Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

後退時のハンドルが難しければ一旦車を停める

2023-11-30 11:13:16 | Weblog

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後退している時は、前進している時と違って、
ハンドルをどちらに切ったら車がどちらに向かうのか、
観念的に把握しにくいですよね。

こんな場面を想像してみてください。

車をバックさせている先に子どもの玩具が落ちていて、
そのままバックすると踏んでしまいそうなとき、
どうしたら良いでしょうか。
もちろん、
ハンドルをどちらにどのくらい回せばよけられるか分かる人は
そうすればよいわけですが、
それが分からない人は、慌ててしまうかも知れませんね。

そんなときは、
まず、車を停めてください。
そして、深呼吸の一つもしてから、
「ハンドルをどう回したら、タイヤがどちらを向き、車がどう進むのか」
を落ち着いて考えて、
それからハンドルを少しだけ回して後退を始めましょう。
さらには、よけ終わったら、また車を停めて、
今度はハンドルを逆側に回して車を元の向きに直しましょう。
そうしてからハンドルをまっすぐに戻します。

バックしながらハンドルを操作するのが難しければ、
初心者のうちは無理してやらなくて良いですよ。
特に、試験課題の「方向変換」(いわゆる車庫入れ)や「縦列駐車」では、
決まった所で決まった分量だけハンドルを切ることになるので、
車を停めた状態でハンドルを回すスエギリ(据え切り・すえ切り)をやっても、
試験では減点されません。

ただ、車を停めてハンドルを回してしまうと車体の動きが把握できないので、
本当はお勧めしません。
また、スエギリのくせを付けてしまうと、
いつまで経っても車の動きが把握できないままになってしまいますから、
その段階は、できるだけ早めに卒業してほしいものです。


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第2車線走行は例外だけれども…

2023-11-28 13:59:09 | Weblog

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複数の通行帯がある道(本稿では片側2車線を想定)では、
基本的には左側の車線を走ります。
でも、頻繁に車線変更しなければならないようなら、
第2車線を走行しても、問題はありません。

しかし、第1車線が走れるようになったら左に戻ってください。
第2車線走行中は、
「今だけ例外的に第1車線ではない」
という意識を持ちながら走りましょう。

ところで、こういう説明をすると、
第1車線の障害物が途切れるや否やすぐに車線変更する人がいますが、
それもまた危険です。

基本通りの「合図&確認」を行うのはもちろん、
そもそも車線変更して良い場所かどうか、
そういうことにも気を配らなければなりません。

例えば、交差点や横断歩道。
何もそんな場所を選んで車線変更しなくても良いのですよ。
第2車線走行は例外とは言え、走っていけない所ではありません。
その点で、センターラインを越えて走るのとは異なります。

それらを含めて慌てずに周囲の状況を確認してから、
第1車線に移ってください。


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車から降りるまで油断なく

2023-11-26 13:59:14 | Weblog

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試験の最後に車を停めて降りる際には、
エンジンを切ります。
が、エンジンを切るより前にやるべきことがあります。

それは、
窓が閉まっていることの確認です。
車によってはエンジンを切るとパワーウインドーが動きませんので、
窓が開いていたら、エンジンを切る前に閉めてください。
なお、試験においては、運転席側の窓だけ閉まっていれば、
助手席や後部座席の窓は気にしなくて構いません。

それからドアを開けて車外に出るわけですが、
ドアを開けながら後ろを見る人が、なぜか多いですね。
それだと、は「確認せずにドアを開けた」のと同義ですよ。
必ず、外の安全を確認した後で、ドアを開けてくださいね。

車外に出たら、ドアをしっかり閉めてください。
10cmくらいのところから強めに閉めるのがコツです。
外からは半ドアであることに気付きにくいので注意しましょう。

走行中は緊張感を保って運転していたのに
車を停めた途端にホッとして気を抜いてしまう人も多いですが、
「家に帰るまでが遠足、車から降りるまでが試験」です。
最後まで決して油断しないでください。


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車両用の信号に従いましょう

2023-11-24 11:59:16 | Weblog

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前方交差点の歩行者用信号が点滅したり赤に変わったりすると、
車両用の信号がまだ青なのに
減速を始めてしまう人がいますね。

確かに、歩行者用の信号が赤に変われば、
続いて車両用の信号も変わるであろうことは予測できます。
そのため、
歩行者用信号を参考にして減速できる態勢を整えておくのは、
理解できますし、重要なことでもあります。

しかし!
ドライバーが守るべき信号は「車両用灯器」(※)であって、
「歩行者用灯器」に従う義務はありません。
実際、歩行者用が赤になっても車両用はしばらく青信号のまま、
あるいは、歩行者用を赤にした後で左矢印信号が出る(直進矢印は出たまま)、
という交差点だって少なからず存在します。
歩行者用の赤信号を見たからという理由で減速していては、
むしろ円滑な交通の妨げにすらなってしまうのですよ。
※法令上「車両用灯器」という用語は登場しませんが、
ここでは「歩行者用灯器」との対比で便宜的に使っています。

歩行者用信号はあくまでも“参考程度”に見ておくべきで、
車両用信号が変わった時にこそ減速できるよう、
“心の準備”だけしておくようにしましょう。


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「狭路」ってそんなに狭くない

2023-11-22 08:42:51 | Weblog

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教習課題の「狭路(きょうろ)」には、
「S字コース(屈曲型)」と「クランクコース(屈折型)」とがあります。
広義では、
「方向変換」・「縦列駐車」や、二種免許課題の「鋭角コース」も、
「狭路」に含むこともあります。

さて、これら「狭路」はすべて(コースにより多少の誤差はありますが)、
道幅およそ3.5mに設計されています。

一方で、ご存じ(?)のとおり、
5ナンバーの車の車幅は「1.7m以下」と定められています。

つまり、
S字コースやクランクコースの道幅は、
言ってみれば、車2台分の“広さ”があるのですよ。
教習課題としては「狭路」と呼んでいますが、
実は、そんなに狭くないことを理解しましょう。

なので、
安心して、道幅いっぱい使って通ってみてください。
意外なほど余裕があるのに気付かれると思いますよ。


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どのペダルも踏まないという選択肢も

2023-11-20 08:59:07 | Weblog

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加速するためにはアクセルを踏み、
減速するためにはブレーキを踏みます。
では、
加速も減速もしない時には、どうしますか。

答えは簡単。
「アクセルもブレーキも(MT車ならクラッチも)踏まない」です。
もっとも、実際には、
速度を維持する程度のアクセルが必要な場合もありますが、
ここでは観念的な話としてお読みください。

しかし、教習生の中には、
「アクセルを踏む」か「ブレーキを踏む」のどちらかしかなくて、
「どのペダルも踏まない」という選択肢を思いもしない人がいますね。
いずれかのペダルに力を掛けていないと不安なのでしょうか。
理由はどうであれ、
それだと、常に“加速”か“減速”をしていることになり、
交通の流れに乗って巡航したい時などに、車の挙動が不安定になりますよ。

特にAT車は、MT車と違って、
アクセルを緩めても急激に速度が落ちることはありませんから、
ある程度まで加速したら、もうアクセルを放してしまいましょう。
「アクセルは適切な速度まで加速するためだけに使う」
という意識でいても良いくらいです。


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法定速度、実は“法定”ではない

2023-11-18 11:13:44 | Weblog

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「法定速度」とは?

標識で示された最高速度のこと?
いいえ、それは「指定速度」と呼ばれるもので、
「法定速度」とは、基本的には時速60km(例外に関しては後述)です。

さて、その「法定速度」ですが、
道路交通法第22条には、
「政令で定める最高速度をこえる速度で進行してはならない」
としか書かれていません。
そして、政令(道路交通法施行令第11条)に、
高速自動車国道以外においては、
「自動車は時速60キロ、原付は時速30キロ」(牽引している場合や緊急自動車等の例外あり)
と定められています。

“法定”とは言うものの、
実のところ、法律ではなく政令で定められている、という話でした。
まあ、雑学の部類ですな。

では、雑学ついでに、運転とは全く関係ない話をもう一つ。

「法定伝染病」という用語、今は使わないのですね。
中学生のころ、11種類の病気の名前を苦労して憶えたものですが、
「伝染病予防法」は1999年に廃止されて、
代わって施行された「感染症法」には、5類41種類の疾患が挙げられています。
そのうち「一類感染症」と「二類感染症」は危険性が高いため特別措置を講じることとしており、
言わば従来の法定伝染病に相当する扱いなのですが、
それでも、例えば「コレラ」や「赤痢」は今は「三類感染症」とされており、
分類も扱いも変わっています。

最近では、新型コロナウイルス感染症が分類変更され、話題になりましたね。
古い人間は「○類」と呼ぶより「法定伝染病に該当するか否か」で言ってもらえた方が
ピンと来るのですけどね。


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ボンネットの蔭に車1台

2023-11-16 11:48:54 | Weblog

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セダン型乗用車の運転席からは、
すぐ目の前(概ね4~5mまで)は見えていません。
ボンネットの蔭に、だいたい普通車1台が隠れていると思ってください。

ところで、「車1台分」と聞いて思い出すことはありませんか?

そう、カーブ進入にふさわしい速度にしておくのが、
「カーブの入り口から1車長手前」でしたね。
すなわち、
ボンネットの先端がカーブに差しかかったように見える所までに、
スピードを落とし終えておくわけです。

例えば、
カーブの入り口に“マラソンのゴールテープ”が張ってあるもの
と想像してみてください。
カーブ手前でブレーキを掛けていき、
最も減速できた状態で、そのゴールテープを車のボンネットで切る、
というイメージを持ってもらえると丁度良いはずです。

その後、おもむろにハンドルを回していくことになります。
ドライバーから見たら、
ボンネットの一部がカーブラインからはみ出すように見えるため、
運転に慣れていないとこれが怖いと感じるかも知れません。
でも、ボンネットの向こうに見えている路面は
(上に書いたように)車1台分先なのですから、
車体がはみ出すわけではありません。

まあ、本当に危なければ教習車なら指導員がブレーキを踏むでしょうし、
仮にぶつかったところで車が少し傷つく程度ですから、
気にする必要はありません。


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サイドミラーの死角ってどの辺り?

2023-11-14 15:47:19 | Weblog

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車の運転で最も大事なのは、何と言っても“安全確認”。
これはもう絶対です。
一つ間違えば人の命を奪う凶器にもなる機械を動かしているのですから。

当然、試験でも安全確認はしっかりチェックされ、
と同時に、減点されやすいポイントでもあります。
特にサイドミラーの死角は重点課題と言えるでしょう。

ところで、
その「サイドミラーの死角」って、どの辺りでしょうか。

誰か(教習現場でなら指導員)に
車外に立ってもらえば一目瞭然ですが、
「自分のすぐ横」が実はミラーに映っていません。
厳密に言えば、「真横より少し後ろ気味の所」です。

この部分は、運転姿勢を変えてもミラーに映りませんから、
ドライバーの目で直接見て確認するしかありません。

右側で言えば「自分(ドライバー)の右肩」を見る感じで、
少し振り向くように目視してください。

とは言っても、実際に「肩」を見ても意味がありませんから、
形ばかりでなく、ミラーの死角をきちんと見て、
本当に安全かどうかを確認してくださいね。


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合格おめでとうございます!

2023-11-12 10:18:27 | Weblog

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23111Kさま

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

他の教習所さまに通われていましたが、
受験直前の補講を3回受けていただきました。
練習したコースが出題されたのはラッキーでしたが、
それ以上に、補習してから次の受験に臨もうという心構えが、
合格に結びついたのだと思います。

年内に免許を取らなければならないご事情があったようですが、
少し早めに、余裕をもって免許が取れましたね。
今後のご活躍をお祈りしております。

おめでとうございました!


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