Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

内輪差の対処はハンドルを切ったままで

2021-11-30 13:36:45 | Weblog

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狭路(特にクランク型コース)や左折などで、
後輪が内輪差で縁石に載った時に、
ハンドルを逆に回して「切り返し」をしようとする人がいます。
でも、それだと、なお通れなくなってしまいますよ。
切り返しで対処するのは、
外側(前のフェンダー)がぶつかった時でしたね。

内輪差の時は、
ハンドルを回した状態のままバックしてください。
そして元の位置まで後退したら、
ハンドルをまっすぐにして少し前進し、
それからおもむろにハンドルを回せば曲がれるはずです。

でも、そう考えてみれば、
外(前)がぶつかるなら切り返しを使ってより曲がりやすくなるのに、
内輪差でぶつけたら、ただ戻るしか無いわけで、
非常に勿体ないと思いませんか。
だったら、初めから少し遅れ気味にハンドルを回し始めた方が、
(仮にそれで切り返す必要が生じたとしても、むしろ曲がりやすくなるので)
良いんじゃないでしょうか。

内輪差で後輪を載せるのは、
ドライバーにとって「ガス欠」に次ぐ2番目に恥ずかしい行為です。
車には内輪差というものがあるのは分かっているはずですから、
「内輪差では絶対に載せない」(“絶対に”です)
という意識を持ってハンドルを操作するようにしましょう。


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「免許を手にしたその日から一人で走れる」を目標に

2021-11-28 16:59:07 | Weblog

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某ペーパードライバー専門の教習所様の広告に、
「運転にブランクのある方」と並んで、
「免許取立ての方」というのが入っていました。

かく申すパイロットアカデミーでも、
「免許を取得したら“高速道路”の走行を練習したい」
と言う教習生はいらっしゃいます。

でも、件の教習所さまは、
免許を取ったばかりの人が「路上運転に慣れていないので練習したい」
というのにも対応します、という趣旨のようです。

うーむ、、、 意味が理解できないではないですが、
ちょっと違和感を覚えますね。
免許を取ってもまだ練習が必要なのでしょうか?
もっと言えば、
まともに運転できないのに免許が取れたのでしょうか?

免許制度の在り方から言えば、
「隣に指導員を乗せて運転できるなら『仮免許』を与える」、
「一人で運転できるなら『本免許』を与える」
であるはずです。
そして、免許を取ろうと教習に励んでいる人たちの目標は、
直接的には「免許を取ること」だとしても、
その根底には「自動車を運転すること」があるのではないでしょうか。
もし、「運転はできなくても良いけれども、免許が欲しい」と思っているなら、
そういう気持ちでは、免許は取れません。

ペードラ専門教習所さまのご商売を邪魔するつもりはありませんが、
これから免許を取ろうという皆さんは、
「免許を手にしたその日から一人で走れる」を目標に、練習してほしいと思います。


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危ないと感じていない時こそ危険

2021-11-26 13:14:38 | Weblog

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東京地方は、昨日・今日と、
急に朝の寒さを感じるようになりました。

ところで、
人が「寒い」と感じている時は、意外に風邪をひかないと言われます。
寒いから厚着しようと意識して行動することもありますが、
人体が寒さを感じて本能的に身構える(例えば鳥肌とか)ことで、
風邪をひきにくくしているのだそうです。

逆に、風邪をひきやすいのは、
「気が付いたら寒かった」という時。
分かりやすい例としては“酒に酔っている状態”が挙げられます。
気温は低いはずなのに、
神経が鈍っているため(意識的にも無意識的にも)寒さに適応できず、
結果、風邪をひいてしまうようです。

熱中症の季節に、
「高齢者は喉の渇きを感じにくいので熱中症に罹りやすい」
と言われるのと同根の話ですね。

さて、このことは、車の運転にも通じます。

ドライバーが「危ない」と感じている時は、
自ずと慎重な運転になり、
意外に大きな事故は起こさないものです。
「危ない」と感じていない時こそ、本当は危険だったりします。

もっとも、運転中の危険に気付かないのは、
寒さの例で挙げた“酒に酔っている状態”は論外としても、
疲れや考え事で注意が散漫になることや、
“技能未熟”あるいは“経験不足”も、原因に挙げられます。
この辺りは、風邪の話とは少し異なるかも知れません。

そして、運転の練習、特に路上教習は、
その「危ない」という感覚を磨いていただくことも、
目的の一つです。
いろいろな場面を経験して、
どんな所にどんな危険が潜んでいるかを
身をもって理解していただきたいと思います。


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「法定速度」とは?

2021-11-24 16:27:25 | Weblog

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路上を走るトラックなどが
荷台の後ろ側に、
「高速:80km、一般道:法定速度で走行中」
というステッカーを貼っているのを見掛けることがあります。

商売がら、このケースでの「法定速度」という用語の使い方が
気になって仕方がありません。

「法定速度」とは、「法令で定められた速度」のことですから、
一般道なら「時速60km(原動機付自転車を除く)」です。
それ以外にはありません。

しかし、当然、最高速度を指定されている道路もありますから、
そういう道路では「法定速度(=60km/h)」で走っていないはずです。

もしステッカーの製作者がこういうことを想定していたなら、
「法定速度」ではなくて「制限速度」を使えば良かったのではないでしょうか。
「制限速度」は、実は法令中には登場しない用語ですが、
一般には、
標識で最高速度が指定されていれば「その速度」を、
標識が無ければ「時速60キロ」を、
意味するものと理解されていますので。

そうすると、かのステッカーの文言は、
「高速:80km、一般道:制限速度で走行中」
とするべきだったと言えます。
もっとも、
こう書いてあっても、やっぱり違和感は残りますね。

それならば、いっそのこと
「ゆっくり走っています」、あるいは「お先にどうぞ」ぐらいで
いかがでしょう。
これだって意図するところは通じるんじゃないでしょうか。


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安全を確認した後は? ハンドルじゃなくて…(答えは“ブログタイトル”)

2021-11-22 11:59:10 | Weblog

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進路変更(車線変更やある意味で発進も)する前には、
ミラーと目視による安全確認をしてください。

では、安全が確認できたら、次に何をしますか?

進路変更のためのハンドルを取りますか?

なるほど、安全確認は進路変更のために行ったのですから、
そうしたいのは山々ですが、
そういう意識でいると、
往々にして、安全確認自体が疎かになってしまいますよ。

と言うのも、
確認直後にハンドルを操作しようすると、
目視した目が横を見ている状態のまま、
進路変更の動作に取り掛かってしまいがちだからです。
これだと、確認が完了する前に行為に移ったことになり、
厳しく言えば、「確認していない」のと同義です。
実際、これを試験でやると、容赦なく減点されます。

これを防ぐには、
安全確認が終わったら、
まず、「目を前に向ける」ことを意識してください。

その後に、アクセルを踏んでいきます。

進路変更のためのハンドル操作は、さらにその後です。
もっとも、ハンドル操作は特段意識しなくても、
ドライバーが進みたい方を見てアクセルを踏んでいけば、
車は自然とそちらへ向かっていくものですけどね。

そう。
もうお気づきのとおり、
安全を確認した後にするのは、
「前見て加速!」(当ブログのタイトル)でした。


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実車で練習しないで一発試験に合格できるのだろうか?

2021-11-20 11:59:50 | Weblog

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指定自動車教習所(いわゆる公認自動車学校)に通わずに、
直接、試験場(免許センター)に行って免許をとること、
あるいは、その際に受ける試験(特に技能試験)を、
「一発試験」と呼びます。

この一発試験向けに、各種の通信教材が販売されていますが、
その宣伝文句に、
「通信講座で合格できる!」と謳われているのを
インターネットで見かけました。

はて?
本当に通信講座だけで一発試験に合格できるのでしょうか?

きっと、その教材は、練りに練られた立派な物なのでしょう。
それを否定するつもりはありません。
でも、一発試験は、
実車で練習しないで合格できるほど甘くはないですよ。

件のサイトには合格者から寄せられた感想や謝辞も掲載されていましたが、
(それらがウソでないとして)
「彼らは、実車での練習は全然しなかったのだろうか」とも思いました。

ついでに言うと、
運転技能に関しては『技能教本』を、
道路交通法その他の法規に関しては『学科教本』を、
採点基準に関しては警察庁交通局運転免許課長が令和元年9月19日に発した
『運転免許技能試験に係る採点基準の運用の標準について(通達)』を、
それぞれしっかり読み込めば、理屈は分かるはずです。

あるいは、当ブログ「Pilot-Kの『前見て加速!』」を
一番初めから全部読んでみるのが、
手っ取り早くてお金も掛からないでしょう。

でも、頭で分かっていても、
実際に運転してみないと運転技能は身に付かないですし、
まして、一発試験に合格するのは難しいんじゃないでしょうか。


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左カーブが危険な理由2つ(あるいは3つ)

2021-11-18 15:59:50 | Weblog

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山道などのカーブは、
「右カーブ」と比べて「左カーブ」の方が
数段危険です。

その理由としては、
まず第一に、カーブのRが急だということ。
日本では左側通行なので、
左カーブの方が小さく曲がらなければならないため、
しっかり減速しなければならず、
また、ハンドル操作も誤りがちになります。

それに関連して、
二輪車が転倒したり、
曲がりきれずに対向車線にはみ出したり、
というのも、左カーブでよく見かけます。
そういったバイク自身ももちろん危険なのですが、
その後ろを追随する四輪車としても
「前のバイクが転倒したら轢いてしまうのではないか」
と、ヒヤヒヤものです。

また、山道での左カーブは、
左側が壁になっていて、先が見通せないことが多いです。
ですので、
カーブがどれだけ続くのかとか、
カーブの先に渋滞がありそうかどうかとか、
上述のようなバイクが転んでいないかとか、
そういったことを想定しながら、
カーブに差し掛かる手前で充分に速度を落とし、
慎重に曲がっていかなければなりません。

この時期、紅葉狩りなどで山道を走る機会があるかも知れませんが、
そんなことにも注意して、
安全なドライブを楽しんで来てください。


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合格おめでとうございます!

2021-11-16 18:00:27 | Weblog

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21111K様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

ずっと国際免許で運転していた方なので運転は上手でしたが、
“教科書通り”の運転ができずに苦労されましたね。

でも、今日の試験では、
試験官から特に指摘された事もなく(合格者にはそんなもんです)、
呆気なかったようですね。
これまで2回、路上試験不合格だったのが嘘のようでしょう。
もっと早くパイロットアカデミーに来てくれていたら、と今さら思います。

これからは日本の免許で堂々と走れますね。
くれぐれも安全運転で!

おめでとうございました!


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知らない人からの喪中はがき

2021-11-14 21:30:22 | Weblog

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この時期、
喪中のため年始挨拶を欠礼する旨、はがきが届いている。
その多くは、親が亡くなったというもので、
差出人は、年賀状のやり取りをしている相手(小生の知り合い)である。

ところが、先日、
知らない人からの喪中はがきが郵便受けに入っていた。
一瞬、配達間違いかと思ったが、文面を読んで事情を理解した。

それは、友人の奥方からのものだった。
今年4月5日に、小生の友人が亡くなっていたのだ。

亡くなったのは、当ブログで「被災地に行ってきました」(2011-06-22)
https://blog.goo.ne.jp/pilot-k/d/20110622
と報告した記事中「男3人の一泊旅行」をした1人だ。

小生の場合、両親とも亡くしているが、
それは“順送り”なので、いつかは来るものと覚悟していたが、
ここまで親しい友人が亡くなったのは初めてのことで、
かなりショックを受けている。

本来なら、すぐにでも弔問に赴きたいところだが、
時節柄、あえて我慢して(おそらく葬儀も身内だけで済ませたのだと思うので)、
奥方にはお悔やみのはがきを送り、
線香を贈って仏前に供えてもらうこととした。

※今日の記事は自動車運転と無関係ですが、どうしても書いておきたかったので、ご容赦ください。


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かかとを上げて踏み替えを

2021-11-12 09:59:05 | Weblog

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アクセルからブレーキにペダルを踏み替える際に、
踵を床に着けたまま右足の向きだけ変える、という人がいます。
しかし、これだと、ペダルの端を踏むことになって、
しっかり踏めないばかりか、
ペダルを踏み損なうことすらあります。

アクセルペダルは、
基本、かかとを床に着けて、
足の一番広い部分(指の付け根あたり)で踏みます。
アクセルは、デリケートな踏み加減が必要なので、
こうするのがやりやすいはずです。

一方で、ブレーキペダルは
「上から足で押さえ付ける」という感覚で踏んでください。
踵は床から離した状態です。
ブレーキにはアクセルのような微妙な調整が要らないですし、
むしろ、強めに踏まなければいけない場面も多いため、
踵を床に着けていると力が入りにくいからです。

ですから、かかとを床に着けたままペダルを踏み替えると、
アクセルもブレーキも正しく踏めなくなりますよ。
億劫がらずに、
一旦足を上げてペダルを踏み替えてください。


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