山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

もし男だったら

2007-05-15 23:50:45 | 未分類過去
もし、男だったらどんな職業についていただろうか?とふと考える。
長女が就職活動を終えたが、今は男女平等で女子も総合職などを目指すようになっているものの、職業によって男女比の特徴があるようである。
ホテル・観光・旅行・サービスなどを志望する人は、どうも女子が多いらしい。そして、大学の経済学部の男子学生などは、旅行などが好きだとは言っても、そういう職業を本当に選ぶのはごく一部で、大部分が銀行・証券会社・保険会社、安定した大手の会社を選ぶ人が多いようだ。
今、テレビドラマで「ホテリア」をやっているが、ホテルの仕事も楽しそうだなと思うものの、男性となればシェフなどの職人以外は、支配人・総支配人などと出世していくほかにあまり道は開けないというかんじである。やはりホテルマンというのは若いうちが華という風で、フロントなどにも中年のおじさんが並んでいるなどということはないのだから、熟年になってからの活躍は保証できない。旅行会社の添乗員などもそう長くはつづくものではなく、やはり30代までという感がある。その後は管理職になる人もいるだろうが、転職する人も多そうである。将来の生活の安定などを置いといて本当に好きというだけで旅行会社やホテルなどを選ぶ男性は少ないといえるだろう。ある方向からみると、そういう人は将来をちゃんと考えていないのではないかとさえ思われてしまう。
一般的に、週休二日制で労働条件がよく、安定した収入が得られ、福利厚生も行き届いているという職業が選ばれるわけだ。
一方、女性の場合、男女平等とは言っても、やはり自分が一生働いて家庭を支えていくという男子ほどの覚悟はない。だから、数年間好きな仕事について好奇心を満たし、その後のことはその時に考えようという気分で就職する人も多そうだ。

私自身、自分を考えると、女子だから選んだ道だったことに間違いはない。短大で文学を勉強したい。特に仕事との直結は考えていないが、卒業したらどこかに勤める。できれば図書館司書になりたいが、好きな出版関係の会社に勤めたい。そんな考えは、男性だったら絶対にしなかっただろう。男性で「文学部」に進むということはかなり抵抗がありそうだ。

じゃあ、何になっていたかなあ?

私は国語と理科・数学が得意なほうで、社会と英語が苦手だったので、総合的に文系理系のかたよりがなかった。どちらかというと国立大向きだった。もし男だったら、趣味や好みは排除して、おそらく国立大学を目指していただろうと思う。実際、高校のときは公立大学の受験を検討したこともあった。
特に、なりたい職業もなかったが、男だったらどんな職業があるかもっと真剣に調べていただろうと思う。誰かにアドバイスされれば全然別の道に目を向けていたかもしれない。

今、思うに、私は男だったら理系の大学を出て「弁理士」になればよかったのではないかと思っている。でも、若い頃は理系に進むことは考えたこともなかったし、弁理士などという職業があることさえ知らなかった。今のように知財立国などということが話題にもなっていなかったし、田舎ではそんな仕事が注目されることはなかった。
まあ、もし目指していたとしても、苦手な英語と法律の勉強には悩まされたことだろう。同様に、「弁護士」などもあこがれるが自分自身の現実とは結びつかない雲の上の職業のようだった。でも、男だったら中学のころから気合を入れて勉強していたかもしれない。

現実的なところでは公務員くらいだろうか。
やはり男でも自分の好きな文学系の大学に進んだとしたら、出版社や新聞社をいくつか受験していただろうと思う。
結局のところ、私が入社した出版社の男性社員になり、今もそこに勤め続けていたと考えるのが、私の男版人生かなと思う。
新聞記者とかジャーナリストってのもあったかな?
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ボツリヌス療法?

2007-05-15 00:40:28 | 未分類過去
テリー伊藤さんが、治らないと思っていた怪我の後遺症である斜視が治るとのことでこのたび手術したそうである。テリーさんがサンジャポで言っていたことには、左目は外側に55度も向いていて、しかも何十年もたち大人になってからの手術なので、完全には治らない可能性が高いそうだが、ある程度はよくなる見込みだそうだ。右目だけが見える眼帯のテリーさんはいつになく優しい表情に見えた。

確かに、生まれつきの斜視は、私が子どもの頃の時代には治らないものだったが、今の子はみな治せるようになっている。様々な怪我の後遺症なども形成外科などでかなり治せるようになり治療法が発達した。

「治らないと思っていたものが医学の進歩によって治るようになっていた」

ふ~ん、そんなこともあるのか、と思った。

それでは、私の顔はどうだろうか。
私の顔面神経麻痺の後遺症は目と口の共同運動である。目と口への神経は根元が一緒で非常に近いところにあるために、麻痺した神経が再生する時に混線してつながってしまい、口をあけると目が閉じるというような動きをするようになってしまう。
こんな後遺症になってしまったのは、がんばって無理に筋肉を動かしリハビリをしすぎたせいかもしれないし、針治療をしたのも悪かったのかもしれない。そんなこともこの10年くらいのうちに判ってきたことらしい。

この共同運動を止めるには、混線した神経を切り離す方法があるが、これは外科的手術で専門医のかなり高度な技術を要するものらしく、あまり勧められるものではないようだ。

ネットでいろいろ検索していたら、注射1本で症状を3~4か月とめることができる「ボツリヌス療法」というのがあることがわかった。
ボツリヌス菌というのは食中毒を起こすと死に至るような猛毒の菌で有名だが、これをほんの少量注射すると緊張している筋肉の緊張が止まり、痙攣や共同運動が止まるのだという。
3~4ヶ月すると効力が消えるので、繰り返し注射をすればよいそうである。これならば、外来でできるし、安全で簡単で効果のあるお勧めの方法らしい。

この治療を行っている病院を探し始めると、そうたくさんはなさそうだったが、高田馬場にある眼科クリニックが見つかった。目の痙攣の人の治療によく使われてているそうである。
いってみようかな~などと思った。

ところで、別のサイトで調べてみると、なんとこの治療の費用であるが、注射1本3万円なのだそうだ。これで3~4ヶ月の効力となると、1ヶ月あたり1万円ということになる。
注射は保険で150円くらいだそうだが、ボツリヌス菌の注射液が3万なんだそうだ。

や~めた!

顔はこのままで、おいしいものでも食べたほうがいいや。
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