ウマヅラハギを見ていると、ちょっと気の毒になる。
不細工なその顔立ちはもとより、魚としての評価も本カワハギに劣る。
カワハギ釣りでウマヅラばかりが釣れて不平を云う釣り師は多い。
魚市場でもウマヅラは虐げられていることが多い。
しかし、このウマヅラも条件によってはカワハギに負けない旨さを持っているのだ。
どこで釣れたものか、鮮度はどうか、調理の仕方はどうかということになる。
今旬を迎えているこのウマヅラをクアトロでは胆合えでカルパッチョ。
すると、この奇妙な顔立ちも凛々しく見えるものだ。
そこに、馬面のクアトロの父がおすすめする日本酒、富山の入手困難と云われる銘酒“勝駒／大吟醸”を合わせる。
「ウマイ、ウマイ、ヒヒーン」
と、叫ぶことだろう。
アルザスからコウノトリが運んできた美味しいワイン。
スペシャル・デリバリーのゲヴェルツ・トラミネールがクアトロに運ばれてきた。
このゲヴェルツ・トラミネールと云う白ワインは、元々はイタリアのトラミンと云う地域が原産だが、アルザスのものが今は有名。
独特なバラやライチーのような風味が特色。
フルーティーさとスパイシーさを兼ね備え、クリームソースや魚のグリルやチーズなどにおすすめ。
クアトロのハシビコウことクアトロの父は、このコウノトリのワインに「ラスパドゥーラ」をお勧めして運びたい。
クアトロは、隣の店舗にお店を拡張工事中。
今日は、抜いた壁をブルーシートで覆い、従来の店舗での通常営業をこのディナーから再開。
新設の店舗には、製麺室のガラスが入りました。
外からも店内からも、よく見える部屋です。
ここで、クアトロの父が動物園のハシビコウのように観察されながら働きます。
さて、今日からの一般営業のおすすめは、オオメマス、ウマヅラハギなど。
ワインも色々と揃っています。
クアトロは、隣の店舗にお店を拡張工事中。
今日は、カウンターが出来ました。
このカウンターが、ワインバルになります。
クアトロの父は、すでに色々とワインを用意しております。
しかし、いつ完成するのでしょうか。
それでも、明日のディナーからは、従来の店舗で通常営業です。
