Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「方向変換」は「車庫入れ」より簡単

2016-05-30 13:39:51 | Weblog

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「方向変換」課題は、
俗に「車庫入れ」とも呼ばれますが、
ペーパードライバーが練習するような車庫入れとは
意味が違います。

方向変換は、
「車を車庫に入れて終わり」ではなく、
車庫を使って車の向きを変えて、入ってきた方へ出て行きます。
文字通り「方向を変える」わけです。

この「出て行く」という動作がある分、
ただの車庫入れよりも難しいと思いきや、
普通一種免許の試験では
それほどの厳密さは求められませんので、
むしろ「車庫入れより簡単」と言っても良いくらいです。

それは、まず、
車庫の真ん中に入れなくても良いということ。
それどころか、出て行くのと反対側に(右に出るなら左に)
寄せておくぐらいの方が出やすくなります。

また、車体が斜めでも構いません。
ただ、斜めの状態からは車が出しにくくなりますので、
右や左に寄っていたとしても
車体をまっすぐにしておくことをお勧めはしています。

それから、
車庫の奥まで入れる必要もありません。
奥のポールに接触したら即試験中止ですから、
決して無理はしないでください。
要は向きを変えて出て行ける程度にまでバックすれば良いわけです。

いずれも、
「方向変換」という課題(用語)の意味を考えてみれば
理解できることだと思います。


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ほめ殺し

2016-05-28 22:03:06 | Weblog

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昭和の終わりごろ、
政敵を賛美する中に皮肉を織り交ぜてそのイメージダウンを図るという手法を、
当時のマスメディアは、「ほめ殺し」と名づけました。
また、昨今は、特に若い女子たちの間で、
「男子を褒めて持ち上げてコロっとさせる」ことを指すらしいです。
が、どちらも、今日のテーマとは意味が違います。

元々「ほめ殺し」とは、
歌舞伎や落語など芸事の世界で、
これから伸びていくと期待される若手を、
兄弟子たちが過剰にほめ上げて、向上心を削いでしまう、
一種の“若手つぶし”を、こう称したそうです。
あるいは、悪意は無かったにしても、
先輩たちから褒められて向上心を失ってしまうことは、
どの世界でもありそうな話ですね。

なので(というのも言い訳っぽいですが)
パイロットアカデミーの教習では、
敢えて褒めすぎないように気を付けています。
「向上心」の対極にある「慢心」や「油断」は、
上達の妨げになるばかりか、
運転そのものにとっても、禁物だからです。

手前味噌ですが、
「2つ叱って 3つ褒め」(二宮尊徳)くらいが
ちょうど良いのではないかと思っています。
(やっぱり言い訳っぽいですか?)


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第2車線に向かって右左折するケース

2016-05-26 14:19:01 | Weblog

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曲がった先に複数の通行帯がある場合、
左折であれ、右折であれ、
基本は、曲がった後も第1車線(一番左の車線)を走りますが、
第2車線に向かって曲がるケースがあります。

分かりやすい例が、
第1車線に障害物があるケースですね。
できれば第1車線に入った後に障害物を回避したいところですが、
充分な距離が取れない場合は、初めから第2車線を走っても構いません。
障害物を通過してから、第1車線に向かいます。

また、右左折した直後に右折する場合も、そうですね。
これも、第1車線から右寄せしていくだけの距離が取れない場合は、
初めから右側の車線に向かっても構わないことになっています。

それから、路上に特有のケースですが、
右折レーンが2車線ある場合。
まれに、左折レーンが2車線ある交差点もありますね。
こういった交差点では、2列のまま右左折するわけで、
右側の列に並んだ右左折車は、第2車線に向かって行くことになります。

ところで、これらのケースでは、
自分は必要があって第2車線に向かって曲がるわけですが、
他の車がそれを認識できていないことが、ままあります。
法令で許されているか否かとは別の次元で、
「普通とは違った行動」には違いないのですから、
細心の注意を払いながら曲がってください。


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サイドブレーキを強く掛けようとして却って甘くなるのはなぜ?

2016-05-24 14:19:21 | Weblog

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特に坂道発進の場面で顕著ですが、
サイドブレーキを、
「ジャッ」と雑に引く人がいます。
おそらく「強く掛けたい」と思ってそうするのでしょうが、
それだと、却ってブレーキが甘くなってしまうことがありますよ。
「強く掛けたいのに甘くなる」というのが
ピンと来ない人も多そうなので、ちょっと解説してみます。

※ここでは手でレバーを引くタイプのサイドブレーキで説明しますが、
 足でペダルを踏み込むタイプでも同じ理屈です。

サイドブレーキのレバーには
「引きシロ」(=持ち上げられる限界)というのがあって、
これを目いっぱい使うことで強いブレーキが得られます。
しかし、レバーを「ジャッ」と引く人は、
この引きシロが分からずに、限界まで持ち上げられないことがあるのです。
あるいは、「限界以上に持ち上げたら壊れてしまう」という心理が
潜在的・顕在的に働いているのかも知れません。

サイドブレーキは、
強く掛けたいからこそ
「カチカチ」と音を確認しながら、
限界までしっかり持ち上げてください。
そうしたところで時間にして1秒も違うわけでなし、
坂道発進でだって慌てる必要はありませんよ。


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「とのじ」と「方変」

2016-05-22 21:39:35 | Weblog

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以前、ある教習生(年配の男性)が
「ちょっと、とのじ。」と言って
教習車を降りたことがありました。

この「とのじ」(「ともじ」かも)という言葉自体は
初めて聞いたのですが、その行動から、
「トイレ」を婉曲に言ったのだろうと推測できました。
もしかしたら、「湯文字」や「しゃ文字」などの女房言葉と同様、
特定の業界で用いられている符牒の一つなのかも知れません。

そういった意味で、われわれ指導員が、
教習課題の「方向変換」を略して「方変(ほうへん)」と呼ぶのと
通じるものを感じました。

また、「屈折型狭路コース」のことを
そもそも工具の名称である「クランク」と呼ぶのも
似たような話でしょう。
もっとも、一般の人も「クランク」で意味が通じてしまうので、
これは符牒とは言えないかも知れませんが。


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対向車が渋滞していたら徐行??

2016-05-20 14:19:35 | Weblog

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直進であれ右左折であれ、交差点を通過した先で、
対向車が渋滞している時があります。
特に右左折後は、本当は加速していきたいところですが、
そういう場面では、
車列の間から歩行者が横断してくることがありますので、
あまり強いアクセルは踏めません。

でも!
“徐行”しなければならないわけではありませんよ。
対向車の渋滞のたびに徐行していたら、
円滑な交通の妨げにもなりかねません。

これが対向車との間隔が概ね1m未満だった場合には、
“障害物”との安全な間隔が確保できていないという理由から
徐行する必要がありますが、
単に対向車が渋滞しているだけなら、
「あまり速度を上げない」くらいの意識で充分です。

要は、
“歩行者が飛び出しても対応できるくらいの速度”
で走れば良いのです。


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右折にだって内輪差がある

2016-05-18 13:38:51 | Weblog

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車は、ハンドルを回して前進すれば、
後輪が前輪よりも内側を通ります。
これを「内輪差」と呼ぶのは、皆さんご存知のことと思います。

さて、左折の時は内輪差で脱輪しやすいので、
内輪差を意識してハンドルを回す人が多いですが、
右折にだって内輪差はあるので、気を付けてくださいね。

右折時には、内輪差によって、
曲がった先のセンターラインを右後輪が踏んでしまうことがあります。
これだって「脱輪」なのです。
試験では、容赦なく減点、最悪はその場で試験中止もありえます。

でも、右折は、
直近マーク(交差点の中央に描かれている◇や▽のマーク)
に合わせてハンドルを回すことになっていましたよね。
これを忠実に守れば、
大概は右折後にも対向車線にはみ出すことなく進めるはずです。

左折でもそうですが、
右折の時も、慌ててハンドルを回すと内輪差で脱輪しやすくなります。
運転技能というより心理的な要因が大きいようにも思います。
落ち着いて、しっかり「ため」を取ってから
ハンドルを回し始めるようにしましょう。


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カーブが怖い人

2016-05-16 14:29:42 | Weblog

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教習所内のコースでも、
あるいは、免許を取った後でも、特に山道などで、
「カーブが怖い」という人はいますね。

その大半は、
自分がはみ出すことへの恐怖だと思われます。
すなわち、
左カーブでは「対向車線にはみ出しそう」と、
右カーブでは「左の壁にぶつかりそう」と、
感じてしまうようです。

また、一部の人は、右カーブ特有の感覚として、
「対向車が自分の方へ向かって来る」と錯覚することがあるようです。
実際、対向車がハンドルを切ってくれなければ自車とぶつかる理屈で、
本当は“錯覚”でなく“正しい認識”と言えるのでしょうが、
経験を積むうちに、お互いの運転技量を信頼し合えるようになって、
安心してすれ違えるようになります。

さて、これらカーブへの恐怖心には、
共通する原因があります。

それは、いずれも、
「自分の進むべき道を見ていない」
ということです。

「車はドライバーが見た方へ向かう」というのは
当ブログで何度か書いていますが、
カーブでドライバーが真正面を見つめ続けると、
車がそちら(カーブの外側)へ向かおうとしてしまいます。
だから、カーブからはみ出しそうな感覚に陥るのです。

また、対向車を気にしすぎてしまうのも、
自分の車線を見ていない証拠と言えます。

カーブでは、
外側のライン(左カーブではセンターライン、右カーブなら左の縁石)を
目でなぞりながら、その目線をカーブの出口に持って行くのが基本でした。
しっかりおさらいしておきましょう。

もし、目線の動きが車の動きに追いついていないなら、
スピードが速すぎるのかも知れません。
カーブの「入り口」ではなく「5m手前」で
減速を完了させておくようにしてみてください。


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ヘッドホンやイヤホンはなぜ危険か

2016-05-14 18:59:17 | Weblog

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ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴きながら運転するのは
非常に危険です。

自転車やスクーターに多いですが、
まれに四輪車でも見掛けることがあります。
二輪であれ四輪であれ、変な動きをしている車は、
まずは携帯電話を疑ってみますが、
携帯でないなら、大概がヘッドホン等を装着しているようです。

歩行者でも、
ヘッドホンやイヤホンで音楽(英会話? 落語?)を聞いている人が、
駅の雑踏などで、歩く速度を周りに合わせられずに迷惑を掛けたり、
人込みをうまくかわせずに、ぶつかりそうになったり、
という光景を、よく目にします。
これが、歩いている人同士なら、
万が一ぶつかっても大事には至らないでしょうが、
車(自転車を含む)だと、下手をしたら人命に関わる話にもなりかねません。

ヘッドホンやイヤホンは、
「耳を完全に塞いでしまう」ことが問題です。
人間は、“音”はもちろん、
音にならない風の動き(“気配”と言っても良いでしょう)も耳で察知しますが、
ヘッドホン等は、これら外部からの情報を一切遮断してしまいます。
だから、周囲の状況が把握できなくなるわけです。
この点が、
スピーカーで「カーラジオ」や「カーステレオ」を聞くのとは、
あるいは、同乗者とおしゃべりをするのとは、
本質的に異なるところです。
このことは、ハンズフリーを含む携帯電話での通話にも通じますね。

ヘッドホンやイヤホンのこうした特性を理解して、
車(自転車を含む)の運転中は、絶対に使わないでください。


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合格おめでとうございます!

2016-05-12 17:39:10 | Weblog

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16044様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

昨日とは打って変わって雨も風も無く、
また、強い陽射しのため、昼すぎは外出している人も少なく、
絶好の“受験日和”でしたね。

朝方、電車が止まっていたので試験場に辿り着けるかも心配でしたが、
早めに自宅を出発したため、むしろ早めに着いてしまったとのこと、
一事が万事、
そういった心掛けが一発合格できた理由の一つと言えるかも知れません。

これからのカーライフを充実させられますことをお祈りしております。
おめでとうございました!


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