もし、男だったらどんな職業についていただろうか?とふと考える。
長女が就職活動を終えたが、今は男女平等で女子も総合職などを目指すようになっているものの、職業によって男女比の特徴があるようである。
ホテル・観光・旅行・サービスなどを志望する人は、どうも女子が多いらしい。そして、大学の経済学部の男子学生などは、旅行などが好きだとは言っても、そういう職業を本当に選ぶのはごく一部で、大部分が銀行・証券会社・保険会社、安定した大手の会社を選ぶ人が多いようだ。
今、テレビドラマで「ホテリア」をやっているが、ホテルの仕事も楽しそうだなと思うものの、男性となればシェフなどの職人以外は、支配人・総支配人などと出世していくほかにあまり道は開けないというかんじである。やはりホテルマンというのは若いうちが華という風で、フロントなどにも中年のおじさんが並んでいるなどということはないのだから、熟年になってからの活躍は保証できない。旅行会社の添乗員などもそう長くはつづくものではなく、やはり30代までという感がある。その後は管理職になる人もいるだろうが、転職する人も多そうである。将来の生活の安定などを置いといて本当に好きというだけで旅行会社やホテルなどを選ぶ男性は少ないといえるだろう。ある方向からみると、そういう人は将来をちゃんと考えていないのではないかとさえ思われてしまう。
一般的に、週休二日制で労働条件がよく、安定した収入が得られ、福利厚生も行き届いているという職業が選ばれるわけだ。
一方、女性の場合、男女平等とは言っても、やはり自分が一生働いて家庭を支えていくという男子ほどの覚悟はない。だから、数年間好きな仕事について好奇心を満たし、その後のことはその時に考えようという気分で就職する人も多そうだ。
私自身、自分を考えると、女子だから選んだ道だったことに間違いはない。短大で文学を勉強したい。特に仕事との直結は考えていないが、卒業したらどこかに勤める。できれば図書館司書になりたいが、好きな出版関係の会社に勤めたい。そんな考えは、男性だったら絶対にしなかっただろう。男性で「文学部」に進むということはかなり抵抗がありそうだ。
じゃあ、何になっていたかなあ?
私は国語と理科・数学が得意なほうで、社会と英語が苦手だったので、総合的に文系理系のかたよりがなかった。どちらかというと国立大向きだった。もし男だったら、趣味や好みは排除して、おそらく国立大学を目指していただろうと思う。実際、高校のときは公立大学の受験を検討したこともあった。
特に、なりたい職業もなかったが、男だったらどんな職業があるかもっと真剣に調べていただろうと思う。誰かにアドバイスされれば全然別の道に目を向けていたかもしれない。
今、思うに、私は男だったら理系の大学を出て「弁理士」になればよかったのではないかと思っている。でも、若い頃は理系に進むことは考えたこともなかったし、弁理士などという職業があることさえ知らなかった。今のように知財立国などということが話題にもなっていなかったし、田舎ではそんな仕事が注目されることはなかった。
まあ、もし目指していたとしても、苦手な英語と法律の勉強には悩まされたことだろう。同様に、「弁護士」などもあこがれるが自分自身の現実とは結びつかない雲の上の職業のようだった。でも、男だったら中学のころから気合を入れて勉強していたかもしれない。
現実的なところでは公務員くらいだろうか。
やはり男でも自分の好きな文学系の大学に進んだとしたら、出版社や新聞社をいくつか受験していただろうと思う。
結局のところ、私が入社した出版社の男性社員になり、今もそこに勤め続けていたと考えるのが、私の男版人生かなと思う。
新聞記者とかジャーナリストってのもあったかな?
長女が就職活動を終えたが、今は男女平等で女子も総合職などを目指すようになっているものの、職業によって男女比の特徴があるようである。
ホテル・観光・旅行・サービスなどを志望する人は、どうも女子が多いらしい。そして、大学の経済学部の男子学生などは、旅行などが好きだとは言っても、そういう職業を本当に選ぶのはごく一部で、大部分が銀行・証券会社・保険会社、安定した大手の会社を選ぶ人が多いようだ。
今、テレビドラマで「ホテリア」をやっているが、ホテルの仕事も楽しそうだなと思うものの、男性となればシェフなどの職人以外は、支配人・総支配人などと出世していくほかにあまり道は開けないというかんじである。やはりホテルマンというのは若いうちが華という風で、フロントなどにも中年のおじさんが並んでいるなどということはないのだから、熟年になってからの活躍は保証できない。旅行会社の添乗員などもそう長くはつづくものではなく、やはり30代までという感がある。その後は管理職になる人もいるだろうが、転職する人も多そうである。将来の生活の安定などを置いといて本当に好きというだけで旅行会社やホテルなどを選ぶ男性は少ないといえるだろう。ある方向からみると、そういう人は将来をちゃんと考えていないのではないかとさえ思われてしまう。
一般的に、週休二日制で労働条件がよく、安定した収入が得られ、福利厚生も行き届いているという職業が選ばれるわけだ。
一方、女性の場合、男女平等とは言っても、やはり自分が一生働いて家庭を支えていくという男子ほどの覚悟はない。だから、数年間好きな仕事について好奇心を満たし、その後のことはその時に考えようという気分で就職する人も多そうだ。
私自身、自分を考えると、女子だから選んだ道だったことに間違いはない。短大で文学を勉強したい。特に仕事との直結は考えていないが、卒業したらどこかに勤める。できれば図書館司書になりたいが、好きな出版関係の会社に勤めたい。そんな考えは、男性だったら絶対にしなかっただろう。男性で「文学部」に進むということはかなり抵抗がありそうだ。
じゃあ、何になっていたかなあ?
私は国語と理科・数学が得意なほうで、社会と英語が苦手だったので、総合的に文系理系のかたよりがなかった。どちらかというと国立大向きだった。もし男だったら、趣味や好みは排除して、おそらく国立大学を目指していただろうと思う。実際、高校のときは公立大学の受験を検討したこともあった。
特に、なりたい職業もなかったが、男だったらどんな職業があるかもっと真剣に調べていただろうと思う。誰かにアドバイスされれば全然別の道に目を向けていたかもしれない。
今、思うに、私は男だったら理系の大学を出て「弁理士」になればよかったのではないかと思っている。でも、若い頃は理系に進むことは考えたこともなかったし、弁理士などという職業があることさえ知らなかった。今のように知財立国などということが話題にもなっていなかったし、田舎ではそんな仕事が注目されることはなかった。
まあ、もし目指していたとしても、苦手な英語と法律の勉強には悩まされたことだろう。同様に、「弁護士」などもあこがれるが自分自身の現実とは結びつかない雲の上の職業のようだった。でも、男だったら中学のころから気合を入れて勉強していたかもしれない。
現実的なところでは公務員くらいだろうか。
やはり男でも自分の好きな文学系の大学に進んだとしたら、出版社や新聞社をいくつか受験していただろうと思う。
結局のところ、私が入社した出版社の男性社員になり、今もそこに勤め続けていたと考えるのが、私の男版人生かなと思う。
新聞記者とかジャーナリストってのもあったかな?