『夏っつがくるぅ~』
という大黒麻季の曲の、
タイトルをすっかり覚えていないのだけど
夏が近づく5月の中旬
北海道の今日の最低気温1℃ですよ。
寒いったらありゃしない。
最近、本を読んでいるといっても雑誌が多く。
スキージャーナルだったり、
ハイファッションや週刊文春とか
何もそこまで繰り返して読む必要があるのかってなくらい
ジーっと読んでます。
舐めるように読んでいたら、
何かおスケベなものが見えてきたら面白いのだろうけど、
実際見えたら鉄格子へゴーだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/10/0a15539bd424bc61cbef41ddbae25e1a.jpg)
『闇の子供たち』ヤンソギル
タイの貧困な子供たちが売春宿に買われ、
そこで世界中のロリコンやらなにやらの玩具にされ
エイズを発症やホルモン剤投与のしすぎで死んでしまう。
男も女も子供を買い漁るその小説の描写は
はっきり言って気持ち悪いです。
後半に臓器売買の話が出てくるのですが、
それだけで十分だと思う。
前半の気持ち悪い少年少女愛好家の話は
良識ある人間にとって苦痛でしかなく、
闇の問題提起といえばそうなんだろうけど
読後の消化の悪さを味わいたい人意外はおススメしないな。
『フィジーの小人』村上龍
この本を読むと
村上龍はスゲー!って思うんだけど
(あとテニスボーイの憂鬱もね)
ラブ&ポップとかを読むと
ナンじゃこりゃ??としか思えない。
話の後半から出てくる
よく分からない内容が絶品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/16/e1e534585c737270dd5b803b7b31f7bf.jpg)
『理由』宮部みゆき
マンションに関わる殺人事件。
様々な登場人物が出てくるのだけど、
それが多少ワカランチンにならないでもないかな。
話としては面白いです。
『寝ずの番』中島らも
映画化されているんだけど、
地上派では絶対放送しないだろうなぁ。
落語の師匠が臨終間際に
『そそが見たい』というのだけど、
そそってのは女性器の隠語でして。
そのほかにも大阪の今里新地が出てきたり
『ちょんこ節』等の歌合戦とか、
下ネタ満載なんだけど
決してドスケベになっていないのがイイ。
ちょいスケベ程度だから、
面白いし血の気も引かないし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/8f/dbfc77d59bbdd209709cadd28bd0c3ad.jpg)
『真珠婦人』菊池寛
いつぞや昼のドラマになってた話です。
『田舎教師』田山花袋
文学青年の主人公が小学校の先生になるんだけど、
だんだんどうでもよくなっちゃって
借金をしてまで遊廓に通っちゃう。
最後、病気で亡くなってしまうのだけど
主人公の生涯がこんなものでよかったのかと
涙が出ちゃいます。
さて次は何を読もうかな
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