Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

右車線の車がミラーに映っていても車線変更できる

2011-08-30 23:59:29 | Weblog

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複数の通行帯がある道路において車線変更の必要が生じた時、
「右車線を走る車がサイドミラーに映っていた」という理由で
車線変更を始めない人が、少なからずいます。

しかし、誤解を恐れずに言ってしまえば、
右車線を走る車がサイドミラーに映っていた場合でも、
実は、行ってしまえるケースが大半ですよ。

無論、相手車の速度(※)にもよる話ですが、
むしろ、ミラーに映らない所(ミラーの死角)にいる車や
ミラーに収まりきらないほど大きく映っている車(すぐ近くにいる車)こそが危ないのであって、
「映っている」と表現されるなら、
おそらくは、ミラーの中に相手の車体全部が映っているのでしょうから、
自車とはある程度の距離を空けて走っていることが想像できます。
ですから、各通行帯が整って流れている状態であれば、
自分が加速して車線変更してしまうことが可能と考えられるのです。

(※)厳密に言えば、
「相手車が、“自車との相対”で見て、“加速”しているのか“減速”しているのか」
を読むべきなのですが、話が難しくなってしまう(それだけで一つのブログ記事が書けます)ので、
ここでは「相手車の速度」とだけ書いておきます。


なお、これは自分も速度を変えずに走っている場合の話であって、
自分が急減速した場合や、停止している状態から発進しようとしている場合には
当てはまらないので、ご注意ください。

そういったことも、
路上教習でいろんな場面に遭遇していくうちに、
そして、成功と失敗を積み重ねながら、習得していけるものです。


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「確認不充分」との指摘の真意

2011-08-28 23:45:46 | Weblog

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歩行者で混雑している道を走る時など、
ひょいっとハンドルでよけてしまうことはありませんか。

実は、その行為は、
試験官の目には「確認しないで進路変更を繰り返した」と映っています。
確認モレは1回につき10点減点されますから、
「ひょいひょいひょいひょい」の4回だけで、もう不合格ですよ。

しかし、受験生本人としては、
発進時や左折や障害物での進路変更の際には
しっかり安全確認したつもりなので(事実しっかり確認したのだと信じますが)、
試験官から「確認不充分」との指摘を受けても、納得がいかないことがあるようです。
ついでに言えば、
試験官の指摘の真意が読み取れないと、
次回受験では、左折等での安全確認で必要以上に後ろを振り返ってしまい、
それで操作が遅れたり車がふらついたりして、やっぱり不合格…
“不合格ループ”に陥ってしまいます。

道路が歩行者でごった返しているのなら、まず徐行すること。
危ない場面では、何をおいても「とにかく減速」です。
そして、ウインカーを出すかどうかは微妙なところとしても、
少なくとも確認(特に目視)だけは、
ハンドル操作の前に忘れずにやってください。


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運転にも「鳥の目、虫の目、魚の目、心の目」を

2011-08-26 23:59:19 | Weblog

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「経営者は鳥の目、虫の目、魚の目を持たなくてはいけない」というのは、
経営コンサルタント・林總氏の言葉です。

これは、
「鳥の目」:高所大所から俯瞰する目
「虫の目」:物事の実態を詳細に把握する目
「魚(さかな)の目」:時代の潮流を読み取る目(“ウオノメ”ではありません)
を意味し、会社経営に欠かせない視点を表現したものだそうです。
ネット上には、一部、
「視野が狭く近視眼的な『虫の目』ではダメ」
との誤った解釈も見られますが、
優劣の問題ではなく、「三つの目すべてが必要」と理解すべきでしょう。

でも、考えてみれば、会社経営だけでなく、
車の運転にだって、この「三つの目」が必要なのではないでしょうか。
「鳥」のように交通の流れ全体を俯瞰し、
「虫」のように細かい部分に様々な角度から注意を払って、
そして、「魚」のように(自分の周囲の)車の流れに乗ることは、
ドライバーとして常に気を配っていなければならないことです。

ところで、
「三つの目」に「心の目」を加えて「四つの目」を唱える人もいますね。
「心の目」:経営理念にもとづき物事を判断する目
を意味するそうです。
これも運転になぞらえれば、
「安全運転」という究極の理念に基づいて状況を判断できる能力、
ということになるでしょう。

車の運転は、
「認知」→「判断」→「動作(または操作)」の繰り返しと言われますが、
情報収集(認知)を司るのが「三つの目」、
そして、それを行動につなげるための判断を司るのが「心の目」ということです。
こういった意識をもって運転してみてはいかがでしょうか。

しかし、それにしても、
「心の“目”」と名づけるのは、ちょっと“無理やり感”が有りますけどね。
(「この話題を車の運転に関連づける方がよほど無理やり」ってのは言わない約束)


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ハンドルを切っただけでは車は寄らない

2011-08-24 23:59:41 | Weblog

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「方向変換」(俗に「車庫入れ」とも呼ぶ)の課題で、
車の誘導を誤って、これから出ようとする側に寄ってしまうこともあるでしょう。

例えば“右”へ出たいのに“右”に寄ってしまっていると、
1回で曲がりきれず、切り返さなければいけなくなってしまいます。
まあ、切り返しをすれば良いだけの話でもありますが、
車庫内で“出ようとするのと反対側”(右に出たいのなら“左”)に寄せておけば、
クランクの目標を使って1回で曲がれるので、安心でしょう。

さて、その幅寄せにあたり、
寄せたい方(上の例では“左”)にハンドルを切ったは良いけれど、
すぐにハンドルを逆に回してしまう人がいますね。
特に据え切り(※)した場合に顕著ですが、
ハンドルを回しただけでは車は寄ってくれませんよ。
舵が切れている状態で“動いて”、初めて車はそちらに向かうのです。
車を動かさないままハンドルを逆に切ったところで、
幅寄せできず、ただ据え切りを繰り返すだけに終わってしまいます。
ハンドルを切った状態で前に進んで、
それから、おもむろに、ハンドルを逆に回して車体をまっすぐに向けてください。

※「据え切り」とは車が停まっている状態でハンドルを回すこと。
間違いなくタイヤを傷めるので自分の車ではやらない方が良いが、
試験においては減点の対象にならない。

実は、「縦列駐車」の課題で、駐車スペースに入れられずに苦労している人も、
もしかしたら、これと同じ症状が出ていることが疑われます。
入りたい所でハンドルを左に回すところまでは正しくやっていながら、
車を進めないうちにハンドルを反対(右)に切るものだから、
浅くなってしまうのです。
縦列駐車では、「奥に入れる」というのが一つのコツですので、覚えておきましょう。


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タイヤが逆回転して見えるのは

2011-08-22 22:49:40 | Weblog

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今年の夏は扇風機が売れたようですね。

ところで、扇風機の羽が、ゆっくり逆回転するように見えたことはありませんか。
また、同じように、
走っている車のタイヤが後ろに回っているように見えたことはありませんか。

「逆回転しているように見えたことがある」という方、
それは、いずれも蛍光灯や水銀灯の下での出来事だったはずです。
と言うのも、
蛍光灯や水銀灯は非常に早く点滅しているため、
回転している羽やタイヤが途切れ途切れに見えてしまう、いわゆる“ストロボ効果”により、
それらの点滅と回転とのタイミングによって、逆回転しているように見えることがあるからです。

もし、「日光の下でタイヤの逆回転を見た」という人がいたら、
(嘘を付いているのでなければ)
映画かテレビの映像で見たものを肉眼で見たものと勘違いしていると思われます。

映画のフィルムは1秒間に24コマの、
テレビ画像は1秒間に30コマの、言わば点滅を繰り返していますから、
映像では、扇風機やタイヤが逆回転しているように見えることがあるのです。
これを、
古い映画で、馬車の車輪のスポークが逆方向に回転して見えたことから
「ワゴンホイール効果」とも呼ぶそうです。

日ごろ何気なく見ている扇風機やタイヤの回転ですが、
こんなことを考えながら、改めて観察してみるのも面白いのではないでしょうか。


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試験官は不合格理由のすべてを教えてくれない

2011-08-20 17:57:40 | Weblog
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前回(2011-08-18)の記事で、
「減点が30点以内であれば合格」と書きました。
これは裏を返せば、
「減点が30点を超えたら不合格」ということです。

さて、不合格の場合は、
試験終了後に試験官が主な減点ポイントを指摘してくれます。
が、指摘してくれるのは「“主な”減点ポイント」であって、
すべての不合格理由を教えてくれるわけではありません。

前回の記事に書いた「左折」の例で見てみましょう。

ある受験生が、「左折」の課題で、
・左に寄せる前に安全確認していなかったので10点、
・その左寄せが不十分だったので10点、
・寄せた後にしっかり減速できなかったので10点、
・ハンドルを回す直前に巻き込みの確認をしていなかったので10点、
・大回りをしてしまって10点、
の計50点を減点されたとします。
もう、それだけで不合格です。

その受験生に、試験官は、
「不合格です。進路変更や右左折の際には周囲の安全を確認しなければダメですよ。」
とだけ講評することが想像できます。
試験を終えたばかりの受験生に細かい事を言っても理解してもらえるか疑問ですし、
次の受験生が待っていることも考えれば、
時間的にすべての減点ポイントを教示しきれないのも仕方ないでしょう。

しかし、もし、これを聞いた受験生の側が、
「安全確認さえできていれば合格だったんだな」と思ってしまったら、
それが、“不合格ループ”の始まりです。
次回の受験では「左寄せ」と「大回り」を理由に、
その次の受験では、おそらく「右折」で同様の指摘を受けて、
そのまた次の受験では今度は別の理由で、
何度も不合格を繰り返すはめに陥ってしまうのが目に見えるようです。

もちろん、試験官から不合格理由を指摘されない(=合格)のが良いに決まっていますが、
万が一不合格になってしまったら、
「指摘されなくても実は減点されていた個所や練習の足りない課題も有る」
との認識を持って、きちんと補習してから再チャレンジしてください。


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「70%できていれば合格」?

2011-08-18 22:29:07 | Weblog

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仮免も、本免も、
技能試験の合格ラインは「70点以上」ということになっています。
(第一種免許の場合)

よく解っていない人は、これを聞くと、
「70%できていれば良いのね」と思ってしまうかも知れませんが、
そういうわけではありません。
「70点」という表現にも問題はありますが、
これは、「減点が30点以内であれば合格」と理解しなければなりません。

この「減点30点以内」というのは、想像以上に厳しいですよ。
例えば、左折1つ取ってみても…
左に寄せる前に安全確認していなければ10点減点、
その左寄せが不十分だと10点減点、
寄せた後にしっかり減速できなければ10点減点、
ハンドルを回す直前に巻き込みの確認をしていないと10点減点、
大回りしてしまうと10点減点…
ほら、あっと言う間に減点50点にも到ってしまいます。

試験当日は緊張するのもあって、
技能が仕上がっていてさえ、30点くらいの減点は食らってしまうものです。
ましてや、練習段階で「70%できていれば良い」なんて気を抜くのは
試験を甘く見すぎと言うしかありません。
やはり練習は「100点」を目指してやっておくべきでしょう。


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坂道発進で「2」にする必要なし

2011-08-16 23:27:59 | Weblog

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AT(オートマ)車での坂道発進の際に、
シフトを「2」に変える人がいますが、
それは意味がありません。

そもそも、AT車では、
「D(ドライブ)」のままで急勾配の坂を下ると、
速度が増すに連れて次々と高いギアに入ってどんどん加速してしまうので、
自動的にギアが上がっていかないようにするために、
「2」や「1(またはL)」のレンジを使うのでしたね。
したがって、上り坂で「2」にするのは、
その仕組みが理解できていない証拠とも言えます。

もしかしたら、
所内教習や仮免技能試験では、上った先に必ず下り坂があるので、
下り坂に備えて予めシフトを変えておくつもりなのかも知れませんが、
だからと言って、「2」で発進するのは、
それ自体は減点項目ではないものの、何かルール違反のような気がします。
やっぱり、
「下り坂が見えたら、必要があればシフトチェンジ」
というのが本来の操作でしょう。

さらに言えば、
東京・府中試験場(仮免技能コース)の坂道程度でしたら、
「D」のまま下っても何ら問題はありませんよ。
そんな“儀式”なんか、する必要も無いのです。


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車を運転する夢を見ませんか?

2011-08-14 23:56:40 | Weblog

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車を運転する夢って見たことはありませんか?

多くの人が「Yes」と答えると思いますが、
それが、
「運転席で仮眠することの危険性」を示すことは
お解りでしょうか。

運転席で寝てしまうと、
「夢」と「うつつ」との区別がつかずに、
現実の車を動かしてしまうことがあるのです。
まさに「寝ぼけ」の状態なのですが、
これが事故の原因となる例が意外に多いので馬鹿にできません。

また、夢を見ての寝ぼけだけでなく、
体は起きていても脳が覚めていない状態で(これも「寝ぼけ」ですね)
運転してしまう可能性もあります。

したがって、車中で仮眠を取る際は、
面倒でも助手席か後部座席に移って寝ましょう。
それと、この時季はなかなか厳しいですが、
できれば仮眠中はエンジンを切っておくようにしましょう。

そして、起きたら、
運転前に必ず車外に出て、軽い体操などして、
体も神経も完全に目覚めさせてから再出発するようにしてください。


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ホーン(クラクション)は鳴らさない

2011-08-12 23:30:00 | Weblog

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車のホーン(警笛、警音器)は、
危険が迫っている時か、標識で指示されている時にしか使いません。
歩行者をどかせたり、前の車の発進や加速を促したり、
知り合いへの挨拶や道を譲ってくれたお礼などのために、
ホーンを鳴らしてはいけないことになっています。

実際、“音”というものは指向性が無いので、
誰に向かって発せられたのか、どういう意図があったのか、
その真意は鳴らしたドライバー本人でないと分かりません。
歩行者に道を譲るつもりでホーンを鳴らしたら、
減速していた前の車が自分が鳴らされたと思い込んで加速してしまい、
歩行者を撥ねてしまった、という笑えない話もあります。

そういったことを踏まえて改めて考えてみると、
特に試験中に、本当にホーンが必要な場面は
「無い」と言い切ってしまって間違いではないでしょう。
技能試験を受験される皆さんは、
「警音器は無いもの」と思って運転してしまって良いです。

で、本当に危険な場面に遭遇したら、
ホーンを鳴らすことを考える前に、とにかくブレーキを踏んでください。
もっとも、「危険を感じたら即ブレーキ!」は、
警音器がどうこう言う以前に、基本中の基本ですけどね。

ところで、40代以上の人に多いのですが、
ホーンのことを「クラクション」と呼ぶ人がいます。小生もその一人ですが。
「クラクション」という言葉は、
「ホチキス」や「マジック」と同様、商品名なので、教本には登場しません。
教習でもできるだけ用いないように心がけていますが、
つい口に出てしまうことがあります。
そんなときは、「『ホーン』のことだな」と理解して、笑って許してやってください。


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