Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

対向車が左折するのであっても…

2020-10-30 15:59:05 | Weblog

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交差点を右折しようとしている時、
対向車が直進ならそちらを優先させるのは当然として、
対向車が左折する場合に、
その左折車に続いて自分も右折してしまったりしていませんか。
下手をすると、
その左折車が減速したスキに、先に右折してしまう車を見掛けたりもします。
おそらく、自分の後ろに直進車が並んでいると、
「申し訳ない」という気持ちも働いて、つい慌ててしまうのでしょう。

が!
それは、頭脳的運転テクニックの一つかも知れませんが、
以下の理由でお勧めできませんし、
少なくとも路上試験中には絶対にやらないでください。

まず、その左折車よりも先に右折してしまうのは、
優先車妨害になるので論外です。
そして、左折車の後に続いて右折するのは、
その後ろに直進車(特に二輪車)がいたら非常に危険です。
また、見えていなかった歩行者や自転車が横断を始めることだってあるでしょう。
右折車は、それらが無いことを確認したうえで、
それから初めて、曲がり始めることができるのです。

試験では、
対向車や歩行者を妨害したら、試験中止ですよ。
しばらくの辛抱ですから、
きちんと“教科書どおり”の運転をやりましょう。


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ドライバーの姿勢を変えても映らない

2020-10-28 12:59:15 | Weblog

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進路を変える前には、
動こうとする側の安全を確認してください。
右に進路を変えようとするなら右、
左に進路を変えようとするなら左ですね。
そして、特にサイドミラーに映らない部分(ミラーの死角)は、
自分の目で直接確認しなければならないのは、安全運転の基本の「キ」です。

しかし、まれに、
「ミラーを覗き込むように前傾姿勢を取れば、死角は無くなる」と言って、
ミラーだけで安全を確認したつもりになっている人がいますね。

そんなことはありません。
ドライバーが姿勢を変えても、ミラーの死角部分は映らないのです。

教習生にそんな素振りがあったら、小生は助手席から降りて、
ドライバーの右横(ミラーの死角)に立ってみせることにしています。
そうすると、
前のめりになっても、やっぱりドライバーからは見えないことが、
身をもって理解してもらえるからです。

「ほら、ここ(ミラーの死角)は、直接目視するしかないでしょ」と、
もう、何人もの教習生に言ったことでしょう。


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合格おめでとうございます!

2020-10-26 18:59:04 | Weblog

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20100K様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

何度か受験して不合格を繰り返していたそうで、
鮫洲の路上コースを2回、練習していただきました。
元々運転はできる方ですので、
妙な受験テクニックに頼らずに、基本的な動作を確実に行うこと、
当ブログのタイトルでもある「前見て加速」を心がけること、
の2つを重点に練習することで、
路上試験に対応できたものと思います。

パイロットアカデミーでは、コースの都合で、
後退種目(方向変換・縦列駐車)の練習ができませんでしたが、
本試験の方向変換では問題なく対処できたとのことで、良かったです。

おめでとうございました!


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エンストでも「即ブレーキ!」

2020-10-24 09:06:35 | Weblog

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このブログでは、何度も、
「危ないと思ったら、即ブレーキ!」と書いてきました。
これは、MT(マニュアル)車でエンストした際も、同じです。

MT車の運転にエンストは付き物です。
失敗には違いないですが、取り返しが利く失敗です。
事後処理を間違わなければ良いだけのことです。
試験でも1回や2回のエンストは減点にすらなりません。
しかし、その後の対処が悪いと、
減点されたり、ひどい場合には試験中止になったりするのです。

例えば坂道でのエンスト。
「坂道発進」課題で使うような急勾配の坂とは限らず、
路上には緩やかな坂だっていくつもあります。
そんな坂道でエンストした時、
突然の出来事に驚くのか、それとも「失敗した!」と思うのか、
一瞬、“心ここに在らず”という状態に陥ってしまう人が多いですね。
ドライバーが呆然としていると、車が動き出してしまうことがあります。
試験でなくても非常に危険な状態です。

こんなことを防ぐために、
「エンストしたら即ブレーキ!」を常に心に留めておいてください。

咄嗟の時には、取りあえずブレーキを踏んでおいて、
深呼吸の一つもしてから、エンジンを掛け直せば良いのですよ。


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試験車両に警音器は付いていない?

2020-10-22 13:59:06 | Weblog

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警音器(ホーン、クラクションとも呼ぶ)を使用できるのは、
1.「警笛鳴らせ」の標識がある所
2.警笛区間内の見通しの悪い所(交差点、曲がり角、坂の頂上)
3.その他、危険を避けるためやむを得ないとき
に限られています。

他府県のことは詳しく存じませんが、
少なくとも東京の府中試験場・鮫洲試験場の路上試験コース上に、
「警笛鳴らせ」の標識や「警笛区間」はありません。

また、「危険を避けるためやむを得ないとき」というのだって、
皆さんが覚えるべきは、
「危険な時は、まずブレーキ!」でしたよね。
府中・鮫洲の路上試験に限っては、
「試験車両にホーンは付いていない」と思って問題ないくらいです。

ところで、一般道路を見ていると、
道を譲ってもらった時などに“御礼”としてホーンを鳴らすドライバーもいますね。
気持ちの問題なので、目くじらを立てるほどのことではありませんが、
法令上は、それも違反行為ということになります。

また、埼玉県内のJR某駅前のタクシープールでは、
車列の最後尾に付ける車がホーンを鳴らす慣習があります。
おそらく仲間同士の“挨拶”なのだろうと思われますが、
止まる車、止まる車、みんなプープー鳴らすので、
近隣の店や歩行者にとっては、うるさくて堪りません。
自分が何か危ないのかと驚く歩行者もいるくらいです。
無意味なホーンは鳴らさないようにして欲しいものです。

警音器を鳴らす場合もTPOはわきまえるべきでしょう。


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言葉ではなくイメージと体感で覚えて

2020-10-20 11:59:47 | Weblog

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例えば、パックしながら車の向きを変えたい時、
ハンドルをどちらへ回せばよいのか、
迷ってしまう人がいますね。
これが、前進なら多くの人は大丈夫なのですが、
後退する時には混乱してしまうことがあるようです。

バック時のハンドルを迷う人に大方あてはまる特徴として、
運転操作を“言葉”で覚えていることが挙げられます。
すなわち、「右折ではハンドルを“右”に回す」と言ったような。

もちろん、右折だからハンドルを右に回すのは間違っていませんし、
教習でも指導員は「右に回す」と説明したのでしょう。
それ以外に説明のしようがありませんから。

しかし、実際にハンドルを握っている人が
頭の中に「“右”に回す」という言葉を思い浮かべているのでは、
状況が変わると(例えば、今の話、バックする時)即応できなくなりますよ。

本来、ハンドルは「“自分の行きたいほう”に切る」ものです。
「右に向かうなら右に、左に向かうなら左に」ということ。
ここでも言葉を使って書くしかないのですが、
要は、「“あっち”に向かうならハンドルも“あっち”」なのです。
これはバックでも同じなわけです。

ハンドルの話だけでなく運転操作すべてに当てはまりますが、
「言葉で覚える」のでなく、
「イメージと体感で覚える」というのを心がけてください。
説明には言葉を介在せざるを得ませんし、
理屈を理解するには言葉を用いるのは有効なのですが、
それに頼りすぎると、実践で困ることが出てきますので、注意しましょう。


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運転が上手な人は誘導も上手

2020-10-18 19:59:07 | Weblog

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車をバックさせる時は、できるだけ誘導者を付けましょう。
でも、「誘導」とは言っても、
「誘導する」というより、
周囲の歩行者等に「これから車がバックして来ますよ」と知らせる、
つまり「先導する」(後退するのに“先導”というのも変ですけど)のが、
最も大きな役割です。

そういう意味では、誘導者は免許を持っていない人でもできます。

しかし、運転しない人に誘導をお願いすると、
後退している車の真後ろに立たれて困ったりします。
実は、真後ろに立たれると、
ドライバーから誘導者が見えなくなるので、
誘導者を轢きそうで怖いのです。
手を広げて「ストップ」の仕草をする人もいますが、
それだって、「どこまでさがれるのか」が、
真後ろだと意外に分からないものですよ。

バックの誘導は、基本的には、
車の右後ろ(運転席側のサイドミラーに映る場所)に立ってください。

そして、できるだけ声を出して誘導してあげてください。
「オーライ」・「ストップ」はもちろんですが、
きわどい場所を通る時には「あと○センチ!」というように。
また、本当に緊急で車を止めなければ危険な場合は、
車体を拳で「コンコンッ」とノックして運転者に報せてください。

そんなわけですから、
先ほどは「免許を持っていない人でもできます」とは書きましたが、
やっぱり運転が上手な人だと、誘導も上手と言えます。


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追い越される時は?

2020-10-16 20:59:11 | Weblog

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路上で「仮免許練習中」の札を掲げて走っていると、
他の車に追い越されることがあります。
それはよくある事なのですが、
では、“追い越される車の義務”って理解できていますか?

そんなに難しい話ではありません。
追い越される車は、
「速度を上げずに走る」、それだけです。

学科の知識としては、これに加えて、
「追い越しに十分な余地が無い場合は、追い越される車はできるだけ左に寄る」
ということも覚えておかなければいけませんが、
路上教習や路上試験の場では、“左に寄る”ことは考えなくて良いです。
なぜなら、
十分な余地が無いのに後ろの車が追い越しを仕掛けてくること自体まず無いですし、
そういう場合であったとしても、
左に寄る前に必要な“左側の安全確認”がおろそかになりがちだからです。

また、道交法は“減速”までは求めていません。
アクセルを緩めると自然に速度が落ちてくる程度で充分です。
ましてブレーキを踏むなど、原則(ダジャレ?)として無用です。

なお、後ろの車が追い越し始めたのが分からず、
自分のすぐ隣に来られて初めて気付いたのだとしたら、
まして「慌ててブレーキを踏み、左に寄る」のだとしたら、
それは、追い越され義務以前の問題です。
常にバックミラーで
後ろの車の動きに注意を払っておきましょう。


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他の車の動きを予測して配慮する

2020-10-14 14:00:03 | Weblog

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例えば、片側1車線ずつの対面通行の道路で、
対向車線上に障害物が有るのが見えたとします。
そういう場面では、
対向車がはみ出してくるのが予測できますから、
自分は、左側の安全を確認したうえで、
可能なら、左に寄ってあげてください。

似たような例を挙げれば、
同じ向きに2本の通行帯がある道路で、
自分は第2車線(右寄りの車線)を走っているとします。
そんな状況で、もし第1車線(左側の車線)上に障害物を見つけたら、
その車線を走っている車は、第2車線にはみ出すか、
あるいは、車線変更してくる可能性があります。
そうしたら、
自分は加速して先に行くなり、自分は減速して相手を先に行かせるなりして、
すぐ隣での並走状態を回避しておきましょう。

こういうのが、“頭脳的な運転”であり、
円滑な交通を保つために必要な(ある種の)テクニックなのです。

仮免を取る前の所内教習では、
自分の車を操縦することを重点に練習してきましたが、
路上教習では、
他の車や歩行者等の動きを予測して、
それらにも配慮した運転を身につけていきましょう。


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「追い越し」は「障害物回避」とここが違う

2020-10-12 11:59:17 | Weblog

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「障害物回避」は、
まず進路を変わって、対象物を越えたら再び元の進路に戻ります。
「追い越し」も、基本的には同じ手順で行います。

しかし、「追い越し」には、
「障害物回避」と異なる点がいくつかあります。

第1に、「追い越さない」という選択肢があることです。
追越禁止の道路だったり、追い越しを許す状況でなかったりしたら、
「追い越さない」という判断を下さなければならない場面もあります。
障害物であれば、「今は危ないから越えない」というのはあっても、
いつまでも停まっているわけではありません。

第2に、「追い越し中には徐行しない」ということです。
障害物回避においては、障害物との間隔が充分でない場合に
「徐行して通過する」という回避方法がありました。
しかし、追い越しでは、対象物の横をできるだけ早く過ぎたいので、
原則として徐行することはありません。
(予期せぬ危険が発生した時にはブレーキを踏みますが、それは例外です。)

第3に、追い越しの対象物も動いていることに要注意です。
特に「自転車」(自転車は車両なので「追い越し」ということになりますね)は、
ふらつくことも予想しないといけません。
最近は、携帯でメールを打っていたり(よく片手で打てるものだと感心します)、
イヤホンで音楽(だと思います)を聞いていたりする自転車も多いので、
こちら(車)の存在に気が付いていないこともあります。

また、自転車に限りませんが、世の中には、
こちらが追い越している最中にスピードを上げる“馬鹿”もいます。
追い越した対象がルームミラーに映るくらいまで離れてから、
元の車線に戻りましょう。

障害物は、自分が前に進むために、必ず回避することになります。
でも、追い越しは、
しなくても、到着が遅くなるだけで、進めないわけではないのですから、
無理をせず、後ろを追従して行く決断をすることも必要です。


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