Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

青でもすぐに進んではいけない

2013-09-30 15:19:01 | Weblog

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信号が青に変わっても、
すぐには発進しないでください。

まず、先頭で信号待ちしていた車は、
発進前に、交差点内の安全を確認しなければなりません。
横断歩道を渡りきれなかった歩行者や
完全に「赤」のタイミングで交差点に突っ込んでくる自転車など、
日常茶飯事です。
しっかり左右を確認してから発進してください。

自分が2台目以降であったら、
先頭車のような安全確認はしなくて良いですが、
交差点の先に自分が入れる余地が有るかどうかを、
よく見てから進んでください。
考えなしに前の車に続いて走っていると、
結構、交差点内で立ち往生してしまったりするものです。
もしそこが“踏切”だったら、大変なことですよ。

そもそも、青信号は「進め」ではなく、
「進むことができる」でしたね。
つまり、自分が安全に進める状態かどうかを確認して、
大丈夫な状態だった時に初めて進める、と理解してください。


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所内教習は昼でも夜でも効果は同じ

2013-09-28 13:59:03 | Weblog

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パイロットアカデミーの所内教習は、
(土曜・日曜・祝日は日中に教習できる日がありますが)
平日は、夜8時から始まります。

夜ということに抵抗感を持たれる方もいるようですが、
所内教習に限っては、夜でも問題なくできますよ。
路面や縁石が見えないほど薄暗いと教習に支障がありますが、
ナイター設備がきちんと整っているコースを使うなら、
昼でも、夜でも、教習の効果は変わりません。

「夜は見える景色が違う」というご意見もあるかも知れませんが、
どうせ練習したコースで受験するわけではないので、
勝手が違うのは、昼でも夜でも同じですよね。

唯一、「教習後の帰りが夜遅くなってしまう」ということだけは
どうしようもありませんが、
それ以外には、夜間教習を忌避する理由は無いはずです。
むしろ、そんなことにこだわって練習が遅れる方が勿体無いですよ。
練習できる時にどんどん教習を進めておくべきです。

ただし、以上は所内教習の話。
路上教習に関しては、
敢えて夜間走行の練習をしたいという目的でも無い限り、
できるだけ日のあるうちに走ることをお勧めします。
特に、試験場での路上試験を受験する予定の方は、
“試験コースの昼間の景色”を見ておくと断然有利ですので。


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対向車の対処方法とウインカー

2013-09-26 18:39:15 | Weblog

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障害物を回避するために対向車線にはみ出そうとしたら、
対向車が来てしまった、という場合、
その対処方法は大きく3パターンあります。

1.対向車がはるか遠くにいる場合
対向車の通行を妨害するおそれが無いなら、
遠慮なく対向車線にはみ出して、
速度を変えずに障害物を回避するのが基本です。

2.対向車は近くまで来ているが、明らかに譲ってくれている場合
対向車が停まって譲ってくれたなら“第1パターン”と同じ対処になりますが、
片側に寄ってくれているような場合は、
少しだけセンターラインを越えて、徐行して通過してください。

3.対向車が近づいていて、かつ“普通に”走っている場合
対向車の走行を妨害してはいけません。
障害物より手前で、対向車が通過するのを待ってください。
この場合、自車線内で停止することになるのが殆どです。

さて、この第3パターンにおいて、
停止している間、ウインカーを一旦消すドライバーがいますね。
もしかしたら「進路変更は3秒前に合図」というのを考えたかも知れませんが、
このケースでは、ウインカーは出したままにしておいてください。

と言うのも、ウインカーを消して停車していると、
後続車は、この車が何のために停まっているのかが分からないからです。
右ウインカーを出したままであれば、
障害物を回避しようとしていることが分かります。

ウインカーの目的は「意思表示」であると心得て、
こういう場面で上手に使いましょう。


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クランクは“車体”の動きを、S字は…

2013-09-24 15:29:31 | Weblog

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所内教習の狭路課題には
「クランク(屈折型)」と「S字(屈曲型)」とがあります。
どちらも、車の動きを把握するための練習ですが、
その目的は少し異なります。

クランクコースでは、
車が曲がるときに“車体”がどう動くのか
を見ていくのに対し、
S字コースでは
“タイヤ”の動きに主眼を置いて練習します。
ですから、
クランク課題では、
ポール(または鎖)に車体が接触したらダメですが、
S字課題では、車体は縁石の外側にはみ出しても構わないのです。

たまに、S字課題で、
“車体”をコース内に収めようとして脱輪してしまう人がいますが、
それはS字課題の練習目的を理解していない証拠と言えます。
S字では、タイヤの動き、特に後輪が内輪差を作ることに注意して、
車を誘導していってください。


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脱輪なんて論外

2013-09-22 23:59:25 | Weblog

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仮免技能試験を受験した後、
「脱輪せずに走れたのに不合格だった」
という感想を漏らす受験生が少なからずいますね。
でも、もし「脱輪しなければ合格」と思っているとしたら、
それは大間違いですよ。

仮免許とは、
「路上練習する目的で」・「指導者を付けて」という条件は付くものの、
それで公道を走れる、れっきとした免許です。

「脱輪しない=車道を走る」なんて、出来て当然のことであって、
特に褒めてもらえるようなものではありません。
逆に言えば、そんなことすら出来ないのは、“論外”なのです。

それよりも、
安全確認がきちんと出来ているか(特にミラーの死角)、
加速すべきところで加速し、減速すべきところで減速できるか(メリハリ)
というような、路上を走るために必要な技能が求められています。
これらをきっちりマスターして、
「この人は路上を走らせても大丈夫だ」と試験官に思わせてください。


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お彼岸は渋滞します。特に府中試験場前。

2013-09-20 22:20:36 | Weblog

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行楽には持って来いの季節になりましたが、
お彼岸(特に中日)は、道が混雑しますよ。

レジャーもお墓参りも、家族連れには車が便利ですし、
また、この連休中は(関東では)気候も良さそうなので、
あちらこちらで渋滞が発生すると思われます。

ところで、東京の方はお分かりでしょうが、
府中試験場のすぐ近くには、多磨霊園があります。
墓参りの車で、試験場近辺は車が動かないことが予想されますので、
この連休中の路上教習は、あまりお勧めではありません。

それでも、どうしても府中試験場近辺で練習したいのでしたら、
東八道路を走る量の少ない「三鷹コース」が比較的練習しやすいと思います。

…って、
どの教習所も同じことを考えるから、
三鷹コースは教習車だらけになるんでしょうね、きっと。


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合格おめでとうございます!

2013-09-18 18:06:38 | Weblog

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13083K様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

ご事情があって受験日が遅くなってしまいましたが、
残暑の厳しい日や風の強い日ではなく、
こんなさわやかな“受験日和”の日に受験できたことは、
結果的に「ついていた」と言うべきでしょう。

もっとも、1回目の受験で合格できたのは、
ツキではなく、ご自分の実力でしかありませんので、
その点は誇っていただいて良いところです。

合格記念品(本革パスケース)を郵送しますので、
今後ご活用いただけたら幸いです。

おめでとうございました!


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「アウト・イン・アウト」は本当に速く走れる?

2013-09-16 12:15:09 | Weblog

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カーレースやバイクレースでは、コーナー(カーブ)を曲がる時に、
「アウト・イン・アウト」と呼ばれるコース取りをします。
これは、
(1) 外側に寄った状態でカーブに入り、
(2) カーブの中で内側に寄って、
(3) 出口に向かってまた外側に寄る、
という走り方です。
このように走ると、
カーブを曲がる際のR(半径)が大きくなるわけで、
速度をあまり落とさなくても曲がりきれると言われます。

でも、それはレーサーたちの高度なテクニックを前提にしての話。
ごく普通のドライバーは、
速度を落とさずに曲がるのは、まず無理です。
むしろ、「アウト・イン・アウト」のラインは、
言ってみれば「遠回り」なわけで、
余計な距離を走ることに他なりません。
つまり、早くカーブを出るという効果はほとんど無いに等しいのです。

まして、サーキットでない公道でこういう走り方をすると、
隣の車線(同じ向きにしろ対向車線にしろ)を走っている車に
「はみ出して来るのではないか」とヒヤヒヤさせてしまいますし、
自分のすぐ横に二輪車でも走っていようものなら、引っ掛けてしまいます。
カーブに限りませんが、みだりに進路を変えることは大変危険です。

これから試験を受ける皆さんはもちろん、既に免許をお持ちの方も、
カーブでは「スローイン・ファストアウト」(減速して入って加速しながら出る)
が基本と理解してください。


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誉めるのは必ずしも優しくない

2013-09-14 23:59:01 | Weblog

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歌舞伎や落語など芸ごとの世界に、
「ほめ殺し」という言葉があります。

昭和の終わりごろに、右翼団体が街宣車で
「竹下登は金儲けが上手」みたいなことを言っていたのを
マスメディアは「ほめ殺し」と呼んでいましたが、
それとはちょっと意味が違います。

ここでは、
これから伸びていくと期待される若手を、
兄弟子たちが過剰にほめ上げて、向上心を削いでしまう
といったものを言います。

誰でも誉められれば気分が良いものです。
しかし、同時に、自分の中に「慢心」が生まれてきてしまいます。
少なくともその分野については努力しなくなりがちです。

なので、パイロットアカデミーの教習では、
敢えて誉めすぎないように気を付けています。
例えば、坂道発進が上手にできた教習生に、
「上手にできましたね」と言うことはあっても、
「完璧です」とか、まして「もう練習しなくても大丈夫」とか、
そういう言葉は使わないようにしています。
むしろ、「空ぶかしを少なくするようにしてみましょう」と、
新たな課題を与えるようにするくらいです。
そうでないと、教習生が慢心して、
「坂道発進を練習したくない」あるいは「練習が無駄だ」と
思ってしまう危険性があるからです。

厳しいと感じる教習生もいらっしゃるでしょうが、
こういったことを理解してもらえると嬉しいですね。

でも、そんなパイロットアカデミーでも、
「ペーパードライバー教習」は別です。
免許を取るためには、
決められた事を決められた通りにやらなければなりませんが、
すでに免許をお持ちの方が運転する場合は、
その方の個性もありますので、
できるだけ「誉めて育てる」ように心がけています。
もちろん、免許をお持ちの方でも、
「やってはいけない事」というのもありますが。


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ハンドルから手を放さない

2013-09-12 13:47:07 | Weblog

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ハンドルから両手とも放してしまうのは、
試験ではもちろん、免許取得後の運転でも、ご法度です。

停車中なら手を放しても問題が無いように思えますが、
ただ停まっているだけの状態では、
何かの拍子にブレーキペダルを踏み外したら、
AT(オートマ)車だけでなく、MT(マニュアル)車でも、
車が動き出してしまうことがありますよ。

ですので、
地図を見るとか、携帯電話やオーディオ機器を操作するとか、
どうしても両手をハンドルから放さなければならないときには、
少なくとも、サイドブレーキを掛けるようにしてください。
これの直接の目的は、車が動き出さないためですが、
速度ゼロであることをドライバー自身が確認する意味も持っています。

そもそも、ハンドルから手を放すというのは、
緊張感の無さを示す証拠でもあります。
いささか精神論が混ざりますが、
そういう心構えでは、
合格が程遠いどころか、事故を起こす危険すらありますよ。

ドライバーは、車に乗ってから降りるまで、
ハンドルから手を放さない、ということを肝に銘じていてください。


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