目的地へ行く途中
日本海が見えたので車を降りてみた
大きな流木が海の荒々しさを醸し出しているような
とはいえ
ここは留萌市のゴールデンビーチという海水浴場です
夏になると
若い人や、そうでない人も(自分はこっち側)
楽しく泳いでキャンプして
焚き火を囲んで「若者たち」を歌ったり
『きみの~いく道は~はてしーなく遠い~』
だのに、な~ぜと続くのですが
今の若者はこの歌知らないか
花火だろうと
砂で作った山をくずす「山崩し」でもいいけど
ビーチといえばビキニだワッショイ
なぜ今いないのか
目の前にビキニを着たお姉さんがわんさかいる姿を
波の音を聴きながら夢想しますです、はい
(夏にビーチでカメラ構えてたらアウトだぞ)
波の音が心地よいのは
胎児の頃を思い出すからだそうで
ほんとかいな
羊水に浸かっていた時の
無意識下でのことなのかね
「金閣寺」「潮騒」「豊饒の海」で知られる三島由紀夫は
母親から産まれてきた時の記憶があったらしい
三島由紀夫に勝ち負けを挑むのは馬鹿だけど
出産時の記憶に勝てるのは
胎児の頃しかなさそうです
海を見ると叫びたくなるのは何故だろう
再び車に乗って向かった先は
増毛
頭によさそうです