免許1年がたったところで、また、高速教習を受けてきた。
何度受けるんだよと、あきれ果てる人がいるかもしれないけど、どうにも、ひとりで高速を走る勇気がでなかったのだ。一度、高速教習したことがあるけれど、本当に自分一人で合流できるのかな?と不安だし、出口の場所わかるのかな、とか、心配でならなかったのだ。
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1度目の高速教習12月17日の記事)
そんなときに、ある学校で、首都高速のペーパードライバー教習をしていることを知り、それを受けようと思って申し込んだのだが、結局、近隣道路で普通車の運転に慣れたところで、中央道を走ることにした。首都高速はベテランでも怖い道路のようだ。それよりも、もう一度中央道を走って自信をつけたほうがいいという結論に至った。そうすれば、相模湖や山梨のほうにドライブに行くことができる。
それで、調布インターから入って、八王子の第一インターで降りて八王子バイパスと言うのを走り、また高速に入って戻ってきた。
ちょうど2時間の運転。今日は、平日のため、甲州街道や八王子バイパスは大型トラックが多くて緊張したが、高速はあっけなく単調に終わった。出入りも簡単だった。
合流は思うほど難しくないのだそうだ。本線のクルマは、ある程度の車間距離を取って走っているからかもしれない。
今日の先生からは、あまり運転に関するコメントはなかった。それは、2度目だからだろうか。
最初に受けた別の学校の先生からは、高速を走りながら、色々と細かいことを教わったが、そういうことが既にできているからなのか、特に言及がない。先生の特徴でもあるのかも。
最初の教習のことを思いだすと、入口の料金所のところで他の車も行きたい方に進んでくるので、意外に危ないから、注意が必要とのことだった。そこで、周囲にも目を配りながら進んだ。
合流するときの加速は、以前の教習で「アクセルいっぱい踏んで」と言われて踏んだが、今回は無意識にアクセルを踏んでいた。あとで速度は大丈夫だったのかな、と思って先生に聞いたら、そんな程度でよかったとのことだ。
今回、ちょっと物足りなかったのは、高速道路で1度も車線変更をしなかったことである。1度目の高速教習のときには、前のクルマに追いついたところで、後方確認をして車線変更をし、追い抜いたら、ルームミラーに追い抜いたクルマ全体が映っているのを確認してから戻るというのを何回か体験させてもらった。
さらに、サービスエリアに入って駐車をし、トイレ休憩をとって、缶コーヒーをごちそうになり、高速道路の地図をもらって説明を受けてから、また本線に合流する練習をしたので、色々盛りだくさんだった。
サービスエリアでは、クルマを出しやすい場所に駐車するのがよい。歩行者や他のクルマがよく通路を通るので、バックしなければ出せない位置ではなく、後ろから入って前に出られる場所を選ぶのが賢明だ。と以前の先生が言っていた。今回はサービスエリアはなし。
というのも、以前は最初にサービスエリアに寄り、八王子第二インターで降りたら、すぐにUターンしてまた高速に入り戻ってきたのだが、今回は八王子第一インターを降りて、八王子バイパスを走ったところ、かなり渋滞していたため、帰りにサービスエリアに寄る時間は無かったと言える。
また、車線変更の練習がなかったのは、この学校では普通の教習生も必ず高速教習をしているそうなので、その基本的な内容になっているのかもしれない。
しかし、卒業校の高速シミュレーション教習でも、追い抜きやサービスエリアの駐車はあったので、高速教習にはつきものなのではという疑問も残る。
以前の別の学校の高速教習は、普段はシミュレーションなのだそうだが、私のペーパードライバー用高速教習はベテランの先生が適当に内容を取り計らってやってくれたようだった。どういうことをするとさらに技術がアップするということをよく考えていてくれたように思う。
合流地点に近づいたら、入って来る車がいるので、できれば追い越し車線の方に移っていたほうがよいとも言っていた。車間距離を測る道路の表示についても、以前の先生は教えてくれた。
そういう細かいことを教えるのか、いろいろなことをその場でやらせるのか、あるいは、基本的な最低限のことだけに徹するのか、そのあたりは、生徒の状態や、ものを教えるときの判断によるのだろうが、先生によってかなり違いがでてくるものだ。
今回2度目の教習を受けたことで、1度目に教わったことをよく思い出すことができた。
また、今回は、以前と同じ区間を走りながらも、入口が別方向からだったし、出口も違い、走ったことのない八王子バイパス等の八王子市内の道が走れたのはよかった。
前回は必死にハンドルを握っていて、先生に力を抜くよう、ハンドルを押すように手を当てることなど教えられたけど、今回はそんな緊張もしていなかったようだ。
高速道路で車線変更はしなかったけど、もしするとすればできるかできないかというタイミングは自分でミラーを見て想像することができた。
とりあえず、中央道に調布から入ることはできそうである。道も覚えた。
近いうちに走りたいと思う。