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最近あちこちで耳にする「ファシリテーター」という用語を、
パイロットアカデミーでは、2001年1月の開業当初から使っています。
当時はあまり耳なじみなく、「何それ?」と尋ねられることも多かったのですが、
改まった場で自分の仕事のスタンスを端的に示す際に、小生が好んで用いてきた言葉です。
「ファシリテーター facilitator」は、
辞書には
「容易にさせる物・者」「促進する物・者」「後援者」という意味が載っていますが、
日本語らしく意訳すれば、
「事務局」とか「世話人」とか「(宴会の)幹事」と言った方がピンと来ると思います。
つまり、
「自ら表舞台に立つのでなく、裏方に回って役者が演じるのを手助けする」という役割を、
この仕事(自動車運転指導)を通じて果たしたいと考えているわけです。
「スタッフ staff = 参謀」というのも近い概念ですが、
日本語で「スタッフ」と言うと単に「職員」とか、
ヘタをすると「(教習指導員ではない)事務員」と思われてしまいかねず、
しっくり来ません。
また、「コーチ coach = 指導者」
(「coach」には「セダン型の自動車」という意味もあるのは妙ですが、ここでは違いますね)
は、最も自然で普通に用いられそうな表現ですが、
この語には「自分の高さまで引き上げてやる」というニュアンスを感じてしまうため、
パイロットアカデミーでは極力使わないようにしています。
むしろ「下から高い所へ押し上げる」というのを目指していますので。
そんな思いでこの商売を始めて18年。
「平成」の最後にあたり、改めて思い返してみました。
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