Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

問合せフォームを修正しました!

2007-10-30 20:15:34 | Weblog

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パイロットアカデミーのHPから
問合せフォームにより質問を送信することができるようになっているのですが、
「ご質問内容」欄に書ける文字数が少なすぎるとのご指摘をいただきました。

言われてみれば、これまで受信した質問はあっさりした文面ばかりでしたし、
中にはわざわざ携帯用サイトから送信してくれた方までおられました。
お客様にはずいぶんご迷惑を掛けていたことと思いますが、
本日、修正が完了いたしました。

ご興味あるかたはぜひご利用ください。
(修正後は、全角245文字まで書けるようになっています。)
※本当はここにサイトURLを掲載したいところですが、
 規約違反のようなので、それは遠慮させていただきます。

ご迷惑をお掛けした方々に謹んでお詫びするとともに、
本件をご指摘くださった方には心より感謝申し上げます。


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オーバーヒートの対処

2007-10-28 17:14:05 | Weblog

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今どきの車は滅多にオーバーヒートしませんが、
皆無というわけではありませんから、注意しましょう。
ファンベルト切れやラジエータの液漏れなら、
始業時に少し気を付けて見てあげれば判るでしょうし、
運転中も水温計にもたまには目を移してあげてください。

そして、万一オーバーヒートを起こしてしまったら、
まず安全な場所に停車してください。
しかし、すぐにエンジンを切ってはいけません。
ボンネットを開けて見て、ファンが回っているなら
少しの間アイドリングさせます。

この時にラジエータの蓋を開けたくなりますが、
熱水が跳びだし、非常に危険です。
蓋を取らずに、エンジンが冷めるのを待ちます。

また、エンジンが熱いうちにラジエータに水を入れるのも厳禁です。
冷えたグラスに熱湯を入れるのと理屈は同じで、
シリンダーが割れ、完全にお釈迦になります。
とにかくエンジンが冷めるのを待ってください。

そして、車を動かせるようになったら、整備工場へ直行してください。
そもそも整備が行き届いていればオーバーヒートなどしないはずです。
これも交通事故と同じで、(不可避な例外は有るでしょうが)
基本的にはドライバーとしての“恥”と認識すべきでしょう。


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ブレーキとハンドルは同時に操作しない

2007-10-26 06:27:42 | Weblog

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カーブは「スローイン・ファストアウト」で曲がってください。
カーブ内では加速することにより、車は安定して走れます。
逆にカーブ内で減速すると、遠心力で車は外へ引っ張られます。
この時にブレーキでタイヤがロックしたりすると、
車が制御不能となり、非常に危険です。

減速は、カーブに進入する前(おおよそ1車長手前)までに
完了しておいてください。
万一それまでに減速しきれなかったら、
その時は、ハンドルを切らずに、ブレーキを踏んで停止してください。
慌ててブレーキを掛けながらハンドルを回すから、
山道から崖下に転落する事故になるわけです。

カーブを曲がりながらのブレーキは“ご法度”と肝に銘じてください。
狭い道を徐行しながら通るようなケースを除き、
カーブであれ右左折であれ、
ブレーキとハンドルとは同時に操作しないものと覚えておいて良いです。


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鉄の棒を横向きに持って歩くようなもの?

2007-10-24 12:39:19 | Weblog

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学生時代の友人が免許を取る前に、
「車の運転って、“鉄の棒”を横向きに持ってあるくようなものじゃん。
 危なくないのか?」
と言ったことがありました。
当時免許を持っていた小生も「うまい事を言うなぁ」と感心しましたが、
今だったら少し違った感想を持つでしょう。

「“鉄の棒”というより“傘”を差して歩くようなもの」というのが、
より近い印象でしょう。
傘を差して歩く時には、電柱をよけて通るために傘を傾けたり、
向こうから来る人と上手にすれ違ったり、場合によって譲り合ったり、
そういうのが皆さん自然にできているはずです。
それは、傘の大きさが感覚的に解っていて、
傘の取り回しも自由にできるからなのです。

車の運転も、
“車両感覚”をつかみ、「どう操作すればどう動くのか」が解れば、
免許を持っていない人が思うほどには難しくありません。

もっとも、そんなに簡単でもないところに苦労してるんですけどね…


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両目で遠近感をつかむ

2007-10-22 19:42:18 | Weblog

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手に「右利き・左利き」が有るように、
眼にも「利き目」というのが有ります。
小生は右眼と左眼が微妙に不同視なので特にあてはまるのですが、
人間は、意識しないと、利き目を主として景色を見ていて、
他方の眼を補助的にしか使っていないそうです。

しかし、当然、片目では遠近感はつかめません。
狭い道(教習課題ではクランクコース等)を曲がりきれるかどうか、
車庫入れで、どこまでバックできるか、
路上では対向車や並走車がどのくらい離れているのか、
というような場面では、両目を使って見るように意識してみてください。

ちなみに、限定無し中型車・大型車・牽引車および二種免許では、
免許取得・更新の際に、「深視力(遠近感)」の検査が有ります。
上に書いた事情で、小生は少しこれが苦手なのです。
いかに苦労したかとか「深視力検査のコツ」みたいな話もしたいのですが、
それは、次回免許更新の時(3年以上先ですけど)にでも
披露することにしておきましょう。


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公認教習所に通った方が良い人

2007-10-20 23:46:00 | Weblog

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公安委員会指定教習所(いわゆる「公認教習所」)の卒業生なら
適性検査と学科試験だけで免許を取得できますが、
パイロットアカデミーは公安委員会指定教習所ではありませんので、
教習生は、試験場で技能試験も受験しなければ免許が取得できません。
でも、その分、時間と費用が掛からないという仕組みです。

しかし、時間や費用を掛けてでも、
公認教習所に通った方が良いと思われる人もいます。
こんな人たちです。

1.自分で情報を集められない人
 試験場へのアクセス方法、受験手続きや受験料等、
 電話でもネットでも得られる情報を、自分で調べようとしない人。
 全部お膳立てしてほしい人は公認教習所に通うべきです。

2.仲間がほしい人
 勉強や仕事でも、一人でやるのが苦手な人っていますね。
 公認教習所だと一緒に入校した人とか学科教習で顔を合わせる人とか、
 友だちができますから、励みにもなると思います。

3.失敗に弱い人
 試験場で受験して不合格になることも珍しくありません。
 不合格の理由は反省すべきなのですが、必要以上に落ち込んではいけません。
 精神的なダメージを受けやすい人は直接受験を避けた方が良いでしょう。
 パイロットアカデミーでも、妊婦の方に、
 その精神的ダメージを考慮して公認教習所をお勧めしたことがあります。

逆に、以上の例にあてはまらない方は、
試験場での一般受験(いわゆる一発試験)を検討してみる価値はあると思います。


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ハンドルを全部回してみてください

2007-10-18 12:43:47 | Weblog

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左折する際には、まさに車体を“折る”ように曲がって行くわけですから、
基本的にはハンドルは全部回すことになります。

教習が進んだら内側縁石のスミ切り(角が丸くなっている部分)の大小によって
回す量を変動させる練習もしていきますが、
スミ切りの形を見ながらハンドルを回そうとすると、
切り遅れたり切り足りなかったりしがちです。
初めのうちは、そんなことを考えるより前に、
まず、全部回してみてください。

当然、それでうまく曲がれる角と曲がれない角とが有りますから、
失敗を重ねながら、「このスミ切りならこのくらいのハンドルだな」というのを
徐々に掴んで行ってもらえれば良いでしょう。

左折がうまくできない例のほとんどが実は「切り足りない」ことが原因です。
練習の時には、とにかく思い切り回してみることです。
そして、ハンドルを戻す時には
これから走る車線の遠くを見てアクセルを踏む(「前見て加速!」)を
意識してやれば、戻し遅れもなくなるでしょう。


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車止めに罪は無い

2007-10-16 12:46:33 | Weblog

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先日(と言っても1年ほど前)、建物に対して直角に駐車するスペースで、
バックして来た車が建物の出窓部分にぶつかった事故を目撃しました。
建物は無傷でしたが、車の方はリアガラスを割っていました。

ドライバーの女性がすぐに降りてきて、
「この車止めがいけない!」みたいなことを言っていました。
なるほど、車止めまでバックすると、
セダンの車ならトランク部分が出窓を避けてくれる形ですが、
その車はワゴン車だったため“おでこ”をぶつけるような格好になったのです。

でも、車止めに罪は無いです。
ぶつけたのはドライバーの責任なのです。
訴訟では駐車場管理者の過失を認める判決も出ているようですが、
そんなことではなく、ドライバーとして、
運転中に起きた事はすべて自分の責任という心構えで
ハンドルを握るべきだと小生は強く思います。


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ナッチの交通事故

2007-10-14 23:52:12 | Weblog

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他のブログを読んで知ったのですが、
元モーニング娘。の安倍なつみさんが交通事故を起こしたそうですね。

記事によると、安倍さんが右折、相手の二輪車が直進とのことで、
教科書に載ってるような典型的な右直事故だったと思われます。
今回は軽傷で済んだようですが、
バイクということは、一つ間違えれば命にも関る話だったでしょう。

右折しようとする車からは
直進車や自車のピラーが邪魔して見えない部分が有るとか、
バイクは小さいのでまだ遠くにいるように見えるとか、
右折車には直進車が通りすぎたらすぐに動きたい心理が有るとか…
確かに、右折は危険だらけなのです。
また、今回の事故がそうだったかは分かりませんが、
信号が変わりそうなタイミングでは直進車側も加速しているとか、
そういうことも考えられるでしょう。

右折車は、直進車が通りすぎるのを待っている間に、
特に二輪車には(もちろん歩行者や自転車にも)
注意を払っておかなければなりません。

いずれにしても、事故を起こすことは(貰い事故は別にしても)
ドライバーにとって恥ずかしいことだと思ってください。

安倍さんの事故後の対応は適切で、そのことは救われましたが、
芸能人などは常に世間から見られているという意識を持って、
模範となる運転を心がけてほしいものです。


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夜間教習について

2007-10-12 12:41:24 | Weblog

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夜間の運転教習を敬遠される教習生もいらっしゃいますが、小生は
指導する立場として、夜には夜ならではの教習方法が有ると思っています。

まず、所内教習について。
ナイター設備の整っているコースなら、
課題を練習するには昼間も夜も変わりありませんし、
周回走行においても、余計な景色が見えない分、
「自分の車線の遠くを見て行く」という基本に忠実な運転が
意識せずともできるようになります。

路上教習について。
昼間と夜とでは景色が違って見えること
(試験は日中に実施されるので)、
「雨の夜」は確かに教習には不向きであること
を考えて、夜間の路上教習はあまりお勧めしていないのは事実です。
しかし、前の車のテールランプを追いかけるように走行すれば
自然と基本どおりの運転「前見て加速!」ができるわけですし、
歩行者や自転車が少ないので、
右左折の練習が効率良くできるというメリットも有ります。

夜は時間が取りにくいというご事情が有るなら別ですが、
初めから“食わず嫌い”で夜間教習を避けるのは勿体ないような気がします。


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