Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

合格おめでとうございます!

2021-03-30 08:59:19 | Weblog

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21022K様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

受験直前に練習したコースが出題されたようで、ラッキーでしたね。
そもそも予約した受験日を都合よく早めることができたことからして、
何か“持っている”のかも知れません。
もっとも、あれだけ真剣にしっかり練習して試験に臨んだので、
合格できたのは“運”ではなく“実力”だと思います。

特定教習受講済のため免許証は即日交付されたとのこと、
今後、安全で楽しいカーライフを充実されますよう、
お祈りしております。

おめでとうございました!


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“やりたい事”が有ったはずでは?

2021-03-28 21:59:06 | Weblog

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来春(2022年3月)に大学を卒業する学生の就職活動が始まったようです。
始まったどころか、既に内定(内々定と言うべきか)も出ているとの噂すら聞きます。
入社まで1年以上あるというのに。。。

ただ、インターネット上で、おそらく就職活動中の学生によると思われる、
「面接はキツネとタヌキの化かし合いだ」とか、
「SPIテストで高得点を取るテクニックは?」なんて書き込みを目にすると、
“就職”ではなく“就職活動”に一生懸命になっているように思えて、
ちょっと心配になってしまいます。

日本型終身雇用制度は崩壊したと言われて久しいですが、
それでも、「就職する = 少なくとも20代の大事な時期を過ごす」には違いありません。
“就職活動”は、その“就職”に到る手段に過ぎないはずです。
就職活動中の学生諸君は、これをしっかり認識して、
目の前の“小さな試練”に面食らって
“大きな目標”を見落とすことの無いようにしてほしいと心から思っています。

ところで、これと同じ事が、
運転免許の試験を受けようとしている教習生にも言えます。

教習を受けているのは、
免許を取って、やりたい事が有るからであったはずです。
なのに、
「試験官は敵と思え」とか「試験で減点されないテクニック」とか
(これらもインターネット上の書き込み)
そんなのは、“試験を受ける”ことだけに傾注してしまって、
もっと大きな“やりたい事”を見失っているように感じられてなりません。

自分の目指すべき(本当の)目標を見据えて、
そこに向かって前進していってください。
「前見て加速!」で。


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横断歩道の直前で障害物をよける場合

2021-03-26 10:59:13 | Weblog

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横断歩道(ここでは「交通整理されていない横断歩道」を指します。以下同じ)
の手前で進路変更が必要になることは、普通は、ありません。
横断歩道までの30m間は、追い越しが禁止されています。
(“追い抜き”も禁止ですが、ここでは触れないこととします。)
また、横断歩道近辺で右左折する場合でも、
30m手前までには寄せが完了しているはずですから。

しかし、例えば、障害物がある場合は、
それをよけるために進路変更せざるを得ないことになります。
そんな場面では、特別な注意が必要になります。

横断歩道に近づいたら、
「横断者がいないことが明らか」であれば、
減速せずに通過することができるのでしたよね。
なので、
もし障害物等により「横断者がいるかいないか不明」であれば、
減速(必ずしも徐行ではない)して、
横断者がいないことを確認してから通過しなければなりません。
しかも、その障害物が駐停車車両である場合は、
横断歩道の直前で一時停止しなければなりませんので、
それも、お忘れなきよう。

もちろん、進路変更のための合図と確認も、当然、必要です。

横断歩道の手前では進路変更しないのが“原則”であり、
進路変更するのは“例外”と認識して、
通常とは異なる注意を払うようにしましょう。


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パッシングされても気にしないで

2021-03-24 14:59:13 | Weblog

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パッシングとは、
上向きのライトを1回または数回点灯させることを言います。

路上教習中に後続車や対向車がパッシングしたときに、
「あれは何の意味ですか」と質問する教習生もいらっしゃいますが、
たいがい、小生は
「気にしないで」とだけ答えています。

後続車がパッシングした場合は、
「早く行け」の意味であることが多いのですが、
そう言われたところで、
こちらは理由(危険な状況など)があって速度を落としていたり、
教習生の技能が未熟なため加速できなかったりしているわけで、
処しようがありません。

まれに、
「先に行かせろ」の意味(本来のパッシングの意味)であることもありますが、
だからと言って、
こちらが不用意に左に寄ったら自転車や歩行者を巻き込む危険性もあるので、
結局、進路を変えずにその速度のままで走っているべきです。

また、こちらが右折しようとしている場面で
対向車がパッシングした場合は、
「お先にどうぞ」の意味と
「こちら(対向車側)が先に行くぞ」の意味
のどちらも考えられます。

正反対の意味のどちらなのかを判断するには、
相手が減速しているのか加速しているのか、
あるいは、
相手ドライバーが笑っているのか睨んでいるのか、
を見なければなりません。
それは、路上運転に慣れていない人には至難の業です。

…とすれば、
要は、パッシングそのものにあまり意味は無い
という話になってしまいます。

パッシングされようがされまいが、
しっかり安全確認して、
行けるなら行く、行けないなら停まる、でOK。

で、結論として、
「気にしない」のが正解というわけです。


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第1段階・第2段階

2021-03-22 13:18:48 | Weblog

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指定自動車教習所(いわゆる公認自動車学校)の話になりますが、
インターネット掲示板で、
「まだ第2段階? 進度遅すぎ!」なんて書き込まれているのを
見掛けたことがあります。

書き込んだのは、
おそらく20年以上前に教習所に通った人と思われます。
そのころは、路上教習が「第3段階」でした。
もっと古くは、
路上教習が「第4段階」という時期もありました。

このように教習課程は時代とともに変遷していて、
今は、
「第1段階」と呼ばれる所内教習と
「第2段階」と呼ばれる路上教習とに分かれているのです。

ついでに言うと、「方向変換」や「縦列駐車」は、
昔の教習課程では仮免取得前の教習項目に含まれていましたが、
今では仮免取得後(第2段階)の教習項目に入っています。
これら後退種目は、
公道で運転の練習を行うのに必要とは言えない技能なので、
修了検定(仮免技能試験)の課題から外れた、という経緯があります。

したがって、上に「第2段階と呼ばれる路上教習」とは書きましたが、
正しくは、
「路上教習(一部所内教習を含む)」と書くべきでしたね。

いずれにしても、自身の経験だけで言ったり書いたりして、
思わぬ恥をかかないように気を付けましょう。


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先ほど留守電にメッセージを残してくださった方へ

2021-03-20 15:24:32 | Weblog

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※本日は、この場を借りて事務連絡させていただきます。
通常のブログ記事は休載といたします。


先ほど(2021年3月20日 12:30頃)事務所の留守番電話に
メッセージを残してくださった方へご案内いたします。

申し訳ありませんが、
そちら様の電話番号が分からないため、折り返すことができません。
この文面をお読みになられましたら、
お手数ですが、再度お電話いただけますでしょうか。

ご質問内容は「免許を取りたい」とのことでしたが、
パイロットアカデミーでは、現在は、
仮免許をお持ちの方のみ対象とさせていただいております。
この点をお踏まえのうえ、
疑問点がありましたら、遠慮なくお問い合わせください。

よろしくお願いいたします。


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左方車優先は直感で理解しましょう

2021-03-18 18:32:01 | Weblog

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交差点での優先順位は、以下のとおりとされています。

まず、交通整理されている交差点だったら、それに従います。
ちなみに、
“交通整理”とは「警察官の手信号」のことだと思い込んでいる人も多いですが、
信号機や標識で車を誘導するのも(むしろその方が多い)、交通整理でしたよね。

交通整理されていない交差点では、
道の広さが明らかに違うなら、広い方が優先です。
交差する両者が同じくらいの道幅だったら、
センターラインが交差点の中を貫いている方が優先です。

さて問題は、
交通整理されていなくて、
道幅が同じくらいで、
どちらのセンターラインも交差点を貫いていない、
という交差点です。
ここで登場するのが「左方車優先」という考え方です。
交差点に左から進入してきた車は、
直進車であれ右折車であれ、優先なのです。

これについては、教本では、
交差点を上から鳥瞰した図で説明されていることが多いですが、
第三者の視点よりも、
ドライバーの視点で考えてみた方が理解しやすいんじゃないでしょうか。

ブロック塀で囲まれているような見通しの悪い交差点では、
特に右から近づいてくる車が見えません。
しかし、それを見ようと前に進んでいくと、
車の鼻先を交差点に入れてしまうことになります。
これはもう、避けようがありません。

一方で、右から近づいてくる車からは
左から車が交差点に入ってきたのが見えているはずです。
「見えたのなら譲ってあげましょうよ」というのが、
「左方車優先」なのです。

これは、
実際に見通しの悪い交差点を通って、
譲る側と譲られる側の両方を体験してみると
直感で理解できるようになると思います。


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クランクをS字状に曲がるのはお勧めしない

2021-03-16 17:01:29 | Weblog

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狭路課題の屈折(クランク型)コースで、
例えば左に曲がろうとする直前に
いったん右に向かってから左にハンドルを切る、
逆に、右に曲がろうとする直前には左に向かう、
という運転の仕方をする人を見かけることがあります。
言わば、クランクコースの中で「S」を描くように
車を動かして行くというものです。

クランクコースのコーナーを曲がるには、
「ハンドルまっすぐの状態からポイントを見定めて全部回す」のが
一応、基本とされていますが、
S字状に曲がっても、試験では減点されません。
また、そういうやり方を教えている教習所様もあるようです。

しかし、パイロットアカデミーではこれをお勧めしません。
曲がる直前に逆側に頭を振ったところで、
後輪の位置はあまり変わらないので、内輪差が無くなるわけでもなく、
“逆ハンドル”のクセが普通の右左折で出てしまうのも心配だからです。
左に曲がるなら予め右に寄せて走らせれば曲がりやすくなりますよ。

少なくとも仮免前の所内教習においては、
基本通りのやり方で練習しておきましょう。
そして、もしも曲がりきれなかったら、
遠慮なく「切り返し」をしてください。
「狭路内での切り返し」は1回なら減点されませんので。


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同一方向でなくても「車両通行帯」です

2021-03-14 20:59:15 | Weblog

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学科教本には、
「車両通行帯は、車線またはレーンともいいます。」
と書いてあります。
でも、こう聞いて、
「あれ?」と疑問に思われた方も多いんじゃないでしょうか。

例えば、
「中央線(センターライン)のある片側1車線の道路」
をイメージしてみましょう。
対向車線があるのですから、
「複数の『車線』がある道路」には違いありません。
しかし、これを
「複数の『通行帯』がある道路」と呼ぶのは
違和感があると思います。(小生自身、そうです)

もう一つ例を挙げてみることとします。
「路線バス専用通行帯」あるいは「二輪車専用通行帯」を
イメージしてみてください。
そう聞いた人は、9分9厘、
「自分と同じ向きの車線」をイメージするはずです。

そう。
「車線」というのは広い概念ですが、
「通行帯」は、
暗に、同一方向であることを示唆しているように思えます。

なので、当ブログでも、パイロットアカデミーの教習でも、
そういったニュアンスを意識して
「車線」と「通行帯」を使い分けているつもりです。

ところが、
実は、道路交通法に「車線」という用語は、
「高速自動車国道又は自動車専用道路の本線車線」
としてしか登場しません。
一般道における交通ルールは
すべて「車両通行帯」という用語で説明されているのです。

ですから、これから学科試験を受験される皆さんは、
「車両通行帯」で覚えてください。
違和感があっても、
そこは“法令用語”だと割り切るべきなのかも知れません。


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警察官の手信号

2021-03-12 14:59:09 | Weblog

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警察官の手信号について、
その意味を正しく理解できていますか?
免許をお持ちの方も、すでに学科試験に合格した人も、
おさらいしておきましょう。

警察官の手信号は、
夜だと、懐中電灯を振ってくれているので、解りやすいですね。
すなわち、揺れている方向は信号機の「青」と同じ、
揺れているのと対面する方向は「赤」と同じです。
これは、見てすぐ直感的に分かります。

ところが、昼だと、
警察官が交差点内にただ立っているだけのこともあります。
これが実に分かりにくいのです。

手招きしてくれれば「青」だと分かりますし、
こちらに向いて手を広げたなら「赤」だと分かりますが、
すべての車に対してそれをやるのも無理な話でしょう。
特に警察官の後ろ側から交差点に近づいた場合などには、
こちらに気付いてくれないこともあって、
どうしたら良いのか迷ってしまうドライバーもいるようです。

で、正解は…
警察官の後ろ姿を見ているなら、それは「赤」ですよね。
分かりにくい人は、
警察官が懐中電灯を振っている姿をイメージしてみましょう。

ちなみに、
警察官が腕または懐中電灯を上に向けて上げた時は、
それは「黄色」の意味でしたね。

10年前の今ごろは、計画停電のため信号機が消えている地域があり、
警察官が手信号で交通整理をしているのを各地で見掛けました。
非常時に戸惑わないよう、
平時のうちに、学科の知識を整理しておきましょう。


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