山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

中高年の雇用

2012-01-13 18:11:43 | 日記
実は、我が家では私だけではなく、夫も雇用の危機にさらされている。夫は月給制だが、1年区切りの契約であり、次回の更新はできそうもないということである。だから、転職先を探さなくてはならない。しかし、60歳を過ぎると、本当になかなか仕事は見つからない。

「中高年求人」というキーワードでネット検索してみた。多いのは歩合制の営業マンだ。1つ契約をとると何パーセントの報酬、という形式である。契約を取らなければ収入は見込めない。しかも、何を売るんだか、わけのわからない会社も多い。歩きに歩きまわって靴と背広をよれよれにし、ついには、ぶっ倒れそうだ。

セレモニーホール。要するに葬儀屋さんの仕事。

セルフガソリンスタンドの見張り。(深夜中心)
お客さんが、間違ったことをしないか見ている仕事。危険物取扱いの専門資格が必要らしいが、そんな資格があって、しかも夜間を徹しての仕事だというのに、時給は安い。
ガソリンスタンドの求人はすごく多いのだが、働く人がいないのだろう。

運送。トラックの運転。

ちょっと見たところ、こんな求人が目立った。

若者対象とはちょっと違う。かなり過酷なものが多い。営業にしろ、運転にしろ、経験を積んでいないと出来ない様な仕事だ。葬儀屋さんだって、一通りの社会人人生を過ごした良識のある人でなくては出来ないだろう。ガソリンスタンドなどでも、居眠りなどせず真面目に監視できる人でなくてはならないし、いざという時に判断のできる人間でなくてはならない。だから、若者には任せられない仕事なのだろう。
中高年向けの仕事は、肉体的も精神的もかなりきついようである。

男性の中高年求人はこんなものだが、女性の場合は、保険のおばさんくらいだろう。

ついに、消費税が上がるようだけど、消費税上げるなら、雇用をなんとかしてください。仕事さえあれば、いっぱい働いて稼いで、物を買って、消費税も払います。
働くところが無く、年金も繰り下げで出ず、収入がなければ、何も買えません。

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う~ん

2012-01-12 23:00:43 | 日記
必要なのは、やはりパソコンスキルだろう。今日は会社で、エクセルのプルダウン機能をいじっていたのだが、辞めた同僚が作ったフォームの中で、選択肢の語句を増やす程度のことはできたのだが、そのほか、いろいろと思うようにできないことがあって、悪戦苦闘していた。
幸い、仕事が暇なのでそんなこともしていられるが、転職するにしても今の会社で続けるにしても、パソコンスキルが足りないと感じる。
そこで、帰宅してから、適当なパソコン教室がないかと探したのであるが、やはり学費がかなりかかることがわかった。収入も減った上に学費を払うのはきつい。しかし、自分に投資ししないと、どうにもならないか・・・。

仕事は、派遣会社に登録しようとしているのだが、派遣会社というのもいくつもあって、何が何だかわからない。とりあえず、就職で一番有名な感じのところに仮登録し、近々本登録に足を運ぶ日程を予約しておいた。
求人記事をみていると「若手が活躍しています」「平均年齢35歳」などというキャッチフレーズによく出くわす。そういうところは、そのくらいの年齢層を求めているのだということがわかるから、私のようなものはお呼びではないなと思う。
どこかに、「50代が活躍」などというフレーズはないのだろうか?・・・あるわけないなあ。
「中高年が多数活躍しています」なんてね。ないよなあ・・・

今の職場、いい職場だけど、月収が10万を切ってしまったというのが、致命的。
やっぱり、フルタイムで働けるところを探さなくては。

楽をしていて収入が得られるわけないんだ。
あと10年くらい、ばりばり働かないとね。
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危機感がなかった

2012-01-12 00:19:35 | 日記
この7年、安定した職場が得られ、そこを安住の地とし、安心しすぎていたと思います。
本当に恵まれていた。実際、今でも恵まれているのだろうと思います。
この職場は、陰湿ないじめとか、人間関係のこじれとかが全くなく、本当に働きやすい職場なのです。理不尽に感じることはあるけれど、周囲の人は皆善良で、さしたる特技も能力もない私のようなものに温かく接してくれ、会社が給料を払って使ってくれることは、全くあり難いことなのです。

いざ、転職先を探すとなると、転職のためのスキルアップなどを全然していなかった自分を感じます。何を売りものにできるのか、ただただ年を取っただけのおばさんにしか受け取ってもらえそうもありません。
そして、いろいろな条件を見ると、どうも今より良いとは言えない職場ばかり。通勤に片道1時間もかかるなんていやだ、と思ってしまう。近所の普通のパートタイマーだと、だいたい今より100円くらい時給が安いです。都心の出版社などで時給が500円くらい高くても、仕事がきついんだろうな~などと思って、敬遠してしまいます。
全く、根性がない。温室のなかでぬくぬくしていたからなのでしょうね。

このまま、慣れ親しんだ職場に居続けるのが、楽でいいなあと思ってしまう。

これから、自分の生活はどうなるのだろう。実家の母も年をとっていくし、どうすればいいのだろう。どう考えたって、60歳まで安泰というわけにはいかないでしょう。

なんだか、最近は、不安で夜も眠れなくなってきてしまいました。

近頃の求人って、条件や仕事内容の記載を見て、これはと思った仕事に、パソコンでエントリーする形式が多いですが、いったいどこの会社なのか具体的には全然わからない。そんなところに本気で希望を出す気にもなれない。いったいどうなっているのだろう。
どうも勝手がわからないし、未知の職場に今すぐ飛び込んでいく気も起きないのです。

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どうにも不調

2012-01-11 00:36:21 | 日記
身体は至って健康なはずだが、どうにも調子がでない。やはり、仕事が原因だ。
会社は、私の仕事を減らしたが、辞めた同僚の仕事が回ってきて負担が重くなるから減らしたのではなさそうである。あまりにも減り過ぎなのである。今日も、5ページほどの書類が1件来ただけで、あとは統計を取るためだけの、実質のない点検に終始した。統計のための書類は、数件やれば終了するので、今週中にも終わってしまう。そのあとはいったい何をすればよいのだろうか。
あとは、ポットのお湯や消耗品を補充する程度の軽い雑務である。

現在、転職先を探し始めているが、今の仕事とは別の分野の仕事に移るならば、もう放送大学で、材料工学なんか勉強する必要もなくなってしまう。
昔、日本語教師をしていたころは、中国語や韓国語を勉強していたが、今の仕事に転職してからは、全く縁のないものとなり、この7年間で全部忘れてしまった。それと同じように今勉強しているものも無用の長物になるのかもしれない。
また、転職した仕事に関係する別のことを勉強すればいいってことか。

どうにも、モチベーションが上がらないので、仕事以外のすべてのことにも意欲がわかなくなってしまう。
それになによりも、今後、生活に必要な収入をどうやって得ていけばいいのか、悩むばかりだ。
会社は私にやめてくれとは言っていないが、本来の仕事がないのであれば、このまま居続けてもしかたがない。
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パンジー

2012-01-10 00:43:25 | 日記
3日間の連休は、単に「腑抜け」になるだけだった。結局今日も運転はせず、大部分家にこもっていたが、アタマと足腰が弱るだけだと思い、とにかく1日に1度は外に出ようと出かけていった。休日は着替えたり髪の毛のハネを直したりするだけでも、めんどうな気分になってしまうから、どうしようもない。考えれば、普段仕事がある日は、とりあえず身だしなみだけは整えて出掛けるものの、会社につけば、机に座って決まったことをするだけで、特別な緊張もしなければ、特段の労力も使わない。普段もかなり楽をしている。しかし、それでも一応外向きの意識はあるというものだ。もし仕事がなかったら、どんだけ腑抜けになってしまうかわからない。恐ろしいと思った。

今日は自転車ででかけた。夫が夜勤で出勤した後、1時間ほどたっていたので、もう4時を回っていた。外の新鮮な空気が肺の中に入るのが気持ちよかった。そういえば、私には放浪癖があったものだと思いだしたが、このごろは自転車でもあまり走り回ることがない。そのまま遠くに行こうかとおもったけど、程なく日が暮れるのでやめておいた。

行き先は、近所の花屋だ。土曜日にホームセンターでピンクのプリムラを買ってベランダのプランターに植えたけれど、そのときは、パンジーは良いものが無かったので、買ってこなかった。昨年も駐車場に植えたので、今年も植えたいと思っていた。近所の花屋に行くと、パンジーはいつもより少なめだった。年末にかなり売れてしまうのだそうである。そういえば、昨年は年末に買ったような気がする。今日は、10鉢以上買うと安いというので、10鉢買った。駐車場とベランダに分けて植えることにした。今はかなり寒くなっているので、夕方水をやると夜中に凍ってしまうことがあるので、遅い時間に水はやらない方がよいとのことだった。夏は日が暮れてからやるのだから、逆である。私の生活習慣では、夜に水やりをするほうが楽なのだが、そういうことなので、朝やらねばならない。真冬に植え付けるのは、パンジーにとってちょっと過酷だったようだ。

今年のおみくじによると「職は土に縁のあることが良い」とのことだ。仕事ではないが、土いじりをするのは悪くはないだろう。

今日は次女の誕生日だったが、次女は1日中仕事で家には来なかった。
そんなわけで、今日はパンジーを買って植えただけの、暢気な1日だった。

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インプットとアウトプット

2012-01-09 21:55:14 | 日記
ブログの内容を質の良いものにしたい。=質の良いものをアウトプットする。
それには、どうしたらよいか?
たくさんの情報をインプットし、自分のなかで消化すること。

インプットしてない。消化してない。→アウトプットできない。
困ったことだ。

アウトプットすることにより、インプットしたものをもう一度再確認できる。
いや、アウトプットして、初めて自分のものとなる。

というわけですが、今日も中身は空っぽで、なんら有意義な情報を発信できない・・・
こうなったら、何でもいいから発信しよう。

昨日、ブックオフに「下町ロケット」という本があるかな?と思って出掛けて行きました。
それは、昼間テレビで芸能人のクイズ番組をやっていて、「大企業と中小企業が特許で争った内容の小説であり、池井戸潤が直木賞を受賞した作品は何か?」というものでした。
下町の小さな工場で重要なロケット部品を作ったとかいう話は聞いたことがあるのですが、大企業と中小企業が特許取得で争ったということは、今まで知らなかったので、どのような状況で争ったのか、この本を読んでみたくなったのです。

しかし、ブックオフに行く途中で作者の名前は忘れてしまい、店の入り口で百円均一をしていたので、そこで足を止め、100円という安さに、次々と本を選んでしまいました。

買った本は、
1「効率が10倍アップする新・知的生産術」(勝間和代)
2「情報整理術クマガイ式」(熊谷正寿)
3「論文レポートはどう書くか」(鷲田小彌太 廣瀬誠)
4「経済ってそういうことだったのか」(佐藤雅彦 竹中平蔵)
5「人は仕事で磨かれる」(丹羽宇一郎)
6「ビジネス文書文例集」(坂井尚)
7「間宮兄弟」(江國香織)
です。

これらを買ったら、もう「下町ロケット」は、後日ということになりました。
本を選ぶときに、老眼鏡がなかったので、内容をよく確かめもせずに買ってきたところ、1の「知的生産術」が勝間勝代の著書だったことに気が付きました。この人は、超優秀な人なので、ちょっと敬遠していたのですが、帰宅してから拾い読みすると、興味深いことばかりでした。

その中に、
「アウトプット力を高める6つの技術」というのが紹介されています。

1) 自分自身のアウトプットを作って、インプット情報を自分で確かめてみる。
2) 自分の学びを言葉で表現してみる。
3) 自分の学びを常に数字に置き換えるクセをつける。
4) 自分の学びから、情報を絞り込み、軸を発見する。
5) 自分の学びをブログに統合して表現してみる。
6) 自分の学びを本として出版する。 

勝間氏は、

「知的生産の時間配分で、インプットとアウトプットの時間配分はほぼイコール、5対5であるべきという信念をもっています。」

「実際にアウトプットしてみると、いかに自分の考えを、他人にわかりやすくまとめあげる事が大変かよくわかります。したがって、その人以上にすぐれたアウトプットを出す自信がない限り、どのような内容においても、それを平凡であると批判することはできません。
実際、アウトプットとは、150を知っている人が情報をまとめるとはじめて120くらいになるもので、それについて100しか知らない人が「そんなことは知っていた」というのは、端から見ていると恥ずかしいことです。」

と記述してます。

情報をまとめる難しさは、確かにそのとおりだと思います。難しくて、結局うまく表現できないからやめてしまおう、ということも多々あります。しかし、不完全すぎるとわかっていても、やはりやってみる価値はあるということです。自分のために。
ツイッターでは短い言葉をつぶやくだけですから、なんら訓練にはなりません。
やっぱり、ブログです。

今日は、単に、勝間先生からの情報の横流しでしたが、書かないよりは書いた方がよいかと思って書きました。
勝間先生は、情報は「Give & Give & Give & Give & Give」と書かれていますので、単なる横流しではありますが、有益だと思う情報を発信したいと思います。

2の「情報整理術」という本も役に立つことがたくさん載っています。
今年は、情報をしっかりと受け止め、活用したいと思います。
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去年と同じ!?

2012-01-09 01:43:16 | 日記
今年は、全然お正月らしいことを書いていませんでしたが、実はちゃんと1月4日に初詣に行っているのです。



↓ 本殿


この神社は、3年連続行っているかな。

そこで、おみくじを引いたんですが、「吉」でした。
で、内容は・・・
あれっ?

「このみくじにあたる人は、憂い散じて喜びに向かうなり、日待ちにまちしてよし
病人本復す、しかれども油断すべからず
喜び事充分なり 争い事勝つべし 普請、家作りその他よろずよし 縁談良し
旅立いたってよし、後に心を残さず急げ急げ 
売買ともによし殊に売るほうよし 失物出づべし 
職は商いなれば何にても良し、土に縁あることもよし
子無ければ遠からず出来るが、それに劣らぬ仕合せあるべし、夫婦なかあしくばよからず
おいおい幸せ来るべし」

旅がいいとか、土に縁あることがいいとか、何か昨年と似てるかな?とは思ったんだけど、昨年のブログを見てびっくり。

全く同じでした。こんなことがあろうことか・・・
同じ人間だから、同じ運勢なのかなあ~
(昨年の記事「おみくじ」)
おみくじ番号は27番だけど、いったい何番まであるかわりませんが、2年続けて同じ番号を引く確率ってどのくらいなんでしょうね。しかし、昨年ブログを書いておかなかったら、同じものだとは気づかなかったでしょう。

ここの神社、お守りのデザインも毎年全く同じです。ここではいつも交通安全のお守りを買うことにしています。それで、昨年は2種類あるうちのもう1つの形のお守りを買ったのですが、今年は一昨年のお守りと同じタイプのを買ったら、見た目が全く同じもので、どっちがどっちかわからなくなりそうです。微妙な模様の出方の違いで区別できる程度です。お守りって、毎年お返しして新しいのに買い替えるものらしいですが、私は自己流でクルマの中に貯めているんです。これで3個になりました。

楼門


そういえば、今年はすぐそばにあったファミレスがなくなっていて驚きました。初詣がてら、お昼を食べようと思ったのですが、予定が狂い、かなり歩いて別の店で食べました。

駐車場は、結構混んでいて出入りが激しかったですが、誘導のおじさんがいたので、助かりました。クルマでの行き方は3回目とあって、余裕でした。
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そうだったのか

2012-01-08 21:38:25 | 日記
私が、自分のパソコンを開くと、色々な広告が載っている。ブログを開いても、そのたびに違うHPの広告リンクが貼ってあるのだが、いつもいつも異様に多いのが「放送大学」のものである。いったい、放送大学はこんなに大々的に宣伝をしてどうするんだろうと思っていた。宣伝費もすごくかかるんじゃないかと心配していた。
ところが、どうやら、この表示は私のパソコンだけらしいということがわかった。

というのは、今日、「中小企業診断士」っていう言葉をグーグルで検索したあと、自分のブログを開いたら、いきなり中小企業診断士の通信教育のリンクが貼ってあったのだ。私は今まで、ブログ記事の下に表示されるリンクは、自分がブログに書いた内容が反映されて、選ばれているのだと思っていた。しかし、これまで自分のブログに中小企業診断士のことなんか書いてないのである。それが、検索をしたとたんに、同じものが表示されているのだ。私は、他人が私のブログを見たときにも、皆同じリンクが貼ってあるものだと思っていた。しかし、実はブログの内容ではなく、そのパソコンの持ち主が、自分のパソコンのグーグルなどで検索したことに関連したことが表示されるしくみになっているらしいということがわかった。よくみてみると、人のブログも私のブログと同じ広告リンクになっていることに気付いた。つまり、その人が書いたこととは関係がないのだ。

私が、なぜ自分がブログに書いた内容が反映すると思いこんでいたかといえば、私はブログを書くときに必ずといっていいくらい、関連する内容についてネット検索をしているのである。
だから、ブログの内容とネット検索が一致しているわけだった。放送大学のことは、他の人のブログを検索することもあるし、放送大学のサイトを見ることもある。放送大学生だからあたりまえだ。

ところで、放送大学生に放送大学の広告を見せてどうする?という気がする。すでに放送大学に入っている者に、放送大学を宣伝する必要はなかろう。
だから、検索したものを広告に反映させるというこの単純な仕組みはどうなんでしょうね、と思うのでありました。




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日記

2012-01-08 17:43:54 | 日記
最近は、全く運転をしていないわけではない。近所のスーパーやホームセンターなどにはでかけているが、いずれも往復10キロに満たないものだ。
今日はどこかにでかけようかと思っていたが、とりたてて行きたい場所もなかった。夫は「出かけないでクルマを洗え」といって出勤していった。あの男は、車を置き物だと思っているらしい。きれいにして置いとけばいいのだろう。
車の屋根なんか汚くてもいいよ。車は走るのが仕事だから、屋根が汚れていてもなんら支障はない。
それにしてもこのごろ天気がよく、雨が全然降らないので、確かにクルマは埃だらけだ。特に日光に向かって走るときに、フロントガラスの汚れが目立つ。今日は、フロントガラスとリアウィンドウだけ水で洗った。昨日、ワイパーを動かしてウォッシャー液できれいにしたのだが、助手席の端の上側には届かないので、夫は埃で前が見えなくて危ないなどと言って大騒ぎをしていた。運手席からはちゃんと見えるんだけどね。

結局今日は運転はしなかった。夕方、歩いて食料を買いに行った。駐輪代を浮かせるためと、足腰を退化させないため自転車には乗らないことにした。ブックオフに行ってみたら、新年の100円均一をやっていたので、単行本を7冊も買ってしまった。それから、スーパーで夕飯の材料を買ったら、そっちも本7冊分くらいの重さになった。両方の手にそれぞれをぶら下げて、歩いて帰って来た。ああ、疲れる。自転車ではクルマほど買いものができないことを思い知らされるが、歩きではさらに、自転車ほどの買い物もできないことを思い知らされた。

部屋の中は、また余計な本でごちゃごちゃになった。以前に買ったブックオフの本を、また売りに行こうかな。
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ハードボイルド・エッグ

2012-01-08 13:51:02 | 読書
仕事で精神的ストレスを溜めこみ、気晴らしにエコプロダクツの見学記録など書いていたが、最近並行してやっていたことは、この本を読むことだった。そして今日読み終えた。

やっぱり私にとって「荻原浩の作品はいいなあ」と思う。ストレス解消できるし、いやなことを忘れて明るくなれる。

この作品は、失踪したペットの捜索ばかりやっている私立探偵の主人公男性最上(33歳)と、そこで無理やり働き出した年寄りばあさんの片桐綾が織りなす喜劇である。
私はまだ「ばあさん」ではないが、妙にこの綾に共感してしまうのだった。そして、雇い主の最上は、最初は婆さんを一日も早く追い払おうと思っていたが、行動を共にするうちに、しだいになくてはならぬ相棒と化していくのだった。

全くおかしいし、温かいし、スリル満点だった。

荻原浩の作品は、世の中の片隅でカッコ悪く生きている人間が、それぞれの個性と才能を出し協力しあって、爽快なことを成し遂げるという筋書きである。いつもこのパターンというのが、決してマンネリではなく、彼独特のさすがのすばらしいパターンなのだ。

この作品でも、動物探ししか依頼の来ない探偵・身よりのない年寄り婆さん、登校拒否の少年・ホームレスのおっさん、飼い主に捨てられたシベリアンハスキーなど、一見どうしようもない存在が、活躍して、事件を解決する。

動物探しのベテランである主人公の最上の一生懸命さにも共感できるし、人生の末期に至って、人生でやり残したことをやった綾にも共感するばかりだった。
綾がやりたかったことの1つは、車の運転であり、結果としてとんでもない状況でそれをかなえることとなった。(それは最後にわかったことだが・・・。)動物やクルマが好きな私にはぴったりの内容だ。

この作品の中で、綾が日本で7番目の女性ドライバーだったとホラをふく場面があり、主人公最上が最後に綾の部屋の本棚にみつけたものは「女性ドライバー渡辺ハマの生涯」という本だった。
ほんとうにそんな本があるのかと思って、検索してみたところ、それと同じ本は実在しないようだが、「渡辺ハマ」という人は実在し、大正6年(1917)に初の女性ドライバーとして運転免許をとっているという事実があることがわかった。栃木県の人で、1月に東京に出てきて自動車学校に通い、4月に自動車学校を卒業した後は、自動車商会で見習いドライバーとして働きながら、9月に運転免許の試験を受けて合格したのだそうだ。それで、9月27日は女性ドライバーの日となっているそうである。当時ハマは23歳だったという。綾はそれとあまり変わらない時代の人であるので、かなりの年齢であることは間違いない。綾の部屋の机の上には「中高年から始める運転免許取得」という本もあり、綾が人生で想い残していたことは、運転免許をとりたかったということが分かる。
私は、50歳を前にして運転免許が取れて良かったなと思った。もし取らなかったら、80歳を過ぎてこんなふうに思ったかもしれない。綾の本棚には「会計簿記・早わかりガイド」という新しい本もあったという。年をとってから女が働ける仕事といえば「会計簿記」であることは、私もつくづく感じる。一般事務などの求人を見ると「会計簿記の出来る人」という条件のものがある。これは今からでも間に合うかな?実際には、若い時に身につけて、その後の実務経験がなければ就職はできないだろう。

なんだか、本の内容より自分のことになってしまったが、今のところ「簿記」を習う予定はない。最近は、なんだか仕事のことでうつ状態が続いている為か、せっかく取った運転免許でドライブに出かけるのも気が重く、3連休だというのに、家の中にこもっている。クルマに乗らないと運転するのがますます怖くなるという悪循環だ。

とはいえ、気が重いのに無理に運転をする必要もなかろうと思い、今日も読書をすることにしたのだが、ハードボイルドエッグで少し元気が湧いてきたようだ。

主人公最上の車はステーションワゴン。愛読書は「レイモンド・チャンドラー」作の探偵小説。マーロウを主人公にしたハードボイルド。
綾が読み始めていた「長いお別れ」でも読んでみようか。


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21 エコプロダクツ 完

2012-01-08 00:12:32 | 産業・技術


12月17日からまとめていた、エコプロダクツの見学記録をこれで終了ということにしたいと思います。最初に書いた記事に番号がなかったので、0としました。それで、合計22回となります。昨日まで「日記」と「クルマ」のカテゴリーに入っていたのですが、「産業・技術」というカテゴリーを新しく作ってそこに入れることにしました。(整理整頓の苦手な私にとって、分類は本当に難しい・・・)



さて、最後の記事となりますが、1枚だけ残っている写真は、JR貨物の「環境にやさしい鉄道コンテナ」です。実は、ただシャッターを切ってきただけで、展示を見ていないので、何がなんだかわかりません。インターネットでコンテナについて調べてみたところ、写真の19Dというコンテナは、側面の扉が両側に大きく開く形のものであり、フォークリフトで移動するのに便利なようです。長さが12ft(フィート)で外寸約3.7m。幅と高さが8ft(約2.4~2.5m)であり、最大積載量は5tだそうです。内側は板張りになっていて、ぶつかっても荷物などが痛まないようになっているようです。
コンテナの材質や何かに特別エコな特徴があるという情報は得られませんでした。鉄道コンテナでものを運ぶと、排気ガスなどが出ないので、エコだということでしょうか?
来年はよく見てこようと思います。とりあえず、画像があるので載せておきます。

これまでに取り上げなかったもので、見てきたブースは他にもありますが、今回は省略します。例えば、コープ・新日鐵・パイオニア・アサヒ・AGF・エネオスなども記憶にありますが、きりがないのでやめておきます。

各企業、再生可能エネルギー・環境にやさしい材料の開発などに、力を注いでいるようでした。今後良い方向に進むといいですね。



帰りはこんなに真っ暗になり、本当に疲れたけど、無料でたくさんのものが見学ができて、本当に充実した1日でした。1日の事をまとめるのに3週間もかかりましたが、3週間も楽しめたってことかな。
私の仕事は、エコプロダクツの展示とかなり深い関係があるものなので、これを肥やしにして、これからも頑張りたいと思います。

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20 経済産業省(カーボンフットプリント)

2012-01-07 11:14:24 | 産業・技術
さて、このブログでのエコプロダクツの展示のご紹介、第20回目は「カーボンフットプリント」です。これは、結構大きなテーマなのですが、ついついまとめるのが後回しになってしまいました。



「カーボンフットプリント制度」は「低炭素社会」に向けて国が始めた制度であり、様々な商品について、その商品が作られる時から廃棄されるまでに排出する二酸化炭素の量を表示するというものです。
「カーボンフットプリント」というカタカナ語は、あんまり意味がピンとこなかったのですが、カーボンとは炭素のことであり(なるほど炭素の原素記号のCはcarbonのCだったのですね)、footprintとは足跡、検証用の足型というような意味のようです。

いったいどうやって二酸化炭素の排出量を算出するのやら、そのあたりが具体的にはよくわかりませんが、「商品種別算定基準(PCR=Product category rule)というものに基づいて公正な算出方法で出された数値を、その商品に表示して売ることを推進しているようです。



例えば、イオンで売っている宮崎産のピーマンですが、CO2が0.4gと表示されています。内訳は「原料調達」9%・「生産」45%・「流通」8%・「使用・維持・管理」36%・「廃棄・リサイクル」2%で、これらを合計して、製品100gあたり0.4kgの二酸化炭素が排出されるということが示されています。

ピーマンを作り、袋を作り、袋に入れて運んで売って、人が買い、食べて、袋を捨てて処分するまでの、ピーマンと袋を含めての二酸化炭素排出量なのでしょうか?こんなに細かく計算するのは、非常に面倒臭いようにも感じますが、例えば、輸入野菜だと輸送するのにたくさんの燃料が必要であるため、流通で使う二酸化炭素がかなり増えるということになるのでしょう。当然、二酸化炭素の数値が少ないほうが良いということで、2種類の商品が並んでいたら、二酸化炭素の排出量が少ない方を買うという選択ができます。

この表示をすると、その商品が選ばれて売れる以外に、なにか経済産業省からご褒美でもあるのかと思いましたが、そういうわけではないそうです。では、表示する企業にはどういうメリットがあるかといえば、低炭素を心掛けているという意思表示をすることにより、イメージアップがはかれる程度のようです。
ま、とにかく、国としては、すべての物について、二酸化炭素をバンバン出して生産するようなことが無くなることが目的なのでしょう。



パックごはんにも表示がついています。左は2.6kg、右は1.6kg。どうして同じ商品なのに数値が違うのかと思ったら、一方は5パック分、もう一方は3パック分の二酸化炭素ということでした。ピーマンは100グラム当たりになっていましたが、ご飯はそうではなく、表示をよくみないとわかりません。パックご飯の場合、食べる時に電子レンジで温めるのと、プラスチック容器の生産や処分時に排出される二酸化炭素の量があります。



商品は食べ物に限らず、衣類・電化製品・雑貨・印刷物などすべての分野に渡ります。
そこで、例えば、LED電球について見てみます。
LEDは、白熱灯に比べて省エネであり、長寿命です。ところで、この表示を見ると、二酸化炭素排出量は1製品当たり133㎏となっています。これは大量です。
内訳は、原料調達6%、生産0.3%、流通0・02%、使用維持管理94%、廃棄リサイクル0・008%です。
電球は使う時に電気を使用するので、それがなんと94%にもなって加算されてしまうわけです。この写真のLEDは消費電力6.5Wとわずかですが、寿命は約4万時間もあるため、その期間の長い分、二酸化炭素量が増えてしまいます。例えば、白熱電球の場合は、1000~2000時間の寿命しかありません。当然数値は小さなものとなります。そうすると、1製品あたりの二酸化炭素排出量の比較で、環境に優しいかどうかを判断することは意味がありません。1年あたりでの数値でも出さないと比較できないでしょう。

その他、例えば食器なども、「使用維持管理」の部分で、洗浄や乾燥などに必要な二酸化炭素の量が想定されて加算されているそうです。そのときに使う洗剤を生産するのに排出された二酸化炭素や、水道水の分まで入っているのはどういうものでしょうか?使用回数を1000回などと想定しているようですが、あんまり意味がないように思えます。洋服なども、それが廃棄されるまでの着る回数や洗濯・アイロンにかかる排出量などが想定されて計算されて表示されていますが、その想定で出された数値は、なんだかあまり意味がないように思えました。

この制度は、まだ試行段階のようですが、表示方法も様々ですし、算出方法もどこまで信頼できるものか疑問が残るように思いました。いかにも役人が考えるような現実に即さない印象を受けたのは否めません。
二酸化炭素の排出を減らし、地球温暖化を食い止めようという意気込みはわかるのですけど、ちょっとどうかなという部分があります。

イオンやコープ、前回ご紹介したサンエー印刷などが、この制度をとりいれています。ちなみに印刷物は、使用は読むだけなので、二酸化炭素の排出は無いということで計算されています。
私は普段買った物にこのマークを見かけた記憶がないので、今後注意してみようと思います。

ここは実は、朝1番で見学し、そのとき、元総理大臣の鳩山さんをとりまく一群に遭遇しました。やはり、経済産業省でやっているところだからいらっしゃったのでしょうね。護衛の人などもついてはいるんでしょうけど、現在の総理ではないため、一般人のすぐ近くに普通に立っていたので驚きました。

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19 NEDO(再生可能エネルギー事業)

2012-01-06 18:52:39 | 産業・技術
エコプロダクツで見てきたもののご紹介。いよいよ、あと3つくらいかな~。
写真が尽きるので、そのくらいにしておこうと思います。

“NEDO”っていうのは、「独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構」というものらしいです。何をするところなのか、あんまりよくわからないのですが、企業などと一緒になって、新エネルギーを開発推進する機構なのでしょうか?



ここでは、色々な種類の太陽電池が展示されていましたが、めだっていたので写してきたのが、このたくさんのレンズで太陽の光を集めて発電する「集光型太陽電池」です。光を集めるので、狭い面積でたくさんの発電ができる、つまり変換効率が高いらしいです。普通の太陽電池の変換効率は20%以下くらいですが、これは40%くらいだそうです。化合物系の太陽電池の1つのようです。

太陽電池はシリコン系・化合物系・有機系と大きく3種あり、
シリコン系のものは、良く見かける黒くて平らな形です。シリコン系には結晶系のものとして、単結晶と多結晶のものがあり、それから非結晶の「薄膜系」というのがあるようです。非結晶のことをアモルファスというので、薄膜系は「アモルファスシリコン」というようです。

「化合物系」は、上に書いた集光型の他に、CIS系(銅・インジウム・セレンを原料としたもの)・CdTe系(カドミウムテルル)などがあるようです。

「有機系」では、「色素増感」と「有機薄膜」というのがあり、色素増感では、人の髪の毛が材料になっていたものもあるそうです。髪の毛のメラニン色素が光エネルギーを電気に換えるようです。これにはびっくりでした。もちろん、金髪じゃダメで、緑の黒髪でなきゃだめでしょうね。

そのほかの展示は、光触媒とか、下の写真の洋上風力発電の模型展示などがありました。



やはり、これからは、原子力ではなく、太陽光や風力発電が発達していくのでしょう。
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だめだこりゃ

2012-01-05 17:58:41 | 日記
新年初の出勤。う~~ん、やっぱり、どうも雲行き怪しだ・・・・
同僚がやめて、その分の仕事を私が引きうけ、仕事は忙しくなるかと思いきや、どうも様子がおかしい。
つまり、はっきり言って、私の仕事は“リストラ”対象部門なのだ。
それを素早く察知した同僚は、さっさと転職先を見つけて、自ら飛び立ったわけだった。
会社は一気に2人のパートタイマーをリストラすると業務上支障があるから、はっきり方針を説明しないけど、どうしたって、私の勤務時間を最低限に設定し、必要最小限の仕事をさせようと思っているのである。だから、私が今までやっていた仕事の1つを廃止にしてしまった。すると、手が空いた時間にすることが何もないのである。窓際族か壁際族にさせて、仕事がないことを思い知らせようとしているのであろうか?今まではほとんど手が空くようなこともなかったのだが、私が引きうけていた仕事の何割かを回ってこないように取り決めたのである。それは、正社員が自分でやることになったらしい。結局、パートタイマーの人件費を削りたいのだろう。もう、この会社内では、私の仕事に将来性はない。私は、フルタイムで働ける別の仕事を探すしかないようである。

追記
昨年の1月5日のブログを見てみた。「初日残業」だって。すごくたくさん仕事があった。
ところが、今年は閑古鳥だ。
やっぱり、今年からこの仕事はだめらしい。
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18 サンエー印刷(ライスインキ)

2012-01-04 23:43:06 | 産業・技術
さて、とにかくエコプロダクツの展示紹介をしてしまいましょう。結構あるなあ~。20で終わるかな?終わらないかな?



ちょっと違う分野「印刷」の会社です。この会社は、環境に配慮した印刷技術を積極的に導入しており、天然資源を有効活用し、二酸化炭素や廃棄物、化学物質の発生を抑制した印刷をしているそうです。
ここで紹介されていたのは、まず、インキが「米ぬか油」からできたものということです。「ライスインキ」というようです。
それでは、普通のインキっていったい何でできているのだろう?とあらためて思うわけですが、やはり石油を原料としているのでしょう。
環境のために、現在、新聞は「大豆油インキ」を使っているらしいです。しかし、大豆は食べられるものでもあるので、もったいないです。「米ぬか」は産業廃棄物になってしまうものなので、これをインキにするのは、全く問題がありません。印刷品質も普通のものとまったく劣るものではありません。

この会社では、このように環境に配慮したライスインキを使い、用紙も、地球環境保護の視点から適正管理された森林の木材を使用しているそうです。紙は輸入すると輸送費がかかるので、国内産のものだそうです。
そうやって作られた印刷物には、ライスマーク・バイオマスマーク・ノンVOCインキマーク・植物油インキマーク・FSC認証紙マークなどがつけられているようです。また、カーボンフットプリントと言って、その製品が作られる時から廃棄されるときまでに排出される二酸化炭素の量が計算されて表示されています。

このように環境に配慮した印刷を推進している会社ですが、実際に行われている「米ぬかインキ」の印刷は、現在のところコストが高いこともあり、発注全体の半分くらいだとのことでした。
写真右側に写っている品質の良い印刷の見本は「カレイドインキ」というもので、「米ぬかインキ」とは別のものだそうです。

こちらでいただいたパンフレットをまだちゃんと読んでいないので、申し訳ないのですが、解説がとてもよくまとまっているようでした。このような情報発信が重要なのではないかなと思います。

「カーボンフットプリント」については、後でまた触れたいと思います。
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