Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

和服での運転はやはりNG

2008-12-30 20:28:16 | Weblog

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以前に、インドから来日した女性の教習をしたことがあります。
彼女は最初の教習の際に、
インドの民族衣裳(サリーって言いましたっけ?)を
身にまとって来たので、驚きました。
インド人としてのプライドがそうさせたのか、
それとも、教えてもらう立場なので彼女なりの“正装”だったのか、
どうであれ、袖や裾がまとわりついて運転しにくそうです。

かかとの有る靴を履いていたのでその日の教習はやりましたが、
「次回からは体の動かしやすい服装で来るように」と言いました。
彼女は一瞬悲しそうな顔をしましたが、
次の教習時には「Tシャツにジーンズ」という格好で来たので、
こちらの言うことが理解してもらえたものと、嬉しかった覚えがあります。

さて、改めて教本を読んだら、
運転にふさわしくない服装として「和服」が挙げられていました。

お正月は、少なくなったとは言え、和服を着る人もいますが、
和服も袖や裾がまとわりついて運転しにくいものです。
車の運転をするのなら、できれば“洋服”を着てほしいものです。
まして、下駄履きなんか以ての外です。
裸足も危険なので、必ず“靴”を履いて運転してください。


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右折時のハンドルは少し遅らせ気味に

2008-12-28 20:57:28 | Weblog

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右折は、
直近マーク(菱形◇や三角▽のマーク)が有れば、
マークの右手前の辺に沿って曲がって行きます。
直近マークが無くても、つまりは交差点の中央付近で曲がるのですから、
同じようにやってください。

これを、交差点に車体を突っ込むや否やハンドルを回し始めると、
交差点を斜めに横断してしまいます。
右折というのは、左折と異なり、
相手方の直進車線を1本(またはそれ以上)横切ってから曲がっていく理屈なので、
交差点の中央付近までまっすぐのまま進入させてから、
おもむろにハンドルを回し始めることになります。

そして、
右折後は第1車線(一番左)に入るのが原則でしたね。
とは言うものの、確かに例外はあります。
第1車線が路上駐車や工事などで通れない時(これが意外に多いのも事実ですが)は、
これらを避けるように走行するのは問題ないのですが、
何も無いのに初めから第2車線を目指してハンドルを切ってはダメです。

この点、誤解の無いようにしておいてください。


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パイロットアカデミーは今期も赤字でした

2008-12-26 21:27:48 | Weblog

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パイロットアカデミー株式会社は決算が10月なので、
例年、この時期に確定申告をします。

今回は減価償却に関する法改正が有って、
償却し終えていた固定資産(教習車等)についても
今後5期に渡り費用化できることになったそうです。
それはありがたいことなのですが、
パイロットアカデミーの経理は
日常の会計から決算の申告まで全部小生自身がやっているため、
この減価償却をどう処理するかでかなり悩みました。

でも苦労しましたが何とか、税務署の御用納めである今日、
確定申告書の提出を間に合わせることができました。

結果としては、相変わらず赤字でした。
でも、概ね役員報酬と法定福利費の合計額ぐらいの赤字であり、
絶妙な所に収まったものだと、実は内心ホッとしていたりします。

…こんな余計なことを書くと、
税務署に目を付けられてしまいそうですが、
調査に来ていただいても、何も“手土産”を持たせられないので、
「ドンと来い」状態ですけどね。
(あんまり自慢できる話じゃないですけど。)


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左折時の頭振りは危ないだけ

2008-12-24 23:10:57 | Weblog

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左折の時、特に狭い路地への左折の際に、
一旦ハンドルを右に少し傾けてから左に回し始める人がいます。
気持ちは分からないでもないですが、
それに何の意味があると言うのでしょうか。

おそらくは内輪差を気にしているのでしょうが、
ご存じのとおり、内輪差を作るのは後輪です。
前輪を少しばかり外に持って行ったところで、
後輪の描く軌跡はほとんど変わりません。
むしろ、頭を右に振ることのほうが、よほど危険です。

そもそも、狭い路地へ左折する場合は、
曲がりきれないほど左に寄らなければ良いのです。
左折の手前では概ね70cm以内まで寄せなければなりませんが、
逆に言えば、70cmより寄せる必要も無いのです。

また、初めから切り返しをするつもりで曲がるのも良いでしょう。
わざと行き過ぎ気味の所でハンドルを回し、
外側のフェンダーがぶつかりそうになったら切り返しをしてください。
無理に一発で曲がる必要も無いわけですし。


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「障害物回避」課題は早い段階で

2008-12-22 23:58:55 | Weblog

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「障害物回避」の課題は、
他の課題に応用できる項目を多く含んでいます。

まず、障害物回避のための「進路変更」そのものは、
右左折手前での「寄せ」とまったく同じ動作です。
確認の方法や合図・アクセルのタイミングも、
障害物で練習した通りに「寄せ」に使えます。
その「確認」だって、
障害物の陰から人が飛び出すことも想定したものですから、
路上練習でそれが活きてきます。
また、「対向車との駆引き」を練習できるのは当然ですが、
「危険な場面では止まる」という基本中の基本なことも、
障害物で練習できます。

しかも、周回コース上に障害物が有るため、
早い段階で覚えてもらうと毎回練習できる
(所内教習で周回コースを走らないことはありえないので)
というメリットも有ります。

障害物回避ができているとその後の教習がスムーズに進みますので、
パイロットアカデミーでは、割りと早いうちに(教習1~2回目の段階で)
「障害物回避」の課題を練習してもらっています。


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「労働保険事務組合と申します」??

2008-12-20 23:46:16 | Weblog

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パイロットアカデミーにも営業の電話が頻繁に掛かってくる。
こちらも商売している立場なので営業熱心なのは理解できるが、
あまりに非常識な電話に閉口することも多い。

先日は、
「労働保険事務組合と申します。」
と切り出した電話に仰天した。
「労働保険事務組合東京○○会と申します。」ではないのだ。
例えるなら、
「パイロットアカデミー株式会社と申します。」と名乗らずに、
「株式会社と申します。」と言うようなものだ。
確かに嘘は言ってないことになるが、何か妙である。

こちらも意地悪に、
「もう一度そちら様のお名前をお願いします。」と尋ねてみたら、
「労働保険事務組合と申します。」と同じ台詞を繰り返した。
これは確信的だ。
いかにも公的な団体であるかのように錯覚させる意図が見え見えである。

で、用件は、と聞けば、
「労働保険事務組合に委託すれば社長様も労災に加入できます。」とのこと。
これも確かに嘘ではない。
中小企業の事業主が労災に加入するには、
労働保険事務組合に委託しなければならない。
しかし、どの事務組合に委託しようが事業主の任意であるはずだ。
それを自分の所だけがやっているように思わせる手法と見た。

話を進めていくうちに、やっと本当の団体名を名乗ったので、
電話を切るや否や、
「飯田橋公共職業安定所」および「東京都社会保険労務士会」に通報し、
然るべき対応を依頼したのは言うまでも無い。


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人影が見えたら弓を緩める

2008-12-18 22:25:44 | Weblog

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自分の進む先の遠くを見ることは、
このブログでも口を酸っぱくして何度も言っていることです。
その心は、基本的には、車をまっすぐ走らせることが目的なのですが、
「前方の安全を見る」という、もっと基本的な意味も、当然あります。

自分の車線上に障害物が無いかどうかを常に見ておき、
例えば人が飛び出したような場合には、
何も考えずに、まずブレーキを踏んでください。
そう。「何も考えずに」です。

実は小生、大学時代に少しだけ弓道をかじったことがあります。
その時、最初の最初に、
「人影が見えたら、ためらわず弓を緩めなさい。」
と教わりました。
弓を引き始めた時や、あるいは「さあ矢を放とう」というタイミングでは、
弓を緩めるのに勇気が要ります。
それでも「ためらわず」に、動作を中断しなければなりません。

この話を後になって話を思い出して、
車の運転に通じるものを感じました。
「信号が青のうちに交差点を通過しよう」というようなタイミングで
アクセルを緩めてブレーキを踏むのは大変です。
でも、危険を察知したら、そうしなければ事故につながります。

アクセルを踏み込む時には、
そういう事態も想定しておく必要があるということでしょうね。


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車線の中央を走行するように

2008-12-16 23:57:55 | Weblog

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自分が車線の中央を走っているかどうかは
常に把握していてください。

一番分かりやすいのは、
まっすぐな道を走っている時に、サイドミラーで、
ラインと自車との位置関係を目で見て把握することです。
そのうちに、運転席から見える景色で
車両感覚が掴めるようになってきます。

また、アクセルを踏んでいる右足の延長に、
右前輪をイメージできるはずですから、
センターラインの概ね20cmくらい内側を
“右足”が通るようにして走行すれば良いでしょう。
ドライバーによっては、
「右前のフェンダーがセンターラインをなぞるように見える位置で」
という目標を使って走る人もいるようですが、
それでも良いと思います。

ただし、“右足”にしても“右前フェンダー”にしても、
“右”を基準に車体の位置を保持する場合には、
必ず左側をサイドミラーで見ておいてください。
当然のことですが、すべての道の車線幅が同じではありませんから、
右を合わせただけでは、
思いのほか左に寄り過ぎているなんてことも起こりますので。


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事務所の電話回線が復旧しました

2008-12-14 22:56:28 | Weblog

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パイロットアカデミーの事務所には複数の電話回線が入っていますが、
そのうち1つ(ISDNにより2回線)が不通となっていました。
※電話料金を払っていなかったわけではありません!

商売に影響するので、急ぎ原因を探ったところ、
ターミナルアダプタがお釈迦になっていたことが判明しました。
修理に出すか、この際にレンタルに切り替えるか、という選択肢もありましたが、
結局、新品を購入して来ました。
現在は既に接続も済ませ、無事に開通しています。

ここ数日の間にパイロットアカデミーの事務所に電話をくださった方、
もしかしたらずっと「お話し中」で迷惑を掛けていたかも知れません。
申し訳ありませんでした。

また、不通だった2回線のうち1本はFAXなので、
そちらに大事な連絡が入っていなかったかということも心配なのですが…


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早めに寄せてまっすぐ止まる

2008-12-12 23:22:16 | Weblog

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所内試験でも路上試験でも、ゴール地点で車を止める時には、
道路の左端に車を寄せていきますが、
さて停止してみると、
車体が斜め左に向いたままということがよく起きます。

では、車体をまっすぐ向けるには、どうしたら良かったでしょう?

そう。
「前見て加速」ですよね。

車を停止させるために左に寄るのに、
そこで加速していくのはいささか不思議な感じがしますが、
ハンドルを切っている時にブレーキを踏むと車が安定しません。
ですから、寄せた先の遠くを見つつ、
少し(少しだけです)アクセルを踏んでください。

それも、停止させることが分かったら早い段階で
(試験なら、試験官から停止を指示されたらすぐに、
まあ、とは言っても程度の問題はありますが)
左に寄っておくとその後がスムーズです。

寄せてしまえば、
後は遠くを見て車体をまっすぐに保持したまま、
ゆっくり停止目標に合わせて止めれば良いのです。


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