Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

直進バックの姿勢は2通り

2024-07-20 14:59:48 | Weblog

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車をまっすぐ後退させる際には、
ハンドルのてっぺんを片手で持って、
後ろを見ながら進んでください。

さて、この直進バックの姿勢は2通りあります。
1つは、
ハンドルのてっぺんを左手で持って、
運転席の窓を開けて顔を出して後ろを見る、
2つめは、
ハンドルのてっぺんを右手でもって、
左から振り返るように後ろを見る、
というものです。

これについては、どちらも正解とされていますが、
パイロットアカデミーでは、後者をお奨めしています。

窓から顔を出してのバック(右から振り返る)は、
ラインとの位置関係を見ながらハンドルを微調整するには有効ですが、
視野が狭くなり、
加えて、“真後ろ”が見えていないという危険があります。

教習や試験における直進バックは、
「方向変換」で車庫奥に向かってまっすぐ入って行く
(幅寄せしてから再び奥に向かうケースも含む)
のが典型ですが、
狭路での「切り返し」の際にも使います。
ただ、これらいずれも、「ラインに沿ってバック」ではないので、
右から振り返ることのメリットは薄れてしまいます。

一方、左から後ろを振り返るのは、
真後ろの状況を確認する意味を兼ね、
また、「自分が進む方を見る」のが運転の基本ですから、
そういった心構え的な意味もあります。

とは言っても、前述の通りどちらも正解なので、
特に運転経験のある方は無理に矯正するまでもないですが、
初めて後退種目を練習しようという人は参考にしてみてください。


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ハンドルは「速く回す」よりも「早く回す」

2024-07-18 08:59:13 | Weblog

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クランクコース内のコーナーや所内コースでの左折では、
ハンドルを目いっぱい回します。
そんな場面で、
(右利きの人は)右手ばかりでいっぱい回そうとしてしまうことが
よくあります。

おそらく「ハンドルを速く回そう」と意識していると思われますが、
左手も上手に使わないと
ハンドルが思うように手につかなくて、
却ってハンドルを回すのが遅くなってしまいますよ。

ハンドルの持ち替えは、
「両手で」・「交互に」が基本でしたね。
この基本を守って持ち替えることで、
ハンドルは止まらずにぐるぐる回りますから、
結果として、早く回すことができます。

「速く回す」というよりも「早く回す」を心がけて、
正しい持ち替えで、ハンドルを回してみてください。


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カーブ=徐行とは限らない

2024-07-16 12:59:09 | Weblog

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右左折は、徐行で曲がってください。
カーブでは、そのカーブに適した速度で曲がってください。

ちょっと言い回しが異なることにお気づきでしょうか。
つまり、カーブは、必ずしも徐行で通過するとは限りません。
というより、
カーブのたびに徐行(概ね10km/h以下とされます)するのは、
むしろ落とし過ぎです。

もしかしたら、
教習の初期段階でコースをゆっくり周回していたために、
「減速=徐行」と思い込んでしまった人もいるかも知れませんが、
「減速」と「徐行」とは別物ですからね。

右左折であれ、カーブであれ、
「ハンドルを回すのにふさわしい速度まで減速しておく」のが基本です。
そのうえで、
右左折においては「徐行がふさわしい」というだけのことです。

ついでに言うと、
MT(マニュアル)車では、速度を落とした後に、
「その速度に適したギアを選択する」という操作も必要になります。
それが「右左折はセカンド(2速)で曲がる」と言われることの意味です。
「右左折はセカンドだから徐行」と理解するのは本末転倒ですよ。


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「赤でスタート、黄でダッシュ。それで事故なのだ」

2024-07-14 13:59:11 | Weblog

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昔のアニメ『天才バカボン』の主題歌は6番まであります。
カラオケで歌うと(歌ったことがあるんかい!)、
疲れるし、何より、飽きます。

ところで、この歌の歌詞は、
1番「西から昇ったお日さまが‥」
2番「柳の枝に猫がいる‥」
3番「4たす4はロクでもない‥」
4番「崖から落ちてケガをした‥」
と、ナンセンスな内容が並んでいるのに、
5番では、
「赤でスタート、黄でダッシュ。それで事故なのだ」
と、ここだけ現実を言い得ています。

実際、路上で、赤信号のうちに見切り発車する車や、
黄色に変わっても無理して突っ込んでくる車が多いですよね。
そりゃ、事故になりますって。

おそらく作詞者(調べてみたら「東京ムービー企画」だそうです)は
この部分もナンセンスなつもりで書いたのでしょうが、
教訓的あるいはシニカルに聞こえてしまいますね。

もっとも、その後に「これでいいのだ。」と続くので、
それがナンセンスなのかも知れませんが。


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合格おめでとうございます!

2024-07-12 08:27:29 | Weblog

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24062Kさま

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

MT(マニュアル;AT限定なし)の受験でしたが、
路上教習はAT車で受けられました。
変速の練習ができなかったので少し心配していましたが、
それも杞憂だったのでしょう。
試験官からの指摘事項は無かったそうで、
もしかしたら満点合格だったかも知れませんね。

今度の免許は大事にして、安全運転に徹してください。

おめでとうございました!


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発進準備=信号待ちの態勢

2024-07-10 09:23:49 | Weblog

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技能試験で自分の順番が来たら、
試験官から、
「発進準備が整ったら知らせてください。」
と言われることがあります。

まれに、
「発進準備」を「発進」の指示だと思い込んで、
車に乗り込んだらすぐに動き出してしまう人がいますね。
かと思えば、
「発進準備」という言葉自体が分からずに
ポカンとしてしまう受験生もいるようですね。

また、多いのが、
シートを調整して、シートベルトを締めて、ミラーを合わせて、
(ここまでは正しい)
その状態で試験官の次の指示を待つ、という人。
でも、それだと、試験官から「じゃ発進して。」と言われた時に、
すぐに発進できません。
つまり、発進準備が整っていないのです。

「発進準備」とは、文字通り、
「発進できるように準備する」ということです。
つまり、エンジンを掛けて、
AT車ならDレンジに、MT車ならギアを1速に入れて、
サイドブレーキを解除した状態を作っておくのです。
この時、右足はフットブレーキを踏んでいます。

言ってみれば、
赤信号が青に変わるのを待っている態勢。
この状態で、試験官に
「発進準備が出来ました。」と報告してください。

そして、試験官から発進の指示があったら、
概ね3秒以内に発進しましょう。


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交差点の30m手前からは信号を見ない?

2024-07-08 07:59:10 | Weblog

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いったん交差点に入った以上は、
信号が赤に変わったとしても、
とにかく交差点から出ることを考えてください。
「交差点の中ではもう信号を見ない」
ぐらいの意識で構いません。
そのためにも、
信号は、交差点に入る前にしっかり確認しておきましょう。

似たような話で、
「交差点の30m手前からは信号を見ない」
なんてことを言う人もいます。
その心は、
青信号が黄色に変わった時に
交差点の30m以内まで近づいていたら無理に停まらない、
という一応の目安がありますから、
それを言いたいのだと思います。

でも、
さすがに「信号を見ない」というのは、
ちょっと乱暴すぎませんか?


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下り坂は徐行とは限らない

2024-07-06 10:59:12 | Weblog

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所内コースの急坂路ぐらいの勾配では徐行すべきですが、
路上では、徐行するような坂は、
少なくとも東京(府中・鮫洲)の試験コースには…
ありません!

ちょっと言いよどんだのは、
府中の多磨霊園裏手の山道を下るコースが微妙だからです。
もちろん徐行(概ね10km/h程度)で下っても構いませんが、
そこまで減速しなくても問題ないですよ。
もっとも、あそこは元々時速30km制限の道ですし、
左カーブ・右カーブと九十九折になっているので、
心理的にスピードを出せないと思いますが。

また、鮫洲コースに複数ある太鼓橋でも、
「スピードが乗ってしまわないように注意する」程度で、
徐行が求められるほどではありません。
それどころか、必要以上に減速すると、
「円滑な交通の妨げ」になってしまいますので、
“普通の速度”で通過するようにしましょう。
イメージとしては、
「登るのと同じくらいの速度で下る」という感覚で良いところです。

まれに、
「下り坂は徐行しなければいけない」と思い込んでいる教習生もいますが、
そんな決まりはありませんからね。


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留守電にメッセージを残してくださった方へ

2024-07-04 14:25:12 | Weblog

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※本日は、この場を借りて事務連絡させていただきます。
通常のブログ記事は休載といたします。


今朝ほど(2024年7月4日 10:00頃)パイロットアカデミーの留守番電話に
メッセージを残してくださった方へご案内いたします。

申し訳ありませんが、
そちら様の電話番号が分からないため、折り返すことができません。
この文面をお読みになられましたら、
お手数ですが、再度お電話いただけますでしょうか。
(留守電になっていたら、そちら様の電話番号を残しておいてください)

ちなみに、当社では、
「方向変換・縦列駐車のみ」の練習は対応しておりませんので、
悪しからずご承知おき願います。


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右隣の車がサイドミラーに映っていても車線変更できるケース

2024-07-02 11:59:15 | Weblog

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複数の通行帯がある道路において
車線変更(例えば第1車線から第2車線に移る)の必要が生じた時、
当然、右車線を走る車を妨害してはいけません、

でも、その際に、
「右隣の車がサイドミラーに映っていた」という理由(だけ)で
車線変更を始めない人が、少なからずいますが、
常にそうしていたら、円滑な交通を阻害しかねませんよ。

右車線を走る車がサイドミラーに映っていた場合でも、
実は、車線変更できるケースがあります。
というより、
ミラーに収まりきらないほど大きく映っている(すぐ近くにいる)車や
ミラーに映らない所(ミラーの死角)にいる車こそが危ないのであって、
「映っている」と表現されるなら、
おそらくは、ミラーの中に相手の車体全部が映っているのでしょうから、
自車とはある程度の距離を空けて走っていることが想像できます。
その場合は、各通行帯が整然と等速で流れている状態なら、
自分が加速して、その車線に入って行けますよ。

無論、自車の速度や相手車の速度にもよりますし、
もっと厳密に言えば、
「相手車が“自車との相対”で見て加速しているのか減速しているのか」
を読むべきなのですが、それを説明すると話が難しくなってしまいますので、
ここでは、「各通行帯が整然と等速で流れている状態なら」とだけ
条件を付けておきます。

そういったことも、
路上教習でいろんな場面に遭遇して、
成功と失敗を積み重ねながら、習得していきましょう。


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