ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

チーズの物語2024~ミストラル

2024年05月26日 | チーズの話

チーズにも旬がある。
特に、シェーブル=山羊乳のフレッシュタイプは、春から初夏が旬。
クアトロに“ミストラル”と云う名前のシェーブルがフランス・プロヴァンスから入荷。
お餅の磯辺巻きのようだが、栗の葉に包まれたチーズ。
ミストラルは、冬の終わりにアルプスから吹き下ろす偏西風のこと。
このチーズは、ミストラルが吹くと作り始める合図なのだろうか。
栗の葉は、お餅のようなこのチーズを乾燥させないように包んでいる。
旬のチーズをクアトロでいかがだろう。

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日本酒の物語2024~美丈夫・夏酒

2024年05月25日 | お酒の話

日本酒は、すでに夏酒が酒屋に並ぶ。
クアトロには、高知から、「美丈夫・夏酒」が登場。
リンゴのような軽快な甘みの後に、爽やかでやや控えめの酸味。
美味しい料理を引き立てる端麗なお酒。
高知県馬路村の「千本山」は杉の日本三大美林としても知られている。
その山々から下流の大地へと伝わってきた奈半利川の伏流水を、地下から汲み上げ、美丈夫の仕込みに使っている。
酒米と水にこだわったその美丈夫の味わいは端麗でリッチな旨み。
美丈夫は、ハンサムのことらしいが、このお酒の味わいは、たしかにハンサム。

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ワインの物語2024~カンポルジーノ・キャンティ

2024年05月24日 | ワインの話

クアトロにレ・コルティのキャンティが入荷。
レ・コルティは、ローマ法王を2人も輩出し、トスカーナ地方の貴族の中でも
格上に位置づけられる名門コルシーニ侯爵家が営んでいる。
レ・コルティが600年以上前から所有している最良の畑は、キャンティ・クラシコ地区の中でも最古の一つで、サン・カッシアーノ・ヴァル・ディ・ペサ村に位置している。
そのレ・コルティの“カンポルジーノ・キャンティ”がクアトロに入荷。
このワインは、「素朴な」スタイルのキャンティ。
だが、ちょっと平凡なという意味ではなく、モダンなスタイルで、万人受けするキャンティ。
スミレやハーブの屈託なく軽やかな輪郭を持ち、チェリーやブラッドオレンジの優美なニュアンスが素晴らしいワイン。
トスカーナの名門が造るキャンティを豊四季の名門クアトロで味わってみよう。

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グッドナイト&グッドラック&グッドスミイカ

2024年05月23日 | 映画の話

映画「グッドナイト&グッドラック」はジョージ・クルーニー監督によるセンスの良い作品だ。
1950年代、アメリカではテレビ放送のあり方が問われていた。
吹き荒れる赤刈りの嵐にテレビ界は飲み込まれてしまって良いのか。
当時の人気ニュース・キャスター、エド・マローは問いかける。
50年後100年後の人々が、この時代のテレビを見たときどう評価するだろうか。
この時代のテレビは人を欺き笑わせ現実をかくしていたとしか見ないだろう。
エド・マローは闘った。
赤刈りの旗頭である権力者マッカーシーと真の自由のために闘ったのだった。
エド・マローの報道番組の締めくくりの挨拶はグッドナイト&グッドラック。
もちろんエド・マローの闘いから50年後の現代、そのテレビ界やメディアのあり方を問いかけている。
日本などはひどいもので、テレビなどはバラエティ番組ばかりが垂れ流されている。
視聴者につまらない笑いを与えて何かを忘れさせようとしている。
クアトロのエド・マローことクアトロの父は問いかける。
何年か先、人々がクアトロでの食事を思い浮かべた時、お腹は満たされた、会計は高くはなかったとか、それだけの記憶の店で良いのだろうか。
お客様にもっと感動を与えなくて良いのだろうか。
今日のクアトロは、赤崎産生カキ、八丈島産トビウオ、福島産天然真鯛、北海道産キンキ、静岡産イソツブなどが用意されている。
そして、感動を呼ぶグッドな鹿児島産スミイカ。
はたしてクアトロはお客様に感動を与えることは出来るのだろうか。
クアトロのエド・マローことクアトロの父がリポートしました。
そして、グッドナイト&グッドラック&グッドスミイカ。

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ワインの物語2024~SINチャレッロ

2024年05月22日 | ワインの話

暑い夏が訪れようとしている。
暑くなってくると、やはりさっぱりとしたものが欲しくなる。
シンプルにペペロンチーニなどがいい。
そして、夏向きワイン「SINチャレッロ」を合わせる。
SINの意味はスペイン語で、“それ以外ない”“無し”と言う意味、化学肥料無し、品種もブレンドなしの1品種、醸造は手を加えること無し、添加物無し、酸化防止剤ゼロ。
さらに、クアトロの父の名前と同じ。
スペインで注目のブドウ品種“チャレッロ”を単一で使った白ワイン。
チャレッロは、スペインのスパークリングワイン・カヴァに混釀で使われる品種だが、単一で造られるのが、スペインのトレンド。
チャレッロのこのワインは、柑橘系の爽やかな酸を持つ、しっかりとした辛口の白ワイン。
とても夏向きな白ワイン。
今日、クアトロの休日に、クアトロの父は、ざるそばに冷酒だ。

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