Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

教科書通りの運転なんか出来ないのか?

2021-01-30 09:59:44 | Weblog

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「実際の路上では、こんな教科書通りの運転なんか出来ない」なんて
うそぶく人がいます。
言わんとすることは分からないでもないですが、
その発言には誤りが2つ含まれています。

まず一つめは、実際の路上でも、
教科書通りの運転で対処できる場面の方が圧倒的に多いということです。
例外事項も多いのはその通りですが、
でも、それは1割か、多くて2割といったところのはずです。

それともう一つは、
かの発言の裏には「こんな練習は意味が無い」との意が隠れていると思いますが、
それは大きな間違いだということです。

例えば、サッカーやラグビーや野球やバスケットボールで、
実際のゲームで練習した通りにボールが運べるとは限らないとしても、
選手たちは、試合の無い日には基本練習に励んでいますよね。
基本ができていればこそ応用が利くことを、
一流選手であるほど、身に沁みて解っているからです。

教本に書かれている事は、
基本であり、かつ、重要な事ばかりです。
例外が多いからと言って、基本をおろそかにせず、
まずは“教科書通り”の運転を練習しましょう。


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対向車が左折したのに続いて右折しない

2021-01-28 12:59:10 | Weblog

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こちらが右折しようとしているとき、対向車が左折しようとしていたら、
まず、その左折車を先に行かせるべきなのは、理解されていると思います。

ところで、
特に過去に免許を持っていた方!
その左折車に続いて自分も右折しないでくださいね。

たしかに、そうすると交通の流れが円滑になるように感じるかも知れません。
でも、そんなのは、
免許を取ってから覚える運転テクニックの一つであって、
少なくとも路上試験中にそれをやってはダメです。

その左折車の後ろに直進車がいることは容易に想像できますし、
二輪車など、左折車をすり抜けるように直進してくるかも知れません。
また、見えていなかった歩行者や自転車が横断を始めることだってあるでしょう。
右折車は、それらが無いことを確認したうえで、
それから初めて右折を開始しなければならないのです。

試験では、対向車や歩行者をちょっとでも妨害したら、
その時点で試験は終わりですよ。
自分の後ろの直進車を待たせて申し訳ないとか、
そんなのは考える必要がありません。
愚直に“教科書どおりの運転”をやってくださいね。


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自転車を追い越すべきでない場面いくつか

2021-01-26 13:59:07 | Weblog

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自車線の前方を走っている自転車を追い越して行くべきか、
その後ろを追従して行くべきか、
迷ってしまうことがありますよね。

でも、迷うことはありません。
自転車の速度(速くても時速20km程度)と車の速度とを考量すれば、
「追い越して行く」のを原則と考えて構わないですよ。

でも、追い越すべきでない場面というのも、
いくつかあります。

まず、「はみ出し禁止」のラインを越えてしまう場合ですね。
オレンジの中央線は「追い越しのためのはみ出し禁止」ですから、
自車線内で追い越しが完了するなら(その場合は「追い抜き」になりそうですけど)
問題ないですが、
車線をはみ出しての追い越しはできません。
ちなみに、「追越禁止」(道路交通法第30条)については、
相手が軽車両(自転車を含む)の場合は対象外とされていますが、
それと混同しないようにしましょう。

それから、
“追い越すと危険な場合”も、追い越さないでください。
対向車が近づいている時はもちろんですが、
見通しの悪いカーブとか坂の頂上付近とかも危険です。

また、
“追い越す意味が無い場合”にも、追い越さないようにしましょう。
「前方の信号が赤なのが分かっているとき」なんてのが典型例でしょう。
自転車より前に出たのにすぐ停まるのなら、
お互いに危険な思いをして追い越す意味がありません。

でも、逆に言えば、
こういった状況でなければ、遠慮なく追い越しましょう。
そして、追い越すと決めたなら、ぐずぐずせず、
自転車と並走する時間をできるだけ短くするように、
さっさと追い越してしまってください。


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合格おめでとうございます!

2021-01-24 14:59:04 | Weblog

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20111K様

本免技能試験合格のご連絡ありがとうございました。

最後の路上教習から受験までブランクが空いてしまって、
少し不安はあったものの、
1回目の受験で合格できたとのご報告を受け、ホッといたしました。

緊急事態宣言の影響か、取得時講習が予約できなかったそうですが、
ここまで来たら、もう落ち着いて、
宣言解除後に改めてアプローチするなり、特定教習所を活用するなり、
免許証ゲットに向けて、手段を講じてみてください。

ともあれ、試験合格については、おめでとうございました!


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下り坂は徐行とは限らない

2021-01-22 14:59:07 | Weblog

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教本には、
「下り坂では安全な速度を保つ」と書かれています。
これを踏まえて、
所内コースで坂道を下る際には、
徐行に近い速度まで落として練習していたと思います。

でも、路上の下り坂は、
必ずしも徐行するわけではないので注意してください。

例えば、
東京・鮫洲の路上試験コースには“太鼓橋”がいくつかあります。
そこでの下り坂では、アクセルを緩める程度で良いです。
スピードが乗ってしまう場合にはブレーキを踏むこともありますが、
むしろ減速しすぎて円滑な交通を妨げることのないよう、配慮しましょう。

ところが、同じ東京でも、
府中の路上試験コースには、山道の上り下りがあります。
ここは、道がくねくね曲がっているので、
教科書どおりに、エンジンブレーキとフットブレーキを併用して、
徐行するのが望ましいでしょう。

また、神奈川・二俣川の路上試験コースは、坂が多いので受験者泣かせですね。
歩車分離されている道であればあまり気を遣わなくて済みますが、
歩行者が近くを通りそうな下り坂では、充分に減速して通りましょう。
とは言っても、
現に歩行者がすぐそばにいるのでなければ、“徐行”では減速しすぎです。

こんな感じで、まさにケースバイケースで対処しなければなりません。
もっとも、“ケースバイケースでの対処”というのは、
下り坂だけでなく、路上運転すべてに共通する話ですけどね。


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試験ではサイドブレーキを使うべきだが…

2021-01-20 11:59:11 | Weblog

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「坂道発進」とは、
「坂道でいったん停止して再び発進すること」です。
サイドブレーキを使うことは必須項目ではありません。

でも、「坂道発進ではサイドブレーキを使わなければいけない」と
誤解している人がいますね。
ひどい例では、
「サイドブレーキを使って発進することを『坂道発進』と呼ぶんですよね」と
のたまった教習生がいて、ぶっ飛んだ覚えもあります。

ちなみに、パイロットアカデミーのMT教習では、
敢えてサイドブレーキを使わずに発進する練習を取り入れることもあります。

サイドブレーキを使わない発進と聞くと、
「ヒールアンドトゥ」(右足の爪先でブレーキを踏みつつ踵でアクセルを踏む技)を
思い浮かべる方もいらっしゃるかも知れませんが、
そうではなくて、右足でブレーキを踏んだまま、左足で半クラッチを作るだけです。
この状態で半クラッチが作れたら、
エンストする前に右足をアクセルに踏み替えるのです。
慣れてくれば、これで簡単に坂道発進ができるようになりますよ。

この練習方法は、半クラッチの感覚をつかむのに効果的で、
これをマスターすると、
坂道発進だけでなく、平地でもスムーズに発進できるようになるはずです。

とは言っても、これは練習での話。
試験では、場内試験と路上試験とを問わず、
上り坂で停止したら、必ずサイドブレーキを使って再発進してください。
「逆行」は、下手すると一発で試験中止になりますから、
試験ではサイドブレーキを引く一手間を惜しむメリットはありません。


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お蔭さまで創業20周年を迎えました!

2021-01-18 13:59:15 | Weblog

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パイロットアカデミー株式会社は、
本日1月18日、創業20周年を迎えました!

ここまで、急な坂も緩い坂もありました(「谷あり谷あり」とも言う)が、
何とか経営を続けてくることができました。
これも、
教習生をはじめ、家族、友人、取引先等、皆さまのお蔭と、感謝に堪えません。

昨春以来の新型コロナウイルス関連で、
事業そのものの見直しも迫られている状況ですが、
次は10年後の「30周年」を目指して、
力の限り踏ん張っていきたいと思っています。

それこそ、「前見て加速!」で。




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坂道発進ばかり練習している車

2021-01-16 10:59:14 | Weblog

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教習コースの坂道を使って、
何度も坂道発進の練習をしている車を見かけることがあります。
そして、そういう車は、往々にして何度やってもうまくできません。

坂道発進で失敗するのは、
「クラッチの感覚がつかめていない」か、
「アクセルの踏み加減が悪い」か、
あるいは「そのバランスが取れていない」か、
差し詰め、原因はそんなところにあります。
つまり、坂道発進を失敗する人は、
坂道でなくても普通の発進すら上手にできていないはずです。

なので、坂道発進が苦手な人は、
まず平地での発進がきちんとできるように練習するのが先でしょう。
然る後に、坂道での発進にチャレンジするべきです。

「坂道発進の課題だから坂道で練習する」という固定観念にとらわれないほうが
上達が早まりますよ。


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左折車は頭を右に振るかも

2021-01-14 13:59:08 | Weblog

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左折車の右側を通り過ぎようとする際には、
その左折車がこちらへ寄ってくるかも知れないので、
注意してください。

というのも、
ハンドルを左に回し始める前に、
いったん右に傾ける人が少なくないからです。

内輪差を意識しすぎてか、
勢いを付けてから左にいっぱい回そうと思ってか、
あるいは、特段の意味は無く、ただの癖なのか…

理由はどうであれ、車体の頭を振るのは危険なので、
試験を受けようとしている皆さんは、
こんなハンドル操作は絶対にやらないでください。

でも、そういうドライバーが多いのも事実ですので、
「左折車は頭を右に振るかも知れない」と思って、
その横を通過する際には、
充分な間隔をあけたり、場合によっては徐行したりしてください。


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左車線に戻りたいときには

2021-01-12 11:59:04 | Weblog

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ペーパードライバーの高速教習にて、
追越車線に出て前の車を追い越したのは良いけれど、
その先の走行車線には車がびっしり詰まっていて、
元の車線に戻れない、ということがあります。

いっそ渋滞していれば対処しやすいところ、
そこそこ流れていると、車の間に割って入りにくく、
追越車線をずっと走るハメに陥りかねません。

挙句に、追越車線でノロノロ走っていると、
後ろの車がパッシングしたり、右ウインカーを出したりするので、
それに煽られて、つい速度を上げてしまう人までいますね。

本当は、
後ろの車がパッシングしたからって速度を上げる理由にはなりませんし、
右ウインカは「前に遅い車がいますよ」と後続車に知らせているのですから、
どちらも気にする必要はないのですが、
でも、気分が悪いので、できれば左の車線に移りたいところです。

で、冒頭のような状況で、
左車線に車がびっしり詰まっていたら、車線変更はできませんか?

そう思うのだとしたら、
もしかしたら、
「自分が割り込める場所を探そう」と思っているのではないでしょうか。
あるいは、逆に、
「譲ってくれるのを待とう」と思っているのではありませんか。

そのどちらを考えていても、確かに、車線変更はできません。
なぜなら、車線変更のコツは、「1台譲る」ことだからです。

左に車線変更したいなら左ウインカを点滅させて、速度を落としてください。
この場面で自分の後ろの車は気にしなくて良いです。

そして、隣車線の車を1台見送って、その後に続いて行きましょう。
普通は2台目の車が入れてくれるものですが、
もし2台目が譲ってくれなかったら、
その車も見送って、その後に続いて行きましょう。
3台目は入れてくれると思います。
滅多に無いのですが、もし3台目も譲ってくれなかったら、
また同じように、その車を見送って、その後に続いて行きましょう。

車線変更においては、
英語で言う「after you」の精神が大事なのです。

「相手に譲れば、自分も譲られる」という、
道徳的というか宗教的というか、そんなものも感じますね。


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