クアトロにレ・コルティのキャンティが入荷。
レ・コルティは、ローマ法王を2人も輩出し、トスカーナ地方の貴族の中でも
格上に位置づけられる名門コルシーニ侯爵家が営んでいる。
レ・コルティが600年以上前から所有している最良の畑は、キャンティ・クラシコ地区の中でも最古の一つで、サン・カッシアーノ・ヴァル・ディ・ペサ村に位置している。
そのレ・コルティの“カンポルジーノ・キャンティ”がクアトロに入荷。
このワインは、「素朴な」スタイルのキャンティ。
だが、ちょっと平凡なという意味ではなく、モダンなスタイルで、万人受けするキャンティ。
スミレやハーブの屈託なく軽やかな輪郭を持ち、チェリーやブラッドオレンジの優美なニュアンスが素晴らしいワイン。
トスカーナの名門が造るキャンティを豊四季の名門クアトロで味わってみよう。
映画「グッドナイト&グッドラック」はジョージ・クルーニー監督によるセンスの良い作品だ。
1950年代、アメリカではテレビ放送のあり方が問われていた。
吹き荒れる赤刈りの嵐にテレビ界は飲み込まれてしまって良いのか。
当時の人気ニュース・キャスター、エド・マローは問いかける。
50年後100年後の人々が、この時代のテレビを見たときどう評価するだろうか。
この時代のテレビは人を欺き笑わせ現実をかくしていたとしか見ないだろう。
エド・マローは闘った。
赤刈りの旗頭である権力者マッカーシーと真の自由のために闘ったのだった。
エド・マローの報道番組の締めくくりの挨拶はグッドナイト&グッドラック。
もちろんエド・マローの闘いから50年後の現代、そのテレビ界やメディアのあり方を問いかけている。
日本などはひどいもので、テレビなどはバラエティ番組ばかりが垂れ流されている。
視聴者につまらない笑いを与えて何かを忘れさせようとしている。
クアトロのエド・マローことクアトロの父は問いかける。
何年か先、人々がクアトロでの食事を思い浮かべた時、お腹は満たされた、会計は高くはなかったとか、それだけの記憶の店で良いのだろうか。
お客様にもっと感動を与えなくて良いのだろうか。
今日のクアトロは、赤崎産生カキ、八丈島産トビウオ、福島産天然真鯛、北海道産キンキ、静岡産イソツブなどが用意されている。
そして、感動を呼ぶグッドな鹿児島産スミイカ。
はたしてクアトロはお客様に感動を与えることは出来るのだろうか。
クアトロのエド・マローことクアトロの父がリポートしました。
そして、グッドナイト&グッドラック&グッドスミイカ。
暑い夏が訪れようとしている。
暑くなってくると、やはりさっぱりとしたものが欲しくなる。
シンプルにペペロンチーニなどがいい。
そして、夏向きワイン「SINチャレッロ」を合わせる。
SINの意味はスペイン語で、“それ以外ない”“無し”と言う意味、化学肥料無し、品種もブレンドなしの1品種、醸造は手を加えること無し、添加物無し、酸化防止剤ゼロ。
さらに、クアトロの父の名前と同じ。
スペインで注目のブドウ品種“チャレッロ”を単一で使った白ワイン。
チャレッロは、スペインのスパークリングワイン・カヴァに混釀で使われる品種だが、単一で造られるのが、スペインのトレンド。
チャレッロのこのワインは、柑橘系の爽やかな酸を持つ、しっかりとした辛口の白ワイン。
とても夏向きな白ワイン。
今日、クアトロの休日に、クアトロの父は、ざるそばに冷酒だ。