Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

幅寄せは前進で?それともバックで?

2010-08-30 23:56:27 | Weblog

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方向変換(いわゆる「車庫入れ」)の課題では、
車体を車庫の中央に入れることは求められていません。
左に出たいのなら車庫の右側に、
逆に、右に出たいのなら車庫の左側に寄っておくと、出やすくなります。

しかし、左に出たいのに車庫の左に寄ってしまうことがあるかも知れません。
そういうときは、「幅寄せ」をしましょう。

右に寄せたいなら、
車を前進させながらハンドルを右に全部切り、
ある程度寄ったところで、今度はハンドルを左に全部切ります。
そして、車体が真っ直ぐになったらハンドルも真っ直ぐに戻して、
真後ろに向かって後退してください。

一方、バックで行う「幅寄せ」もあります。
真っ直ぐ前進してから後退を始め、
ハンドルを(この例では右に)切ります。
そして、ある程度寄ったら、
ハンドルを左に全部回し車体を真っ直ぐにするのです。

バックでの幅寄せは、前進での幅寄せより大きく寄せられますが、
試験ではお勧めしません。
バックしながらハンドルを調整するのが難しいからです。
その点、前進なら車の向きが変わっていくのが見えていますし、
危なければ動作を取りやめることもできますので。

ちなみに、試験課題(教習課題)に限って言えば、
バックしながらのハンドルは、
切らないか、でなければ、常に全部回していたはずです。
思い出してみてください。


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縦列駐車がうまくできないとき

2010-08-28 23:48:40 | Weblog

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縦列駐車の課題は、
最後に、完了した旨を試験官に告げて終了します。
それは、駐車スペースに車体のすべてが収まっていることを
ドライバー(受験者)が確認することを求めているからです。

きちんと収まっていないのに、
「縦列駐車、完了しました」などと言ってしまうと、
課題そのものを実施していないことになります。
車体(タイヤを除く)の一部でも駐車スペースからはみ出していたなら、
やり直すなり、幅寄せするなりして、きちんと収めてください。

「やり直し」と「幅寄せ」のどちらでも、
ご自分の好きなほうを選んでいただければ良いのですが、
パイロットアカデミーでは、一応「やり直し」をお勧めしています。
と言いますのは、
あの狭い縦列駐車用のスペースの中で「幅寄せ」はやりにくいからです。
寄せすぎて脱輪したり、でなければ、逆に全く寄せられなかったり、
というのが想像に難くありません。

そもそも1回で収まらなかったのは、
車を入れていく角度かハンドルを切るタイミングのどちらかが
間違っていたはずです。
ここは思い切って、「やり直す」のが、結果的にうまく行くと思いますよ。
元の位置に戻るっていうのは、ちょっとした勇気が要りますけど。

もちろん、修正の必要が無く1回で収まるように、
練習はしっかりやっていきましょう。


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「徐行」=「概ね10km/h以下」

2010-08-26 23:59:02 | Weblog

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右左折シリーズ第3弾。
今回は「徐行」の話です。

以前、
「左折は徐行するが、右折は徐行しない」
と言い放った人がいて驚きました。
しかも、それが、
某教習所(もちろんパイロットアカデミーではありません)の指導員の口から出たので、
ビックリを通り越して、ガッカリしてしまいました。

皆さんは誤解しないでくださいね。
右左折は、右折であろうが左折であろうが徐行が必要ですよ。

「徐行」とは、道路交通法第2条第1項において、
「車両等が直ちに停止することができるような速度で進行すること」
と定義されています。
「直ちに停止」とは、
「ブレーキを操作してから概ね1m以内で停止すること」です。
具体的には、車の種類・積載量・道路の状況等で違いがあるとしても、
「概ね10km/h以下」ということに一般的には言われています。

これが、特に路上では、
時速40~50キロで走行していたものが、
一気に時速10キロまで減速するのですから、
ドライバーには「ほとんど停止」ぐらいの感覚になるはずです。
これが、慣れないうちは把握できないようですね。
仮免取り立ての頃は、面倒でも、
その都度スピードメータを見るようにするのが良いでしょう。


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下り坂からの右左折でもブレーキは踏まないのが原則

2010-08-24 23:44:26 | Weblog

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前回(こちら)冒頭に、
「ハンドルを回す時にはブレーキは踏まないでください。」
と書きました。
これは、「下り坂からの右左折」の場合でも同じです。
特に、ブレーキを踏みつつ下るほどの勾配の坂だったり、
坂を下りきった所で一時停止した後に再発進したりする場面で、
つい、ブレーキを踏んだままハンドルを切り始める人が多いですが、
それも一応は“御法度”と覚えておいてください。

そもそもハンドルを切り始める地点では、
ブレーキを放しても大丈夫ぐらいまで減速しておくべきなのであって、
そうできていないのなら、“減速不足”と断じられても文句は言えません。

それに、右左折後には、通常はアクセルが必要ですから、
ハンドルを切り始める時には既に右足をアクセルペダルの上に載せておくと
次の加速がスムーズに得られます。
また、アクセルを踏んでいくことで、車の動きも安定します。
これは実際にやってみれば体感できるでしょう。

なお、その右左折が「狭路への左折入り」である場合は、
次に“加速”という動作を伴わないので、
ブレーキを踏んだままハンドルを回していくことになります。
前回書いた“例外”の一つですね。


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「狭路への左折入り」と「狭路内」と「停止直前」は例外

2010-08-22 23:22:59 | Weblog

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ハンドルを回す時にはブレーキは踏まないでください。

減速しているとカーブでは遠心力が強く働くこと、
右左折においてはスリップする危険性もあること、
ハンドルを戻すためのアクセルをすぐに踏む準備をしておく必要が有ること、
そもそも減速不足の状態でハンドルを切ること自体が危険であること、etc.etc.

いろんな理由から、
ブレーキを踏みながらのハンドルは“御法度”と認識するべきです。

ところが、これにも例外があります。
「狭路への左折入り」と「狭路内」と「停止直前」については、
ブレーキを踏みながらハンドルを切ることになります。
狭路への“右折入り”は、対向車線を横断するのでブレーキを踏みませんが、
“左折入り”は速度を落としたままハンドルを回して狭路に入っていきます。
狭路内でも同様に、低速に安定させておくため、ブレーキは踏んだままで良いのです。
また、停止する場合(危険回避等のため停止せざるを得ない場合を含む)については、
わざわざ説明するまでも無いかも知れません。

さて、これら例外に共通することが有ります。
それは、「次の動作に“加速”が無い」ということです。
次に加速しなければいけない場面では、
原則どおり、ブレーキは踏まずにハンドルを切ってください。


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合格おめでとうございます!

2010-08-20 21:47:33 | Weblog

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10071G様

外国免許切替審査合格のご報告ありがとうございました。

試験の状況をうかがうと、
少し甘めの採点だったかなとも思いましたが、
合格できたので、文句はありません。
もっとも、運転そのものは出来ていましたから、
あとは受験に際してのテクニックや心構えの問題だとは思っていました。

試験は無事に終わりましたが、
これからの運転でも、
この緊張感と真剣みを忘れずに安全運転を心がけてください。

おめでとうございました!


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彼我の距離より相手の加減速

2010-08-18 23:36:47 | Weblog

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車線変更しようとした時に、隣の車線を他の車が走っている場合、
「彼我の距離と速度を測って行く行かないを判断せよ」
と説明を受けることも多いと思いますが、
仮免を取ったばかりの人がそれをやるのは結構難しいものです。
そこで、パイロットアカデミーでは、
「相手が加速しているか減速しているかで判断せよ」
とも教えています。

例えば、
A:30m後ろの車が30km/hから40km/hに加速した
B:20m後ろの車が60km/hから50km/hに減速した
というケースで考えてみましょう。
「彼我の距離」と「速度」を判断基準にするなら「Aが安全」という理屈ですが、
実際には、「B」の方が安全に車線変更できることは、
経験的にご理解いただけると思います。
すなわち、「加速しているか、減速しているか」も判断基準となりうるのです。

もちろん、これは一つの例に過ぎませんが、
大事なポイントは、
「車」という物体の運動を観測するのでなく、
それを運転する「ドライバー」の意識を量る(漢字を使い分けてみました)ことです。
経験を積んでいくうちに、
ドライバーの表情から行く行かないを判断できるようになってきますよ。


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バス停の部分を使って寄せて良い

2010-08-16 23:53:50 | Weblog

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バス停は、その前後10mには駐停車してはいけません。

「バス停の前後10mは、いつでも駐停車禁止である」
というのは学科試験頻出の引っかけ問題ですが、答えは「×」。
「バスの運行時間中に限る」からでしたね。
もっとも、少なくとも東京・神奈川・埼玉・千葉の試験場近辺では、
日中にバスが運行していない時間帯は無いので、
皆さんが路上試験を受けるにあたっては、
「バス停付近は駐停車禁止」と覚えておいても問題はありません。

さて、都内の幹線道路では、
バス停を示す路面ペイントが描かれていることがよくあります。
路上試験で第2車線を走行中、
試験官から「そのバス停の先で車を停めてください」と指示された時、
第1車線にこのような路面ペイントがあったら、
どのように左車線に移ったら良いでしょうか。

何の事はありません。
バス停に関係無く、寄せられる所で寄せてください。
たまに、バス停部分の路面ペイントを避けてから左車線に移る人がいますが、
その必要はありません。
いや、必要が無いどころか、
それでは、停車すべき場所を行き過ぎてしまったり、
急ハンドルを取らなければ寄せきれなかったりします。

バス停付近は“駐停車”が禁止されているのであって、
その部分の通行まで禁じられてはいません。(そりゃそうだ。)
他車(バスを含む)の通行を妨害しない限りは、
堂々とその車線を走って良いのですよ。

なお、実際にバスが停まっていた場合には、
ペイント部分を通行できないのは当然として、
通過するか、発進するのを待つかの判断も要しますし、
乗降客への対処等、バス特有の課題もありますので、
駐停車とは別の意味で注意が必要になります。


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確認中に加速すべきでないいくつかの理由

2010-08-14 22:26:51 | Weblog

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進路変更前には周囲(特にミラーの死角)の安全確認をしましょう。
その際は、アクセルを緩めて、速度はそのまま維持するか、
もしくは必要に応じてブレーキを踏んで減速してください。
加速しながらの安全確認は、絶対にダメです。

その理由としては、
まず第1に、加速していては危険時に対応できないからです。
考えてみれば“安全”を確認している最中なんですから、
わざわざ言うまでも無いことでしょうけど。

第2に、ミラーの死角を見ている時は、言わば“わき見”しているのです。
前の景色が見えていないのに加速するのは無謀というもの。
目視中に、先行車がブレーキを踏んでいたり、
突然歩行者が飛び出して来たりというのは、よくある話です。

第3に、首を横に振りながらのアクセル加減が難しいことが挙げられます。
そもそもアクセルは前の状況に合わせて調整すべきものですが、
加えて、人間、同時に二つのことをやるのは大変です。
どうしても、首を振るのに釣られてペダルを踏みこんでしまったりします。

第4の理由としては、安全確認の後の加速をスムーズに行うためです。
安全確認を必要とする場面は、
そのほとんどが、次に「加速を伴う動作」を行うことになります。
「右左折前の寄せ」も、「障害物回避」も、「追い越し」も、そして「発進」だって、
安全が確認できたら、加速していくのです。
したがって、その動作の前には「加速できるだけの余裕」が必要になるわけです。

以上の諸理由から(まだまだ他の理由も挙げられるかも知れませんが)、
安全確認中はアクセルを踏むべきでないのです。
確認が終わって、すなわち、安全であるなら、
その時にこそ、力強いアクセルを踏んでいってください。


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受験前日は「目」と「心臓」を休めておく

2010-08-12 23:56:42 | Weblog

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運転免許の試験に限った話でないかも知れませんが、
受験は、想像以上に神経を使います。
ですから、受験前日は早めに寝て、脳を休めておきましょう。

しかし、試験前は緊張して寝付けないという人も多いようです。
そんな時は、入眠できなくても、朝まで目を閉じていてください。
おそらく、自覚は無くても、それで少しは眠っているはずですから。

眠れない時、「からだを疲れさせれば寝られる」と思ってか、
何と、体操を始めたりする人もいますが、
それでは神経が覚醒してしまうので、逆効果ですよ。

眠れない時こそ、体を起こさないでいるのが大事なのです。
少なくとも「目」と「心臓」は休められますから、
それで随分違いますよ。


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