Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

アクセルペダルは踵(かかと)を着けて

2009-08-30 23:56:34 | Weblog

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アクセルペダルは、踵を床に着けて、
足の一番広い部分(指の付け根あたり)で踏んでください。
アクセルはデリケートな調整が求められるのですが、
踵を床から離してペダルを踏んでいると、
どうやっても“雑なアクセル”になってしまいます。
踵を支点に、足の重さ(“体重”じゃなくて)をペダルに載せて、
じわっと押していく感じが正解です。

ペダルに正しく足を置いたら、
ゆっくりアクセルを開けていってみましょう。
初めのうちはタコメータ(回転計)を見ながら、
徐々に強く踏んでいく練習をすると良いと思います。

一方で、ブレーキペダルやクラッチペダルは、
踵を上げて足の一番広い部分で踏んでください。
ブレーキやクラッチには、アクセルのような微妙な調整が要らないからです。
それどころか思いきり踏まなければいけない場面もあります。
それに、ブレーキは、
「アクセルから踏み替える」という動作が必要なので、
踵を着けたままだと遅くなってしまいます。

いずれのペダルも、正しく踏むのが一番ラクなはずです。
それを理解して、意識してペダルを踏んでみましょう。


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5分以内であっても“駐車”です

2009-08-28 23:59:12 | Weblog

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駐車とは
「継続的な停止」および
「運転者が車から離れていて、すぐに運転できない状態」
を言います。
後者は書いてあるとおりなのですが、
前者はイメージがつかみにくいかも知れません。

「継続的な停止」とは、
(1) 客待ち、荷待ち
(2) 5分を超える荷物の積みおろし
(3) 故障
(4) その他
を言います。(道路交通法第2条第1項)
つまり、運転者が乗っているか、乗っていないかにかかわらず、
「すぐに運転できない状態」と整理できるでしょう。
運転経験のある方なら、
「エンジンを切ろうかどうしようか考えたなら“駐車”」
というイメージで覚えても、大きな間違いとは言えないでしょう。

ただし、道路交通法は、車を停める現実の場面を想定して、
「5分以内の荷物の積みおろし」であれば
(仮に運転者が車から離れていたとしても)駐車として扱わない、
という例外規定を置いています。
しかし、この規定を自分に都合よく拡大解釈して、
「5分以内ならすべて駐車でない」と思っている人も多いのですが、
荷物の積みおろしでなければこの扱いになりませんので、注意してください。

夜、バスが終わった後の駅前に、
ご主人を迎えに来られた奥様(と思われる)の車が数台停まっていますが、
あれだって、たとえ結果的に2~3分しか停まっていなかったとしても
「待つ」という行為を伴いますから、厳密には“駐車”なのです。
もっとも、そんな“野暮”は、警察官でも言わないとは思いますけど。


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右折車1台目はとにかく交差点に進入

2009-08-26 23:26:10 | Weblog

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交差点を右折しようとする時、特に路上においては、
直進車や横断歩行者がいたりして、
止まらずに曲がれることなど殆どありません。

そんな場面であっても、
1台目の右折車(「信号待ちの先頭車」とは限らない)は、
とにかく交差点の中まで入ってしまってください。
直進車が来ていようが右側の歩行者が横断を始めていようが、構いません。
たしかに「直進車優先」や「歩行者優先」はそのとおりですが、
交差点外で停止して譲ることまでを求められてはいないのですから。
むしろ、状況が許せば間髪を入れずに右折できるように、
ハンドル操作ポイント(直近マークの少し手前)まで車を出しておくべきです。

ただし、その際には、
原則としてハンドルまっすぐのまま直進車をやりすごすこと(一部の交差点では例外あり)、
右折した先の道が渋滞していて右折ができない場合などは交差点に入らずに待機すること、
この2つは注意しておきましょう。

ちなみに、右折車2台目以降は、
小さな交差点では交差点外で待ちますが、
大きな交差点では1台目に続いて交差点内に進入します。
ただし、一応これも“原則”なのであって、実際には、
交差点の設計や信号のタイミング等によって対応を変えなければなりません。
路上教習の際には、そういったことにも注意して走ってみましょう。


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不必要な停止はマイナス効果

2009-08-24 23:28:45 | Weblog

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見通しの悪い交差点を通過する時などは徐行してください。

これは、基本、“徐行”であって、“停止”ではありません。
無論、「一時停止」の標識がある所や
他の車や歩行者等が近づいていて危険な時には停止するのですが、
何も無い時には停まらないでください。

たしかに、他の交通を妨害すると即試験中止になってしまいます。
だからでしょうか。
試験では交差点で必ず停止するのが“安全策”と思っている人も少なくありませんが、
実は、それは逆効果なのです。

毎回毎回停止するのは、裏を返せば、
「停止しなければならない場面が理解できていない」
ということに他なりません。
「停止すべき場面でこそ停止し、逆に、停止の必要が無ければ停止しない」
が正解です。

このことに限る話ではありませんが、
やはり、“一つ覚え”でなく、状況に応じた判断が必要ということです。


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左手にも仕事をさせる

2009-08-22 23:58:45 | Weblog

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ハンドルは両手で回してください。

さすがに、これから免許を取ろうとしている人は
片手ハンドルが御法度であることは承知していると思いますが、
頭では解っていても、
実際には両手をきちんと働かせていないことが、ままあります。
特に「左折」や「クランク」のような、ハンドルをたくさん回す所で顕著です。

例えば「左折」の時、
ドライバーは、おそらく“一生懸命”ハンドルを回そうとするのでしょうね。
右利きの人は右手ばかりを使ってしまいがちです。
「右手でいっぱい回して、左手はチョコンとだけ使うのみ。
そしてまた右手でいっぱい回して、左手チョコンと。」
こんな感じに操作したのでは、
実は、却ってハンドルが回るのは遅くなってしまいます。

ハンドルを回すときは、「10時10分」の位置を基本にして、
両手でハンドルの上側を交互に持ち替えて回すのが正しい形でしたね。
正しく持ち替えることで、結果的にハンドルがたくさん回ってくれるのです。

“右手だけでなく左手にも仕事をさせる”ことを意識して、ハンドルを回しましょう。
早めにハンドルが切れると、戻すのも楽になり、車も安定しますよ。
(前回の記事
「“戻し遅れ”の原因は“切り遅れ”」
も参照)


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“戻し遅れ”の原因は“切り遅れ”

2009-08-20 23:37:49 | Weblog

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右左折やカーブなどの出口で、
回したハンドルを戻すのが遅れる人がいます。

ハンドルを戻し遅れるとどうなるかと言うと、
左カーブを例にとれば、
カーブの出口でもまだ車体が左を向いているわけです。

ところが、解っていない人は、
「カーブ出口で左を向いている」=「ハンドルを切り過ぎた」
と思ってしまい、次のカーブでは切る量を少なめにしてしまいます。
すると、カーブ前半で車が曲がって行ってくれませんから、
カーブの後半でもなかなかハンドルを戻せなくなり、
結局、やっぱりカーブ出口で車体は左を向いてしまうのです。

左を向いてしまう原因が「切り過ぎ」である例も無いことはありませんが、
初心者の場合、殆どのケースが「切り足りない」または「切り遅れた」ことが原因です。
切り足りないから、または、切り遅れたから、車がカーブを曲がりきれない。
曲がれていないから、ハンドルを戻せない。
だから、カーブが終わってもタイヤは左を向いたまま。
という症状が出るのです。

ハンドルの戻し遅れは、
「戻す」ことの問題でなく「切る」ことの問題であると認識して、
切る量や切るタイミングを調整してみると改善されていくと思います。


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似ていて非なる「追い越し」と「障害物回避」

2009-08-18 21:11:41 | Weblog

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「追い越し」と「障害物回避」は、どちらも、
「まず進路を変わって、対象物を越えたら、再び元の進路に戻る」
という動作であり、基本的に同じ手順で行います。

でも、次の諸点で大きく異なっています。

第1に、「追い越さない」という選択肢があることです。
追越禁止の道路だったり、追い越しを許す状況でなかったりしたら、
「追い越さない」という判断を下さなければならない場面もあります。
障害物であれば、「今は危ないから越えない」というのはあっても、
いつまでも停まっているわけではありません。

第2に、追い越し中には徐行しないということです。
障害物は、充分な間隔が空けられないならば、
「徐行して通過する」という回避方法がありました。
しかし、追い越しでは、対象物の横をできるだけ早く過ぎたいので、
原則として徐行することはありません。
(予期せぬ危険が発生した時にはブレーキを踏みますけど、それは例外です。)

第3に、追い越しの対象物も動いていることに要注意です。
特に自転車は、ふらつくことも予想しないといけません。
最近は、携帯でメールを打っていたり(よく片手で打てるものだと感心します)、
イヤホンで音楽(だと思います)を聞いていたりする自転車も多いので、
こちら(車)の存在に気が付いていないこともあります。
また、自転車に限りませんが、世の中には、
こちらが追い越している最中にスピードを上げる“馬鹿”もいます。
追い越した対象がルームミラーに映るくらいまで離れてから元の車線に戻りましょう。

障害物は、自分が前に進めないので、必ず回避することになります。
でも、追い越しは、後ろに追従して行ったって良いのですから、
無理をしないことが肝要です。


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教科書どおり

2009-08-16 15:10:09 | Weblog

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高校野球の解説やインタビューの中で
「教科書どおりの野球」という言葉を使うことがありますね。
点差やアウトカウントやランナーの有無によって、
あるいは、相手の動きによって、
打つべき定石が決まっているわけです。

車の運転にも、
「こんな場所ではこう。こんな状況ならこう。」と、
定石と言える対処方法があります。
しかも、車の運転には、まさに文字どおり「教科書」だってあるわけで、
これから免許を取ろうとする人は、この教科書どおりの運転が求められます。

「教本を読んでも運転はできない」とうそぶく人もいます。
そりゃそうです。教本を読んだだけで運転できるわけはありません。
でも、教本を読まずに試行錯誤によって定石を身に付けるのは、
時間(=教習回数)ばかり掛かってしまいますよ。
本を読めば先人の苦労を簡単に自分の知識にすることができます。
そして、それを踏まえてハンドルを握れば、練習の効果は格段に上がるはずです。

ところで、野球では、相手の裏をかくために
敢えてセオリーを外した作戦に出ることもあります。
しかし、免許の試験ではそんな策は全く無意味です。
路上運転では他の車や歩行者がいるため多少の応用は必要になるものの、
特に所内においては、完全に、基本に忠実な運転をしてください。
「相手(試験官)の裏」など、かく必要もありませんし、
第一、試験官を“敵”だと思っている時点で、合格は遠いですけどね。


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ドライブスルー入り口での注意

2009-08-14 20:11:33 | Weblog

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府中の路上試験コース中では、
大きな交差点を左折した直後の所に、
某ファーストフードのドライブスルーがあります。
学校が夏休みのこの時期は、
平日でもドライブスルーに入ろうとする車が列を作っていることがあって、
試験でどう対処して良いか悩む人がいます。

しかし、そんなに難しく考えることはありません。
“路上駐車”と同じように、よけて通りすぎれば良いだけです。

戸惑うのは、
駐車待ちの列が右左折後の第1車線をふさいでいる時ですが、
それも難しい話でなく、
第1車線に入れないなら直接第2車線に向かって右左折すれば良いのです。
もし、そういう時に第1車線に入ってしまったなら、
それはそれで慌てずに、一旦減速して(これがポイント)
合図と確認後に車線を変わって行きましょう。

ただ、ドライブスルーの列は、
待ちきれずに列を離れて再発進する車がたまにいますので、
その点には要注意です。
もっとも、通常の路駐車両でも突然発進するかも知れないのは同じわけで、
そういう意味でも同じように対処すれば良いということです。


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合格おめでとうございます!

2009-08-12 14:44:43 | Weblog

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9A073様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

仮免許が復活できていたので、その分、助かりました。
ここ1~2年は運転していなかったとのことでご心配の様子でしたが、
結局は、所内教習1回と路上教習1回だけで終わりましたね。
試験も見事1回目で合格し、
会社の夏休み中に免許が復活できるのも良かったです。

今度の免許は更新し忘れないよう、気を付けてください。

おめでとうございました!


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