重症筋無力症に負けてたまるか!

写真の無断転載禁止です カメラ抱えてスタコラサッサ
築地・浅草・京都・エゾリス 
興味を持ったものを写真とともに

本を読み読み夏がくるぅ

2009-05-14 23:17:36 | 読書


『夏っつがくるぅ~』

という大黒麻季の曲の、
タイトルをすっかり覚えていないのだけど
夏が近づく5月の中旬
北海道の今日の最低気温1℃ですよ。
寒いったらありゃしない。

最近、本を読んでいるといっても雑誌が多く。
スキージャーナルだったり、
ハイファッションや週刊文春とか
何もそこまで繰り返して読む必要があるのかってなくらい
ジーっと読んでます。
舐めるように読んでいたら、
何かおスケベなものが見えてきたら面白いのだろうけど、
実際見えたら鉄格子へゴーだ。



『闇の子供たち』ヤンソギル
タイの貧困な子供たちが売春宿に買われ、
そこで世界中のロリコンやらなにやらの玩具にされ
エイズを発症やホルモン剤投与のしすぎで死んでしまう。
男も女も子供を買い漁るその小説の描写は
はっきり言って気持ち悪いです。
後半に臓器売買の話が出てくるのですが、
それだけで十分だと思う。
前半の気持ち悪い少年少女愛好家の話は
良識ある人間にとって苦痛でしかなく、
闇の問題提起といえばそうなんだろうけど
読後の消化の悪さを味わいたい人意外はおススメしないな。

『フィジーの小人』村上龍
この本を読むと
村上龍はスゲー!って思うんだけど
(あとテニスボーイの憂鬱もね)
ラブ&ポップとかを読むと
ナンじゃこりゃ??としか思えない。
話の後半から出てくる
よく分からない内容が絶品。



『理由』宮部みゆき
マンションに関わる殺人事件。
様々な登場人物が出てくるのだけど、
それが多少ワカランチンにならないでもないかな。
話としては面白いです。

『寝ずの番』中島らも
映画化されているんだけど、
地上派では絶対放送しないだろうなぁ。
落語の師匠が臨終間際に
『そそが見たい』というのだけど、
そそってのは女性器の隠語でして。
そのほかにも大阪の今里新地が出てきたり
『ちょんこ節』等の歌合戦とか、
下ネタ満載なんだけど
決してドスケベになっていないのがイイ。
ちょいスケベ程度だから、
面白いし血の気も引かないし。



『真珠婦人』菊池寛
いつぞや昼のドラマになってた話です。

『田舎教師』田山花袋
文学青年の主人公が小学校の先生になるんだけど、
だんだんどうでもよくなっちゃって
借金をしてまで遊廓に通っちゃう。
最後、病気で亡くなってしまうのだけど
主人公の生涯がこんなものでよかったのかと
涙が出ちゃいます。

さて次は何を読もうかな


最新の画像もっと見る

コメントを投稿