Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

まず「AT限定」が遠回りのようで結果的に近道

2021-02-28 21:59:11 | Weblog

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パイロットアカデミーの教習を検討されている方の大多数は、
「早く免許を取りたい」という希望をお持ちです。

であれば、
(免許を取ってすぐにMT車に乗る予定がある方を除き)
「AT(オートマ)限定」で受験されることをお勧めします。
特に、「どうしても〇月〇日までに免許が必要」というように納期が迫っている場合は、
迷わず、AT限定にしてください。

MT(マニュアル)車の運転は、
「坂道発進が大変だ」ぐらいにしか思わないかも知れませんが、
そんなものではありません。
発進、加速、減速、カーブ、右・左折、停止、等々
ありとあらゆる場面で、
「クラッチ操作」と「ギアチェンジ」が必要なのですよ。
しかも、これらがすべて試験における減点項目になりますので、
少しでも減点されにくいAT限定で受験したほうが断然有利と言えます。

もっとも、
「MT車にも乗れるようにしておきたい」というお気持ちも理解できます。
でも、「乗れるようにしておきたい」程度の話でしたら、
免許取得後に「限定解除」を考えても間に合うのではないでしょうか。
その方が、結果的に、
費用も時間も掛からない“近道”だったりしますよ。


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右折可能な対向直進車との距離

2021-02-26 11:59:49 | Weblog

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交差点を右折しようとしている時、
対向車(直進車)が見えたら、どうしますか?

「即、右折を中断する」というのは、残念ながら不正解です。
対向直進車が見えただけで右折を中断していては、
いつまで経っても曲がって行けませんから。

このような場面では、
「その対向車の距離や速度その他の状況等により判断して、
通過できそうなら右折を続行する、無理そうなら右折を中断する。」
というのが正解です。

まあ、そりゃその通りで、これには反論の余地もないでしょうが、
その“状況判断”というのが分からないので苦労しているのですよね。

「その感覚を掴むのも路上教習の目的の一つ」とも言いたいところですが、
それでは身も蓋も無いので、
ちょっとだけヒントをお教えしましょう。

初めのうちは、
「対向車が電柱3本めくらいまで来ていたら、行かない」というのを、
一つの目安にしてみると良いと思います。

電柱は(例外はありますが)概ね20m間隔で立っています。
すなわち、「電柱3本分」というのは、交差点から概ね60mの所ですので、
対向車がそこまで近づいていたら「右折は無理」と判断して良いでしょう。

もちろん、60m以上離れていても、
その車が加速しつつこちらに向かっていたら、右折は中断すべきですし、
対向車ばかりでなく、歩行者の横断等にも注意を払わなければなりません。
そこは、やはり「状況判断が必要」ということではあります。


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「回す」よりも「持ち替える」を意識して

2021-02-24 09:31:14 | Weblog

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ハンドルをいっぱい回すには、
手を持ち替える必要があります。

ところが、
「ハンドルをいっぱい回そう」と意識すると、
持ち替えを忘れて(?)しまう人もいますね。

で、回しきれなくなってから持ち替えようとするので、
ハンドルの回転を止めざるを得なくなります。
また、自ずと持ち替え幅も小さくなって、
結局、あまり回ってくれないのです。
(たくさん回さなければいけない場面なのに…)

この症状の出る人は、
「ハンドルを回そう」ではなく、
「正しく持ち替えよう」と意識してみましょう。
一般には
「『10時10分』の位置で持ち替える」と言われますね。

正しく持ち替えれば、
ハンドルは、速く、たくさん、回ってくれるはずですよ。


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鋭角でも鈍角でも「左折」です

2021-02-22 12:58:59 | Weblog

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左折の際は、
左後ろのタイヤを、縁石の近くを通らせます。
これは、直角に曲がる場合だけでなく、
鋭角でも、鈍角でも、同じです。

ところが、鋭角に曲がる左折では、
内輪差を気にしすぎてハンドルを回しきれないことが
ままあります。
また、鈍角に曲がる左折でも、
意外にこれも内輪差を気にしすぎて、
やっぱりハンドルが足りないことがあります。

いずれも、ハンドルを切り始めるのは、
左後輪が“縁石の曲がり始め”に掛かった所です。
このタイミングさえ取れれば、
鋭角ではハンドルをいっぱい回し、
鈍角では縁石に合わせてハンドルを回せば、
縁石の近くを通れるはずなのですが…

もっとも、鈍角の左折は、
ドライバーが「左折」だと認識できていない可能性があります。
そう考えてみると、
鋭角の左折だって、
ドライバーが「普通の左折とは違う」と思い込んでいる節もありそうです。

鋭角であれ、鈍角であれ、「左折」なのであって、
ハンドルを(回す量や戻し方は異なるとしても)
回し始めるところまでは同じですから、
ドライバーが「左折」であることを認識するのが第一と言えるかも知れません。


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今、仮免試験を受けて合格できますか

2021-02-20 17:51:25 | Weblog

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路上教習を受けている教習生にお尋ねします。

今、仮免許の技能試験を受けて合格できる自信がありますか?

もし、答えが「否」でしたら、
所内課題を一から復習されることをお勧めします。

そもそも、仮免許というのは路上練習するための免許であって、
仮免技能試験は、
路上を走る技能があるかどうかを計るものです。
ですから、
「仮免試験に合格できる自信が無い」のは、
「路上を走る自信が無い」のと同義です。

仮免許を試験場や教習所で取得したばかりの人は、
所内で練習した内容をよくおさらいして路上教習に臨んでください。
他の教習所さまには、
「所内で教えた内容は忘れろ」と言って憚らない指導員すらいる
と聞きますが、とんでもない話です。
確かに、路上教習では、
所内教習で遭遇しなかった場面も少なくありません。
でも、それらはあくまで“例外”なのであって、
例外事項が多いからと言って、基本を忘れては良いわけではありません。

他方、免許失効後の特例措置で仮免許が復活した人も、
所内教習で教わった(はずの)基本事項を思い出して、
その基本通りに走ってください。

あと、ついでに言うと、
そんなわけで、
仮免許の有効期限が近づいても、焦ることはありません。
期限が切れたら、また仮免許を取り直せば良いだけのことだからです。

…というのは少し言い過ぎですが、
そのぐらいの自信を持てるように練習してほしいということです。


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踏切を斜行する対向車に驚かないで

2021-02-18 16:11:28 | Weblog

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鉄道の線路は、その多くが、
冠水しないように、土盛りしてあります。
そのため、踏切は坂になっていることが多いのです。
また、鉄道のカーブでは、
列車が速度を落とさずに曲がって行けるように
レールを傾けて敷設してあるので、
そういう箇所に踏切があると、
レールの所で凸凹が生じていたりします。

そんな踏切では、
段差で腹(車の裏側)をこするのを嫌って、
斜めに通過する車がいます。
特に、車高を低くしている車(俗に言う「シャコタン」)に
その傾向が目立ちます。

これを知らない初心ドライバーは、
対向車が突然こちらに向かって来るように見えて
驚くかも知れませんが、
彼らには、対向車(こちら)を妨害する意図は無いはずです。
その外見や挙動を含め、
「そんな車もいる」ということは想定しておきましょう。


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徐行すれば歩行者の近くを通ってよいわけではない

2021-02-16 12:59:42 | Weblog

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歩行者の近くを通り過ぎる際には、
「充分な間隔を空けるか、徐行しましょう」
と説明することがあります。
そのように書いている教本もあります。

しかし、これは、
「徐行しさえすれば、歩行者の近くを通っても良い」
という意味ではありません。
原則は「充分な間隔を空けて通過する」なのであって、
それができない場合の、いわば“例外”として、
「徐行して通過する」という選択肢がある、
と理解するべきなのです。

また、この「充分な間隔」は「概ね1m以上」と言われますが、
実際、歩行者のすぐ横1mの所を通るのは、
かなり近くて、危険に感じるはずです。
「1m空いているのでOK」ではなくて、
むしろ、
「1mしか無いので徐行」と判断するべきでしょう。


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合格おめでとうございます!

2021-02-14 20:40:11 | Weblog

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20112K様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

最後の教習を終えてから受験まで
かなり日数が空いてしまいましたが、
無事に合格できたとのことで、良かったです。
また、このブランクを利用して特定教習を受けておいたため、
免許証が即日交付されたのも、賢明でした。

今度の免許は、
更新忘れしないようにお気を付けください。

おめでとうございました!


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不合格で失う“自信”って?

2021-02-12 10:59:18 | Weblog

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パイロットアカデミーは、
今は、路上教習専門になっていますが、
かつては、仮免技能試験を受験するための所内教習を実施していました。
そのころの話ですが、
所内課題を一通り終えたので仮免許試験を受けてみるよう勧めたところ、
「不合格で自信を失いそうだ」と返答した教習生がいました。

たしかに、
まだ練習不充分で不合格覚悟には違いなかったのですが、
その「自信」とやらは、どこから来るのでしょう。

そもそも練習不充分なのですから、
合格できる可能性は限りなくゼロに近いのですよ。
それでも受験を勧めるのは、
マグレ合格を期待しているわけではありません。
一度受験してみると技能面でも精神面でも一皮剥けるので、
それなりのメリットがあると考えるからです。

受験を経験すると、
一つ一つ別個に練習した課題を総合的に関連付けて運転することができ、
不合格だった場合には試験官が不合格理由(=弱点)を教えてくれます。
また、試験場の雰囲気がつかめるので、次の受験では緊張しにくくなります。
そして何より、その後の教習への取り組み姿勢が真剣になります。
「受験前から真剣だった」と言う人も多いのですが、
真剣さの性格が受験前後で違うのには、ご本人が一番気付くはずです。

そんな理由から、
「少し早いかな」と思いながらも受験を勧めるのですから、
“余計な自信”を持つよりも、
むしろ「胸を借りる」くらいの気持ちで受験に臨むとよいでしょう。

ただし!
これは練習不充分を承知で受験する場合の話。
充分な練習を積んだ後で受験する場合は、
合格できるだけの技能を身に付けているはずなのですから、
その時こそは、自信を持って試験に臨んでほしいと思います。


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スイッチターンは「転回」になるのか

2021-02-10 15:59:05 | Weblog

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左(右でも理屈は同じ)の路地に
車の頭もしくはお尻を入れて、向きを変えて出てくるのを、
一般には「スイッチターン」と呼びます。

本当は「スイッチバック」と呼ぶのが正しいのだそうですが、
それだと、
山間部を走る鉄道が急勾配を登ったり、
東武野田線の柏駅や西武池袋線の飯能駅や小田急江ノ島線の藤沢駅のように、
駅や線路の関係で、もと来た線路を戻る形で進むこと、
いずれにしても鉄道に関する用語とのイメージが強いので、
このブログでは「スイッチターン」を使うこととします。

さて、このスイッチターンは、「転回」なのでしょうか。

判例では、「転回」は、
「同一路上において車両の進行方向を逆に転ずる目的でおこなう
運転操作の開始から終了までの一連の行為」
(最二S46.7.2決、原審:名古屋高S45.4.13判、引用:東京高S27.6.13判)
と定義されています。
なので、
俗に「Uターン(ユーターン)」とは呼ばれますが、
1回で曲がりきれずに切り返しを使っても、
それこそ、スイッチターンをしても、
進行方向を逆に変えるなら、みな「転回」に含まれます。

ただ、これが、
別の道路や道路外の施設(コンビニ等)に車体全体を入れた後で元の道を逆に進むのだと、
ちょっと微妙ですね。
「『同一路上』ではない」と主張する余地もありそうだからです。
もっとも、それを判断するのは裁判所になりますから、
リスクの高い行為は慎んでおいたほうが良いのではないでしょうか。


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