ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

めぐり合う時間

2009年07月31日 | 個人的な話

Photo お客様と話しをしていると、クアトロの父と同じ中学校の先輩であることが判明した。クアトロに開店当時から通ってくれているクアトロ夫婦の中学時代の女先生もこの先輩の恩師であることが判明した。
「風の又三郎なんだよ、俺はヤンチャだったけどあの先生は俺の担任で良い先生だつたんだ、風の又三郎を読めって云われて、その時は解らなかったけど俺が大人になってからとても大事な本になったんだ、こんど先生がきたらよろしく云ってくれ」
その翌週、先生がクアトロに来店。この話をするととても喜んでいた。
人生に影響を与える先生という職業は偉大だなと感じた。
クアトロのスパゲッティも何かしら感動を伝えたいと思っている。

※突然ですが、本日午後6時からの営業を休ませていただきます。大変にお世話になった方の訃報が入りました。申し訳ありません。

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思い出の夏

2009年07月30日 | パスタの話

調べてみると確かに1963年7月21日に皆既日食があった。北海道東部で日の出とともに皆既日食が観測されたという。この皆既日食を見て宇宙の神秘に見せられた少年が毛利さんだったという。少年・クアトロの父にはさほどの感受性はなかったようである。72年後に日本でまた皆既日食がみられるという情報も正しかった。2035年に北関東と北陸で見られるという。少年・クアトロの父はその時にはテレビでなく肉眼で見ようと思っていたのだろうか。そんなに長生き出来るかなとか思っていたのだろうか。そこまでの書き込みは無かった。
それにしてもクアトロの父の作文というのもあまり進歩していないようである。

7月30日(木ようび)はれ
Photoきょうはとっても暑いです。お客さんはあまり来ません。
今朝クアトロのシェフが夏イカと呼ばれるスルメイカを買ってきました。新しいイカは黒くてキラキラしています。早速スパゲッティにして食べました。とっても美味しかったので、たくさんのお客さんに教えてあげたいと思いました。
北海道の新サンマに銚子のアカムツや能登のスズキもとても美味しそうです。

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タイムトラベル

2009年07月29日 | 父の昔話

Photo 物置からクアトロの父が子供の時の夏休みの宿題が現れた。
絵巻物の夏休み日記だ。書き出しは7月21日(にちようび)となっている。
「きょうテレビで日しょくのようすをみました。つぎは七十二年たたないとみられないそうです」そんなことが書かれていた。
この日記の日付と曜日から調べてみると1963年のことだった。クアトロの父が小学校3年生の時の作品である。日食が75年後というのは先日の日食のことではないようである。
日記に書かれている絵はとても上手いとは云えないが、絵の構成に面白さがあると感心している。
少年サンデーや少年マガジンの話、101匹わんちゃん大行進の映画を見た話、手賀沼でホタルを見たり、少年野球の試合で三振した話、スイカに塩と間違えて砂糖をかけてゲラゲラ笑いましたとか、東京のデパートでジャラを買って貰いましたとか、しばし46年前の夏にタイムトラベルしたクアトロの父だった。

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やっぱり謎のお店「クアトロ・スタジオーネ」

2009年07月28日 | クアトロ・スタジオーネの話

S 今日からこのブログも4年目に入る。
パスタとワインのお店「クアトロ・スタジオーネ」とはどんなお店なのだろうか。
どんな人がどんな考えで運営しているお店なのだろうか。
そこで提供される料理やワインはどういうものだろうか。
そんな疑問に答えるために3年前に開設されたブログである。
しかし、いきなりこのブログにたどり着いた人には、訳の解らないブログである。
このブログの舞台になっているお店はどんな店なのか、さらに解らなくなるようなブログなのである。
なにせ突然ウルトラマンや鉄腕アトムが現れたりするのだ。
最近、クアトロの父はこのブログはそれでいいと思っている。
広く多くの人にクアトロを知って貰うためのブログでなくても良いと思っている。
少しでもクアトロに予備知識がある人のためのブログに変わってきた。
「いつもクアトロをご贔屓いただいてありがとうございます、このブログはそんなあなたに語りかけているブログです」

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続黄色いクチバシ

2009年07月27日 | 魚の話

Photo 「いいこと教えましょうか、年寄りは働くことしかしらないから、これを使わない手は無い」
太郎くんは余計なことを云うから、まだまだ働かされそうなクアトロの父だ。
「もっといいこと教えましょうか、今年の新サンマは旨い、これを食べない手は無い」これは、クアトロの父のアドバイスだ。
新サンマは小型船で刺し網にかかったサンマを一本づつ網から外すという手間ひまがかかるが、必要以上にサンマを痛めない漁の方法をとる。小型船で燃料代や手間ひまのかかる分、価格は高くなるが、今年のように脂も乗って美味しければ充分に価値があるというものだ。
8月中旬から9月のサンマの最盛期には大型船で大量に獲れる漁の方法に変わる。効率が上がりサンマの価格は落ちるがサンマ同士が擦れて痛みやすい漁の方法でもある。
今年は新サンマでこれだけ脂が乗っているとサンマの価格が落ちた時にはすでに脂も落ちているのではないかと心配する市場の関係者もある。さらに冷夏になったらさらに味が落ちる。
昨年は、小型船がガソリン代の高騰で漁に出られなかったりした。
今年こそと小型船が頑張って獲った新サンマを食べない手はないのだ。
自由クアトロ党の「新サンマの和風スパゲッティ¥1300」に清き一票を。

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