ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ハロウインの夜

2013年10月31日 | 魚の話

Photo 10月31日はケルト人たちの一年の終わりの日。
この日に精霊や悪魔がやってくると云われ、その魔除けの行事がハロウインだという。
ここ豊四季のクアトロにも、10月31日に精霊か悪魔のように美味しい魚がやってくる。
今年は世にも恐ろしく美味しい本カワハギがクアトロのグルメたちを襲う。
ブギーマンのように無表情なクアトロのシェフ。
そのクアトロのシェフは、なんとも恐ろしいことに本カワハギの皮をはぐ。
そして、包丁で腹を裂き、胆を取り出すと、ニタニタと微笑む。
やわら、本カワハギの白身は刺身にされ、先ほどの胆はソースに使い、カルパッチョに仕上げる。
その本カワハギのカルパッチョの胆合えの旨さは、とてもこの世のものとは思えない。
ハロウインの夜、決してクアトロには近づいてはならない。

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“なめいば”に行ってきました。

2013年10月30日 | 個人的な話

Photo クアトロ家族は“なめいば”こと「なめんなよ、いばらき県」に行ってきました。

“都道府県の魅力度ランキング、最下位常連のいばらき県。
魅力がないわけではない、実は、知られていないだけ・・・
みんないばらきを知らないのに、魅力がないなんてレッテルを貼らないでください。
実は、いいとこ、いいもの、いっぱいあるんです。
そんな思いを胸にいばらきの魅力をアピールする、茨城県の反骨キャンペーンを展開します。
スローガンは「なめんなよ?いばらき県」です。”

と、茨城県のホームページに書いてある。
茨城県は今年も都道府県魅力度ランキングで最下位。
そこで、ふっきれたのかホームページでも最下位を逆手にとって県のアピールをしている。
茨城県は日本一“のびしろ”のある県だと、開き直ってしまった。
海浜公園でも茨城県人たちの様子をみていると、とてものんびりしている。
美味しい物が色々あって、自然に恵まれていて、他人を気にすることも“のびしろ”を探さなくても良いように思えるクアトロの父。
競争心の無いレジャー施設、日立海浜公園。
まあ、ここは国立ではあるけれど、とても茨城らしい施設と思う。
そこをのんびりと散策する茨城県人、魅力は隠して置いた方が良いと思う。

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チーズの女王モンドール様ご到着

2013年10月29日 | チーズの話

Photo モンドール様がクアトロに到着した。
モンドール様は、フランスとスイスにまたがるジュラ山脈にあるモン=山、ドール=黄金、黄金の山で作られるウォッシュタイプのチーズ。
8月15日から3月15日までしか作られないチーズで、9月10日以降に販売が開始される。
ボージョレ・ヌーヴォー同様に解禁とともに味わいたい旬の味覚だ。
このモンドール様はその気品のある味わいからか、または扱いの難しさからかチーズの女王様と呼ばれている。
このチーズの女王様は、いただきかたに気を遣わなくてはいけない。
もみの木の一種エビセアの樹皮で作られた箱に入っているが、やたらにこの箱から出してはいけない。
このエビセアの上品で爽やかな香りこそが女王様の香りである。
箱に収めたままに、チーズの表面の白いベールに十文字の切り込みを入れ、そのベールの内側に秘められたとろーりととろける部分をスプーンですくう。
しかし、ここで慌ててスプーンを口に入れてはいけない。
女王様には食べ頃の温度がある。
冷蔵庫から出されたばかりの時は、充分に室温にもどしてあげなければいけない。
スプーンの上からもとろーりと流れそうな頃合いが女王様の適温である。
その状態を確認してから静かにスプーンを口に運ぶ。
口を閉じたら鼻から空気を口の中に取り込もう。
するとミルクの濃厚で甘い香りとエビセアの爽やかな森の香りが口の中いっぱいに広がり鼻孔をくすぐる。
これぞチーズの女王様の気品なのである。
その美味しさにうっとりとしつつも、しっかりとした味わいの赤ワインで余韻をさらに楽しむのも女王様への配慮である。
黄金の山からやって来た女王様への謁見はクアトロで。
正装である必用はありませんという女王様のお言葉をいただいております。

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アルザスのハート入荷

2013年10月28日 | チーズの話

Photo フランス・アルザスの修道院で造られていたウォッシュ・タイプのチーズ“マンステール”。
表面を塩水で洗いながら熟成するチーズで、表皮はとても臭いのだが、中身はとてもクリーミーで濃厚な旨み。
このマンステールにクルミを合わせたチーズがクアトロに入荷している。
“ヴィニョロン・マルシェ・ノワ”と云うチーズだ。
ヴィニョロンとは、ブドウの栽培から醸造、販売まで行う人達のこと。
そのヴィニョロン達が手がけたワインのためのチーズがこのチーズ。
さて、このヴィニョロン・マルシェ・ノワにアルザスのゲヴェルツトラミナールを合わせてみる。
うーむ、これこそアルザスの恵みと思わせる組み合わせである。

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オレゴンのハート入荷

2013年10月27日 | ワインの話

Photo アメリカ・オレゴン州からオレゴンのハートと称されるワインがクアトロに入荷。
オレゴン州は、アメリカ西海岸のカルフォルニア州とワシントン州に挟まれている。
そのオレゴン州のカスケード山脈にウィラメット・ヴァレーという地域がある。
このウィラメット・ヴァレーは、フランス・ボルドーと同じ緯度にあり、ワイン造りに適した肥沃な土地である。
このウィラメット・ヴァレーから、素晴らしい味わいのシャルドネがクアトロに入荷。
料理に合わせながらこのワインを飲むと、華やかさは無いのだが、しっかりとした奥行きのある味わいが料理を引き立てる。
これがオレゴンのハートだなと納得するワインだ。

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