Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

“目標”ではなく“道”を見て

2020-05-30 13:59:03 | Weblog

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クランクコースやS字コースで、
「縁石がこの辺りに見えたらハンドルを回す」というように、
目標を使って曲がる人がいます。

そのこと自体を否定するつもりはありません。
速習に適した方法の一つだと思いますし、
パイロットアカデミーの教習でも使うことがあります。

しかし、このやり方で覚えてしまうと、
目標さえ合わせれば、いとも簡単に曲がれてしまうため、
目標を合わせることだけに執心してしまいがちですし、
ドライバーが車の位置や向きを把握できていないことも、まま起こります。
これではいけません。

狭路課題で養いたいのは、“車両感覚”です。
「ハンドルをどう回したら、タイヤがどう曲がって、車体がどう動くのか」を体感会得し、
それをこの道にどう適応させるか、が問われる課題です。

そのためにドライバーが見るべきは、
“目標”ではなく、やはり、“道”であるべきなのです。

目標を使ってハンドルを回すのは手段に過ぎず、
「“この道”に“この車”を走らせる」ことが目的であることは
(狭路課題に限らず自動車運転すべてそうですね)
ゆめゆめ忘れないようにしてください。


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ATでも坂道発進はサイドブレーキを

2020-05-28 12:59:02 | Weblog

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皆さんご存じのように、AT(オートマ)車には、
アクセルを踏んでいなくても車が動く“クリープ現象”があります。
そのため、AT車は、坂道で停止した後、
ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替えるだけで容易に再発進が可能です。

しかし、試験場や教習所の坂道ぐらいの勾配(意外に急勾配ですよ)だと、
クリープの力だけでは車重を支え切れず、
ブレーキを緩めた途端に後ろに下がってしまうことがあります。
「逆行」は、程度によっては試験中止になってしまいますので、
仮免試験や所内教習での「坂道発進」課題では、
必ずサイドブレーキを用いてください。

一方、路上においては、
勾配が緩やかな坂も急な坂もあって、
必ずしもサイドブレーキを用いなくてもよい場合もありますが、
知らない道を慣れない車で(しかも後部座席に他の受験生を乗せていますし)
受験している心理状態をもって坂の勾配を判断するのは、ちょっと危険です。

上り坂だと気づいたら、
もう何も考えずにサイドブレーキを使うようにしましょう。
1秒と掛からないその一手間を惜しむメリットは、
試験中止になるリスクを考えれば、限りなくゼロに近いので。


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踏切では列車の音を聞く

2020-05-26 13:59:02 | Weblog

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踏切(信号機で交通整理されている踏切を除く)では、
必ず一時停止して、窓を開けて、安全を確認してください。
「窓を開ける」ことの意味は、
音を聞いて、“耳”でも安全を確認するためです。

「音」とは、
“警報機の音”だと思っている人も多いですが
(それも一理あるにはありますが)
正しくは、“列車の音”です。

よく耳を澄まして聞いてみてください。
本当に、列車の音が、レールを伝わって聞こえてきますよ。
考えてみれば、レールは鉄製なので、
空気中を伝わるより速く、かつ、減衰が少ないのです。

都心では周りの喧騒に掻き消されがちですが、
地方に行けば、
警報機が鳴り始める前に列車が近づくのが分かるほどですよ。

試験や教習では“儀式”のように窓を開けているかも知れませんが、
ちゃんと意味のある動作であることを理解してください。


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ドライバー同士、助け合いましょう

2020-05-24 20:59:11 | Weblog

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道端でボンネットを開けて停まっている車を見かけたら、
急ぎの道中でなければ、声を掛けてあげましょう。
大概は、バッテリー上がりでしょうから、
ブースターケーブルを積んでいれば(教習車には常備)応急措置が可能です。

ボンネットを閉じたままドライバーが車外に出ていたら、
ガス欠か、タイヤのパンクか、それらに限らず何かしらの事情があって、
例えば「近くのGSまで乗せて行ってもらえないか」など、
他の車が停まってくれるのを待っていることが考えられますので、
何か手伝えることが無いか、訊ねてあげましょう。

また、溝やぬかるみにはまっている車を見つけたら、
少し押してあげれば出られそうなら、力を貸してあげましょう。
ただ、自分の車で牽引するのは、
慣れていないなら、やめておくのが無難です。
相手の車(積載物を含む)の重さも不明な状況で
ロープの“たわみ”の感覚もつかめずに力任せに引っ張ると、
こちらのエンジンやクラッチを痛めてしまいますよ。

いずれにしても、
アクシデントに遭遇した時にドライバーは心細くなっています。
車を停めて声を掛けてあげるだけでも、ずいぶん落ち着くものです。
実は、かく言う小生も、バッテリー上がりで立ち往生していた時に
通りがかったタクシーに親切にしてもらって助かった経験があります。

ドライバー同士、お互い困っている時には助け合いたいものです。


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当たっても、すぐにブレーキ!

2020-05-22 10:59:03 | Weblog

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「危険を感じたらすぐにブレーキ!」は
このブログで何度も書いているところですが、
ぶつかった後でも、やっぱり「すぐブレーキ」です。

狭路課題や左折時に内輪差で
タイヤが縁石にコツンと(別に音がするわけではないですが)
当たるのを感じたら、即、ブレーキを踏んでください。

タイヤが縁石に当たっただけなら「接輪」の減点で済みますが、
縁石に載り上げてしまうと「脱輪」ですから、
試験中止になることさえあり、
試験が続行できたとしても、致命的な減点を食らいます。

それはそうです。
実際の路上で考えたなら、「当たる」と「轢く」の違いですから。

そもそも、危ないようだったら、
無理して通ろうとせず、一旦バックして曲がり直すのが基本です。
が、それはさておき、
ギリギリを通っているのはドライバーには分かっていたはずですから、
タイヤが当たったホンの少しの感触を感じ取ったら、
それ以上に傷が広がらないように、すぐにブレーキを踏みましょう。


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停止位置から曲がるまでに少し走る場合

2020-05-20 15:59:08 | Weblog

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交差点を左折しようとしている時、
一時停止や赤信号で停止した後、
曲がるまでに少し距離がある場合があります。

その時にやってしまいがちなのが、
「加速しつつハンドルを切る」という過ちです。

発進するためにはアクセルを踏むわけですが、
ハンドルを切る手前では、そのアクセルは緩めてください。
曲がるまでの距離と速度によっては、
ブレーキを踏む必要もあるかも知れません。

一方で、
ハンドルを切るまでノロノロ走るのも、これまたダメ。
車が動き出すや否やすぐにハンドルを回すならともかく、
概ね1車長を超える距離をクリープだけで進むのは、いただけません。

こういう場面でも、
やはり、メリハリをしっかり利かせた運転が求められます。

いずれにしても、
「ハンドルを切る手前で速度を落とし、徐行の状態でハンドルを回す」
という右左折の基本は、
停止線から少し進んだ後でハンドルを回し始める場合も同じなのです。


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ハンドルは上半分で回す

2020-05-18 12:17:38 | Weblog

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ハンドルは、
時計の「10時10分」~「9時15分」の間で、両手で持ちます。
下半分は持ちません。

そして、ハンドルをたくさん回す時には、
この「10時10分」を維持するように持ち替えてください。

例えば左に切る場合は、
ハンドルを左へ回して左手が裏返る前に(その時、右手は「10時」の位置です)
左手を「10分」の位置に持ってきます。
さらに回すと今度は右手が裏返るので(その時は左手が「10時」の位置)、
右手をやはり「10分」の所に持ってきます。
切ったハンドルを戻す時には、これの逆をやります。
要は、円周の3分の1ずつ(つまり「10時10分」の位置で)
持ち替えるということです。

ところで、
ハンドルを止めないようにグルグル回すように持ち替えていると、
「10時10分」というより「ハンドルのてっぺん」で
ハンドルを動かすようになってくるかも知れませんが、
それで正解です。

ハンドルは上半分で回す(下半分では回さない)を
意識して、持ち替えましょう。


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強く閉めようとして半ドアに

2020-05-16 11:59:05 | Weblog

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車のドアを閉める際、
力任せに「バタン!」とやる人がいますが、
それだと、車内の空気が圧縮されるので、
乗っている人の耳をツーンとさせるばかりでなく、
意外に、半ドアになってしまったりします。

それに、もちろん音がうるさいですし、
自分や側にいる人の指をドアに挟む危険すら有ります。

なので、車のドアは、
“遠く”から閉めてはいけません。

正しいドアの閉め方は、
まず、ドアを10cmくらいの所まで引き寄せておきます。
それから、その10cm分だけ、少し強めに力を入れて閉めてください。
乗る時、降りる時のいずれでも同じです。

このやり方で、
品良く、確実に、ドアを閉めることができるはずです。


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ホーン(クラクション)より先に、まずブレーキ

2020-05-14 14:59:06 | Weblog

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歩行者が急に飛び出してきたとか、
中央線をはみ出したら対向車が来たとか、
こういった場面で、
咄嗟にホーン(=クラクション;警音器)を鳴らすドライバーがいますね。

運転経験がある方ほどこんな傾向が強いように思いますが、
危険が差し迫っている状態でまず必要なのは、
“ホーン”ではなくて、“ブレーキ”ですよ。

「相手にも注意喚起した方がより安全に回避できる場面もある」
と反論される人がいるかも知れません。
事実そういう場面もあるのはその通りだと思います。

でも、それは、
自分がブレーキを踏むのを後回しにする理由にはなりません。
ホーンが必要なら自分が減速してから鳴らすべきであって、
「自分はブレーキを踏まずに、相手によけてもらおう」
との意図が(潜在的にでも)あるとしたら、
それは、やっぱり“心得違い”との誹りを免れないでしょう。

「危険を感じたらブレーキ!」が、やっぱり鉄則なのです。


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ハンドルは両手を働かせて

2020-05-12 15:49:25 | Weblog

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皆さん、片手ハンドルが御法度であることは
承知していると思いますが、
実際には両手を働かせていないことが、ままあります。

例えば「左折」の時、
「右手でいっぱい回して、左手はチョコンとだけ使うのみ。
そしてまた右手でいっぱい回して、左手チョコンと。」
こんな感じに操作している人をよく見かけます。

おそらく、ドライバーは、
一生懸命ハンドルを回そうとしているのでしょう。
でも、これだと、
右手ばかりに負担を掛け、左手が上手に使えていないので、
結果的に、ハンドルが回るのが遅くなってしまいます。

ハンドルを回すときは、「10時10分」の位置を基本にして、
両手でハンドルの上側を交互に持ち替えるのが正しい形でしたね。
正しく持ち替えることで、
ハンドルは、速く、たくさん回ってくれます。

“右手だけでなく左手にも仕事をさせる”ことを意識して、
正しく持ち替えてハンドルを回しましょう。

早めにハンドルが切れると、戻すのも楽になり、
その後の車の動きも安定しますよ。


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