山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

へんなやつら

2007-05-23 01:13:06 | 未分類過去
先日、頭に来たのだが、それは法事で久しぶりに姉に会ったときのことだ。
姉はあくどい人間で、昔から私を一段下に見るところがある。
結婚してからは、日常あまり顔を合わせないので、その被害に合うことはなかったのだが、それがまた再現されたということだ。

姉はなにかと私のファッションにケチをつけるのだった。
もっと襟ぐりが広い服を着たほうがいいだの、スカートは太い足を目立たせないために長いほうがいいだのとうるさい。
Tシャツの襟ぐりなんてそんなに気を遣うものですか?
たまたま会社の帰りに立寄った店でバーゲンをやっていて、5000円くらいのデザインTシャツが2000円になっていたので、よさそうなものを3枚くらい買ってきて、その中の一枚を着ていたのです。襟ぐりなんかそりゃあ、多少大き目だの小さ目だのあるでしょう。そりゃあ、自分の顔の幅や首の太さとのバランスを考えれば、一番美しく見えるカットの形とか幅とかあるんでしょうが、そんなことを深く追求して、寸分の狂いがあったらもう着ないで、絶妙に格好よく見えるものだけを着るなどということをしている人がこの世にどれだけいるでしょうか?そんな人はほとんどいないでしょう。服なんて、買ったものが多少体にぴったりしない部分があっても、特に着心地が悪くないならば、着るのが普通じゃないでしょうか。

ところが、姉は暇人で金持ちなので、毎日洋服のことばかり考えて生きているらしいのです。だから、それはそれはよく吟味して、どの店のどのメーカーが一番自分の体にフィットするとか、自分の美しさを引き立たせるとかを常に考え、高級品に目をつけておいて、足繁く通い、値下げを逃さずゲットするなど、いろいろと研究して自分に最適なものを着ているということらしいです。
だから、いきあたりばったりでその場に売っていた安物を適当に買って着て歩いている私をセンスがないとか美を追求する心がないとか、軽蔑しまくるわけです。

しかし、私から見ると姉のファッションなんか変なもんです。やたらドレスのように長いスカートをはいています。髪の毛はボリュームたっぷりの明るい茶色い長髪を名古屋巻きもどきにしたりしています。顔は真っ白に壁塗りにしています。夫に言わせると何十年も前のファッションのようだと言います。一言で行って、さわやかさや軽快さが欠けているのです。娘もそのコピーで、高級で奇抜な服を着ていますが、どこか普通じゃ在りません。二人が田舎を歩いていると一般人の中の叶姉妹のような異質さがあります。

姉があまりに私の服装をバカにするので、ついに自分はそんなに恥ずかしい格好をしているのかと思い、東京に戻ってきて街行く人たちを眺めてみました。しかし、私のような人は沢山います。一方、姉とその娘のようなファッションの人は全然いませんでした。

電話で母に「私がおかしいのではなく私は普通で、姉のほうがおかしいのだ」「姉は自分の格好を私に押し付けないでもらいたい」と伝えたところ、この母が「そうでしょう。新宿なんかに○○(姉の名前)のような人はいないでしょう」(新宿なんかには普通の人しかいないだろうという意味)と言い、「あんたは○○とスタイルも違うんだから、○○が着てステキなものでも、あんたが着て似合うはずがない。○○は長いスカートをはいてもそりゃあ格好いいけど、あんたが履いたってサマになるもんじゃない。同じものを着たってしょうがいないさ」「○○が飛鳥がセンスの悪いTシャツを着ているって言ってたけど、あんたは仕事もあって買物なんかゆっくりしてられなんだから、○○のようなわけにはいかないよ」とヌカしました。
はあ~? こりゃもうだめです。
母も昔と全然変わってない。姉が一番きれいでセンスがいいと思いこんでいるようです。

私が姉に同調できない意味がまるでわかっていない。
姉よりずっとスタイルが良い人なんか沢山いるよ。そういう人でも姉みたいな格好はしないで、普通の格好をしているもんだよ。
まったく、もう・・。

自分のほうが変な趣味をしているのに、自分の価値観やセンスが最高のものだと思って、それを人に押し付けるのはどういうものなんでしょう。
本当に迷惑です。
そして、相変らず姉にぞっこんの母にはあきれます。
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