重症筋無力症に負けてたまるか!

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興味を持ったものを写真とともに

こっそりチラ見

2010-12-06 00:28:57 | 北海道

 

 

千歳空港からの帰りに長都沼(おさつ沼)へ立ち寄りました

近くに大學橋記念公園や大學排水路等、「大学」という文字がある場所が何カ所かあり

小さい頃のあたくしはここにお勉強しましょうコンパの行きすぎはダメよの

「大学」が、かつてこの地にあったのかな?と思ったこともありましたが

いかんせんこの場所は大学なぞできるような土地じゃない

すっごく田舎で、周りに居酒屋もない

あるのはこの長都沼だけです

ちなみに堀口大學さん、

トーマスマンの「魔の山」やラディゲの「ドルジェル伯の舞踏会」(ラデュレに似ているでおなじみ)

といった本を訳していた方とも関係ありません

では、なんで大学橋やら大学なんちゃらという地名が付いているのかというと

ずいぶん前に図書館のすみっこにあるカビくさい倉庫みたいな本棚とにらめっこして

この大学さんの歴史が書いてあるのを発見してそのときは納得したのでありますが

なにせ随分昔のことでして今ではサッパリ思い出せません

 

さてチラ見です

かの倉本聰さんの本に

「タウンページのチラリズム」という一文が載っていて

これはやっぱりイヤらしい意味合いがあるのかな?

思い起こせばあたくし高校時代から大学時代にかけて

図書館へ行って全国のタウンページを見て喜んでいた、

そんな時期があったのでありますが

何を調べていたかというと全国の遊郭が今はどんな名前で載ってるのかな?と

小料理屋であったり待ち合い(待合)であったり

それを見てはニヤニヤしていたという、ド変態

今は20歳前後の自分に向かって後ろからスポーツ新聞丸めたハリセンで叩きたい気分です

そういう経緯があったものですから

倉本聰さんのその一文を本屋さんで読んだ時、

思わず鼻から何か出そうでしたよ

 

チラ見

 

長都沼にはこの季節、白鳥が飛来します

カメラを持った方が数名こっそりと撮影しています

あたくしもアラーキーの心を持って撮影に臨みます

アラーキー、週刊大衆のアレの写真でも何でもよいのですが

とにかく白鳥を撮影せねばとゆっくり音を立てずに近づきます

カメラのファインダーからチラっと見えるその白鳥をパチり

 

 

水面が夕日をチラチラと反射させて

白鳥の鳴き声が相まってこの場が神々しい

 

白鳥さん、来年も着てね