本日の讀賣新聞から選んだ記事は「家計」の紙面にある「ブランド列伝」より
ハウス食品 「バーモントカレー」についてだ。
バーモントカレーと言えば、「リンゴとハチミツ」。日本全国誰でも知っているのではないだろうか。
このカレー、記事によると、発売は1963年とのこと。当時は、辛いからこそカレーであり、ハウス食品は、印度カレーなどで売り上げトップの座を占めていたが、子供中心の食卓になりつつある時代の中、カレーを「大人の食べ物」から脱皮させるため、辛さを抑えた新商品を開発することにしたそうだ。
バーモントカレーは、アメリカ北東部のバーモント州に、リンゴ酢とハチミツが使われる健康法があることからヒントを得たとのこと。誰でも抵抗なく食べられるカレーとして多くの試作品が作られ、マイルドな味が生まれた。
包装は、リンゴとミツバチとカレーライスの写真があしらわれ、当時としては斬新だった。
発売から10年後の1973年には、旬のアイドル、西条秀樹さんのCMで一気に人気を高めた。その後、好みに合わせられるよう「辛口」「中辛」などの種類を増やした。
今春には21年ぶりに製法を見直し、コクと香りを高めながらも油脂を10%減らし、カロリーを6%下げたのだそうだ。
現在は、アメリカや韓国など70か国に輸出し、2004年には中国で現地生産を始めた。中国ではルーの色合いを黄色くして、中国の香辛料を混ぜ合わせ風味を中国向けに調整しているとのこと。
ハウスは2013年に創業100周年、バーモントカレー発売50周年を迎える。
私観
1963年と言えば、ちょうど私が生まれて、育つ時代であり、私が子どもの頃は、カレーと言えばハウスバーモントカレーだったと思う。当時は、他のメーカーのカレーはあまりおいしくないというイメージがあった。
しかし、その後、S&Bやグリコ等の会社からもだんだん良い製品が出始め、ハウスもバーモントのみならず他の製品がでてくると、バーモントカレーは、ちょっとカレーとしては物足りないような、古い味付けであるような感じがし始めた。どちらかというと、辛さより塩気を感じたりして、他の製品を選ぶようになった。
私が夫と結婚すると、夫はカレーにはリンゴとハチミツを入れるとよいと主張し、バーモントカレーではないカレールーにすったリンゴとハチミツを入れて、味をまろやかにするというのを好んだ。これも、バーモントカレーの影響ではなかろうか。最近は面倒臭いので、そのようなことはしていない。
我が家の子どもが小さい頃には、子供向けに「カレーの王子様」などがでていた。これはS&Bなので、ハウスはちょっとやられた感じかもしれない。「王子様」はなかなか命名がよい。
夫は、ハウス・ザ・カリーが好きなので、それを買うことが多いが、別のカレーをミックスして作ることも多い。バーモントカレーはめったに買わないが、たまに懐かしく感じることがある。
ハウスでは、「こくまろカレー」がよくセールになっている。これはS&Bの「とろけるカレー」とパッケージや名前のイメージが似ていて、どっちがどっちだか、よくわからなかったりする。
S&Bでは「地中海カレー」というのが、名前がおいしそうな感じがする。
その他に、よく買うのは、「直火造り横濱舶来亭こだわりの中辛」というフレーク状のカレーだが、メーカーを見てみるとエバラだった。フレーク状なので量の調節がしやすいので気に入っている。
食品会社としては「ハウス」は戦略的によさそうですね。
カレーのブランド力は、やはり1位でしょう。
ハウス食品 「バーモントカレー」についてだ。
バーモントカレーと言えば、「リンゴとハチミツ」。日本全国誰でも知っているのではないだろうか。
このカレー、記事によると、発売は1963年とのこと。当時は、辛いからこそカレーであり、ハウス食品は、印度カレーなどで売り上げトップの座を占めていたが、子供中心の食卓になりつつある時代の中、カレーを「大人の食べ物」から脱皮させるため、辛さを抑えた新商品を開発することにしたそうだ。
バーモントカレーは、アメリカ北東部のバーモント州に、リンゴ酢とハチミツが使われる健康法があることからヒントを得たとのこと。誰でも抵抗なく食べられるカレーとして多くの試作品が作られ、マイルドな味が生まれた。
包装は、リンゴとミツバチとカレーライスの写真があしらわれ、当時としては斬新だった。
発売から10年後の1973年には、旬のアイドル、西条秀樹さんのCMで一気に人気を高めた。その後、好みに合わせられるよう「辛口」「中辛」などの種類を増やした。
今春には21年ぶりに製法を見直し、コクと香りを高めながらも油脂を10%減らし、カロリーを6%下げたのだそうだ。
現在は、アメリカや韓国など70か国に輸出し、2004年には中国で現地生産を始めた。中国ではルーの色合いを黄色くして、中国の香辛料を混ぜ合わせ風味を中国向けに調整しているとのこと。
ハウスは2013年に創業100周年、バーモントカレー発売50周年を迎える。
私観
1963年と言えば、ちょうど私が生まれて、育つ時代であり、私が子どもの頃は、カレーと言えばハウスバーモントカレーだったと思う。当時は、他のメーカーのカレーはあまりおいしくないというイメージがあった。
しかし、その後、S&Bやグリコ等の会社からもだんだん良い製品が出始め、ハウスもバーモントのみならず他の製品がでてくると、バーモントカレーは、ちょっとカレーとしては物足りないような、古い味付けであるような感じがし始めた。どちらかというと、辛さより塩気を感じたりして、他の製品を選ぶようになった。
私が夫と結婚すると、夫はカレーにはリンゴとハチミツを入れるとよいと主張し、バーモントカレーではないカレールーにすったリンゴとハチミツを入れて、味をまろやかにするというのを好んだ。これも、バーモントカレーの影響ではなかろうか。最近は面倒臭いので、そのようなことはしていない。
我が家の子どもが小さい頃には、子供向けに「カレーの王子様」などがでていた。これはS&Bなので、ハウスはちょっとやられた感じかもしれない。「王子様」はなかなか命名がよい。
夫は、ハウス・ザ・カリーが好きなので、それを買うことが多いが、別のカレーをミックスして作ることも多い。バーモントカレーはめったに買わないが、たまに懐かしく感じることがある。
ハウスでは、「こくまろカレー」がよくセールになっている。これはS&Bの「とろけるカレー」とパッケージや名前のイメージが似ていて、どっちがどっちだか、よくわからなかったりする。
S&Bでは「地中海カレー」というのが、名前がおいしそうな感じがする。
その他に、よく買うのは、「直火造り横濱舶来亭こだわりの中辛」というフレーク状のカレーだが、メーカーを見てみるとエバラだった。フレーク状なので量の調節がしやすいので気に入っている。
食品会社としては「ハウス」は戦略的によさそうですね。
カレーのブランド力は、やはり1位でしょう。