Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

しましま(ゼブラ)は踏まない

2022-09-30 16:06:00 | Weblog

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路上教習中に
「しましま」と口にすることがあります。
例えば、
「そのしましまを踏まないで」とか。

ここで言っている「しましま(縞々)」とは、
安全地帯や導流帯など、車がそこを走らないように、
路面に斜線がペイントしてある部分のことです。

これが、口頭で「斜線」と言うと「車線」と紛らわしく、
かと言って、
「ゼブラ」では、通じない人も多かったり、
「横断歩道」のことを意味する場面もあったりするので、
わざわざ「しましま」と言っている次第です。

別に、教習生を馬鹿にして、
子どもに話しかけるような口調になっているわけではありません。

ちなみに、しましまの部分は、基本的には走行しません。
それが導流帯だったら、
障害物をよけるときなどには踏んで走ることもありますが、
それが安全地帯だったら、
障害物をよけるときでも踏まないでください。


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障害物を越えてすぐに左折したい場合の対処

2022-09-28 12:37:58 | Weblog

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左折しようとしている交差点に近づくと、
そこに駐車車両が有ることも珍しくありません。

そうした場合、
当然その障害物は避けることになりますので、
右ウインカーを出して右側の安全確認をします。
はみ出したら、
ラインをまたいだ状態(または完全に右車線に移動した状態)で
車体を前に(ラインと平行に)向けて、ハンドルをまっすぐにします。
ここまでは、通常の障害物回避と同じ手順です。

しかし、今回は、障害物を過ぎたらすぐに左折したいわけですから、
元の車線に戻る直前、自車と障害物(路駐車両)とが並んだ所で
スピードを落としてください。
はみ出した状態のまま「スピードを殺す」のがコツです。
徐行して、左にウインカーを出し、
左側および障害物の陰の安全が確認できたら、
少しアクセルを入れつつ左に寄せます。

この時も、遠くを見て行きます(「前見て加速!」)が、
短い距離で元の車線に戻り、しかも左に寄せるのですから、
通常よりも多めにハンドルを切ってください。
そして、左に寄せて車体をまっすぐに向けてから
必要があれば再度減速して、左折することになります。

なお、障害物より前に寄せて進めるだけの余地が無かったら、
はみ出した状態から直角に左折してください。
その場合は縁石の近くを通れなくても、やむを得ないでしょう。


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免許取得おめでとうございます!

2022-09-26 12:59:09 | Weblog

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22048K様

普通第1種免許取得のご連絡ありがとうございました。

受験結果のご報告が無く、心配しておりましたが、
試験は1回で合格していたのに取得時講習が3か月も先になり、
今日やっと免許証を手にされたとのこと。
思わぬ足踏みをしてしまいましたね。

合格記念品のパスケース(パイロットアカデミー特製)を
お贈りしますので、ご活用ください。

おめでとうございました!


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ゴーカートに轢かれてヤケド?

2022-09-24 11:33:31 | Weblog

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先日、北海道で、
子どものゴーカートが観客席に突っ込むという痛ましい事故がありました。
亡くなった子やご遺族が気の毒なのはもちろんですが、
運転していた女の子もさぞかしショックだったろうと思います。
こういう事故が二度と起きないよう、
周りの大人たちが注意を払ってあげてほしいものです。

ところで、かく申す小生も、
幼少のころに、ゴーカートに轢かれたことがあります。

とある遊園地のゴーカート乗り場で
次が自分の順番なので慌てて車に乗り込もうとしたところ、
プラットフォームの段差に足を取られて、
1台前の車の後輪下に足を突っ込んでしまったのです。
その車に乗っていた男の子は、それに気づかず、
自分が発進しようとアクセルを踏み始めたため、
小生の足首の上に片輪が載ってしまいました。

その時はもちろん痛かったのですが、
父から「痛くない!」と叱咤されたこともあって、
特段気にすることもなく、その後も平然と遊んでいました。

しかし、自宅に帰って驚いたのが、
車に轢かれた足首がヤケドしていたのです。

なぜヤケド?
と不思議に思いましたが、子どもの頭で考えられるわけもなく、
疑問を抱えたまま、ン十年が経ちました。

そして、自動車の機構について知るようになって、
ようやくそれが解決したのです。

車の駆動輪は、
負荷が掛かっていない片側だけ空転することがあります。
ぬかるみや雪道などでよく経験する事象です。
おそらく件のゴーカートも、
小生の足首の上で片側の後輪を空転させたのでしょう。
その摩擦熱でヤケドをしたのだと納得しました。

今も痕が残っているくらいのひどいやけどでしたが、
当時5歳の子がよく我慢できたものだと、我ながら感心しています。
もっとも、大騒ぎして自分がゴーカートに乗れなくなってもつまらない、
と子どもなりに咄嗟に考えたのかも知れませんが。


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介護スタッフが2種免許を取る理由

2022-09-22 14:59:12 | Weblog

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介護保険が適用される「介護タクシー」というものがあります。
要介護の認定を受けた人が外出する際に設備の装備された車で移送するもので、
原則として自己負担1割で利用できます。

かつては、
訪問介護事業者が(形式上)無償で移送して、
実質的には介護報酬の中に運賃相当額を含めて請求する例
(旅館の車が宿泊客を最寄り駅まで無料送迎するのと同じ図式)
が多かった印象ですが、
平成18年に法律が改正されて、
「介護報酬」と「運賃」とを明確に区分しなければならなくなりました。
そうなると、
客を乗せて運賃を頂戴する以上は「第二種免許」が必要ということになります。
乗客(=利用者)の安全を考えれば良い施策だったと評価されるべきでしょう。

この法改正を受けて、多くの介護事業者は、
現場の介護スタッフに2種免許を取らせて介護タクシーを運転させるようになりました。
送迎専用スタッフを新たに雇い入れるのも経営を圧迫するでしょうから、
それもうなずけるところです。

実際、そんな事情でパイロットアカデミーの教習を受けられた方もいらっしゃいました。
そういう人は、「人を思いやる気持ち」が強いからでしょうか、
自ずと「優しい運転」になりますね。
「車の運転にドライバーの性格が表れる」とは言い得ているなあと思ったものです。


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遠近感は両目を意識して

2022-09-20 11:59:11 | Weblog

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人間は、意識しないと、片方の眼だけで景色を見ていて、
他方の眼を補助的にしか使っていないことがあるそうです。
手に「右利き・左利き」が有るように、
眼にも「利き目」というのが有るとのこと。
(右眼と左眼が微妙に不同視な小生は、実感としてこれが理解できます)

しかし、遠近感は、片目ではつかめません。
狭い道(教習課題ではS字やクランク等)を曲がりきれるかどうか、
車庫入れでどこまでバックできるか、
路上では対向車や並走車がどのくらい離れているのか、
というような、遠近感を要する場面では、
意識して両目を使って見るようにしてください。

ちなみに、
中型車(8t限定無し)・大型車・けん引および二種免許では、
免許取得・更新の際に、「深視力(遠近感)」の検査が有ります。

実は、小生、
上に書いた事情で、これが少々苦手なのです。
同じように免許更新時に苦労している人は、
「両眼で見る」を意識すると、遠近感がつかめてきますよ。


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一発試験ならAT限定にするべき

2022-09-18 17:24:45 | Weblog

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試験場での直接受験(いわゆる「一発試験」)で免許を取ろうという人は、
「AT(オートマ)限定」にするべきです。

本当は、自動車の構造と挙動を理解してほしいので、
MT(マニュアル)での教習をお勧めしたいところですが、
一発試験(=公認教習所に通わないこと)を選択した人は、
免許を「早く」あるいは「安く」取りたいと願っているはずです。
それならば、
まず、どんな形であれ“免許”を取ることを優先に考えるべきで、
「MTにも乗れるようにしておきたい」程度のご希望なら、
免許取得後に限定解除をすれば良いだけのことです。

ちなみに、AT限定の解除は場内審査のみです。路上試験をやりません。
したがって、
路上でのギアチェンジも坂道での渋滞も無く、
「速度に応じた適切なギアを選択する」という一番の課題も
所内走行だけなので、それほど負担にならないと思います。
さらには、
限定解除だけは公認教習所に通うという選択肢だって有ります。

もっとも、
免許を取得できたらすぐMT車に乗る予定のある方は、
遠回りせずに、最初から「限定なし」に挑戦することを否定しません。
でも、そうでない人(過去にMT車に乗っていた人を含め)は、
ATで、「早く!」・「安く!」免許を取ってしまいましょう。


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窓を開けるべき場面と開けたほうがよい場面

2022-09-16 12:34:22 | Weblog

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技能試験で、窓を開ける必要が有るのは、
「踏切で停止した時」と「バックする時」です。

まず、「踏切で停止した時」は、
外の音を聞くために窓を開けます。
教本には「電車の音を聞く」と書いてありますが、
現実的には「警報機の音を聞く」というのが理解しやすいでしょう。
また、窓を開ける行為には、
しっかり停止したことを(ドライバー自身が)意識づける意味もあります。

ちなみに、窓は全開しても間違いではありませんが、
音を聞くだけなので10cmほど開ければ充分です。
それと、リモコンでウインドー操作できる車は
左側(助手席側)の窓を開けても良い理屈ですけど、
リスキーですので、試験でそういう事はしないのが無難でしょう。

2つ目の「バックする時」については、
方向変換(いわゆる車庫入れ)や鋭角の路地を切り返して通過する時など、
窓を全開にして、窓から顔を出して後方の確認をしながらバックします。

それから、「必要」ではありませんが、
「緊急車両のサイレンが聞こえた時」には
窓を開けることを推奨します。
路上運転中に緊急車両のサイレンが聞こえたら、
視野内に緊急車がいたとしても
別の緊急車が接近している可能性もありますから、
窓を少し開けて、その音の発信源を確認するようにしましょう。

そして、それぞれの場面では、
必要な時に窓を開け、その原因が無くなったら窓を閉めます。
「運転席に着いたらすぐに窓を全開にして運転中は開けっ放し」
という試験の“裏ワザ”を聞いたこともあります。
確かに、そうすれば窓の開閉を理由に減点される心配は有りません。
でも、それでは、窓を開けることの目的が理解できているのか、
極めて疑問ですよね。


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信号待ちの車列の間から歩行者

2022-09-14 09:08:56 | Weblog

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対向車が信号待ちで列を作っている時には、
その間から横断しようとする歩行者がいると思っていてください。
コンビニ(交差点の近くに多い)の前などでは、
反対車線に停めた(自分の)車に乗ろうと渡ってくるドライバーもいたりするので、
特に気を付けましょう。

そして、「対向車が信号待ち」ということは、
こちらは「交差点を抜けてすぐ」ということですから、
必然、加速しようとしているケースが多くなります。

当ブログでしばしば「右左折後は加速しましょう」と書いていますが、
そこに対向車が列を作っている時は注意が必要です。
右左折後は加速するには違いないのですが、
アクセルにも“強いアクセル”と“弱いアクセル”とがあるわけで、
場面に応じた適切な加速を心がけるようにしてください。
その辺りが所内走行と路上走行との違いでもあります。

こういう事を含め、
路上ではいろいろな場面に遭遇しますので、
その都度、適切な対処を体で覚えていきましょう。


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追い越そうとしたら対向車が来た!

2022-09-12 11:59:58 | Weblog

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前の車を追い越そうと対向車線にはみ出したところで、
対向車がこちらへ向かって来ました。
さあ、どうしますか?

正解は、「追越しを中断する」です。

落ち着いて考えれば、これが最善手のはずです。
ところが、ドライバーの心理として、
「対向車が来る前に追越しを完了してしまおう。」と思いがちで、
このような場面で、つい、加速してしまうことが多いようです。
そうすると、
一番速度の上がった状態で対向車と正面衝突!
あるいは、急ハンドルを取って左側の自転車を轢く!
という最悪の事態になるわけです。

障害物回避のケースでは少し微妙になりますが、
追越しだったら、
間違いなく元の車線に戻ることができます。
というのは、自分が速度を落とせば、
追い越そうとしていた車は、遅いとは言え走っているわけで、
すぐ元の車線に自分が戻るスペースができるからです。

一度「追い越そう」と思ったのを中断するのは難しいかも知れません。
また、それ以前に、前を走る車が遅くてイライラしていたであろうことも
理解できないわけではありません。
でも、落ち着いて、
追越しを中断する“勇気”を持ってほしいものです。


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