今日は、雨に降られてしまいました。
天気が悪くなると知りながら、傘を持っていかなかったんですよね。いつも会社に置いてあった置き傘もちょうど今日にかぎって置いてなかったんです。昼ごろから降りだして帰りは本降りになっていました。しかたなく、ビニル傘を買ってさして帰りました。でも、百均の傘で小さかったので、かなり濡れてしまいました。
「雨に降られる」というのは、日本語独特の表現のようです。
それで、外国人に日本語を教えるときに必ず出てくる項目ですが、まさしく今日は「雨に降られた」状況だなあと思いました。
外国人に判りやすい受身は、「殴られた」「押された」「お金を取られた」など、直接何かをされた場合ですが、人が直接に自分や自分の所有物に何かをしたわけでもないのに、人がしたことで間接的に自分に悪い影響が及ぶものとなると、ちょっとなじみにくいようです。
「こんなところに物を置かれてはじゃまだ」「目をつけていた品物を先に買われてしまった」など、人がしたことで自分に被害が及ぶときの言い方を「迷惑の受身」と言って、外国人に日本語を教えるときの定番です。
これなら、まだわかりますが、「雨に降られる」などと、自然現象を受身で言うというのが外国人にとっては不思議なようです。
受身形を使わない国もあるようです。たとえば韓国人などは使わないそうで、日本語の受身表現は難しいと聞いたことがあります。
日本語で「(私は)彼に殴られて痛かった。」というところ、「彼が私を殴り、私は痛かった。」というように表現するのが普通の国があるのでしょう。
外国人から、なんでわざわざ受身で言うのかと聞かれたことがありますが、日本語はこのように主語が1つですむところが非常に便利ですね。
また、「朝早く来られると迷惑だ」「遅くまでいられて勉強ができなかった」「前の席に座られてしまって全然見えなかった」など、いやだなあという気持ちが表わせる点でも便利ですね。
日本語を教えるために、こういう分類ができるようになったのは、無意識に使っている日本語を再認識でき、頭が整理されてよかったといえます。
・・・などということを思った今日でした。
今はもう空は晴れて、月と星が出ていますよ~
天気が悪くなると知りながら、傘を持っていかなかったんですよね。いつも会社に置いてあった置き傘もちょうど今日にかぎって置いてなかったんです。昼ごろから降りだして帰りは本降りになっていました。しかたなく、ビニル傘を買ってさして帰りました。でも、百均の傘で小さかったので、かなり濡れてしまいました。
「雨に降られる」というのは、日本語独特の表現のようです。
それで、外国人に日本語を教えるときに必ず出てくる項目ですが、まさしく今日は「雨に降られた」状況だなあと思いました。
外国人に判りやすい受身は、「殴られた」「押された」「お金を取られた」など、直接何かをされた場合ですが、人が直接に自分や自分の所有物に何かをしたわけでもないのに、人がしたことで間接的に自分に悪い影響が及ぶものとなると、ちょっとなじみにくいようです。
「こんなところに物を置かれてはじゃまだ」「目をつけていた品物を先に買われてしまった」など、人がしたことで自分に被害が及ぶときの言い方を「迷惑の受身」と言って、外国人に日本語を教えるときの定番です。
これなら、まだわかりますが、「雨に降られる」などと、自然現象を受身で言うというのが外国人にとっては不思議なようです。
受身形を使わない国もあるようです。たとえば韓国人などは使わないそうで、日本語の受身表現は難しいと聞いたことがあります。
日本語で「(私は)彼に殴られて痛かった。」というところ、「彼が私を殴り、私は痛かった。」というように表現するのが普通の国があるのでしょう。
外国人から、なんでわざわざ受身で言うのかと聞かれたことがありますが、日本語はこのように主語が1つですむところが非常に便利ですね。
また、「朝早く来られると迷惑だ」「遅くまでいられて勉強ができなかった」「前の席に座られてしまって全然見えなかった」など、いやだなあという気持ちが表わせる点でも便利ですね。
日本語を教えるために、こういう分類ができるようになったのは、無意識に使っている日本語を再認識でき、頭が整理されてよかったといえます。
・・・などということを思った今日でした。
今はもう空は晴れて、月と星が出ていますよ~