18 18:59:37 | Weblog


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右左折においては、
ハンドルを回した後、
自分が進むべき道を見て、
アクセルを踏み込んでください。
(「前見て加速!」)

ところが、所内教習ではこれができていた人でも、
仮免が取れて実際に路上を走ってみると、
うまくできないことがあります。

路上を走ると、
どうしても対向車や横断者が気になります。
また、実際の交差点は所内コースとは異なり、
必ずしも直角に曲がるとは限りません。

そのため、
右左折後に自分が走るべき車線を探してしまい、
ドライバーの目が泳いでしまう、
ということにつながるようです。
特に、右折の際に、これが目立ちます。

ドライバーの目が泳いでしまうと加速もできませんから、
結果、車がふらつく要因ともなります。

これを防ぐには、
ハンドルを回し始める“前”に、
自分の進むべき道を見ておくと良いでしょう。
「そこへ向けてハンドルを切り込んでいく」
という感じです。
そうすれば、「前見て加速」がしっかりでき、
車の動きも安定するはずです。

と言うより、
自分が進むべき道の道路状況も分からないのに
右左折を始めるのって、危険だとは思いませんか?


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二輪レーンまで踏み込んで寄せるべきか

2019-01-16 23:19:01 | Weblog

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道路の一番左側の通行帯が
二輪車用(または自転車用)となっている道路があります。

そんな道で左折しようとするとき、
左に寄せるには、二輪レーンに踏み込むことになりますが、
そうして良いのでしょうか。

これについては、
基本は(例外もあるものの)、
二輪レーンに踏み込んで左側に寄せるのが正解です。

と言うのも、
そもそも左折前に左に寄せる最大の目的は、
自車の左側に二輪車が入って来ないようにすることでした。
ですから、
二輪車が走行できるスペースを空けてしまっては意味が無いのです。
基本に立ち戻って、“左寄せ”の意味について
知識を整理し直しておくと、納得しやすいと思います。

もちろん、これは車線変更を禁じられていない所での話です。
黄色のラインで通行帯が区分されている場合や、
「二輪車用通行帯」ではなくて「歩行者専用路側帯」であった場合などは、
そのラインを越えずに、
普通車が走れる通行帯の中で最も左に寄せるしかありません。


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「啓蒙する」に違和感

2019-01-14 12:09:16 | Weblog

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ネット上で「啓蒙」という表現を見掛けて
その用いられ方に違和感を覚えることがあります。
例えば(例えばです)、
「教師が生徒を啓蒙する」というような用いられ方。

辞書には、
《「啓」はひらく、「蒙」はくらいの意》
人々に正しい知識を与え、合理的な考え方をするように教え導くこと。
(goo国語辞書より)
と書いてあり、
「偉い人が劣った人に教えを施す」という意味ですよね。

だとしたら、
“偉い人”(上の例では「教師」)の側が
能動的な行為として「啓蒙する」を用いるのは
少なくとも日本人的には、おかしいのだと思います。
上記の例も、「私は○○先生に啓蒙された」と、
謙遜を込めて受動的に用いるなら、おかしくないでしょう。

こうしたことから、
行政機関や議員さんたちは(戦前はともかく、現代では)
住民に対して“啓蒙”ではなくて、
“啓発”という用語を用いるのだそうですね。
ただ、これが、
心の底では「教えを施す」なんて思っているとしたら、
それは言葉の置き換えで済む問題ではないでしょう。

このことは、
教習所の指導員が教習生に対する態度にも
通じるものがありそうですね。


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無免許での運転経験など無いに等しい

2019-01-12 16:59:08 | Weblog

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もうずいぶん前の話になりますが、
パイロットアカデミーへのお問い合わせのお電話で、
「運転の経験が有ります」と切り出した方がいました。

実は、小生は「あれ?」と思ったのです。

「過去には運転免許を持っていました」とか、
「昔は運転していました」と言う方は多いのですが、
「運転“経験”が有ります」とは、普通は言わないからです。

少し不自然な言い方だったので、よくよく聞いてみると、
案の定、無免許運転(公然かつ常習的に)をしていたようです。

それを聞いて、即答しました。
「無免許での運転経験など、無いに等しいです。」

ちなみに、その方は、
パイロットアカデミーでの教習を受けてから
府中試験場で一発試験を受け、
結果として、仮免・本免とも、すべての試験に1回で合格できました。
教習料(受験料・取得時講習費を除く)は10万円かからずに修了でき、
ご本人はかなり満足していたようです。

もっとも、
教習を受けようと電話を入れてきた殊勝な心掛けは、
その辺の、練習なしで受験して失敗する“運転経験者”とは、
違っていたのでしょうけどね。


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