Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

誕生日直後に免許を取るのは不利か

2014-08-30 13:38:35 | Weblog

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初めて免許を取得した場合、
その有効期限は「3回目の誕生日の1ヵ月後まで」です。

つまり、
誕生日後1ヵ月以内に免許を取得した場合には、
最初の免許は約2年で更新を迎える一方、
誕生日から1ヵ月を経過した後で取得した場合は、
最初の更新は約3年先ということになります。

そう聞くと、
同じ額の交付手数料を払うなら、
有効期間が長い免許のほうが有利と思う人も多いでしょう。

まあ、それはそれで合理的な考え方なのですが、
免許取得時期を意図的に遅らせることには
デメリットもありますので、承知しておいてください。

まず、当然、運転できるようになるのが遅くなります。
気持ちの問題としては、
「苦労して手に入れた免許」という感激や思い入れも薄れるでしょう。
それから、公認教習所を卒業した人は、
試験場で学科試験を受験して合格したら免許証になるわけですが、
ブランクが空いてしまうと学科の知識を忘れてしまう可能性もあります。

それと、意外な盲点ですが、
最初の免許の有効期間が長いということは、
「ゴールド免許」になるのも(他の免許を追記しない場合)
約1年遅くなるということです。

最初の免許を取得する時期については、
そういったことも踏まえて考えるべきでしょう。

もっとも、最初の免許であれ、ゴールド免許であれ、
長い人生の中での最初の1年だけの話なので、
「どっちでも良いんじゃないの?」とも、オッサンは思っていますが。


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合格おめでとうございます!

2014-08-28 23:06:21 | Weblog

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14077様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

教習前は、
鮫洲の路上試験コースはトラックが多いことに
ビビっておられたようですが、
練習を重ねていくうちに、
そんな“無用の恐怖心”は払拭できたことと思います。

もう1人で運転できるのですから、
自信を持って、今後のカーライフを満喫してください。

おめでとうございました!


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クランクコースにはポールが立っている

2014-08-26 14:07:23 | Weblog

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「狭路課題」とは、
広義では方向変換や二種免許の鋭角コースも含むことがありますが、
一般的には、
仮免課題の「屈折型(クランク型)」と「屈曲型(S字型)」
の2種類を言います。

ところで、クランクコースには
縁石上にポールが立っていることに気付きましたでしょうか。
「至極当然でのことで、何の不思議も感じない」
とおっしゃる方も多いのですが、
では、S字コースにはポールが無いことにはお気付きでしょうか。
全国すべての試験場を調べたわけではありませんが、
少なくとも東京(府中)・神奈川(二俣川)・埼玉(鴻巣)・千葉(幕張)は、
クランクにはポールが有り、S字には有りません。

どうしてこういう違いがあるのでしょうか。

これは、
S字コースは“タイヤ”の動き(特に内輪差)を把握する課題であるのに対し、
クランクコースは“車体”の動きを把握する課題だからです。
そのため、
S字は、脱輪さえしなければ、車体は縁石からはみ出しても構いませんが、
クランクは、タイヤがどう動こうと、車体をポールにぶつけたらダメなのです。

“タイヤの動き”と“車体の動き”、
その2つをもって“車両感覚”を把握することが
狭路課題の練習目的と理解してください。


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東海林太郎と堀江美都子と初音ミク

2014-08-24 23:28:11 | Weblog

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※今日は自動車運転とまったく関係ない話題ですが、
 たまにはこういうのもお許しください。

先日、アナログレコードをデジタル化する機会があり、
東海林太郎の『麦と兵隊』をじっくり聞きました。
(なにせ古いレコードのため針とびしないか心配だったので)

さて、その2番には、
「すまぬ すまぬを 背中に聞けば‥」
という歌詞があるのですが、
一つ目の「すまぬ」と二つ目の「すまぬ」とでは、
歌い方が違うことに気付きました。

それを踏まえて聞いてみれば、
「すまぬ すまぬ」の部分だけでなく、
1番全体と2番全体とで、そして、3番も、4番も、
感情の込め方が違うのが伝わってきました。
さすが、昭和の大歌手ですね。

そう言えば、
アニソン界の女王と呼ばれる堀江美都子が何かのテレビ番組で、
『キャンディ・キャンディ』の歌詞中、
「おてんば いたずら だいすき」の「だいすき」と
「かけっこ スキップ だいすき」の「だいすき」とは歌い方が違う、
と言っていたのを思い出しました。
ついでに言えば、
別の番組で、同じ『キャンディ・キャンディ』について、
「泣きべそなんて さよなら ね」の「ね」一文字をどう歌うかが
ミリオンセラーになる・ならないの分かれ目だった、
という話もしていました。

東海林太郎とは“格”は違うものの、
でも、やっぱりプロの歌い手としての言葉ですよね。

こういうのは、初音ミクの性能がどれだけ向上しようとも、
絶対に真似できない芸当でしょう。


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「左折大回り」に他の減点項目にも通じる問題あり

2014-08-22 17:59:00 | Weblog

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左折時に後輪が縁石から離れてしまう「大回り」は、
「確認不足」に次いで減点されやすい項目です。

さて、この「大回り」で減点された受験生の多くは、
その理由として、ハンドル操作のミスを挙げますね。
曰く、
「ハンドル回し始めのタイミングが遅かった」
「ハンドルを回す速度が遅かった」
「ハンドルを回す量が足りなかった」

確かに、大回りしてしまうのは、
直接的には、
ハンドルを切り遅れたか、ゆっくり過ぎたか、切り足りなかったか、
のいずれかによるのは間違いないでしょう。

しかし、
それらハンドル操作ミスにも、そのまた理由があるはずです。
おそらくは、
「縁石をよく見ていなかった」・「減速が不充分であった」
の2つが、その大半を占めると思われます。

でも、この2つって、
他の項目にも通じる重大問題だということが分かっていますか?

当ブログのタイトル「前見て加速!」に端的に示しているとおり、
「ドライバーの目線」と「加減速」は、運転における“基本中の基本”です。
そのような認識を持っていれば、
「左折大回りはハンドルだけが原因」と思ってしまうことが
どれだけ危険か、理解してもらえるでしょう。


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車間とアクセル強弱の使い分け

2014-08-20 17:06:25 | Weblog

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カーブは、原則として
「スローイン・ファストアウト」(ゆっくり入って、速く出る)
で曲がってください。
これは、前の車に続けてカーブを曲がる時でも、
基本的には同じです。

ところが、前の車との車間が短いと、
カーブ内でなかなか加速できないことがありますね。
無論、追突しそうなのを考えなしに力強いアクセルを踏め、
と言っているわけではありません。

でも、車間が短くて加速できないと言うなら、
加速する分を見越して、カーブ入り口で減速して、
車間を広めに空けておけば良いのではないでしょうか。
それから、
アクセルには強弱ってものがあるのですから、
一辺倒でなく、状況に応じて踏み分けるべきではないでしょうか。
そうしてこそ、
「人間さまが機械を運転している」と言えるでしょう。

しかし、そうは言っても、
前の車が思ったより遅かったりして、
どうしても加速できないことが、ままあります。
そういう時には、
加速しない(場合によってはカーブ内で減速する)のも、
やむを得ないでしょう。
ただ、あくまでこれは例外であることは覚えておいてください。


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後ろを振り返る = ミラーが活用できていない

2014-08-18 17:28:13 | Weblog

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進路変更の際に、
後ろを振り返って安全確認しているドライバーが多いですね。

発進や車線変更を含め進路変更の前には安全確認が必須ですから、
この行為自体には問題が無いように思えますが、
実は、試験でこれをやって、減点を食らってしまう人もいるのです。
正しく言うと、
後ろを振り返ることではなくて、
ミラーを活用していないことが減点の対象になります。

もしかしたら、ドライバーが見ている“後ろ”というのは、
サイドミラーに映っている部分ではないですか?
どなたかに(教習中だったら指導員にでも)
車の横に立ってもらえば一目瞭然ですが、
自分の真横か少し後ろ気味の所がミラーでは見えないはずです。
「ミラーの死角」って、そんなに「後ろ」ではないのですよ。

ミラーに映っているなら、そこはミラーで見れば良い話。
むしろ、ドライバーが“後ろ”を見ている間、
“前”から目を離してしまっていることの方が問題です。

進路変更時の安全確認は、
「ルームミラー」・「サイドミラー」・「目視」の3点セットでした。
目視ですべてを確認しようとするのでなく、
ルームミラーやサイドミラーも活用して、
ミラーで見えない所だけは目視するようにしてください。


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集合場所は「八幡山」です

2014-08-16 18:07:02 | Weblog

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パイロットアカデミーは、自前の練習コースを持っていないため、
複数の教習所様と提携して、コースを使わせてもらっています。
その関係で、パイロットアカデミーの教習生には、
京王線「八幡山」至近の駐車場に集合していただいています。

京王線沿線にお住まいの方はご存じでしょうが、
「八幡山」は「はちまんやま」と読みますよ。
まれに、「やわたやま」だと思い込んでいて、
車内アナウンスを聞き逃してしまう人もいるようなので、
注意してください。
過去には、
「浜田山(はまだやま)」だと思って井の頭線に乗ってしまった、
という“豪傑”もいらっしゃいましたっけ。

ところで、パイロットアカデミーには、
「練習コースはどこの教習所を使っていますか」
というお問い合わせをいただくこともあります。
しかし、
曜日や時間帯によって使えるコースが変動するため、
また、提携先に思わぬ迷惑を掛ける可能性もあるため、
こういうご質問にはお答えしないこととしております。
それに、
「試験場ではない」(試験場での練習は別プランになります)
ことは確かなわけで、
そういう意味でも「どこで練習するか」はあまり関係ないはずです。
あしからずご了承ください。


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停まって待ったのに他車妨害?

2014-08-14 18:48:39 | Weblog

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こちらが一時停止になっている交差点で、
交差する道路を通行する車がいたら、
停まって待ってください。

ところが、停まって待ったのに、
「他車妨害」で試験中止になってしまう人がいます。

ちょっと不思議に思いますが、どうやら、
相手車が完全に通り過ぎないうちに発進してしまったことが
原因である場合が多いようです。

理屈で言えば、
自分が動き始めて停止線を越えたとしても、
相手車の通路に進入しなければ妨害はしていないはずです。
とは言うものの、
その相手車がこちらの車が動き始めたのに驚いて、
ブレーキを掛けるなり、ハンドルで回避するなりの動作を起こしたら、
それで他車妨害が成立してしまうのです。

ですので、
せっかく停まって待ったのですから、
1秒にも満たない時間を惜しんで慌てて発進せず、
相手が自分の前から完全に姿を消すまで待ちましょう。

なお、これはMT車の運転経験があった方に出やすい傾向です。
MT車の場合、ブレーキを放しても、
クラッチをつなぐまでのタイムラグがありますから、
すぐには発進しません。
しかし、AT車では、ブレーキを放した途端に
クリープ現象で発進してしまいますよ。

「発進出遅れ」にならないようにするのも大事ですが、
「他車妨害」は致命傷になりますので、
慎重に発進してください。


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シート合わせはハンドルを握って

2014-08-12 11:59:23 | Weblog

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乗車したら、まずシートを合わせましょう。
その際には片手でハンドルを握っておくと良いですよ。

試験車や教習車のように、次に他の人が乗る車では、
シートを後ろまで下げて降りるのが次の人へのエチケットとされているため、
乗車した時には、シートが一番遠くなっていることが多いです。
そのシートを引き寄せるのに、どこかにつかまらなければならないのですが、
ドライバーのちょうど目の前にハンドルがありますので、
つかまるのに具合が良いはずです。

また、シートを合わせたら、次にはハンドルを調整しますので、
あるいは、そのハンドル調整を意識しつつシートを合わせられますので、
そういった意味でも、
ハンドルを握ってシートを合わせることにメリットがあります。

それから、
「ドライバーはハンドルから手を放さない」が
鉄則(無論、例外はありますが)ですから、
「乗車したらまずハンドル」という動作をもって
それを体に覚え込ませるという、心がまえ面でも有効ですよ。

こうしなければ試験で減点されるわけではありませんが、
良かったら参考にしてみてください。


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