Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

エンジン音で半クラッチを判断しない

2010-06-30 23:22:14 | Weblog

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発進時(坂道発進を含む)における半クラッチについて、
「エンジン音が変わるのを聞いて判断しなさい」
と教わっている人は多いと思います。
しかし、そのやり方は、
試験では「空ぶかし」で減点されやすく、
また、路上走行でそんな発進をしていたら、
後続車をイライラさせるばかりですよ。
運転の実践場面で「音を聞いて発進」なんて、ナンセンスです。

事実このように教えておられる教習所様もあるので書き方が難しいのですが、
お叱りを覚悟で書かせていただくならば、
教習を始めたばかりの人なら、
そういう方法で半クラッチを作る練習をするのも良いでしょう。
でも、その段階は早いうちに卒業してください。

パイロットアカデミーでは、
音を聞くどころか、アクセルを踏まないで発進する練習をしています。
アクセルを踏まずにクラッチをつないでいき、
半クラッチを“足”で感じたら、
そこからアクセルを開いていくのです。

この練習では、当然、最初は何度かエンストします。
でも、それで良いと小生は考えます。
「ここまでクラッチペダルを上げるとエンストするんだな」
というのをつかんでもらうのも、この練習の目的の一つだからです。

練習でいっぱいエンストして、
その代わり、免許(あるいは仮免許)を取って路上に出たら、
スムーズに発進するようになっていてください。


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ブレーキ踏みっぱなしで信号待ち

2010-06-28 23:55:42 | Weblog

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信号待ちなどで停車している時は、
必ずブレーキを踏んで待っていてください。
車が自然に動き出してしまうのを防ぐだけでなく、
もし後ろから追突されても玉突きで前の車にぶつかることが無いように、
という意味もあります。

なお、赤信号が長くなりそうな場合は、
サイドブレーキを引いて、ブレーキペダルから足を離しても構いません。
が、これをやると、どうしても発進が遅れ気味になりますので、
受験生にはお勧めしません。
サイドブレーキで代用する目的は、
足が疲れないようにするだけのことだと思いますが、
試験を受けている20分程度は我慢しましょう。
余計な手間を掛けて発進出遅れの減点を被るリスクに比べ、
メリットが少なすぎますので。

ブレーキペダルを踏んで、
ギアを、AT車なら「D」に、MT車なら「ロー(1速)」に入れた状態、
すなわち、「発進体勢」で信号待ちするのが基本です。


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対向車線に遠慮なく出る

2010-06-26 23:51:50 | Weblog

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駐車車両などの障害物をよける際に、
対向車線にはみ出さなければならないことがあります。
その際に、
遠慮がちにホンの少しだけセンターラインを越えるような走り方をすると、
障害物のすぐ側を通過することになって、危険なことがあります。

ここで思い出してもらいたいのですが、
障害物回避の選択肢には3パターンがありましたよね。

1つ目は、対向車が無いとき。
対向車が無ければ、障害物との安全な間隔をあけて、
速度を変えずに回避するのが基本です。

2つ目は、対向車が来ているとき。
対向車の走行を妨害してはいけませんから、
障害物より手前で、対向車が通過するのを待ってください。
この場合、自車線内で停止することになるのが殆どだと思います。

3つ目は、対向車が明らかに譲ってくれているとき。
停まって譲ってくれたなら“第1のパターン”と同じに考えますが、
片側に寄って走ってくれているような場合。
そんな時にこそ、
少しだけセンターラインを越えて、徐行して通過してください。
はみ出す量を少なくすれば対向車を妨害せずにすみますが、
障害物との間隔を充分に取れないため、徐行しなければならないのです。

路上を走っていると、
現実には“第3のパターン”で対応することが多くなるのも事実ですが、
あくまでそれは例外処理と考えるべきです。
「対向車が無ければ行く、対向車が来ているなら待つ」
が原則なのです。

この基本に立ち戻って、
対向車が来ていないのなら、思い切って対向車線にはみ出して、
特に加速も減速もせずに、障害物を通過してください。
遠慮は要りません。
そもそも対向車が無いことが確認できたからこそ、
行く決断をしたのでしょうから。


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停止線が見えているうちに目星を

2010-06-24 23:52:38 | Weblog

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信号や横断歩道に停止線が引かれているときは、
その50cm~1mくらい手前に車を停めてください。

言っときますけど、
「ボンネットの先に停止線が見える所」で停めるのではないですよ。
普通乗用車の場合、
ドライバーから見える部分は約4~5m先の路面ですから、
そこで車を停めたのでは、手前すぎてしまいます。
ちょうど停止線の50cm~1mくらい手前に停めるには、
ドライバーから見て、
「停止線がダッシュボードの真下あたりに感じられる所」
まで車を進める必要があります。

しかし、その時点では、もう停止線は見えなくなっています。
そこまで来てから「さあ、どこで停めようか」なんて考えてもダメなのです。
まだ停止線が見えているうちに、
停止線の位置と自車の速度との関係を考えて、
どこで停めることにしようか、目星を付けておきましょう。


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歩行者が横断しようとしている時

2010-06-22 23:48:23 | Weblog

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「歩行者が横断しようとしている時は必ず一時停止して道を譲らなければならない」
学科試験でこんな問題が出たら、
答えは、○ですか? ×ですか?

「問題文中に“必ず”という字句が入っていたら“×”」というのが相場ですが、
その通り、「×」で正解です。

歩行者が“横断している時”は、
横断歩道であっても横断歩道でなくても、
その通行を妨げてはいけません。
しかし、“横断しようとしている時”に停まらなければならないのは、
「横断歩道(その付近を含む)」だけでしたよね。

たまに、横断するんだかしないんだか分からない人もいます。
でも、他ならぬ横断歩道の端に立っているのですから、
普通は“横断しようとしている”と考えるべきでしょう。
逆に、横断しないのが明らかであるときは、
停まらなくて良いということなのです。

また、横断歩道では、
対向車線側(ドライバーから見て右側)に立っている歩行者を
見落とすことがよくありますので、注意しましょう。
対向車が停まった場合はもちろんですが、
対向車が流れている場合でも、
横断しようとしている歩行者に気付いたら、停まらなければなりません。


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叩くとクリックになってしまう?

2010-06-20 23:42:02 | Weblog

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ノートPCでは、
タッチパッドを指で叩くと「クリック」になりますよね。
これは「タッピング」と呼ばれ、上手に使えば便利な機能なのですが、
邪魔に思っている人もいるようです。

例えば、カーソルを少しだけ動かしたい時に、
力加減を間違えて、思わずタッピングしてしまう人は珍しくありません。
普段からこの機能を使っている人は、
「指をゆっくり載せて、ゆっくり動かせば良い」
というのが分かっていますが、
慣れないと、つい叩いてしまうのですよね。

この話は、アクセルペダルの踏み加減についてと通じるものがあります。
アクセルも「ゆっくり載せて、ゆっくり押していく」べきなのですが、
教習を始めたばかりの人は、つい、力任せに踏み込んでしまいがちです。
特に、発進時やカーブの出口で意識して加速しようとする時に顕著です。

アクセルは、
踏み応えを確かめながら、じわーっと、押していく(叩くのでなく)
のでしたね。
タッピングにならないコツが理解できる人は
そんなイメージでアクセルペダルを踏んでみましょう。


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運転操作は“言葉”で覚えない

2010-06-18 23:59:52 | Weblog

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バックで車の向きを変えたい時、
ハンドルを右へ回せば良いのか左へ回せば良いのか、
迷ってしまう人がいますね。
前進では大丈夫でも、
後退する時には混乱してしまうようです。

バック時のハンドルを迷う人に大方あてはまる特徴として、
運転操作を“言葉”で覚えていることが挙げられるかと思います。
つまり「右折ではハンドルを“右”に回す」と言ったような。

そりゃまあ、右折だからハンドルを右に回すのは間違っていませんし、
教習でも、おそらく指導員が「右に回す」と教えたのでしょう。
それ以外に説明のしようがありませんから。
しかし、実際にハンドルを握っている人が
頭の中に「“右”に回す」という言葉を思い浮かべているのでは、
特に状況が変わったとき(例えばバックする際)即応できなくなりますよ。

ハンドルは「自分の行きたいほうに切る」ものです。
「右に向かうなら右に、左に向かうなら左に」ということ。
ここでも言葉を使って書くしかないのですが、
要は、「“あっち”に向かうならハンドルも“あっち”」なのです。
これはバックでも同じです。

ハンドルの話だけでなく運転操作すべてに当てはまりますが、
「言葉で覚えない」というのを心がけてください。
説明には言葉を介在せざるを得ませんし、
理屈を理解するには言葉を用いるのは有効なのですが、
それに頼りすぎると、実践で困ることが出てきますので、注意しましょう。


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合格おめでとうございます!

2010-06-16 18:51:01 | Weblog

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10061様

本免技能試験合格のご報告ありがとうございました。

たった2回の教習で呆気なく合格してしまいましたね。
もっとも、運転技能はできあがっていたので、
試験本番での注意点だけ指摘させていただいたものです。
もう少し早く出会っていたら、
何度も苦杯を舐めずに済んだのではないかと、今さらながら思いますね。

ともあれ仮免期限内に合格できて良かったです。
今度の免許は大事にして、
安全運転に心がけてください。

おめでとうございました!


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「傘かしげ」と車の運転

2010-06-14 23:54:50 | Weblog

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関東地方が梅雨入りしたそうです。
これから傘の季節ですね。

さて、「江戸しぐさ」の一つに「傘かしげ」というのがあります。
これは、雨の日に細い道ですれ違う際に、
お互いが自分の傘を外側に傾け、
濡れないように、あるいは、相手の傘を破らないようにしたものだそうです。

そもそも「江戸しぐさ」は社会の中で共生するための知恵なので、
「傘かしげ」も相手への配慮の気持ちから出るものですが、
その技能的な前提として、
“傘を差した自分”がどれだけの場所を占めているか、
また、どのくらい傾ければすれ違えるのか、が
分かっていないといけません。

これは、ちょうど、車で狭路コースを通過する際に、
“車体の大きさ”を体感し、
“4つのタイヤの動き”をイメージするのと
通じるものがありますね。

自分が差している傘の範囲全体が“自分”なのと同様、
自分が乗っている車まで含めて“自分”だと理解してください。
そして、その動きを自分で制御できるようになって初めて、
他人に配慮した行動が取れるのです。
それができる人にこそ、免許が与えられると言っても良いでしょう。


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パイロットアカデミーは100分教習

2010-06-12 23:59:42 | Weblog

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他の教習所様では、50分単位での教習が一般的だと思いますが、
パイロットアカデミーでは、
その倍、1コマ100分を教習の単位としています。

教習を始める時や終わる前には、
その日の教習内容の簡単な整理や教習生の疑問点に答えたりする時間が必要です。
異論はあるかも知れませんが、
少なくともパイロットアカデミーでは、こういう時間が“必要”だと考えています。

さて、そうなると、
「50分教習」では、正味30分~40分ぐらいしか練習できず、
脂が乗ってきたころには教習を終えなければなりません。
教習を効率的に進めるためには、教習時間は長めのほうが良いのです。
しかし、あまり長すぎても疲れてしまうだけですので、
「100分教習」というのは、手前味噌ながら丁度良いのではないでしょうか。

もちろん、教習料については、倍とまではいかずとも多めに頂戴しますが、
売上面での理由で教習時間を長くしているのでないことは、
ご理解いただきたいと思います。


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