山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

シートベルト

2007-05-09 19:19:17 | 未分類過去
8日に山陽自動車道でおきたバスとトラックの事故は悲惨だ。普通に走っていたマイクロバスに後からわき見運転の大型トラックが追突したのが原因だ。バスは衝突の衝撃をうけて、反対側にぶつかったり横転したりして窓ガラスが大部分割れて飛んでしまい、そこにきて遠心力で中の人たちが外に投げ出されるという大惨事となってしまった。
このバスに乗っていたのは2年に一度の会社の慰安旅行の人たちで、悲しくも57歳の社長さんが亡くなってしまった。この社長さんは、いつも人のことを考えて行動する人望の厚い人だったそうである。
今朝、事故直後の映像と写真をテレビで見たのだが、反対車線や道路の外など本当に遠くまで人が投げ出されてしまっていて、信じられない光景だった。
トラックの重量がバスの4倍くらいあったので、軽いバスの車体が回転するようになってしまったそうだ。バスの窓は大きいから、ガラスがなくなると、広く開いた状態となる。

しかし、ここで、もしシートベルトをしていれば、あんなにも遠くまで飛ばされなかったのではないかと感じた。テレビでもシートベルトをしていればよかったと言っていた。シートベルトをしていた運転手さんは大丈夫だったそうだ。

そこで、この間のバスの日帰り旅行を思い出したのだが、はとバスでは、シートベルトをするようにと言われたのでシートベルトをしていた。目的地に着き、立ち上がろうとしたら、シートベルトに締められていて立ち上がれなかったという目に何度かあったのだが、ベルトをしていてよかったなと思った。

この事故では、旅行会社ではなくマイクロバスを借りて乗っていたらしいので、ガイドさんがベルトを締めろということもなかったのだろう。それに、後席の人はシートベルトをするということは義務づけられてはいないのだそうだ。

ウチの夫は心配性な人間なので、車に乗るときは必ずシートベルトをしろと娘などにも言っている。あまりにもしつこく忠告するので、娘は友人たちに変な人だと思われながらも旅行で車に乗るときなどは後席でもシートベルトをしっかり締めているそうだ。

また、夫の場合、飛行機に乗っているときでも、水平飛行になってからでさえ、ゆるめにシートベルトを締めて置けという。突然乱気流になったときなど、飛び上がって天井に頭をぶつける人などもいるそうだから、トイレに行くとき以外はシートベルトをして座っていろというわけだ。

万全を期してシートベルトをするのが身の守りとなるかもしれない。

電車にはシートベルトはないが、福知山線の事故のときの話では、つり革や棒につかまっていなかった人が真っ先に飛ばされて、物に強くぶつかって致命傷を受けたそうである。つかまっていた人も結局は飛ばされてしまったが、それでも先に飛ばされた人よりも生存率が高かったというようなことを言っていた。

混んでいるとつかまるところがない場合も多いのであるが、安全のためになるべくつかまるようにしたほうがいいだろう。


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