御茶ノ水駅から坂を下りていくと
明治大学リバティータワーの隣にちょっとした登り坂があります。
そこをエイヤッと登り切ると
ここが山の上ホテルです。
有名作家さんの御用達。
文芸各社が神保町近辺に多いのでカンズメに丁度よく、
都心なのに静かなので
編集者のウルサイ催促から逃げ出すにはよいらしいのです。
三島由紀夫が
『有名になりすぎたり、はやりすぎたりしないように』
と願っていたり
(山の上ホテルのパンフレット参照)
吉行淳之介が書斎代わりに使っていたことや、
村上春樹が山の上ホテルで村上龍と偶然会ったことも。
池波正太郎が愛したホテルとしても有名です。
山の上ホテル=池波正太郎
そんな感じで各種雑誌に載っていて、
『ゴクウ』今月号にも
池波正太郎とホテルの方達や
神保町界隈の通っていたお店等が掲載されています。
ホテル=有名人というと、
帝国ホテルに住んでいた藤原義江が思いつくんだけど、
池波先生はだいたい3泊くらいしたら帰り、
代金もちゃんと払っていたと思う。
(藤原義江はホテルの支払いを踏み倒したハズ)
まあ、そんなことはさておき。
とっても落ち着いた室内です。
左のドアはトイレです。
お部屋係りの方がドアをノックして、
お茶と菓子を運んできます
洋梨のムースがとっても美味しい!
パクっと食べている間に、
部屋係りの方がベッドカバーをすばやく外し、
綺麗に畳んでクローゼットの棚の中に入れるんだけど
その一連の流れを見ると
なぜか恐縮してしまったんだけど自分だけなんだろうか?
部屋係りの女の子はとても愛想がよく、
制服がレトロで似合っててかわいい。
ベッドのテーブルにはラジオのボタンがあるんだけど
フェンのチャンネルボタンがあった。
試しに押してみると確かに英語。
テーブルのライトは革張り。
ソファーのテーブルは食事がしやすいように
横に張り出すことができます。
スタンドライトもレトロで素敵。
おみずとおゆ。
ベッドで横になると、
外の音があまり聞こえないのでス~っと眠くなっちゃう。
ウタタ寝してたら
隣の部屋の方がルームサービスを頼んだのか
ドアのノックの音が聞こえます。
続きはルームサービスの軽食とホテルの中を少々です。