山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

「投降」という言葉

2007-05-22 20:36:43 | 未分類過去
たてこもり犯がやっと銃を置いて警察の前に出てきたときに、「トウコウした」とテレビで言っていました。
・・・犯人がトウコウしました。・・・
「はっ?トウコウって何?」
「なんだよ、トウコウも知らないの?バカじゃない?」と夫。

なんとなく、「抵抗するのをやめて出てきた」という意味だろうとはわかるが、
トウコウのコウは降参の降だろうとは思うものの、
じゃあ、トウコウのトウって何だろうか?と思った。
「何、トウコウって?どういう字を書くの?」と夫に聞くが、
「トウコウだよ。そんな言葉も知らないなんて、恥をかくぞ」
夫は、いつもそのように私に向って言うが、肝心な質問には答えたためしがないのだ。
まったく、むしゃくしゃする。

夫では話にならないので辞書を引く。
「投降」・・・敵に降参すること。やってきて降伏すること。
この場合、「投げる」とは、何かに向って物などを投げるのではなく、放棄するという意味かな? 今まで取っていた姿勢や目的を放棄するってことだろうか?
それとも自分自身を投げるってことだろうか?などと思う。
新字源で調べると、
「投」は、「なげだす」「やめる」「あきらめる」という意味もあるようだ。
とにかく、この言葉は今回の事件で初めて聞いた。

ところが、世の中の人間、マスコミの人間など若い者まで、最初からこんな言葉を知っているがごとくに使っているではないか!
ウソだろ、本当に知っていたのか?

男は戦闘的な漫画や映画でも見ていて知っているのだろうか?
夫の場合は、きっと年をとっているから、戦争の映画なんか見ていて知っていたに違いない。
あるいは、大昔のたてこもり事件などでそんな言葉が使われたのかもしれない。

今後も滅多に使わない言葉だとは思うけど、47歳にして初めて覚えた。

登校 投稿 そして、 投降

おかしなことに「投稿」と書くべきところを「投降」と誤変換されているブログ記事が非常に多い。
「記事を投降する」「携帯から投降する」などとなっている。 
この事件の影響だろう。
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