相変わらず、在宅ワークが続いている。新しい働き方に転換されたのだから、今後もずっとこの働き方が続くのだろう。
もう、会社には机があっても人がいないので、あんなスペースは必要がなくなるのかもしれない。応接室や会議室も無用の長物になる。特に窓のない部屋は使えない。
窓はあったとしても、もともと開けるという想定のない窓である。網戸はない。窓を開けるとブラインドが風にあおられて壊れてしまう。それは、東日本大震災の時、エアコンを節電していたときがそうだった。その後、ブラインドの修理が大変だった。
今度は、窓を開けたままエアコンもつけている。
最近は、感染者が増えてきたので、私もあまり出社しないようにしている。だから、どのくらいの頻度で換気をしているのかも知らない。通勤してくる人の顔触れは決まっており、その人たちも毎日来るわけではない。ここ数か月、全く出社しないで完全在宅の人もいる。
会社には、掃除会社が入っているが、これはたぶん1年契約とかになっているのかもしれず、ほとんど出勤者がいなくても、各机のゴミ箱の中のゴミを回収し、フロアに掃除機をかける。トイレや給湯室の掃除もするが、トイレなんか、何も使わない日もありそうだが、それでも規定通り掃除がされているようだ。
観葉植物も社内各所に置いてあって、これはレンタルでその会社の人が交換をしたり世話をしたりしに来るが、これらの植物も人のいない社屋の中には必要のないものとなりそうだ。こういうものは、経費節減で省かれていくのではなかろうか?
そうなると、ますます無味乾燥な職場になっていくことであろう。
そうして、在宅勤務は相変わらずの運動不足。集中力の欠如。
リモートの頻繁切断・不具合。
今日も、windowsのアップデートがあったが、それがあるたびに、自宅プリンターが使えなくなり、格闘をすることになる。何度も切ったり入れたり接続の設定をし直したりしているうちに、なぜかやっと使えるようになる。
プリンターが使えるようになったと思ったら、今度は数分おきに切断。
や~めたやめた、もう仕事をするなってことね。おやつでも食べよう。
そうして、上司から、どうしてこんなに時間がかかったんですか?などと聞かれたら、パソコンの具合が悪く、リモートが何度も切断された上に、プリントアウトもできず、2~3時間を棒に振ってしまいました・・・なんて言い訳をする理由を言うことになるだろう。
本当に今日はもう早退にしようかと思ったくらいだが、そんなことをしたら給料が減ってしまうので、思いとどまったのだった。
今日歩いたのは、昼休みに徒歩3分の郵便ポストまで、放送大学の単位認定試験の解答を投函しに行き、それから仕事の後、徒歩7分のスーパーに夕飯の材量を買いに行っただけ。
最近の1日の歩数は、週・月平均ともに3000歩程度である。
新型コロナによって、人間の性格や習性は大きく変わってしまうんだろうなあ。