Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

右ウインカー ≠ 「早く行け」

2014-12-30 16:57:21 | Weblog

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帰省ラッシュが始まっていますが、
高速道路等の右車線を走っていると、
後続車(多くはトラック)が右ウインカーを出すことがあります。
前を走るこちらとしては、
「早く行け」と急かされているような感じを受けますが、
右ウインカーは本来そういう意味ではありません。

高速道路上で渋滞などにより停止する場合に
「ハザードランプ(非常点滅表示灯)」を点滅させることは
よく知られていますが、
「右ウインカー」を出すのも似たようなもので、
自分が減速することを後続車に知らせるための合図です。

元々はトラックが排気ブレーキを掛ける時に用いて、
「左から追い越してください」の意味だったそうですが、
今はそれに拘らず、何らかの理由で減速する時に広く用いられますね。
転じて、「前に遅い車がいます」という意味でも理解されますが、
でも、「早く行け」とはニュアンスが違いますよね。

どちらにしても、前を走る車としては、
後ろの車に急かされたことだけをもって加速しては危険です。
安全を確認したうえで、ドライバー自身が判断して、
必要ならスピードを上げてください。

※これが年内最後の記事となります。
 来年もよろしくお願いします。


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NHKラジオで「S・O・S」流れる

2014-12-28 19:29:03 | Weblog

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車の中ではラジオを聴いていることが多いのですが、
先日、NHK-FMで、
ピンクレディーのヒット曲「S・O・S」が流れました。
今年の流行語「ダメよダメダメ」が歌詞中に登場する歌謡曲として
紹介されたものでした。

そのこと自体はおかしな話ではないのですが、
ただ、この曲のイントロには、
モールス信号の「SOS」(・・・---・・・)が使われているため、
放送に載せると電波法に抵触する、と言われていた記憶があって、
NHKがそれを流して良いのか、疑問に思いました。
実際、その日ラジオから流れた曲でも、
イントロ冒頭にSOS信号が使われていました。

で、Wikipediaを見てみたら、
「モールス符号による遭難通信の取扱いは1999年で廃止され、航空機や船舶からの遭難信号の発信には、Global Maritime Distress and Safety System(GMDSS)によるEPIRBが使われている。」
「なおモールス符号による通信は、日本では一部の漁業無線や陸上自衛隊の野戦通信、またアマチュア無線で用られている。」
と書いてありました。
なので、現在はSOS信号を電波に載せても問題ない、
ということなのかも知れません。

以前、FM世田谷でこの曲が流れた時には、
「ローカル局は無頓着だな」くらいに思っていましたが、
今回の件は、天下のNHKですので、間違いは無いのでしょう。


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「上から目線」と「ドライバー目線」

2014-12-26 16:54:23 | Weblog

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教習課題の中には、
上空から俯瞰すると理解しやすいものと、
直観的に運転席から見えるままが理解しやすいものとがあります。

「進路変更(右左折前の寄せや車線変更)」・「縦列駐車」をはじめ、
前者の方が圧倒的に多いので、
ここでは、後者の代表例を挙げてみましょう。

まず、「ミラーの死角」の話。
紙の上でいくら「この部分がミラーに映りません」と図解しても、
実際に運転席からミラーに映らない部分を見てもらうのには敵いません。
死角があることを体感できていれば、
目視確認すべき場所も体で覚えることができるでしょう。

それから、「左方車優先」。
上から見下ろした図を見て頭の中で憶えたつもりでいても、
実際の交差点で左からの車に対処できないことが、よくあります。

これらの課題では、
教本に書いてあることを実際の場面に重ね合わせてイメージするのが、
理解の早道です。


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今期は黒字でした

2014-12-24 16:09:14 | Weblog

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パイロットアカデミー株式会社は10月決算なので、
例年、この時期に確定申告しています。
今年も昨年に続き「e-Tax」で電子申告しました。

1年ぶりの作業なので、思い出し出し何とか申告書を作成し、
署名と送信も無事完了したのですが、
問題はその後に起こりました。
国税庁から「受付完了」のメッセージが届いた(ここまではOK)
のですが、その中身が読めないのです。
ヘルプデスクに電話してみたら、
「ルート証明書・中間証明書」をインストールする必要があるとのこと。
「e-Taxソフトの提供について」というページからダウンロードして、
これも無事完了。
始めてから終えるまで正味6時間ほどの作業でした。

ところで、今期は、数年ぶりに黒字を出せました。
ちょっとした数字のマジックは使いましたが、
まあ、赤字よりは黒字の方が気分が良いのは確かです。

これも教習生の皆さんのお蔭と感謝しております。
今後ともご愛顧を賜りますよう、お願いいたします。


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カーブの向こうの車を待たない

2014-12-22 13:08:47 | Weblog

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場内コースでは、
周回路を走る車が最優先ですので、
妨害しないようにしてください。

狭い道から周回路に入ろうとした時に
こちらに向かって来る車が見えたら、
もう、その車の前に出るのは危険です。

その逆に、まだカーブの向こう側にいるなら、
出て行っても大丈夫なケースがほとんどです。
こちらに向かって加速して来たら
もう行けなくなってしまいますから、
相手がカーブの向こう側にいるうちに
さっさと曲がってください。

ただし、これにも例外があります。

その場所がカーブの間近であった場合は、
もしカーブを曲がって来る車がいたら
その目前に出現して妨害してしまうことになります。
カーブの向こう側が見えない場所だったら
どうしようもありませんが、
カーブの向こう側に車がいるのが見えたなら、
周回路に入らずに、その車が通過するのを待つのが正解です。


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合格おめでとうございます!

2014-12-20 11:08:49 | Weblog

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14117K様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

短期間で集中して練習でき、
1回目の受験で無事合格、良かったです。

免許失効前には日常的に運転していたとのことですが、
油断せず、練習してから受験しようと決意された時点で、
合格が見えていたように思います。

今度の免許は更新忘れの無いよう、
その意味で“油断”しないでください。(^^)

おめでとうございました!


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カーブを出たらまた合図

2014-12-18 14:39:15 | Weblog

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カーブの先を右折または左折しようとする場合は、
カーブに入る前にウインカーを出してください。
そうしないと、後続車にウインカーが見えないので、
“合図”としての意味が薄れてしまうからです。

ところが、
せっかくカーブの手前で出したウインカーは、
カーブ後半でハンドルを戻す際に、切れてしまいます。
これは車の構造がそうなっているので如何ともできません。

ウインカーが切れたら、
「合図は、右折(または左折)が完了するまで出したまま」が鉄則ですので、
すぐに出し直さなければならない理屈ですが、
ハンドルが戻し終わっていないと、またすぐに切れてしまいます。
ですので、カーブを抜けてから(ハンドルがまっすぐになってから)
すぐに、再びウインカーを出してください。

カーブを抜けていく際には
アクセルを踏んだりハンドルを戻したり忙しいですが、
このウインカー操作も忘れないようにしましょう。


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しっかり確認しているのに「確認不足」?

2014-12-16 15:35:06 | Weblog

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運転免許試験場で技能試験に不合格になる人の多くが、
試験官から「確認不足」を指摘されています。
特に目立つのが、
「ミラーの死角を目視していない」ということです。

しかし、これは、
本当に目視確認ができていないケースが大半とは言え、
受験者本人は確認したつもりでも試験官が認めてくれないというケースも、
実は、少なくありません。
そうなると、次の受験では、試験官にアピールするように、
大袈裟に振り返ったり、長い時間横を見ていたりして、
今度は「脇見運転」を取られる、なんてことも、よくある話です。

本人がしっかり確認したのに「確認不足」を取られたなら、
それは、試験官が気づかなかったのではなく、
「死角を確認した顔を前に向けないうちに進路変更の動作を始めた」
のだと思って間違いないでしょう。

目視のために顔を横に向けているうちは、
まだ「確認中」なのであって、確認は完了していませんよ。
確認が完了していないのに進路変更の動作を始めたなら
「確認不足」を問われるのも至極当然と言えます。

こういう症状の出る人は、
当ブログのタイトル「前見て加速!」を思い出して、
目視した顔を前に向けてから動作に入るようにしてみてください。


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空車タクシー、なぜ急ぐ?

2014-12-14 23:59:18 | Weblog

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師走も半ばとなり、皆さん急いでいます。
集金やら進物やら挨拶回りやら、
道路も込み合っていて、一層イライラしますね。

そんな中でも、
タクシーが無茶な運転をするのに驚かされます。
黄色どころか赤信号でも突っ込んで来るのは当然として、
頻繁な車線変更を繰り返したりして、
危なっかしくて仕方がありません。

それでも、
客を乗せている車なら急いで走るのは理解できるとしても、
空車のタクシーが、なぜ急ぐ必要があるのでしょう。

それには理由があります。

都心部では事情が異なりますが、
通勤電車の沿線では、タクシーの多くは、
「駅から客を乗せて賃走し、客を降ろしたらまた駅に戻る」
という走り方をします。
そのため、空車のタクシーは、
できるだけ早く駅に戻って、次の客を乗せたいのです。
だから、客を乗せていようが(乗客の意思に関係なく)、
客を乗せていなかろうが、急いで走る、という次第。

でも、理由はどうであれ、プロのドライバーとして、
安全運転に徹してほしいと思いますね。


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年内に仮免取得を!

2014-12-12 16:49:28 | Weblog

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今年も終わりに近づいていますが、
お正月には、
「免許を取りたい」というお問い合わせを多く頂戴します。
「1年の計は元旦にあり」ということか、
「今年は(今年こそは)免許を取ろう」と考える人が多いのでしょう。

でも!

もし、今の時点で、
「来年は免許を取ろう」と考えているのでしたら、
何も年が明けるのを待たずに、
今すぐにでも教習を始めてはいかがでしょうか。

これは、
「思い立ったが吉日」とか「課題を先送りしない」といった
“精神論”的な意味もありますが、
それよりも、もっと合理的な理由もあります。

免許を取るには、
まず、仮免許を取得して、路上練習をしてから、本免許を取ることになります。
このうちの「路上練習」は
「10時間(原則として2時間×5日間)」と定められていますので、
仮免許が取得できてすぐに
本免許試験が(技能試験だけでなく学科試験も)受験できるわけではありません。
この受験できない期間を、
試験場(免許センター)が休みになる年末年始(今年は12月27日から1月4日)
に充てるのが、スケジュール上の効率が良いのです。

また、年末年始に学校や会社がお休みになる方は、
昼間の練習時間が取りやすいのではないかとも思います。
路上練習は、できれば夜間よりも日中が望ましいので。

そのため、年内(12月26日まで)に仮免許を取得しておくには、
すぐにでも教習を始めたい、という話なのです。

今できない事が来年になってできるとも思えません。
本気で免許が欲しいと思うのなら、すぐ行動に移すべきでしょう。
(やっぱり精神論でしたか…)


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