Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

頭がぐいぐい動いていく

2018-11-30 15:29:04 | Weblog

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縦列駐車の課題では、
終わってみたら車体が駐車スペースに収まりきらず、
はみ出した状態だった、という失敗例を多く見かけます。

これは、
2つめのハンドルを回し始めるのが早すぎたのが直接的な原因ですが、
もっと根本的には、車の動きがイメージできていない、
ということが考えられます。

車は、ハンドルを回して進むと、
車体の後ろ側が前側よりも小さく動きます。
これが前進の場合は、皆さんご存じの「内輪差」を生じるわけです。

一方、ハンドルを回してバックした場合、
車体の前側が後ろ側よりも大きく動きます。

前進と後退とで逆になるように読めるかもしれませんが、
同じこと(車体の前側の動き > 車体の後ろ側の動き)を
言っているのですよ。

どうも、この理屈が、バックすると分からなくなってしまい、
車体が駐車スペースに入らないうちに2つめのハンドルを回してしまう、
という失敗につながるようです。

縦列駐車では、
「“頭”がぐいぐい動いていく」というイメージを思い浮かべ、
気持ち奥まで進んでから2つめのハンドルを切ると、
「浅すぎ」の症状は改善されると思います。
やってみてください。


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戻し加減が分からなければハンドルまっすぐに

2018-11-28 20:10:05 | Weblog

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ハンドルを切った状態で進んでいる時には、
タイヤの動く軌跡を予想して運転してください。
そして、
「このまま曲がって行くとぶつかりそうだ」という時には、
回しているハンドルを戻して調整する必要があります。

ところが、教習生の中には、
「このまま進むとぶつかる」のを承知していながら、
ハンドルを切ったまま進んで、当然ぶつかってしまう人がよくいますね。
曰く、「どのくらい戻せば良いかが分からないから何も対処しなかった」。

え? 一瞬、耳を疑いました。

そんな時は、
「ハンドルをまっすぐにする」のがミソですよ。

「ハンドルまっすぐ」なら内輪差も外輪差もできませんから、
「まっすぐ進めばぶつからない」ならそれで通れる理屈です。
そして、危ない所を通り過ぎたら、改めてハンドルを切り直せば良いのです。

これは、
前進(例えば「クランク」)でも、後退(例えば「方向変換」)でも、
使えますから、覚えておきましょう。


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車線内での位置取りを把握する目安

2018-11-26 11:59:01 | Weblog

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仮免許取り立ての人などは、
車線の中で左や右に寄ってしまうことが多いですね。
対向車を意識しすぎているのも理由の一つと考えられますが、
それ以前に、
そもそも自車の走行位置が把握できていないことが要因でしょう。

こういった車両感覚は
直進走行中にサイドミラーをチラチラと見て
左右のラインまでの間隔がどれくらいあるかを確かめつつ走ると
段々つかめてくるものですが、
それなりに練習を積まなければなりません。

しかし、そう言ってしまうと身も蓋も無いので、
取りあえず、
慣れないうちは目標を使って運転してみるのも一策です。

その目標は、「ボンネットの右前角」です。
運転席から見て、
ボンネットの右前角がセンターライン上をなぞるようにして
走ってみましょう。
無論この目標が使えない道路もあるので一つ覚えは危険ですが、
でも大概は、これで丁度、自車線を守って走れると思います。

ただ、このブログで何度も書いているように、
目標を使って運転するのは“邪道”です。
早いうちに車両感覚をつかむように心がけてくださいね。


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走行順路を憶えるために試験コースを走るのではない

2018-11-24 17:59:01 | Weblog

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少なくとも、
東京都の府中・鮫洲、埼玉県の鴻巣、神奈川県の二俣川、千葉県の幕張の各試験場では(※)、
仮免の場内試験でも、本免の路上試験でも、
試験コース(走行順路)を憶えておく必要はありません。
これは、
鮫洲試験場や二俣川試験場のように試験コースが公開されている所でも同じで、
コース自体を憶えておく必要はまったく無いのです。
(※)他の道府県では当てはまらないかも知れません。ローカルルールにご注意ください。

なぜなら、
試験で走る経路は試験官が指示してくれるので、
受験生はそれに従って走れば良いだけだからです。
ついでに言うと、
仮に、コースを間違えてしまったとしても、
元の経路に戻るまで遠回りする分、減点ポイントが増えるものの、
順路間違い自体は減点の対象ではありませんから、
そんなに心配しなくて大丈夫ですよ。

これから受験しようという皆さんは、
走行順路を憶えようとするよりも、
むしろ安全確認や加減速などの基本動作をきちんと練習してください。
そういった事こそが試験での減点(&合否)に直結するからです。

そして、
「実際の試験コースを使ってその練習をするのがより効果的」と考えるべきで、
決して「走行順路を憶えるために試験コースを走る」とは思わないようにしましょう。


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障害物の向こうが見えていても確認行為を

2018-11-22 11:59:04 | Weblog


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教習所内のコースでは、
進路上にポールやパイロンが立っていて、
これが、路上での駐車車両を模していることがあります。

これが本当の駐車車両であったなら、
その向こう側(車の陰)に歩行者がいることは想定しておくべきで、
障害物を通過して元の車線に戻る前に、
そこの安全を確認しなければなりません。
首を左に向けて、
ちょうど、ミラーの死角を見るのと同じような動作で
目視確認してください。

さて、教習所内でポールやパイロンが設置されているだけだと、
障害物の向こう側が見えているわけですが、
それでも、やっぱり確認行為は、やる必要があります。
「試験に合格するための演技」に違いないですけど。

もし、そういう“演技”をすることに抵抗がある人がいたら、
これは“バットの素振り”だと思ってみてください。

仮免の技能試験では、
試験官が受験者の“素振り”を見て、
「このスイングならバッターボックスに立たせても大丈夫だろう」
と思える人に、「仮免許」を与えてくれるわけです。
だから、所内教習では、そのための練習をしているのです。
こう考えれば、スッキリするでしょう。

それに、実際に路上を走る時には、
障害物の陰に歩行者がいてドキッとすることも珍しくないので、
そういう練習をしておく意味は大きいですよ。


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“発進”に問題があるのですよ、“坂道”ではなくて。

2018-11-20 11:59:15 | Weblog

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MT車の運転では
「坂道発進」に苦労する人が多いかと思います。

でも、坂道発進は、
平地での発進がきちんとできている人なら、
そんなに難しい課題ではないはずです。

サイドブレーキを掛けた状態でクラッチをつなげていき、
車が動きそうになったらサイドブレーキを解除するだけのことです。
坂道発進だからと気構えることなく、
慌てず、落ち着いて、
ゆっくりレバーを下ろすなり、ペダルを踏み込み直すなり、しましょう。
多少ブレーキを引きずるぐらいで丁度良いはずです。

坂道発進が苦手な人は、
まず、平らな所でスムーズに発進できるように練習してみてください。
そして、
半クラッチで車が動き始める所が体感できたら、
次は、サイドブレーキを解除する練習をしてみましょう。平地で。

それができるようになってから初めて、
上り坂で、それをやってみればよいのです。

坂道発進が上手にできないのは、
“坂道”が原因でなく、
“発進”の方に問題があるということを認識してほしいものです。


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『受験の手引き』が読みやすくなりましたね

2018-11-18 20:59:03 | Weblog


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…って、「今ごろ気付いたのか?」と馬鹿にされそうですが、
このブログで紹介するタイミングがなかなか無かったので、
失礼しました。

さて、東京の鮫洲試験場・府中試験場では、
技能試験受験者に、
『受験の手引き ~技能試験を受ける方のために~』
という冊子が渡されています。
その中でも「安全運転のポイント」という数ページが重要であることは、
以前、このブログで書いていたところですが、
それが、数年前に、改訂されました。

まず、項目名が、
「安全に運転するために(技能試験受験のポイント)」と変わりました。
つまり、
「技能試験ではココを減点します」と明言してくれているわけで、
逆に言えば、
「技能試験受験者はこれを読んでおきなさい」という、
試験場からの親切なメッセージでもあります。

内容面では、図解が多くなり、
その代りと言って良いのか、
数値での説明(例えば、右左折前での寄せ幅、停止線のどのくらい手前か等)が
減りました。
全体的に、すごく読みやすくなったという印象です。

ですから、
これを読まずに受験するなんて、ありえません。
『受験の手引き』は、受験生必読のバイブルと思ってください。


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実際、教習所のような道だってあるのですよ

2018-11-16 13:37:38 | Weblog

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狭路(S字コースやクランクコース)を走ると、
「こんな道は実際には無いですよね」と言う教習生が、
少なからず、いらっしゃいます。

いやいや、そんなことは無いですって。
教習所の狭路コースのような、というより、もっと狭い道だって、
いくらでも実在しますよ。

東京の中野や世田谷の古い町には
ブロック塀や板塀に囲まれた狭い路地がまだまだ多く残っていますし、
少し郊外に出れば、
田んぼの畔道のような所を走ることだって珍しくありません。
かく言うパイロットアカデミーの車庫(都内某区)だって、
大通りを外れて300メートルほどの区間、
道幅2mも無い狭い道を走った奥にあるので、
そこを、ほぼ毎日走っているのですよ。

もっとも、S字やクランクの課題は、
「速度を調節すること(MT車では半クラッチや断続クラッチを利用)」と
「車両感覚(車体やタイヤがどう動いていくのか)を把握すること」の
2つを練習の主眼に置いています。
狭い道を通過すること自体は練習目的としては“二の次”ですので、
教習所のような道が実在しようがしまいが、
あんまり関係ないのですけどね。


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「ミラーの死角」≒「試験官の左肩」

2018-11-14 09:59:10 | Weblog

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サイドミラーに映っているのは、車体に沿った範囲だけです。
練習を始めて間も無い人にはこれがピンと来ないようですが、
ドライバーから見て“真横より少し後ろ気味の所”が、
サイドミラーに映っておらず、
すなわち、“サイドミラーの死角”ということになります。

例えば、左折や左寄せの前には左側の安全を確認しますが、
ルームミラーとサイドミラーを使うほか、
ミラーの死角部分を、直接自分の目で見なければなりません。
試験の時は、助手席に試験官が座っていますから、
「試験官の左肩辺りを見る」という感じになるはずです。

とは言うものの、
文字どおり“試験官の左肩”を見たところで意味がありません。
特に路上を走る時には、
形だけでなく、本当に左側の安全を確認してから行動してくださいね。


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合格おめでとうございます!

2018-11-12 15:29:09 | Weblog

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※忌中にあったためお祝いが遅くなりました。

18090様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。
仮免・本免とも、1発で合格され、
取得時講習も、首尾よく受講できたとのことで、
あとは、試験場で免許証にするばかりですね。
ご希望通りに、安く、早く、免許が取れて、何よりです。


18109S様

普通自動車第二種免許試験合格のご連絡ありがとうございました。
クセの無い模範的な運転ができていたため、
さほど苦労なく二種免許が取れましたね。
初めはペーパードライバーとしての教習もお考えでしたが、
結果として、このような目に見える形になって、良かったです。


お二方には、すでに、
パイロットアカデミー特製パスケースを郵送していますので、
ぜひご活用ください。
安全で楽しいカーライフをお祈りしております。

おめでとうございました!


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