Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

2ちゃんねる「拓殖大学板」の続報

2007-07-30 17:11:57 | Weblog
 ネット掲示板「2ちゃんねる」への中傷投稿(2007-07-20 17:48:57 記事参照)に関しましては、ご心配をお掛けいたしました。パイロットアカデミーの教習生・卒業生ばかりでなく、同業のお仲間にも励ましのお声を掛けていただき、感謝の至りです。
 もっとも7月20日のブログ中に「同業者の嫌がらせか」などと書いてしまいましたので、その疑いを晴らすためにご連絡くださったのかも知れません。申し訳ありませんでした。

 あの投稿は、どうやら6月下旬にパイロットアカデミーに電話で問合せされた方が書き込んだようです。その頃は入所受付を中断していたため(2007-06-22 23:56:00 記事参照)、その方の入所をお断りしたことで逆恨みされたものと思われます。
 投稿文中にパイロットアカデミーの教習を知っているなら書かないであろう大きな誤解があったので教習生や卒業生でないことは明らかでしたが、まさか一度電話して来ただけの人が書き込むとは驚きました。しかも、拓殖大学をアホ扱いだの、高卒や中卒だと更に見下した態度だの、完全な創作ですし。
 ※「自分中心に世の中が動いていると思っている」という部分は否定しませんけど(笑)

 大人気無いとは思いながらも、実名で反論を投稿し、宣伝に利用させていただいてしまいました。ご興味があれば読んでみてください。
 http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/takudai/1126689669/41-62

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右左折を連続する時の車の運び方

2007-07-28 11:43:00 | Weblog
右折の前には右に寄り(複数車線ある道では原則として最も右側の車線を走り)、
左折の前には左に寄りますよね。
一応30メートル手前までに寄せ終わっていることが基本です。
当然、寄せる前にはウインカーを出して安全確認します。

しかし「左折した直後にまた左折」とか「左折した直後に今度は右折」という場面では、
一旦左車線の中央を走ってから進路変更(寄せ)をするのでは、
ウインカーと安全確認が間に合わなくなることが有ります。

その場合は、左折完了後に初めから左寄りもしくは右寄りに車を向けてください。
こうすれば進路変更を伴いませんから、安全確認はしなくてもよく、
寄せたままウインカーさえ出し直せば良いだけです。
右折直後の右左折でも同じことで、初めから寄せて行けば良いのです。

ただし、左折では左縁石から離れずに曲がる、右折では直近マークに沿って曲がる、
という基本をはずさないように注意してください。

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「人生のハンドルは自分で握れ」

2007-07-26 23:57:56 | Weblog
 電車の中吊り広告に、「人生のハンドルは自分で握れ」というキャッチコピーを見つけた。
 運転指導の職に在る者としてはどんなことが書かれているのか興味を持って、今発売されている『フォーブス』9月号を書店で手にしてみた。小生も一応経営者には違いないので、たまにはビジネス雑誌に目を通しておくのも悪くないとも思ったので。

 内容は、元ソニーのCEOである出井伸之氏が、対談で「助手席に乗っているつもりではダメ。自分で運転して責任を取るつもりでないと。」と発言したものであったが、それ以上に話は進展せず、自身の第2の人生を語るだけに終始してしまっていた。つまりは「与えられた仕事だけやっていては大成しない」との主旨のようであるが、そんなことは“指示待ち世代”と揶揄された小生たちにしてみれば、十数年前から散々言われてきたことで、何も目新しいことではない。
 折角の良いフレーズなのだから、小生なら、もっと運転になぞらえて事業運営の話を展開するのだが。このブログタイトル『前見て加速!』のように…

 何のことは無い。印象に残り易いキャッチコピーを広告に使った出版社の術中に見事に嵌まっただけというオチであった。
 もっとも、「ナンバーワンよりオンリーワン」とか「やまない雨は無い」とか、使い古されたビジネス用語が歌謡曲の歌詞として持て囃されるくらいだから、それもまた新鮮に感じる読者もいるということなのであろうか。

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初路上は疲れますよ

2007-07-24 19:02:32 | Weblog
仮免許を取得すると路上教習が始まりますが、
初めて路上を走ると、非常に疲れますよ。

所内のコースを走っている時は、対向車が有っても
お互い教習車だから元々スピードは出していないし、
いざとなれば助手席でブレーキ踏んでくれる安心感が有りました。
でも、一般車は平気でセンターラインを越えて来ますし、
速度を落としてもくれませんし、もちろん補助ブレーキも有りません。
また、所内では歩行者の飛び出しなど考えなくても良かったのですが、
路上では、当然、歩行者や自転車も走っているわけで、
こうした、他の交通に合わせて運転しなければならないのです。

そんなことに気を配って運転していると、肩が凝ります。
比喩でなく、本当に「肩が凝る」のです。
そして、「目が疲れる」のは想像できると思いますが、
歯を食いしばって運転しているのでしょうか、
「あごが疲れる」という人もいるようです。

ですから、路上教習の前には充分休養を取っておいてください。
そして、できれば大切な用事は運転後には入れないほうが良いでしょう。

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歩道橋の下を横断する歩行者に注意

2007-07-22 10:22:05 | Weblog
歩道橋が有るのに、その下を横断する歩行者が意外に多いので、驚きます。
考えてみれば、もともと横断者が多い所に歩道橋が設置されているわけで、
加えて、あの階段を昇降するのが億劫で歩道橋を使わないのも、
歩行者の立場になれば理解できないことはありません。

たしかに、足腰が弱い人(本来は最も配慮されるべき交通弱者)に
負担を掛けてしまうことについては何らかの対策が必要でしょうが、
でも、元気な若者がただ「面倒」という理由だけで歩道橋を使わないのは、
車道を走る側の立場としては勘弁してほしいです。

「歩道橋という存在自体が歩行者をないがしろにした考えの表れだ。」
と主張される人もいるようですが、小生は、
「交通安全のために“歩車分離”は不可欠であり、歩道橋もその一環。」
と考えています。

ぜひ歩行者には歩道橋を使ってほしいと願う一方、
運転者は、歩道橋をくぐる時には、路面を渡る横断者にも注意してください。

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2ちゃんねる「拓殖大学板」で話題に!

2007-07-20 17:48:57 | Weblog
 何の気無しに「パイロットアカデミー」で検索かけてみたら、「2ちゃんねる」がヒットした。巨大掲示板で話題にされたことを嬉しく思いながら開いてみると、なんと、「教習所■ブラックリスト(注意)★」というスレッドだったので、ぶっとんだ。

 まあ、どちらかと言うとパイロットアカデミーでは「優しく」というよりは「厳しく」教えているので、小生とはウマが合わなかった教習生が苦情でも書き込んだのかなと思って読んでみると…

「八幡山のパイロットアカデミー、経営者のオヤジはW大卒。 我が拓殖大はもとより他の大学を完全にアホ扱いしている自称エリート。
 教習生が高卒や中卒だと更に見下した態度に出る、自分中心に世の中が動いていると思っているみたいで・・・ 日通の貸しコースを使っている。」
http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/takudai/1126689669/41

 あれれ? 小生自ら実車で指導しているので、教習生が小生を「経営者」と認識するのは不自然。また、パイロットアカデミーに入所した人なら学歴どころか職業すら問われないのも知っているはず。無論、そんなことで「アホ扱い」や「見下した態度」など、したことも、するつもりも無い。さらに、詳しくは書かないが、もっと本質的な部分を誤解しているようなので、これを書いたのは教習生でないことは明らかである。
 つまり、同業者の嫌がらせか、あるいはサイト上に出身学校を載せていることへの反発か、いずれにしても教習生の書き込みではなさそうなので、少しホッとした。

 でも、こういう形でも話題に上るのは宣伝になるので、まあ歓迎ではある。
 (それにしても「オヤジ」って書かれたのは面白くないが。)

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カーブのハンドルは“目”で切る

2007-07-18 19:42:28 | Weblog
 カーブが近づいたら減速してください。(まあ当然ですわな。)
 ブレーキを使って減速するのが普通ですが、ブレーキを掛けなければならないきまりは有りませんので、適切な速度まで落とせるのならブレーキ無しでも構いません。でも、小生自身は、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏みかえる動作を入れることでハンドルを回し始めるタイミングをつかめるので、必ずブレーキを掛けますが。
 減速はカーブ入り口の手前5mまでに終わっておきます。そして、その5m走る間にアクセルペダルに踏み換えて、カーブに入ったらハンドルを回すわけです。

 「ハンドルは“目”で切れ。」という言葉があります。カーブのラインをなぞりながらハンドルを回していくということです。目の前に有るハンドルやら車体(ボンネット)やらを見るのでなく、“道”を見て走ってください。(まあ文章に書くと当たり前のことなのですが。)
 カーブ内を走行中は、ラインを目でなぞりつつ出口の方へ目線を持っていきます。そして、出口が見通せたら、「前見て加速!」です。
 カーブ出口では「ハンドルは“足”で戻せ。」になります。“手”で戻そうとするとカーブを曲がりきれなくなります。むしろ、アクセルを踏んだことで戻ろうとするハンドルを「手で抑える」という感じです。

 どうしても初心者は“手”で切り“手”で戻す人が多いですね。前にも話した通り、「ハンドルさばき」より「加減速」を意識した方がスムーズな運転になります。
 これはもう、本を読んでも説明を聞いても分かりません。体感してもらうしか無いので、実車で練習あるのみです。

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イメージトレーニングのお勧め

2007-07-16 13:09:40 | Weblog
パイロットアカデミーでは、連日でなく中1日以上あけての教習を推奨しています。
それは、ご自宅でイメージトレーニングの時間を取ってもらいたいからです。
(他にも理由は有りますが、それらについては別の機会にお話ししたいと思います。)

自動車の運転技能も、学校の勉強と同じ、予習・復習することで身につきやすくなります。
(学生時代に予習・復習なんてやってませんでしたけど…)
野球やゴルフの素振り練習みたいなものですな。

頭の中で「100%うまく行った時の完璧な姿」をイメージしてみてください。
できれば手足を動かして、実際に運転しているつもりでやってみてください。
特に受験者は「試験コースを上から見下ろした平面図」で捉えがちですが、そうではなくて、
「運転席から見える景色」と「その時の自分の動作」をイメージしましょう。

しかし、イメージと実際にハンドルを握るのとでは感覚が違うのは当然ですので、
それは次回教習で実践してみるしかありません。
運転してみると疑問点も沸いてくるでしょうから、指導員に遠慮なく尋ねてください。
そういうことの繰り返しが、結果的に教習を効率的に進めます。

「教習時間中しか練習しない」というのは、
時間の面でも費用の面でも非常に勿体ないと小生は思っています。

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縁石に沿って左折

2007-07-14 23:36:35 | Weblog
左折する時は、曲がる前に縁石の形をよく見ておいてください。
そして、左後輪が縁石の近くを通るようにしてハンドルを回します。

ご存じのように、車には内輪差というものが有りますので、
前輪が気持ち行き過ぎた辺りでハンドルを切ることになります。
ハンドルを切る量は「1回転と半分」です。
と言っても、慣れないうちは数えている余裕が無いでしょうから、
「左折では全部回す」と覚えても取り敢えずは問題ないでしょう。
FF(前輪駆動)の車ではハンドルは1回転半しか回りませんし、
FR(後輪駆動)の車でも2回転に足りないくらいですから。

しかし、縁石の形が直角に突き出しているような所では、
前輪をかなり前に出してからハンドルを回さなければなりません。
ちょうどクランクコースを通る時のハンドルと同様です。

また、左角の縁石が大きなRで弧を描いている場合も有ります。
そういう所では、カーブを曲がる時のようなハンドルを取ってください。

いずれの場合も、「左後輪が縁石の近くを通るように」という意識を持って、
後輪の描く軌跡をイメージしながら左折してください。

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運転上達への“お手伝い”

2007-07-12 19:45:41 | Weblog
われわれ運転指導員の役割は、運転を教えることではなくて、
「教習生さんが運転できるようになるのを手伝う」ことです。
この“お手伝い”というスタンスが小生の気に入っているところです。

つまり、あくまで「運転できるようになる主体は教習生」なのであって、
教習生を「主役」とするならば、我々は、「脇役」と言うにもおこがましく、
主役の演技がより良く見えるように仕掛ける「スタッフ」だと認識しています。
最前線で活躍する人を支援する「後方部隊」と言っても良いでしょう。

決して卑下しているわけでなく、小生はこれを誇りに思いますし、
それでうまく行ったら、自分が脚光を浴びるよりもずっと嬉しく思います。

ですから、パイロットアカデミーで教習を受ける方には
自分で主体的に上達していく意欲を高く持ってほしいと願います。
そのお手伝いなら喜んでやりますので。

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