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DoaU436日目_Part1_明星「評判屋のみそらーめん」

2010-05-10 17:39:01 | 食べ物
5/10(月)

By far the best proof is experience.
誰がなんと言おうと、最高の証明は経験である

1時間並んで食べたラーメンがマズかったとする。
次から、1時間も並ぼうなどとは考えなくなる。

人間とは日々の経験から学習し、それを前提として結論を出す。
イギリス経験論の祖と言えるフランシス・ベーコンはこう考えた。
確かに経験は証明である。
ただし、この経験には多分に主観が含まれる。

前提1:飯田橋のラーメン屋「青葉」はうまい
前提2:飯田橋のラーメン屋「斑鳩」はうまい
結論  :飯田橋のラーメン屋はうまい
これがベーコンの言う帰納法という考え方である。
一見、正しそうな結論だけれど、もちろん誤りである。
これは「青葉」「斑鳩」をうまいと感じる人の結論であるし、
そもそもマズくて喰えないようなラーメン屋だって存在する。

だから、帰納的に求められた結論は必ずしも真ではないのである。

あの恐ろしいシザーハンズは今日は職場へと出かける。
ようやく、木曜日にもらってきた宿題の時間である。
昨日までは表紙と1ページの半分、つまり・・・
なにもしてないも同然である。

残りの半分を画像をパクリながらせっせと作る。
表のイメージ、中身のイメージをごりごりと作って、
午前中にプラス2ページ。
ここまで作っちまえば、あとは展開とアタックリストだけ、
できたも同然である.

って、もう12時かよ、2時間以上もかかってるじゃねえか。
まあ、あと2時間もあればできる、経験的にそれはわかる。

とりあえず、昼ごはんだ、あんまりおなかはすいていないけれど。

といっても、昨日、麺屋我龍監修の冷し中華を作ったときに、
ゆで卵を1つ多めに作っておいたので、トッピングは1品できている。
あとは・・・フリーザーと野菜室を引っ掻き回す。
ああ、ニンジン、ああ、カブ、ああ、フランクフルトもどき。
切ってソテーすりゃいいんじゃね?
ニンジン1/3本を櫛切りに、カブは縦4等分に、
フランクフルトは横に半分にしてから縦に4等分に。

フライパンにオリーブオイルをひいてニンジンをまずじっくりと。
ニンジンの片面に焼き色がついたら、フランクフルトもどきを。



強めの弱火でしっかりと炒める。
フランクフルトもどきの片面に焼き色がついたら、カブを投入。



カブも片面に焼き色がついたら、乾燥ニンニクをぱらぱらと。
順次ひっくり返しながら、全面に焼き目をつける。
焼き目がついたら、バターを1片入れて風味をつける。

麺は新参者である。
1週間前、OKストアで見つけてきたのがコレである。



明星「評判屋のみそらーめん」
以前、食べた評判屋の中華そばがウマかったので、
まあ、味噌でもウマいはずと帰納法的に考えた訳である。

鍋に水500ccを入れて沸騰させて、麺を入れて2分。
麺がほぐれたら十分。



ラーメンだかスープだかさっぱりわからん見栄え。
味玉はいい感じで脱水しているし、いい醤油加減。
ニンジンとカブはしっかり甘みが出ていていい感じ。
ただ、問題は麺とスープである。
中華そばは1食50円とは思えない出来だったけれど、
これはどうしたことだ?
味噌ラーメンは一番ごまかしが効くハズなのに・・・。

帰納法とはかくも真たりえない、その検証である。
そして、テキトーな企画書もまた同様、その検証でもある。