この道は昨年の飛騨高山の旅でも走った道路です。
昨年は、上から下に下って行きましたが、今年はまず下から上に向かいました。
それで、この道路は国道158号線らしいですが、地図で確認すると、松本市から上高地のほうに登っていくのです。松本市には「新島々」と言う駅があり、電車はそこまでなのだそうです。
今年はガイドさんがいたので、色々説明してもらったため、そこに電車の駅があることもわかりました。そして、そこから登って行く途中に3つのダムがあります。
稲核ダム、水殿ダム、奈川渡ダムです。
それで、この写真がたぶん奈川渡ダムだと思います。
以前書いた道の駅「風穴の里」のあるところが水殿ダムだったのですが、道の駅は道路の反対側でダム湖は見えませんでした。
相変わらずバスの運転手さんは運転がうまい。そう、運転手さんは誰でもうまい。うまいのが普通なんですね。昨年ほどびっくりしなくなりました。
ところで、実は、今年の旅は「黒部ダム」に行く予定で、旅行会社に予約を入れてあったのです。ところが、1週間前になって急に、黒部のケーブルカーが故障して直らず、ダムを見ることはできないという連絡がきました。それで、急遽別の旅行に変更したのでした。
黒部ダムは昨年も申し込んでて、私が免許取得で忙しかったこともあり、インフルエンザ流行もあって、キャンセルしたんだったと思います。黒部ダムはどうも縁がないのかな。それで、さらにいつだったか上高地の旅行に申し込んであった時は、台風が接近して、それも直前でキャンセルしたので、今年はそのとき行けなかった上高地のほうに夫が申し込んだのです。
昨年行った飛騨方面と近いので、あんまり新鮮味がないかなと思ったのですが、それが意外によかったですね。地域が近いので、道も同じ道路を走ることがおおかったですが、再確認できたのもよかったです。
それで、きっと黒部ダムってのは、もっとすごく大きくて、比べものにならないくらい立派なんだろうと思うけど、まあ、この奈川渡ダムもダムのうちなので、ダムはこれで間に合わせることにします。
国道158号線。どんどん登って行くと、釜トンネルがあります。このトンネルが、昨年びっくりしたトンネルで、中がカーブしていて前方が見えず、対向車とぶつからないように時々クラクションを鳴らすというすごいトンネルでした。そして、その先が安房トンネル。こちらは安房峠を登らなくても短時間で峠を通過できるようになった貴重な新しいトンネルですね。
上高地には、安房トンネルは通らず釜トンネルの先を北へ進んだようです。ここはマイカー規制区域。
そしていよいよ最初の目的地、大正池へ。