Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

合格おめでとうございます!

2013-07-30 12:02:54 | Weblog

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13066様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

小雨降る中、お疲れさまでした。
お蔭で(?)、外で遊ぶ子どもが少なかったようで、
路上教習中に遭遇したような“飛び出し”も無く、良かったですね。

取得時講習は少し先になってしまうようですが、
ここまで来たら、もうゴールは目の前ですね。
安全で楽しいカーライフを。

おめでとうございました!


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残すはたった30分

2013-07-28 23:59:38 | Weblog

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当ブログの読者の中には
近日中に受験を控えている人もいることでしょう。

試験場での運転免許試験は、
「一発試験」とは呼んでいますが、
練習無しで合格できるほど甘い試験ではありません。
当然、充分な練習を積んだうえでの受験だと思います。

さて、そんな受験生に、
女子マラソンの高橋尚子さん(Qちゃん)の名言を贈りたいと思います。

「今までにいったいどれだけ走ったか。残すはたった42キロ。」

そう。最後の42キロに今までの練習の成果が表れるのです。
そして、練習の積み重ねが大事だと分かっていた彼女だから、
あれだけの成績を残せたとも言えます。

運転免許の試験も、
最後の「路上20~25分+後退種目5分」に
これまでの練習のすべてが凝縮されるのです。
ぜひとも自分の力を出し切るよう、頑張ってきてください。

無事に合格して、
同じ女子マラソンの有森裕子さんばりに、
「自分で自分をほめたい」と言えるように。


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右左折が連続するときもメリハリを

2013-07-26 22:35:18 | Weblog

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「右折した直後にまた右折」という場合には、
一つ目の右折を終えたら、
車線の中央でなく、車線の右寄り(または右車線)を走って、
次の右折に備えてください。
この場合は初めから右に寄って走っていますから、
「右折前の右寄せ」が無く、そのための安全確認も要りません。

しかし、この時に、
「どうせすぐに曲がるのだから」といってノロノロ走ってしまうのは
いただけません。
この短い距離でもしっかりアクセルを踏んでいってほしいのです。
無論、そんなにスピードを出すわけではありませんし、
急アクセルもご法度ですが、
ハンドルを戻して車体を安定させるためのアクセルは必要です。

そして、一旦加速してから改めて減速して、2つ目の右折を迎えます。
この減速も、ハンドル回し始めの5m手前までに完了させなければならないため、
短距離間での加減速を行うことになります。
こういう場面でもやっぱり、メリハリの利いた運転が求められるのです。

なお、ここでは「右折直後にまた右折」を例に説明しましたが、
「右折直後に今度は左折」でも、
「左折直後にまた左折」でも、
「左折直後に今度は右折」でも、すべて考え方は同じです。


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右直ばかりがサンキュー事故じゃない

2013-07-24 22:49:06 | Weblog

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こちらが右折しようとしているとき、
親切な対向車が譲ってくれることがあります。
でも、譲られたからと言って慌てて曲がり始めると、
その車の陰から直進車が来たら、衝突してしまいますよ。

これが、いわゆる“サンキュー事故”の典型例ですね。
特に、譲ってくれたのがトラックなど大型車(死角が大きい)、
直進して来たのがバイク、というケースが多いようです。

しかし、サンキュー事故は、
右直のほかにも、さまざまなケースで起こりえます。

例えば、狭い路地から広い道に左折しようとしているとき、
右手から来る直進車が譲ってくれた場合。
譲ってくれた車の方ばかりを見ながら曲がり始めると、
左手から(右側通行または歩道通行の)自転車が来ていて、
それとぶつかることがあります。
このケースで、もしも自分が右折しようとしているなら、
向こうの車線を左から近づいて来る車にも気を付けているでしょうから、
おそらく、左手の自転車も見落としにくいと思います。

それから、厳密には「サンキュー事故」には分類されないかも知れませんが、
横断歩道のある交差点を左折しようとしているときに、
歩行者用信号が赤に変わり、歩行者が横断を中止したのが確認できたので、
左へ曲がり始めたら、
向かい側から(これまた右側通行の)自転車が渡って来たというのもありますね。

これらサンキュー事故に共通するのは、
いずれも、譲ってくれた車や人の方ばかりを見ていて、
右左折時に行うべき安全確認が疎かになったことが原因です。
「お礼の挨拶」も大事なコミュニケーション手段でしょうが、
そのために事故を起こしては元も子もありません。
やはり基本通りの動作は確実に行ってください。


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安全が確認できたら次は?(答えは“上”に)

2013-07-22 23:59:24 | Weblog

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発進する前や進路変更する前には、
ミラーと目視による安全確認をしてください。

では、安全が確認できたら、次に何をしますか?

発進のためのアクセルを踏んだり、
進路変更のためのハンドルを取ったりしますか?

たしかに、発進や進路変更のために安全確認したのですから、
それもそうなのですが、
それだと、往々にして確認が疎かになりがちですよ。

と言うのも、
確認動作のうち「目視」というのがクセモノで、
ミラーに映らない部分を直接見ているわけで、
いわば「わき見」の状態なのです。
そして、確認直後に発進や進路変更しようとすると、
目視した目が横を見ている状態のまま、
行為に取り掛かってしまいがちなのです。

これだと、確認が完了する前に行為に移ったことになり、
厳しく言えば、「確認していない」のと同義です。
実際、これを試験でやると、試験官は容赦なく減点します。

ですので、
安全確認が終わったら、
まず、目を“前”に向けることを意識してください。
それから、アクセルを踏んでいきます。
進路変更のためのハンドル操作は、その後です。
もっとも、ハンドル操作は特段意識しなくても、
ドライバーが進みたい方を見てアクセルを踏んでいけば、
車は自然とそちらへ向かっていくものですけどね。

もうお気づきのとおり、
冒頭の質問「安全が確認できたら次は?」の答えは、
「前見て加速!」でした。


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教習生が保険の心配?

2013-07-20 14:01:29 | Weblog

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パイロットアカデミーの教習生から、
「路上教習を始めるに際して保険に入っておくべきか」
という質問を受けたことがあります。
※ここでの「保険」とは、文脈上、
「自賠責保険(強制保険)」ではなく「任意保険」のことと解釈します。

その時は、
「こちら(パイロットアカデミー)で保険を掛けているので、
教習生さんは心配しないで良いですよ」
と、当然のように即答しましたが、
後で考えてみたら、同業者の中には、
任意保険を掛けていないとか、
掛けていても賠償額が不充分とか、
あるいは、運転者の年齢制限を設けている、
といった所もあるのではないか、とも思いました。

もっとも、どんな保険の掛け方をしようが、
まさに“任意”なのですけど…

ところで、誤解している人も多いのですが、
交通事故に限らず、
加害者は、被害者の損害を賠償しなければなりません。
これは保険加入の有無を問わない民事の大原則です。

ただ、交通事故(特に「車対人」)の場合は、
相手の生命に関わる事態も少なくないため、
一時に大金を支払わなければならない可能性もあります。
そのために“保険”が存在するのです。

世の中には
「お金が無いので、任意保険には入らない」
と言って憚らない人がいますが、それは、まったく逆。
お金が無いからこそ、保険は掛けるべきなのです。

億単位の損害賠償を自前で責任の取れるほど
大金持ちあるいは大企業なら別ですが、
そうでない普通のドライバーは、
保険を掛けておくのが“義務”と考えるべきでしょう。

ちなみに、パイロットアカデミーでは、
開業以来12年間、一度も保険を使ったことがありません。
でも、保険なのですから、それで良いと思っています。
大きな事故を起こしていないことに感謝しつつ…


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切ったハンドルの上手な戻し方

2013-07-18 15:14:38 | Weblog

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カーブや曲がり角ではハンドルを回して曲がって行きます。
(当然ですね)

さて、そのハンドル操作ですが、
曲がりたい方へハンドルを「切る」のに比べて
ハンドルを「戻す」のでは、
いい加減な事をやっている教習生が多いですね。

もっとも、ハンドルを戻すのは、
その時の速度やハンドルの量やこれから走る道の状況によって
異なってくるため、一概に「こうやる」と説明できないのですが、
共通項として、次のようなことが言えます。

ハンドルの戻し始めポイントは、
基本は、カーブでも曲がり角でも右左折でも、
「自分が進もうとする道(車線)が見通せた所」です。
そこで、その道(車線)の遠くを見てアクセルを踏んでください。
(=「前見て加速!」)

そうすると、
ハンドルは自然にまっすぐに戻ろうとします。
あとは、ハンドルの戻り具合を、
手で補助したり抑えたりしてください。
(これが本当の“良い加減”ですね)

ハンドルを切る時には、
どこで(切り始めの場所)どのくらい(ハンドルの量)回すか、
慎重に考えながら操作していると思います。
それと同じように、ハンドルを戻す時にも、
戻し始めの場所や戻し方に注意を払ってほしいものです。


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キリンの発泡酒「澄みきり」にドキッと

2013-07-16 23:59:50 | Weblog

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甘党の小生はお酒のことはよく分かりませんが、
先ごろ、「澄みきり」という名前の発泡酒が発売されたようです。

しかし、最初、電車の中吊り広告を読み上げていた学生の声で、
「スミキリ」と聞いたときは、その漢字が思い浮かびませんでした。
と言うのも、
自動車運転教習で「スミキリ」と言えば、
「隅切り」(=曲がり角のスミを斜めまたは円弧状に切ってある部分)を
イメージしてしまうからです。
「左折の際は“隅切り”部分を後輪が通るように小さく曲がる」というように、
普段の教習で当たり前のように使っている言葉なのです。

「まさか『隅切り』なんて名前の商品が売られているはずがない」と思って
その中吊り広告を見上げてみたら、「澄みきり」だったでござる、という次第。

考えてみれば、
「澄みきった青空」という表現があるように、
普通は「スミキリ」と言えば、「澄みきり」なのであって、
「隅切り」を思い浮かべてしまうのは、
今まさに教習を受けている人か、でなければ「指導員」に限られるのでしょうね。

こういうのも一種の職業病なのかも知れません。


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転んだ子どもを抱き起こさない

2013-07-14 23:59:01 | Weblog

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わが子が転んだときに抱き起こす親について、
その是非が議論されたことがありました。
すなわち、「すぐに抱き起こすべき」という主張と、
「自分で立ち上がるのを見守るべき」という主張でした。

子育ての話は、小生はよく分かりませんが、
車の運転技能に関しては、後者に近い意見を持っています。

例えば、クランクや方向変換でうまく曲がれなかった場合、
余程の事(後ろの車をかなり待たしてしまう等)が無ければ、
すぐに「じゃあ、ハンドルをこう回して…」とは教えません。
教習生本人がハンドルを回したりバックしたりして、
ご自分で窮地を脱するのを見ていることが、少なくとも小生は多いです。

中には、どうしたら良いのか分からずに苦労される教習生もいらっしゃいますが、
そうやって車を動かしてみることで、車の挙動が体感できるはずです。
その方が、その場ですぐに指導員が解決方法を教えてしまうよりも、
本人の実になると信じています。

そういうわけで、
安易に対処方法を教えないのは、決して“意地悪”ではありませんので、
その点、特に当ブログをお読みの教習生の方には
理解していただきたいと思います。


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縦列駐車は扇型を2つ作る

2013-07-12 13:17:14 | Weblog

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試験課題としての後退種目には、
「方向変換」と「縦列駐車」とがあります。
路上での試験が終わって点数の残っている受験生は、
場内コースで「方向変換」か「縦列駐車」のどちらかを行います。
「鮫洲試験場では縦列駐車は無い」との噂も流れたことがありますが、
そんなことはなく、それなりの率で縦列駐車も出題されていますよ。

さて、方向変換と縦列駐車はどちらも、
車体が“扇型”を作るようにバックしていくのですが、
方向変換では扇型を1つ作るだけなのに対し、
縦列駐車では扇型を2つ作ります。
すなわち、車体を駐車スペースの奥へ向けるためのハンドル、
そして、奥へ進んでいったら、
今度は車体をまっすぐにするためのハンドル、
の2回のハンドル操作が必要なのです。

そのため、「縦列駐車」では、
バックを始める前に駐車スペース側にきっちり寄せていると、
2つめのハンドルを回した際に、
左前フェンダーがぶつかりそうになってしまいます。

「方向変換」では、
バックを始める前にできるだけ車庫側の縁石に寄せておいた方が
曲がりやすいのですが、それは作る扇型が一つだけだから言える話です。
「縦列駐車」でバックする前には、
左側に概ね1m程度の間隔を空けるようにしましょう。


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