新・ワインの物語～満点のワイン

陽気なイタリアのおじさん達が何やら企んでいる。
イタリア映画の「いつだってやめられる７人の危ない教授たち」のような集まりである。
映画の内容は
神経生物学者のピエトロは、大学での研究が続けられなくなり生活に困ることになる。
そこでピエトロは合法なドラッグを作り、経済学、化学、人類学、ラテン語の専門家たちを集めて七人で犯罪集団を結成する。
イタリアの社会を風刺しながら描くコメディー。
写真のおじさん達が企んでいるのは、美味しいワイン造り。
ワインの専門家とワイン販売のプロたちが集まってイタリア各地で、品質第一をモットーにワイン造りをしている“プロヴィンゴ”という会社。
おじさん達が造るワインは、ワインの評論誌で高得点をたたき出している。
そのひとつが、トスカーナで造った「シデレウス」。
ガリレオ・ガリレイの著書の名前をつけたワイン。
満天の星という名前のように、素晴らしい味わいのバランス。
おじさん達に、してやられた感のあるワインだ。
このゴールデンウィークに、クアトロで味わってみよう。

※ＧＷ中の５月２日（火）は、お昼だけの営業、３日（水）は祭日ながら全日お休みさせていただきます。

※本日の夜、お料理のラストオーダー、最終入店は２０時３０分
　アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは２１時
　閉店は、２１時３０分とさせていただきます。

新・日本酒の物語～飲み比べで復興支援

昨年の５月に、国登録有形文化財の酒蔵二棟などが全焼した茨城県結城市の老舗酒造会社「結城酒造」。
ご夫婦で酒造りをしてきた酒蔵だが、ご夫婦などスタッフにはご無事だった。
そして、今年の春、他社の酒蔵を間借りして火災後初めて造った新酒の出荷作業が始まった。
代表銘柄の「結(むすび)ゆい」をご主人浦里社長が茨城県筑西市の来福酒造で、妻で杜氏の美智子さんは、北海道東川町の三千桜酒造で、それぞれ酒造りを手伝いながら、各社の酒蔵も借りて仕込みに励んできた。
結ゆいは、三千桜酒造で造られた新酒には薄い桃色、来福酒造のものには濃い桃色のラベル。
いずれの裏ラベルには、浦里社長夫妻から支援者への感謝を込めたメッセージが印刷されている。
それぞれ現地の水を使った酒造りだったため、軟水の来福酒造と硬水の三千桜酒造では、味わいに微妙な違いがあり、飲み比べを楽しめる。
このゴールデンウィークにクアトロで美味しく飲み比べをして復興支援。

※ＧＷ中の５月２日（火）は、お昼だけの営業、３日（水）は祭日ながら全日お休みさせていただきます。

※本日の夜、お料理のラストオーダー、最終入店は２０時３０分
　アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは２１時
　閉店は、２１時３０分とさせていただきます。

ＧＷ２０２３～クレオパトラお気に入りのお酒

お客様からミード（蜂蜜酒）を飲ませていただいた。
ミードは、最古のお酒と云われ、ワインやビールよりも古くから飲まれていたものとか。
蜂蜜を水で割って醗酵させるもので、ハニーワインとも呼ばれる。
蜂蜜から出来ることで、神聖なお酒でもあったようで、絶世の美女クレオパトラも好んでいたというような、伝説も生まれる。
さて、いただいたミードは、思ったほど甘くは無く、爽やかな酸味が心地よく、リンゴの蜜を思わせる味だ。
ロックで飲んだり、ソーダで割ったり、アイスクリームにかけたりと、色々に楽しませていただいた。
ゴールデンウィークのクアトロは、色々な変わったお酒も用意しております。
豊四季のクレオパトラ達にも、お気に入りのお酒が見つかることでしょう。

※ＧＷ中の５月２日（火）は、お昼だけの営業、３日（水）は祭日ながら全日お休みさせていただきます。

※本日の夜、お料理のラストオーダー、最終入店は２０時３０分
　アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは２１時
　閉店は、２１時３０分とさせていただきます。

ＧＷ２０２３～ノースリーブの味方

ゴールデンウィーク前後に出回るのが、グリーンキャビアこと海ぶどう。
沖縄の名産として知られていて、一昔前までは沖縄でしか食べられなかったようだが、現在は流通が発達して、関東でも食べられる。
しかも、関東に運ばれてきたもの方が現地のおみやげ用よりも品が良いとも云われる。
暑くても寒くてもだめなこの海ぶどうは、春が旬だ。
クアトロにもこの海ぶどうが登場すると、季節の変わり目を感じる。
今頃のように暖かくなってくると、女性はそろそろノースリーブの準備。
そうなると、ダイエットを気にしだすようで、食べ物も当然低カロリーのものを好むようになる。
そこで、この海ぶどうの登場となる。
最近は、この海ぶどうの美肌効果にも注目とか。

※ＧＷ中の５月２日（火）は、お昼だけの営業、３日（水）は祭日ながら全日お休みさせていただきます。

※本日の夜、お料理のラストオーダー、最終入店は２０時３０分
　アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは２１時
　閉店は、２１時３０分とさせていただきます。

新・チーズの物語～ヴェルサイユのチーズ

クアトロの父の若かりし頃、フランスのヴェルサイユ宮殿を訪れたことがある。
その贅を尽くした宮殿に庭園の豪華さには、圧倒される。
その宮殿で、毎日贅沢な食事をしていたのが、ルイ１４世。
ルイ１４世は、食に対してかなりの執着があり、美食家だったらしい。
そのルイ１４世に、ある元帥が献上したチーズがお気に召した。
よっぽど気に入ったらしく、そのチーズの名前を献上した元帥の名前に変えさせたという。
それが、“サンネクテール”というチーズ。
クアトロにも、そのチーズが入荷した。
しかし、あまりにも素朴なチーズで、ヴェルサイユ宮殿に似合わないようだが、食べてみるとナッツのような風味にミルクのコクと甘味に旨味を締めくくる塩加減が飽きさせない味だ。
豊四季の質素の限りを尽くしたクアトロ宮殿で、“サンネクテール”とワインで、ルイ１４世気分を味わおう。

※毎週、火曜日の夜と水曜日全日は、定休日になります。